ももっちライナー
中国バスのももっちライナー専用バス(2007年撮影)
ももっちライナー(MOMOCCHI LINER)は、岡山県岡山市(岡山空港)と広島県福山市を結んでいた高速バス(空港リムジンバス)。
目次
1 概要
2 歴史
3 運行会社
4 停車停留所
5 運行経路
6 車内設備
7 運行車両
8 備考
9 関連項目
10 外部リンク
概要
岡山県の主導で福山市を中心とする広島県東部における岡山空港利用者の拡大を目的に開設されたが、利用客の低迷で、2008年1月31日の運行をもって廃止された。名称は岡山県のマスコットキャラクターであるももっちにちなみ、席は全便自由席で予約不要であった。
歴史
2006年9月28日 両備バス(現・両備ホールディングス)・井笠鉄道・中国バスの3社により運行開始。
2006年12月22日 旧・中国バスの事業廃止により、同社担当便を新・中国バス(両備バスの100%子会社)に移管。
2007年7月31日 福山駅前 - 岡山IC - 岡山駅前 - 天満屋バスセンター系統の運行廃止。
2008年1月31日 運行廃止。
運行会社
両備ホールディングス(両備バス)
- 両備シビルバスカンパニー西大寺営業所が担当。
井笠鉄道
- 笠岡自動車営業所が担当。
中国バス
- 福山営業所が担当。
停車停留所
- 岡山空港~福山系統(2008年1月31日廃止)
<レスパール藤ヶ鳴 - 岡山空港 - 岡山IC> - <広尾 - 千間土手東 - 新橋 - 福山駅前>
- 岡山市内~福山系統(2007年7月31日廃止)
<天満屋バスセンター - 岡山駅前(ドレミの街・岡山高速バスセンター)- 岡山大学筋 - 岡山IC> - <広尾 - 千間土手東 - 新橋 - 福山駅前>
- <停留所 - 停留所>でくくった中での相互乗降はできない。
- レスパール藤ヶ鳴発着便は一部便のみ。
- 岡山IC(両備バス駐車場)で岡山 - 関西国際空港線(関西国際空港方面)に乗り換えることで、福山駅前 - 関西国際空港間の高速バスとしても利用できた。
運行経路
岡山空港の停留所にて
- 岡山空港~福山系統
- 岡山空港 - 岡山県道72号岡山賀陽線 - 国道53号 - 岡山IC - 山陽自動車道 - 福山東IC - 国道182号 - 国道2号 - 福山市内
- 岡山市内~福山系統
- 岡山市内 - 国道53号 - 岡山IC - 山陽自動車道 - 福山東IC - 国道182号 - 国道2号 - 福山市内
車内設備
- 4列シート
運行車両
専用車両のデザインは3社共通で、水戸岡鋭治(両備グループデザイン顧問)が手がけた。
現在、中国バス所属車両は、基本デザインはそのままロゴを変更してエアポートリムジン (広島空港線)に転用し、両備バスから本路線で使われていた車両も転籍している。井笠鉄道所属車両はロゴを撤去して貸切車両として使われている。
備考
- 本路線は、福山市周辺から岡山空港への利用者増加につなげようと計画していた岡山県が、両備バス(現・両備ホールディングス)・井笠鉄道・中国バスの3社に高速バスの運行を要請して実現したものである。
関連項目
- 岡山空港リムジンバス
外部リンク
両備バス(両備ホールディングス公式サイト)- 井笠鉄道
- 中国バス
ももっちライナー(両備ホールディングス公式サイト)
関空リムジン(両備ホールディングス公式サイト)
