保存会
保存会(ほぞんかい、英:Preservation Society,Historical Society)とは、廃れつつある文化・伝統芸能・風習などを後世に伝えるために組織された団体。
目次
1 概要
2 保存対象
3 主な活動
3.1 実態調査
3.2 記録・保存
3.3 保存対象の伝承
4 脚注
概要
保存会には、財団法人のもの[1][2]から個人的組織のもの[3]まで多数ある。保存対象によっては、政府機関からの委嘱を受け活動を行うものもある[4]。
保存対象
その保存会ごとに保存対象は様々で、祇園祭[5]・青森ねぶた祭り[6]などの祭、秋田犬[7]・白蛇[8]などの貴重種、小鹿田焼・ふとん太鼓[9]などの伝統芸能など、多様である。
主な活動
実態調査
保存対象の現状・衰勢などを調査する[10]。
記録・保存
保存対象にまつわる資料や映像などを収集し、記録・保存する[11]。古い資料を旧家などから集めたり、保存対象の伝承者の映像を自ら撮影するなどすることもある。
保存対象の伝承
保存対象が祭や伝統芸能などの場合、それを絶やさず伝承するために、伝承者の支援・伝承者の育成などを行う[12]。
脚注
^ 財団法人 日光社寺文化財保存会
^ 財団法人 奈良屋記念杉本家保存会
^ 片上鉄道保存会
^ 「伝統歌舞伎保存会」 調査活動
^ 京都・祇園祭 八幡山保存会 - 八幡山トップページ
^ 青森ねぶた正調囃子保存会
^ 社団法人 秋田犬保存会
^ 財団法人 岩国白蛇保存会
^ 堺まつりふとん太鼓連合保存会
^ 「伝統歌舞伎保存会」 調査活動
^ 堺鉄砲の歴史・堺火縄銃保存会「書籍の紹介」を参照
^ 「伝統歌舞伎保存会」 伝承と育成