東京ディズニーシー
東京ディズニーシー Tokyo DisneySea | |
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施設情報 | |
愛称 | TDS(略称) |
テーマ | ディズニー |
キャッチコピー | 冒険とイマジネーションの海へ Where Adventure and Imagination Set Sail |
事業主体 | 株式会社オリエンタルランド |
管理運営 | 株式会社オリエンタルランド |
面積 | 49万 m2 |
来園者数 | 1346万人(2016年度)[1] |
開園 | 2001年(平成13年)9月4日[2] |
所在地 | 〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1-1 |
位置 | 北緯35度37分36.01秒 東経139度53分17.02秒 / 北緯35.6266694度 東経139.8880611度 / 35.6266694; 139.8880611座標: 北緯35度37分36.01秒 東経139度53分17.02秒 / 北緯35.6266694度 東経139.8880611度 / 35.6266694; 139.8880611 |
公式サイト | 東京ディズニーシー オフィシャルウェブサイト |
東京ディズニーシー(とうきょうディズニーシー、英語: Tokyo DisneySea、略称:TDS)は、千葉県浦安市舞浜にあるディズニーリゾートを形成する日本のディズニーパークである。
世界のテーマパーク・アミューズメントパークの中でも世界5位の来場者数を誇る[3]。年間来場者数は約1350万人[3]。オリエンタルランドがザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーとのライセンス契約のもと運営している[4]。
目次
1 概要
2 施設
3 沿革
4 今後の計画
5 パーク
5.1 テーマポート一覧
5.1.1 メディテレーニアンハーバー
5.1.2 アメリカンウォーターフロント
5.1.3 ポートディスカバリー
5.1.4 ロストリバーデルタ
5.1.5 アラビアンコースト
5.1.6 マーメイドラグーン
5.1.7 ミステリアスアイランド
6 アトラクションとエンターテイメント
7 アナウンス
8 オフィシャルスポンサー
8.1 現在のスポンサー
8.2 過去の主なスポンサー
9 主な建設業者
10 アクセス
10.1 鉄道
10.2 バス
10.3 道路
11 脚注
11.1 注釈
11.2 出典
11.2.1 広報資料・プレスリリースなど一次資料
12 関連項目
13 外部リンク
概要
米国ディズニー社及びオリエンタルランド社は、1988年(昭和63年)4月15日に「第二パーク構想」を発表[5]。予定総事業費約400億円、完成予定は5年後を予定していた[6]。
計画では、日本で2番目のディズニーパークとして、アメリカ合衆国フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやフランスのディズニーランド・リゾート・パリにある映画スタジオ系施設の建設が決定していたが「日本では映画文化に馴染みがなく将来性に大きな懸念がある」というオリエンタルランド側の強い希望から、1992年(平成4年)1月に計画を白紙に戻す事となった[7]。
その後、米国ディズニー社及びオリエンタルランド社両社による再協議を経て[8]、1992年(平成4年)10月20日にロサンゼルスのロングビーチにかつて開園が予定されていた「ディズニーシー」(仮称)のコンセプトを流用することになり[9][注釈 1]、1996年(平成8年)5月28日にウォルト・ディズニー社と基本契約を再締結[10]、1997年(平成9年)3月25日には浦安市や千葉県と用地譲渡などについての三者協定を締結[11]、同月末に構想のイメージ図を公表した[12]。
1998年(平成10年)10月22日に着工式が行われ[13]、2001年(平成13年)9月4日に開園した[2]。
施設
- 名称:東京ディズニーシー (Tokyo DisneySea)
- 所在地:千葉県浦安市舞浜1-1
- 開園日:2001年(平成13年)9月4日[2]
- 経営・運営:オリエンタルランド (OLC)
- パークテーマ:「冒険とイマジネーションの海へ」 Where Adventure and Imagination Set Sail
- シンボル:ディズニーシー・アクアスフィア
沿革
1988年(昭和63年)4月15日 - TDL開園5周年記者会見席上にて第二パーク計画を発表。最初の名称は「ディズニー・ハリウッド・マジック」[5]
1989年(平成元年)11月 - 正式名称は「ディズニー・ハリウッド・スタジオ・テーマパーク」に決定。
1990年(平成2年) - 第二パークのコンセプト「ディズニー・ハリウッド・スタジオ・テーマパーク」に関するプレゼンテーション実施
1991年(平成3年)
1月1日 - OLC第二パーク検討室設置
9月5日 - OLC高橋政知会長(当時)が、ディズニーのフランク・ウェルズ社長(当時)との会談で、映画スタジオをベースとした第二パーク中止の方針を正式通知。2009年5月14日の読売新聞記事「七転八起」によると方針転換に対しウェルズは「我々のやってきた事はシシュフォスの石 (the stone of Sisyphus) に過ぎなかったのか」と嘆じた。その後、この意向は白紙に戻され、新しいパークの開発を開始した。
1992年(平成4年)
7月23日 - 第二パークのコンセプトとして、アイデア段階の「東京ディズニーシー(仮)」コンセプトがディズニーからOLCに提示。
10月20日 - 「ディズニーシー」(仮称)の計画を発表[9]
1993年(平成5年)
1月28日 - ディズニーよりOLCに第二パークを含めた舞浜地区マスタープランが提示される。
8月24日 - 「東京ディズニーシー」コンセプトプレゼンテーションを実施
1994年(平成6年)12月12日 - 「東京ディズニーシー」ハイコンセプトプレゼンテーションを実施
1995年(平成7年)2月28日 - 「東京ディズニーシー」基本計画作業を開始
1996年(平成8年)
1月29日 - 「東京ディズニーシー」基本計画作業総括のプレゼンテーション実施
5月28日 - ウォルト・ディズニー社とOLCの間で「東京ディズニーシー・パーク」と「東京ディズニーシー・ホテル」の基本契約を締結[10]。
1998年(平成10年)10月22日 - 「東京ディズニーシー」および「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」着工[13]。
2000年(平成12年)
1月27日 - 参加企業14社(第1期)が決定。後にそごう(当時の法人)は辞退。
4月15日 - 「東京ディズニーシー・スペシャルプレビュー」開催。東京ディズニーランド内「ディズニーギャラリー」にて翌年9月3日まで。
6月25日 - 参加企業4社(第2期)が決定
11月15日 - 参加企業3社(第3期)が決定
2001年(平成13年)
1月15日 - チケット料金体系が決定
1月18日 - 注水式
3月14日 - 日本ヒルズ・コルゲートが参加企業に
3月23日 - 開業日が決定
4月4日 - 講談社が参加企業に
4月17日 - オープニング・キャスト(スタッフ)募集が開始
4月25日 - NTTドコモが参加企業に
5月5日 - 団体向けチケット予約が開始(旅行代理店)
5月21日 - 全施設の概要が決定
6月5日 - 個人向けチケット予約が開始(旅行代理店)
6月11日 - キッコーマンが参加企業に
6月27日 - 日産自動車が参加企業に
8月1日 - 各種プレビュー、スニークが開始
- 「東京ディズニーシー」スニークプレビュー
- 「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」スニークプレビュー
- デイタイム・ハーバーショー「ポルト・パラディーゾ・ウォーター・カーニバル」スニークプレビュー
- ナイトタイム・ハーバーショー「ディズニーシー・シンフォニー」スニークプレビュー
- ブロードウェイミュージックシアター「アンコール!」スニークプレビュー
- ドックサイドステージ「セイル・アウェイ」スニークプレビュー
- リドアイル「リドアイル・ミート&スマイル」スニークプレビュー
- プレビュー・スタート
- 1〜10日 プレスプレビュー(報道関係者)
- 11・12・18・19日 - 浦安市民対象に無料招待[14]
- 13〜17日 ストックホルダープレビュー(OLC株主)
- 20〜31日 スポンサープレビュー(参加企業関係者)
- 25〜31日 サプライズプレビュー(「ディズニー・サマー・サプライズ」当選ゲスト)
8月4日 - 前売りチケットの販売が開始
8月21日 - テレビCMの放映が開始
9月2日 - 「東京ディズニーシー・グランドオープニング・プレミア・パーティー」開催
9月4日
- 「東京ディズニーシー」が正式に開園[2][注釈 2]。
2002年(平成14年)
7月7日 - 「東京ディズニーシー」1,000万人目のゲストが来園
11月4日〜12月25日 - 「ハーバーサイド・クリスマス」初開催
11月8日 - 「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」合わせて3億人目のゲストが来園
2003年(平成15年)
4月16日 - ブリヂストンが参加企業に
7月12日 - 「東京ディズニーシー年間パスポート」、「2パーク年間パスポート」発売
11月4日 - 「ウォーターフロントパーク」オープン
2004年(平成16年)
3月20日 - フィナーレバージョン「ディズニーシー・シンフォニー」公演開始
4月22日 - ナイトタイム・スペクタキュラー「ディズニーシー・シンフォニー 」公演終了
7月17日 - ナイトタイム・スペクタキュラー「ブラヴィッシーモ!」 公演開始
2005年(平成17年)
4月17日 - 「アリエルのグリーティンググロット」オープン
7月21日 - 「レイジングスピリッツ」オープン
2006年(平成18年)
4月5日 - フィナーレバージョン「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」 公演開始
5月7日 - デイタイム・ハーバーショー「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」 公演終了
6月19日 - 「セイル・アウェイ 」公演終了
7月4日 - 「アンコール! 」公演終了
7月9日 - 「リドアイル・ミート&スマイル 」公演終了
7月14日〜2007年5月31日 - 東京ディズニーシー5thアニバーサリー「さあ、祝祭の海へ。」開催- 7月14日 - デイタイム・ハーバーショー「レジェンド・オブ・ミシカ 」他、新規エンターテイメント 公演開始
9月1日 - パスポート料金改定。
9月4日 - 「タワー・オブ・テラー」 オープン
9月29日 - 「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」クローズ
11月1日 - 「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」合わせて4億人目のゲストが来園
2007年(平成19年)
3月21日〜5月31日 - 「東京ディズニーシー・スプリングカーニバル」初開催
3月28日 - 「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」が「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」になってリニューアルオープン
2008年(平成20年)
4月15日〜2009年4月14日 - 東京ディズニーリゾート全体での初めてのアニバーサリーイベントとなる「東京ディズニーリゾート25thアニバーサリー「夢よ、ひらけ。」」開催
2009年(平成21年)
9月10日 - 「ディズニー・ハロウィーン」初開催
10月1日 - 「タートル・トーク」オープン
11月20日 - 嵐が、 東京ディズニーシーを貸し切り、『嵐in東京ディズニーシープレミアムイベント』を施行。 ハウス食品のプレミアムナイトキャンペーンに、応募総数500万通の中から当選した3525組7050人が招待された。
12月25日 - 東京ディズニーシー「ハーバーサイド・クリスマス」終了、「キャンドルライト・リフレクションズ」公演終了
2010年(平成22年)
1月11日 - 「ドナルドのボートビルダー」公演終了
3月20日 - 「マイ・フレンド・ダッフィー」公演開始
8月27日 - 「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」を合わせて5億人目のゲストが来園
9月3日 - 松任谷由実が第一生命協賛により、『第一生命スペシャルナイト』と銘打ち一夜限りのスペシャルイベントを施行。スペシャルナイトの応募キャンペーンへの応募総数78万人の中から当選した8000人が招待された。
9月8日 - 「オーバー・ザ・ウェイブ」公演開始
11月8日 - 12月25日 - 「クリスマス・ウィッシュ」初開催
11月13日 - ナイトタイム・スペクタキュラー「ブラヴィッシーモ!」公演終了
2011年(平成23年)
3月12日 - 3月11日に発生した東日本大震災の影響で、東京ディズニーランドと共に設備の緊急点検のためこの日以降の営業を休止、また、地震の影響によりリドアイルにあるスピーカーが折れるという事故も発生したが、ケガ人はいなかった。
3月14日、運営会社のオリエンタルランドは浦安市内の市立小中学校5校のトイレ用水として、メディテレーニアンハーバーの水を提供することを発表した[15]。
4月28日 - 営業再開[16]。
- 新ナイトタイム・スペクタキュラー「ファンタズミック!」公演開始
- 「テーブル・イズ・ウェイティング」公演開始
- 「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」オープン
7月8日 - 「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」オープン
7月18日 - 「ジャスミンのフライングカーペット」オープン
9月4日〜2012年3月19日 - 東京ディズニーシー10thアニバーサリー「Be Magical!」開催
2012年(平成24年)
1月4日〜3月16日 - タワー・オブ・テラーで、落下回数の増加と新プログラムを導入した「タワー・オブ・テラー:Level 13 」を期間限定で初開催
4月3日〜6月30日 - 「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」初開催
5月28日 - 「レイジングスピリッツ」で安全バーが開いたまま動きだし、乗客が2週間程度の怪我を負う転落事故が発生[17]。同事故の影響で6月13日まで「レイジングスピリッツ」は運行休止[18]。
7月9日 - 「トイ・ストーリー・マニア!」オープン
2013年(平成25年)
4月15日〜2014年3月20日 - 東京ディズニーリゾート全体での2度目のアニバーサリーイベントとなる「東京ディズニーリゾート30thアニバーサリー「ザ・ハピネス・イヤー」」開催
7月8日〜9月2日 - 「ディスニー・サマーフェスティバル」初開催
10月18日 - ハウス食品の100周年を記念して応募者の中から抽選で合計2500組7000名を招待して、『ハウス食品 みんなにありがとう スペシャルナイト AKB48 in 東京ディズニーシー』が午後7時30分より開催された。
2014年(平成26年)
4月6日 - 「アンダー・ザ・シー」公演終了
4月12日 - 「東京ディズニーランド」、「東京ディズニーシー」を合わせて6億人目のゲストが来園
9月7日 - 「レジェンド・オブ・ミシカ」公演終了
10月30日 - 「2016中期経営計画」でロストリバーデルタ南側に8つ目の「新テーマポートの開発」を検討していることが発表された。
2015年(平成27年)
1月6日〜3月20日 - 「タワー・オブ・テラー:Level 13」が「タワー・オブ・テラー:Level 13 “シャドウ・オブ・シリキ”」にバージョンアップして期間限定で開催。
3月1日 - メディテレーニアン・ハーバー可動式ステージ導入
4月2日〜6月23日 - 「ディズニー・イースター」初開催
4月5日 - 「ミスティックリズム」公演終了
4月24日 - 「キングトリトンのコンサート」公演開始
4月28日 - 「2016中期経営計画」で8つ目の「新テーマポートの開発」として、一部のエリアをディズニー映画『アナと雪の女王』の世界をテーマとし、全体のテーマを「北欧」とする方向性となった。導入時期は2017年度以降。その後の発表により、計画は延期になったが白紙にはなっていない。
2016年(平成28年)
- 1月12日〜4月10日 - 新グリーティングショー「カムジョイン・ユア・フレンズ」公演
4月15日〜2017年3月17日 - 東京ディズニーシー15thアニバーサリー「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ」開催
5月16日 - 「ストームライダー」クローズ
7月9日 - 「ハンガーステージ」での新エンターテイメントプログラム「アウト・オブ・シャドウランド」公演開始
2017年(平成29年)
3月17日 - 「テーブル・イズ・ウェイティング」公演終了
5月12日 - 「ニモ&フレンズ・シーライダー」オープン[19]、「タートル・トーク」のリニューアルオープン
7月11日 - 新グリーティングショー「ステップ・トゥ・シャイン」公演開始[20]
2018年(平成30年)
3月19日 - 「ステップ・トゥ・シャイン」公演終了[21]
3月31日 - 「セイリングデイ・ブッフェ」クローズ[22]
4月15日 - 東京ディズニーリゾート全体での3度目のアニバーサリーイベントとなる「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」開催
6月14日 - 新たなディズニーホテルを有する8つ目のテーマポートの開発を含む「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」を発表。既存施設への追加投資として過去最高の約2,500億円を投入予定[広報 1]
7月5日 - 東京ディズニーリゾート公式スマートフォンアプリが誕生。
7月10日 - ドックサイドステージにて、レギュラーショー 「ハロー、ニューヨーク!」公演開始
7月19日 - 「ベイサイド・テイクアウト」オープン
8月20日 - 「ドックサイドダイナー」オープン
11月5日 - パーク内の一部ショップ、レストラン、および一部商品を除き、全国の交通系ICカード、QUICPay、iDによる電子マネー決済を導入[23]
今後の計画
- 2019年
- 3月31日 - 「ハンガーステージ」にて公演中のショー「アウト・オブ・シャドウランド」が公演終了予定[24]。
- 7月23日 - 「ハンガーステージ」にて新規ショー「ソング・オブ・ミラージュ」が公演開始予定[24][25]。
- 7月23日 - 新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」をメディテレーニアンハーバーに導入予定[25][26][27]。
- 2022年
- 時期未定 - 「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマとした8番目のテーマポートをオープン予定[広報 1]。テーマポートは「アナと雪の女王」、「塔の上のラプンツェル」、「ピーター・パン」の世界を題材とし、4つのアトラクションと新たなディズニーホテルなどを内包する予定。
パーク
園内はコンセプトごとに「テーマポート」と呼ばれる7つのエリアに分かれ、テーマに合わせたアトラクションやレストランが置かれている。また、TDLとは異なり、ビールやワインなどのアルコール飲料の販売があるなど、客層を大人も視野に入れた設定にしている。
ミッキーマウスを始めとする著名なディズニーキャラクターの他、リトル・マーメイドやアラジンなど、TDSのコンセプトに沿ったディズニーキャラクターの出迎え(キャラクターグリーティング)がある。
園内のアトラクションについては「東京ディズニーシーのアトラクション」を、グリーティングについては「東京ディズニーシーのグリーティング」を、ショップについては「東京ディズニーシーのショップ」を、レストランについては「東京ディズニーシーのレストラン」を、園内外のサービス施設については「東京ディズニーシーのサービス施設」をそれぞれ参照。
テーマポート一覧
メディテレーニアンハーバー
メディテレーニアンハーバー (Mediterranean Harbor) は南ヨーロッパの港町をテーマとしている。ホテルミラコスタを上から見た形はイタリアのポルトフィーノの港町の建物がモチーフになっている。「ポルト・パラディーゾ」「パラッツォ・カナル」「エクスプローラーズ・ランディング」の3つのサブエリアで構成される。
アメリカンウォーターフロント
アメリカンウォーターフロント (American Waterfront) はアメリカの港をテーマとしている。パーク敷地内と東京湾の間にある、道路や歩道とディズニーリゾートラインの線路などは見えず、東京湾のみが見えるように設計されており、借景の効果を得ている。「ニューヨーク」「ケープコッド」「トイビル・トロリーパーク」の3つのサブエリアで構成される。
ポートディスカバリー
ポートディスカバリー (Port Discovery) は20世紀初頭のSF小説世界をモチーフ(レトロフューチャー)にした、未来都市の港をテーマとしている。アメリカンウォーターフロントと同様に東京湾を借景として利用している。ホラインズンベイ・レストランなどの建物はヴィクトリア朝様式を取り入れた建物になっている。
ロストリバーデルタ
ロストリバーデルタ (Lost River Delta) は、1930年代の古代文明の遺跡発掘現場をモチーフにした、中央アメリカの熱帯雨林地域をテーマとしている。中央を流れる河(ロストリバー)によって二つに分断されている。そのうち、パークの外側(アトラクション「レイジングスピリッツ」側)はハリケーンによって発見された遺跡、パークの内側(レストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」側)は遺跡の発見をきっかけに、遺跡を研究しに来た冒険家を支える役割を持つようになった、民族の集落である。
アラビアンコースト
アラビアンコースト (Arabian Coast) は、映画『アラジン』に登場するランプの魔人ジーニーが作り出したアラビアンナイトの世界をモチーフにした、中世アラビア文明風の都市をテーマとしている。
マーメイドラグーン
マーメイドラグーン (Mermaid Lagoon) は、映画『リトル・マーメイド』の世界をモチーフにした、人魚の海底王国をテーマとしている。「アンダー・ザ・シー」と「アバブ・ザ・シー」の2つのサブエリアで構成される。
ミステリアスアイランド
ミステリアスアイランド (Mysterious Island) は、フランス名作家ジュール・ヴェルヌのSF小説世界をモチーフにした、1873年の南太平洋の火山島をテーマとしており、スチームパンクをモチーフに使用している。
園内のシンボル的存在である「プロメテウス火山」はここに存在しており、そこにある「センター・オブ・ジ・アース」はジュール・ヴェルヌの『地底旅行』を再現しているアトラクションである。
その他『海底二万里』に登場する潜水艦・ノーチラス号などが再現されている。
アトラクションとエンターテイメント
アナウンス
東京ディズニーシーでは、東京ディズニーランドとは異なる声優によって園内の日本語、英語のアナウンスがされている。基本的に男性によるアナウンスとなっている。また、エントランス付近と、ショーなどをアナウンスする声優が日本語、英語共に異なる。
2011年3月に東日本大震災の影響で休園の後の再開時にはショーのアナウンスをする声優が日本語、英語共に変更された。日本語はエントランス付近、閉園時などに聞く男性アナウンスと同じ声優に変更、英語は東京ディズニーランドのショー開始時の男性アナウンスと同じ声優となった。
オフィシャルスポンサー
現在のスポンサー
(出典:[広報 2])
NTTコミュニケーションズ株式会社
- ジャスミンのフライングカーペット
株式会社NTTドコモ
ファンタズミック!(2011年4月23日 - )
花王株式会社(2015年7月1日 - )
- トイ・ストーリー・マニア!
- トイビル・トロリーパーク
- ハンドウォッシングエリア
キッコーマン株式会社
- レストラン櫻
キリンビール株式会社
- S.S.コロンビア・ダイニングルーム
- テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ
株式会社講談社
レジェンド・オブ・ミシカ( - 2014年9月7日)
タートル・トーク(2014年9月4日 - )
株式会社ジェーシービー
ストームライダー( - 2016年5月16日)
ニモ&フレンズ・シーライダー(2017年5月12日 - )
JXTGエネルギー株式会社
- ディズニーシー・トランジットスチーマーライン
J:COM (2017年3月30日 - )
- アブーズ・バザール
新菱冷熱工業株式会社(2019年2月21日 - )
- ソアリン:ファンタスティック・フライト
第一生命保険株式会社
- センター・オブ・ジ・アース
- ベビーカー&車イス・レンタル
ダイハツ工業株式会社(2017年7月1日 - )
- 東京ディズニーシー・パーキング
- マーメイドラグーンシアター
大和ハウス工業株式会社 (2017年12月1日 - )
- キャラバンカルーセル
株式会社タカラトミー
- ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ
日本航空株式会社
- ブロードウェイ・ミュージックシアター
日本コカ・コーラ株式会社
- 海底2万マイル
- ケープコッド・クックオフ
- ケープコッド・コンフェクション
- ドリンクワゴン(アメリカンウォーターフロント/ニューヨーク)
日本通運株式会社
- シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ
- 宅配センター
日本ユニシス株式会社
- フォートレス・エクスプロレーション
ハウス食品株式会社
- カスバ・フードコート
パナソニック株式会社
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
富士フイルム株式会社
- マジックランプシアター
- フォトグラフィカ
プリマハム株式会社
- ユカタン・ベースキャンプ・グリル
三井不動産株式会社
- ウォーターフロントパーク
株式会社明治
- ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
- アイスクリームワゴン
- ベビーセンター
山崎製パン株式会社
- セイリングデイ・ブッフェ( - 2018年3月31日)
- ドックサイドダイナー(2018年8月20日 - )
UCC上島珈琲株式会社
- カフェ・ポルトフィーノ
- マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー
株式会社ユーハイム
- ヴェネツィアン・ゴンドラ
過去の主なスポンサー
日産自動車 (2001年9月から2006年9月)
- ビッグシティ・ヴィークル
日本ヒルズ・コルゲート株式会社 (2001年9月から2006年9月)
- ペットクラブ
日本水産株式会社 (2001年9月から2006年9月)
- ホライズンベイ・レストラン
セイコー株式会社 (2001年9月から2006年9月)
- ロミオ・ウォッチ&ジュエリー
森永製菓株式会社 (2001年9月から2006年9月)
- キャラバンカルーセル
株式会社そごう (2003年4月12日から2008年4月15日)
- ドックサイドステージ
株式会社ブリヂストン(2016年4月まで)
- ハンガーステージ
株式会社ニチレイフーズ(2017年(平成29年)8月まで)
- ニューヨーク・デリ
主な建設業者
竹中工務店(駐車場)
鹿島建設(ホテルミラコスタ・新テーマポート(2022年完成予定))
清水建設(メディテレーニアンハーバー、アメリカンウォーターフロント)
大成建設(ロストリバーデルタ)
アクセス
鉄道
JR東日本「舞浜駅」下車。徒歩20分。
- 舞浜駅前には入園ゲートまで徒歩で行く案内は無い。以前は公式ウェブサイト上では入園ゲートまで徒歩で行くルートが案内されていたが、2018年2月26日に実施された公式サイトのリニューアル後は掲載されなくなった。
ディズニーリゾートライン「東京ディズニーシー・ステーション」下車すぐ。
- 「舞浜駅」からの乗換駅である「リゾートゲートウェイ・ステーション」からの所要時間は11分。
バス
東京ディズニーシー入口付近にバスターミナルがある。以下の路線が乗り入れ、東京ベイシティ交通、京成バス、京成トランジットバスと共同運行会社により運行されている。
- 一般路線バス
- 浦安市・市川市内
- 系統8富岡S線:「浦安駅入口」行 (東京ベイシティ交通)
- 系統12舞浜リゾート線:「浦安駅入口」行 (東京ベイシティ交通)
- 系統37大三角線:「南行徳駅」行 (東京ベイシティ交通) 東京都
- 環07系統:【急行・シャトルセブン】「葛西臨海公園駅」・「葛西駅・「一之江駅」経由「 JR小岩駅」行 (京成バス)
- 環08系統:【急行・シャトルセブン】「葛西臨海公園駅」・「葛西駅・「一之江駅」経由 「亀有駅南口」行 (京成バス)
- 環09系統:【特急】「葛西駅」・「一之江駅」経由 「新小岩駅東北広場」行 (京成バス)
- 高速バス
- 千葉県内
- 「成田空港」行 (東京ベイシティ交通・東京空港交通・千葉交通)
- 東京都
- 「羽田空港」行 (京成バス・東京ベイシティ交通・京浜急行バス・東京空港交通)
- 「錦糸町駅」経由 「東京スカイツリータウン」行 (京成バス・東武バスセントラル)
- 「東京駅日本橋口」経由 「秋葉原駅中央口」行 (京成バス・東京ベイシティ交通・ジェイアールバス関東)
- 「バスタ新宿(新宿駅南口)」行 (京成バス・JRバス関東)
- 「調布駅北口」行 (京成トランジットバス・京王バス東) 東京都・神奈川県
- 「蒲田駅東口」経由 「川崎駅東口」行 (京成バス・京浜急行バス) 東京都・埼玉県
- 「池袋駅西口」・「武蔵浦和駅西口」行 (京成バス・京成トランジットバス・国際興業) 神奈川県
- 「横浜駅東口」行 (京成バス・京浜急行バス)
- 「たまプラーザ駅北口」行 (京成バス・東急バス) 埼玉県
- 「大宮駅西口」・本川越駅」経由 「川越駅西口」行 (京成トランジットバス・東武バスウエスト) 茨城県
- 「北茨城IC」経由 「いわき駅」行 (京成トランジットバス・新常磐交通)
- 「日立市役所」行 (日立電鉄交通サービス)
- 「石岡バスストップ」・「赤塚駅北口」経由 「水戸駅南口」行(関東鉄道)
- 「つくばセンター」経由「土浦駅東口」行(関東鉄道)
- 「水郷潮来バスターミナル」・「鹿島セントラルホテル」経由 「鹿島神宮駅」行 (関東鉄道) 長野県
- 「松本バスターミナル」経由 「長野駅」行 (成田空港交通・アルピコ交通) 愛知県
- 「名古屋駅」行 (京成バス・JR東海バス) 京都府・滋賀県
- 「大津駅」経由 「京都駅八条口」行 (千葉中央バス) 大阪府・兵庫県
- 「大阪梅田」経由 「神戸三宮」行 (京成バス・阪急バス) 大阪府・和歌山県
- 「堺駅」・「JR和歌山駅」経由 「南海和歌山市駅」行 (成田空港交通・和歌山バス) 奈良県
- 「天理駅」・「奈良駅」・「王寺駅」経由 「五位堂駅」行 (京成バス・奈良交通)
また、東京ベイシティ交通の運動公園バス停から徒歩5分程度で、最寄バス停として案内される。
道路
- 最寄りの高速出口
首都高速湾岸線「浦安出入口」(西行・東行)※国道357号線より接続- 首都高速湾岸線「葛西出入口」(東行)※国道357号線より接続
- 最寄りの高速入口
- 首都高速湾岸線「舞浜入口」(西行)
- 首都高速湾岸線「葛西出入口」(西行)※国道357号線より接続
- 首都高速湾岸線「浦安出入口」(西行・東行)※国道357号線より接続
- 駐車場詳細は「東京ディズニーリゾートの駐車場#東京ディズニーシーパーキング」を参照
脚注
注釈
^ 日本導入にあたっては、米国Walt Disney社及びその関連会社であるWalt Disney Attractions Japanが主体となり新たなパークの企画・開発を行ったが、先行の東京ディズニーランドの成功もあり東京ディズニーリゾートをフランチャイズ運営するオリエンタルランド (OLC)も、企画・開発に加わることが許され、わずかならがもOLCの意向の反映が実現化されている。そのため、東京ディズニーランド (TDL) の様に「米国版パークの100%コピーにこだわる」という導入コンセプト形式ではなくなっている[要出典]。
^ 「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」が正式に開業。デイタイム・ハーバーショー「ポルト・パラディーゾ・ウォーター・カーニバル」とナイトタイム・スペクタキュラー「ディズニーシー・シンフォニー」、ブロードウェイミュージックシアター「アンコール!」、ドックサイドステージ「セイル・アウェイ」スタート、リドアイル「リドアイル・ミート&スマイル」が開始[要出典]。
出典
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^ “【ディズニー】オリエンタルランド、ライセンス契約2076年まで延長”. シネマカフェ (イード). (2018年6月18日). https://www.cinemacafe.net/article/2018/06/18/57214.html 2019年2月24日閲覧。
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^ “安全バー下がらず 男性飛び降りけが TDSアトラクション”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 20. (2012年5月30日)
^ “コースター営業再開 TDS”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 10. (2012年6月15日)
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^ 沓澤真二 (2018年11月5日). “東京ディズニーリゾートで電子マネーが使用可能に 交通系・QUICPay・iDに対応”. ねとらぼ (アイティメディア). http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1811/05/news104.html 2018年11月7日閲覧。
- ^ abmodelpress編集部 (2018年7月17日). “東京ディズニーシー、新規ショー発表 「アウト・オブ・シャドウランド」は終了へ”. モデルプレス (ネットネイティブ). https://mdpr.jp/disney/detail/1780150 2018年7月17日閲覧。
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^ “東京ディズニーランド&シーの新開発計画 - ベイマックスのアトラクションも”. マイナビニュース (マイナビ). (2016年4月27日). http://news.mynavi.jp/news/2016/04/27/372/ 2016年12月2日閲覧。
^ “東京ディズニーランドと東京ディズニーシー、2019年度のスケジュールを発表”. 日本経済新聞. (2018年9月27日). https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP491718_X20C18A9000000/
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ ab“「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」基本計画の合意およびディズニー社とのライセンス契約の延長について”. 株式会社オリエンタルランド (2018年6月14日). 2018年6月14日閲覧。
^ “オフィシャルスポンサー | 東京ディズニーリゾート”. 株式会社オリエンタルランド. 2016年8月18日閲覧。
関連項目
- 東京ディズニーシーのスペシャルイベント
ニューイヤーズ・イヴ・セレブレーション - 東京ディズニーシーで催される年末年始の特別営業。
外部リンク
- 東京ディズニーシー・オフィシャルウェブサイト
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