ハクチョウ属
ハクチョウ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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![]() オオハクチョウ Cygnus cygnus | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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ハクチョウ属(ハクチョウぞく、Cygnus)は、鳥綱カモ目カモ科に属する属。別名コブハクチョウ属[1]。
目次
1 分布
2 形態
3 分類
4 生態
5 人間との関係
6 画像
7 参考文献
8 関連項目
分布
アフリカ大陸北部、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸、オーストラリア[2][3][4]
形態
最大種はナキハクチョウ[3]。全長150-180センチメートル[2]。翼長オス60.5-65センチメートル、メス58.5-60.1センチメートル[3]。翼開張230-260センチメートル[2]。本属のみならずカモ科最大種[2]。頸部は非常に長い[3][4]。眼先には羽毛がなく、皮膚が裸出する[2]。
後肢は短く[3]、陸上をうまく歩行することができない[4]。
分類
Cygnus atratus コクチョウ Black swan
Cygnus buccinator ナキハクチョウ Trumpeter swan
Cygnus columbianus コハクチョウ Tundra swan
Cygnus cygnus オオハクチョウ Whooper swan
Cygnus melancoryphus クロエリハクチョウ Black-necked swan
Cygnus olor コブハクチョウ Mute swan
生態
湖沼などに生息する[3]。飛翔するときは羽ばたきながら水面を助走してから飛翔する[3]。
水面で逆立ちになりながら上半身だけ潜水し、採食を行う[3]。
繁殖形態は卵生。2-10個の卵を産む[3]。抱卵期間は30-40日[3]。
人間との関係
属名Cygnusはラテン語で「白鳥」の意[1]。
画像
コクチョウ
C. atratus
ナキハクチョウ
C. buccinator
コハクチョウ
C. columbianus
クロエリハクチョウ
C. melancoryphus
コブハクチョウ
C. olor
参考文献
- ^ ab安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、77頁。
- ^ abcde桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版、2000年、109-113頁。
- ^ abcdefghij黒田長久、森岡弘之監修 『世界の動物 分類と飼育 (ガンカモ目)』、財団法人東京動物園協会、1980年、10、12、18-20、22-23頁。
- ^ abc黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥I』、平凡社、1986年、104-115頁。
関連項目
- カモ科