2013年のFIFAバロンドール
2013年のFIFAバロンドールの受賞者は、2014年1月13日にスイス・チューリッヒで行われた授賞式で発表され、男子はクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード、ポルトガル代表)が5年ぶりに受賞し[1]、女子はナディネ・アンゲラー(ドイツ代表)が初受賞した[2]。
目次
1 投票
2 FIFAバロンドール
2.1 最終候補者
2.2 その他の候補者
3 FIFA女子最優秀選手賞
3.1 最終候補者
3.2 その他の候補者
4 FIFA男子最優秀監督賞
4.1 最終候補者
4.2 その他の候補者
5 FIFA女子最優秀監督賞
5.1 最終候補者
5.2 その他の候補者
6 FIFA/FIFProワールドイレブン
7 FIFAプスカシュ賞
8 FIFAフェアプレー賞
9 FIFA会長賞
10 FIFA名誉バロンドール
11 脚注
12 外部リンク
投票
2013年10月29日、フランス・フットボール誌とFIFAフットボール・コミッティのメンバーによって各賞のノミネート選手・監督が発表された[3][1]。国際サッカー連盟(FIFA)に加盟する各国において、ジャーナリスト(1人)、代表監督、代表キャプテンの計3人が投票資格を有し、投票の有資格者はそれぞれの賞に対して、ノミネートされた人物の中から1位(5ポイント)、2位(3ポイント)、3位(1ポイント)を選ぶ。当初の投票期限は2013年11月15日だったが[4][5]、11月20日、FIFAは「当初の投票期限までに、投票有資格者の50%以下の投票しか集まらなかった」という理由で、投票期限を11月29日まで延長することを発表した[4][5]。また、「当初の投票期限までになされた投票については、投票先を変更可能である」と発表した[5]。
2013年1月13日の発表でレアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドが、他候補を僅差で上回り5年ぶりに受賞した
クリスティアーノ・ロナウドの得票率は27.99%で1位、2位はバルセロナのリオネル・メッシで24.72%、バイエルン・ミュンヘンのフランク・リベリーが23.36%で3位だった
3位のフランク・リベリーはFIFAバロンドールの過去4回のうち、リーガ・エスパニョーラ所属選手以外で3位以内に入った初の選手となった
FIFAバロンドール
2013年10月29日、FIFAバロンドールにノミネートされた10人の選手が発表された[6][1]。12月9日、最終候補者3人が発表された。
最終候補者
順位 | 選手 | 国籍 | 所属クラブ | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1位 | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード | 27.99% |
2位 | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ | 24.72% |
3位 | フランク・リベリー | フランス | バイエルン・ミュンヘン | 23.36% |
その他の候補者
順位 | 選手 | 国籍 | 所属クラブ | 得票率 |
---|---|---|---|---|
4位 | ズラタン・イブラヒモビッチ | スウェーデン | パリ・サンジェルマン | 5.29% |
5位 | ネイマール | ブラジル | サントス / バルセロナ | 3.17% |
6位 | アンドレス・イニエスタ | スペイン | バルセロナ | 2.08% |
7位 | ロビン・ファン・ペルシ | オランダ | マンチェスター・ユナイテッド | 1.79% |
8位 | アリエン・ロッベン | オランダ | バイエルン・ミュンヘン | 1.77% |
9位 | ガレス・ベイル | ウェールズ | トッテナム / レアル・マドリード | 1.32% |
10位 | アンドレア・ピルロ | イタリア | ユヴェントス | 1.11% |
11位 | ラダメル・ファルカオ | コロンビア | アトレティコ・マドリード / モナコ | 1.08% |
12位 | ヤヤ・トゥーレ | コートジボワール | マンチェスター・シティ | 0.99% |
13位 | ロベルト・レヴァンドフスキ | ポーランド | ボルシア・ドルトムント | 0.92% |
14位 | フィリップ・ラーム | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン | 0.82% |
15位 | シャビ | スペイン | バルセロナ | 0.81% |
16位 | メスト・エジル | ドイツ | レアル・マドリード / アーセナル | 0.71% |
17位 | バスティアン・シュヴァインシュタイガー | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン | 0.43% |
17位 | トーマス・ミュラー | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン | 0.43% |
19位 | ルイス・スアレス | ウルグアイ | リヴァプール | 0.39% |
20位 | エディンソン・カバーニ | ウルグアイ | ナポリ / パリ・サンジェルマン | 0.36% |
21位 | ティアゴ・シウバ | ブラジル | パリ・サンジェルマン | 0.24% |
22位 | エデン・アザール | ベルギー | チェルシー | 0.16% |
23位 | マヌエル・ノイアー | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン | 0.08% |
FIFA女子最優秀選手賞
2013年10月29日、FIFA女子最優秀選手賞にノミネートされた10人の選手が発表された[7][1]。12月9日、最終候補者3人が発表された。
最終候補者
順位 | 選手 | 国籍 | 所属クラブ | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1位 | ナディネ・アンゲラー | ドイツ | フランクフルト / ブリスベン・ロアー | 18.85% |
2位 | アビー・ワンバック | アメリカ合衆国 | ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ | 15.02% |
3位 | マルタ | ブラジル | ティーレソー | 14.02% |
その他の候補者
順位 | 選手 | 国籍 | 所属クラブ | 得票率 |
---|---|---|---|---|
4位 | レナ・ゲースリンク | ドイツ | ヴォルフスブルク | 11.98% |
5位 | アレックス・モーガン | アメリカ合衆国 | ポートランド・ソーンズ | 11.74% |
6位 | ロッタ・シェリン | スウェーデン | オリンピック・リヨン | 7.87% |
7位 | 熊谷紗希 | 日本 | フランクフルト / オリンピック・リヨン | 7.19% |
8位 | 大儀見優季 | 日本 | トゥルビネ・ポツダム / チェルシー | 5.15% |
9位 | ニッラ・フィッシェル | スウェーデン | リンシェーピングス / ヴォルフスブルク | 4.25% |
10位 | クリスティン・シンクレア | カナダ | ポートランド・ソーンズ | 3.93% |
FIFA男子最優秀監督賞
2013年10月29日、FIFA男子最優秀監督賞にノミネートされた10人の監督が発表された[8][1]。12月9日、最終候補者3人が発表された。
最終候補者
順位 | 監督 | 国籍 | 指導チーム | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1位 | ユップ・ハインケス | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン | 37.30% |
2位 | ユルゲン・クロップ | ドイツ | ボルシア・ドルトムント | 15.77% |
3位 | アレックス・ファーガソン | スコットランド | マンチェスター・ユナイテッド | 14.55% |
その他の候補者
順位 | 監督 | 国籍 | 指導チーム | 得票率 |
---|---|---|---|---|
4位 | ビセンテ・デル・ボスケ | スペイン | スペイン代表 | 9.14% |
5位 | ジョゼ・モウリーニョ | ポルトガル | レアル・マドリード / チェルシー | 7.39% |
6位 | ルイス・フェリペ・スコラーリ | ブラジル | ブラジル代表 | 4.24% |
7位 | カルロ・アンチェロッティ | イタリア | パリ・サンジェルマン / レアル・マドリード | 3.48% |
8位 | アーセン・ベンゲル | フランス | アーセナル | 3.31% |
9位 | ラファエル・ベニテス | スペイン | チェルシー / ナポリ | 2.55% |
10位 | アントニオ・コンテ | イタリア | ユヴェントス | 2.27% |
FIFA女子最優秀監督賞
2013年10月29日、FIFA女子最優秀監督賞にノミネートされた10人の監督が発表された[9][1]。12月9日、最終候補者3人が発表された。
最終候補者
順位 | 監督 | 国籍 | 指導チーム | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1位 | ジルフィア・ナイト | ドイツ | ドイツ代表 | 30.29% |
2位 | ラルフ・ケラーマン | ドイツ | ヴォルフスブルク | 13.75% |
3位 | ピア・スンドハーゲ | スウェーデン | スウェーデン代表 | 12.38% |
その他の候補者
順位 | 監督 | 国籍 | 指導チーム | 得票率 |
---|---|---|---|---|
4位 | シンディ・パーロウ・コーン | アメリカ合衆国 | ポートランド・ソーンズ | 10.15% |
5位 | パトリス・レア | フランス | オリンピック・リヨン | 7.10% |
6位 | エヴェン・ペレルード | ノルウェー | ノルウェー代表 | 7.02% |
7位 | ジル・エケム | フランス | U-19フランス代表 | 6.84% |
8位 | ケネト・ハイナー=メラー | デンマーク | デンマーク代表 | 4.35% |
9位 | シェリー・カー | スコットランド | アーセナル | 4.25% |
10位 | アンナ・シグネル | スウェーデン | スコットランド代表 | 3.87% |
FIFA/FIFProワールドイレブン
ノイアー アウヴェス ラモス シウバ ラーム シャビ イニエスタ リベリー メッシ イブラヒモビッチ C.ロナウド |
ポジション | 選手 | 国籍 | 所属クラブ |
---|---|---|---|
GK | マヌエル・ノイアー | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン |
DF | ダニエウ・アウヴェス | ブラジル | バルセロナ |
DF | セルヒオ・ラモス | スペイン | レアル・マドリード |
DF | ティアゴ・シウバ | ブラジル | パリ・サンジェルマン |
DF | フィリップ・ラーム | ドイツ | バイエルン・ミュンヘン |
MF | シャビ | スペイン | バルセロナ |
MF | アンドレス・イニエスタ | スペイン | バルセロナ |
MF | フランク・リベリー | フランス | バイエルン・ミュンヘン |
FW | リオネル・メッシ | アルゼンチン | バルセロナ |
FW | ズラタン・イブラヒモビッチ | スウェーデン | パリ・サンジェルマン |
FW | クリスティアーノ・ロナウド | ポルトガル | レアル・マドリード |
FIFAプスカシュ賞
順位 | 選手 | 国籍 | 所属クラブ | 得票率 |
---|---|---|---|---|
1位 | ズラタン・イブラヒモビッチ | スウェーデン | パリ・サンジェルマン | 48.7% |
2位 | ネマニャ・マティッチ | セルビア | ベンフィカ | 30.8% |
3位 | ネイマール | ブラジル | サントス / バルセロナ | 20.5% |
FIFAフェアプレー賞
アフガニスタンサッカー連盟
FIFA会長賞
ジャック・ロゲ
FIFA名誉バロンドール
ペレ
脚注
- ^ abcdef“Ballon d'Or 2013”. FIFA (2013年10月29日). 2013年10月29日閲覧。
^ Nadine Angerer FIFA Ballon d'Or 2013 2014-1-13
^ “Men’s shortlists for FIFA Ballon d’Or 2013 revealed”. FIFA (2013年10月29日). 2013年10月29日閲覧。
- ^ ab“Cristiano Ronaldo: Portugal forward praised after fifth hat-trick”. BBC. (2013年11月20日). http://www.bbc.co.uk/sport/0/football/25012556 2013年11月21日閲覧。
- ^ abc“FIFA extend Ballon d'Or voting deadline”. ESPN FC. (2013年11月20日). http://espnfc.com/news/story/_/id/1621866/fifa-extend-ballon-dor-voting-deadline-%E2%80%93-report?cc=5901 2013年11月21日閲覧。
^ “Men’s shortlists for FIFA Ballon d’Or 2013 revealed”. FIFA (2013年10月29日). 2013年10月29日閲覧。
^ “Women's shortlist for FIFA Ballon d’Or 2013 revealed”. FIFA (2013年10月29日). 2013年10月29日閲覧。
^ “Men's Coach of the Year”. FIFA (2013年10月29日). 2013年10月29日閲覧。
^ “Men's Coach of the Year”. FIFA (2013年10月29日). 2013年10月29日閲覧。
外部リンク
FIFA Ballon d'Or 2013 - FIFA.com(英語)
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