広島空港
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広島空港 Hiroshima Airport | |||||||||
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IATA: HIJ - ICAO: RJOA | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | ![]() |
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所在地 | 広島県三原市 |
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種類 | 商業 |
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運営者 | 国土交通大臣 |
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運用時間 | 7:30 - 22:30[1] |
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開港 | 1993年10月 |
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敷地面積 | 197.7 ha |
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標高 | 331 m (1,086 ft) |
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座標 | 北緯34度26分10秒 東経132度55分10秒 / 北緯34.43611度 東経132.91944度 / 34.43611; 132.91944座標: 北緯34度26分10秒 東経132度55分10秒 / 北緯34.43611度 東経132.91944度 / 34.43611; 132.91944 |
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公式サイト | 広島空港 |
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地図 | |||||||||
![]() ![]() HIJ/RJOA 広島県の地図を表示 ![]() ![]() HIJ/RJOA 日本の地図を表示 空港の位置 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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統計 (2016年度) | |||||||||
旅客数 | 2,885,054人 |
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貨物取扱量 | 20,486 t |
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空港の一覧 |
広島空港(ひろしまくうこう、英: Hiroshima Airport)は、広島県三原市本郷町にある空港。空港法では第4条第1項第6号に該当する空港として政令で定める空港(国管理空港)に区分されている。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 年表
2.2 利用者数
3 旧広島空港
4 施設
4.1 空港ターミナルビル
4.2 空港に拠点がある機関
4.3 周辺施設
5 就航路線
5.1 国内線
5.2 国際線
5.3 就航都市
5.3.1 国内線
5.3.2 国際線
6 アクセス
6.1 路線バス
6.2 自家用車
6.3 アクセスに関する動き
6.3.1 道路
6.3.2 鉄道
7 事故・インシデント
7.1 事故
8 脚注
8.1 注釈
8.2 出典
9 関連文献
10 外部リンク
概要
三原市本郷町善入寺字平岩64-31にある(地図)。1993年(平成5年)10月に開港[2]。
山を切り開いて造った空港で標高が330mと高く、山間部にありがちなことなのだが気象条件が急激に変化しやすく、霧などが急に発生し流れ込んでくる傾向がある。また風も急に変化しやすい。運航は霧などの気象条件の制約を受けやすいので、以前は年間75便もが欠航していた[4]。
滑走路は10/28方向に3,000mで、滑走路西側からの進入になる「滑走路10」に計器着陸装置(ILS)が設置されている[注 1]。欠航便や目的地変更便を解消するため、2008年6月5日よりILSをカテゴリーIIIaの運用を開始し、年間2便まで欠航便が減少した[4]。また、1年後の2009年6月4日にはもっとも精度が高いカテゴリーIIIbの運用を開始した[4]。ただしILSが設置されていない東側から進入する場合はILSは使えず、最終的にパイロットが滑走路を目視して手動で着地させる飛行方式で着陸することになる[5]。つまり、東側からの進入では霧などで視界不良になると着陸できなくなる可能性が高くなる[注 2]。
年間利用客数は、開港時の予想で「最大でも300万人」とされていた[誰によって?][要出典]。実績としては2014年度で国内2,437,574人、国際283,630人[3]。また中国地方で2番目に多い岡山空港と比較しても2倍以上である(→中国地方#空港)。2006年にはターミナルの旅客処理能力を500万人程度まで高める事業の一環として、搭乗橋が新たに追加増設された。
空港内の施設として海上保安庁第六管区海上保安本部広島航空基地(ひろしまこうくうきち)、広島県防災航空センター(ひろしまけんぼうさいこうくうセンター)が所在している。また空港設備を一周する形でサイクリングコースが整えられており、自転車のレンタルや競技会が開催開催されている。空港北側には広島県立中央森林公園があり、離着陸する飛行機を高台から見下ろすことが出来る。

広島空港の空中写真。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。2005年撮影の4枚を合成作成。
歴史
年表
1972年(昭和47年)7月 - 広島県及び広島市が、広島空港の航空需要・施設能力等を明らかにするために広島空港基本調査を実施。
1982年(昭和57年)3月 - 広島空港基本調査結果を公表。「既存空港(後の広島西飛行場)の沖出し案」、「洞山案(東広島市、竹原市、豊田郡安芸津町)」、「用倉案(豊田郡本郷町)」の3案が併記された。
1983年(昭和58年)7月 - 広島空港問題連絡会議において、新空港候補地として用倉地区を選定。
1986年(昭和61年)4月 - 新広島空港基本計画決定。
1988年(昭和63年)11月 - 新広島空港本体工事起工式。
1993年(平成5年)10月29日 - 豊田郡本郷町にて、新広島空港として供用開始。同時に、広島市西区にあった旧広島空港は広島西飛行場へ名称変更された。
1994年(平成6年)
広島空港へ名称変更[2]。
6月1日( - 9月30日) - ANAにより、札幌線にスーパージャンボ (B747SR-100) が就航、第二種空港同士の路線で初めて大型機が投入された。
1996年(平成8年)11月 - 滑走路を西側に500m延長する工事に着手。
2001年(平成13年) - 滑走路延長完成(2,500m→3,000m)[2]。
2005年(平成17年)3月22日 - 三原市と本郷町等との対等合併(平成の大合併)により、同市内となった。
2006年(平成18年)4月1日 - 8番スポット搭乗橋供用開始(国内、国際線スポット合わせて6つ目)。
2008年(平成20年) - RW10においてILSカテゴリーIIIaの運用を開始[2]。
2009年(平成21年)
- RW10においてILSカテゴリーIIIbの運用を開始[2]。
12月27日 - 利用者数が延べ5,000万人を突破[6]。
2015年(平成27年)4月14日 - アシアナ航空162便着陸失敗事故が起こる。
- この事故により空港は16日まで閉鎖されたほか、ILSローカライザーが破損したことに伴い、長期にわたり影響が出た[7]。
4月17日 - 5月5日昼 - 有視界飛行に限定しての発着[8][7]。- 5月5日夕方から - 仮設の「CATI」での運用を開始[9]。
9月15日に「CAT-IIIa」が続けて9月19日から「CAT-IIIb」の運用が再開され、事故前の状態に戻った[10][11]。
- この事故により空港は16日まで閉鎖されたほか、ILSローカライザーが破損したことに伴い、長期にわたり影響が出た[7]。
2017年(平成29年)10月29日 - 7時半~21時半だった運用時間を1時間延長し22時半までの運用となる[12]。
利用者数
広島市に本社を置く南日本航空(東亜航空)は、1956年(昭和31年)から定期便(鹿児島 - 種子島線)の運航を始め、さらに吉島飛行場を拠点として路線を拡充した[13]。
高度経済成長期の1961年(昭和36年)に(旧)広島空港が開港すると同社は吉島から拠点を移し、同空港と中国四国地方や九州とを結ぶ近距離便および東京便の運航を開始した[13]。また、全日本空輸も近距離便などを開設した[14]。このため、近距離便の比重が大きい年間旅客数が20万人を超える空港として発展したが、1966年(昭和41年)に石崎汽船が広島港 - 松山港間に水中翼船を就航させ、1968年(昭和43年)に国鉄がダイヤ改正(ヨンサントオ)をすると、近距離便は伸び悩むこととなった[13]。
しかし、1960年代末からは大阪便や東京便の旅客数増大があり、年間旅客数は50万人を超えるようになった[13]。1975年(昭和50年)に山陽新幹線が岡山駅 - 博多駅間で延伸開業すると、大阪便および福岡便が廃止となり、年間旅客数は開業前の約1/3まで減少した[13]。これ以降、当空港の旅客数は東京便がそのほとんどを占めるようになり、徐々に旅客数を増やした[13]。
1984年(昭和59年)の東亜国内航空のエアバス機乗り入れからジェット化が本格的に始まると、年間旅客数は50万人を再び突破し、日本航空の乗り入れが開始されトリプルトラックとなったこともありバブル景気期にかけて急増[13]。1992年度(平成4年度)には約200万人に達した[15]。
1993年度(平成5年度)の年間旅客数は、(旧)広島空港が206万人[15]、10月に開港した(新)広島空港が86万人[1]と一気に100万人近い増加を見せた。新空港は、推計人口が県内1位の広島市(地図、安芸地方、県庁所在地、政令指定都市)と同2位の福山市(地図、備後地方、中核市)のほぼ中間に位置している[注 3]。ただし、福山市からは岡山空港(地図)も利用圏内にある[注 4]といったことや、バブル崩壊も加わって、新空港の年間旅客数は減少し、1995年度(平成7年度)には265万人となった[1]。その後は増加に転じ、2002年度(平成14年度)に344万人でピークに達した[1]。
この間に、山陽新幹線ののぞみの増発や500系・700系・N700系が導入され、広島駅 - 東京駅間では航空機と新幹線は時間距離ではほぼ同等[16]となっており、また、2003年10月の品川駅の開業もあって、利用シェアの航空機対新幹線は62%対38%(2002年度)を航空機ピークとして、55%対45%(2005年)、51%対49%(2007年)、と近年急速に新幹線に回帰され、2008年には新幹線が50%シェアにまで回復した。この後、2009年8月29日にエクスプレス予約のEX-ICサービスが山陽新幹線を含む東海道・山陽新幹線全線でサービスが開始されたことなどもあり[17]、新幹線のシェアはさらに拡大し、2016年度には37.3%対62.7%と、新幹線が6割超を占めている[18]。
また、新幹線選択者が増えた理由の一つに当空港へのアクセスの脆弱性がある。軌道系アクセスがない[19]ため、リムジンバスが主流となっており、経路となる山陽自動車道の渋滞/事故による遅延や運休も珍しくなく、特にETCの休日特別割引が行われていた2010年度は799便が運休となり、全本数の1%を上回った。[20]
2002年度(平成14年度)の後は横ばいで推移していたが、2008年度(平成20年度)にリーマン・ショックが発生すると減少傾向が強まり、東日本大震災が影響した2011年度(平成23年度)に256万人で底になった。2012年(平成24年)12月に民間にも開放された岩国錦帯橋空港(地図)[注 5]は、広島市役所からの道程が42km、(新)広島空港のそれが52kmで、当空港は駐車場が有料なのに対し、岡山と岩国では条件を満たせば無料になるなど、当空港は新幹線や周辺空港と様々な面で競合している。
以下に乗降客数を示す[21][22][23]。マウスポインタを棒グラフの各要素に合わせると、該当年度の数値がポップアップする。
2000年度
2005年度
2010年度
2015年度
国内線
国際線
旧広島空港
![]() 1945年に進駐軍(アメリカ軍)が作成の広島市地図。現在の光南付近の"HIROSHIMA AIRPORT"が広島飛行場(吉島飛行場)。"UNDER CONSTRUCTION"(建設中)とあるが、戦中には供用されていた。 ![]() 1981年に撮影された広島空港(現・広島ヘリポート)。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。 |
- (旧)広島飛行場(吉島飛行場) → 廃港(地図)
- (旧)広島空港 → 広島西飛行場 → 広島ヘリポート(地図)
戦中に日本陸軍の広島飛行場(吉島飛行場)が供用されたが、戦後占領期は接収され、サンフランシスコ講和条約後に返還された。返還後はグライダーの発着に利用されたが廃港になった。滑走路(L=1,300m)の跡地は広島市道中島吉島線(吉島通り)に転用された。
高度経済成長期の1961年に1,200mの滑走路を持って開港した広島空港は、現在の広島市西区にあり[24]、現在地に移転後は2012年まで広島西飛行場として供用されていた。旧広島空港から現在地に移転した理由には、地形的に旧空港の拡張が困難で、住宅地に近く騒音問題も有った[24]。また、広島平野の周辺が島や山で囲まれた盆地に位置しており、着陸時に市街地上空を旋回する必要があるなど空港へのアプローチが難しい。1994年には着陸のために空港に近づいていたセスナ機が操縦ミスで江田島の山中に墜落する航空事故も発生している[25]。
旧空港(= 現在の広島ヘリポート)は1972年に滑走路長が1,800mに延長されたが、ボーイング747型機等の大型機は離着陸できなかった[注 6]。さらに、ターミナルやエプロンが狭いうえ平行誘導路を備えていないため、繁忙期であっても便数を増やすことが困難であったことから、需要に対して供給が追いつかない状態にあった。瀬戸内海に面し、天満川と太田川放水路に挟まれた場所に位置していたため、滑走路の延長や誘導路の新設と言った拡張のための用地確保が難しく、新たに瀬戸内海を埋立てて用地を確保するのも費用がかかりすぎるという問題があった。
施設
空港ターミナルビル
本社所在地 | 729-0416 広島県三原市本郷町善入寺64番31 |
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設立 | 1961年4月17日 |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 4240001039943 |
事業内容 | 広島空港ターミナルビルの運営 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員 山本健一 |
資本金 | 3,501百万円 |
発行済株式総数 | 7,002千株 |
外部リンク | http://www.hiroshima-airport.com/ |
空港ターミナルビル中央に吹き抜けがあり、イベントなどに使用されている。2013年には空港ラウンジが改装され、面積や内装が改善された。2階出発ロビーには、平山郁夫の陶板壁画「厳島神社」(縦2.8m×横12m)が展示されている[24]。ビル内に設置されていた広島空港郵便局は2014年4月1日に廃止された[26]。
- 1階
- 案内所
- 到着ロビー
- 手荷物受取所
- 入国審査場
- 各レンタカーカウンター
- バス・タクシー乗り場
- コンビニ
- 2階
- 国内線出発ロビー
- 国際線出発ロビー
- 手荷物預かり所
- 出国審査場
- 土産物屋・カフェ
JALラウンジ(国内線)、ANAラウンジ(国内線)、ビジネスラウンジ「もみじ」(国内線)、LOUNGE「Maple」(国際線)
- 3階
- 見学・送迎デッキ(有料)
- レストラン
2階出発フロア。
カードラウンジ。
2階出発ロビー(制限エリア)。
駐機場より空港ビルを望む。
空港に拠点がある機関
海上保安庁第六管区海上保安本部広島航空基地- 所属機:ビーチクラフト「あきたか」、他
- 広島県防災航空センター
- 所属機:防災ヘリコプター「メイプル」
管制塔。
広島空港進入灯。
広島空港進入灯。
周辺施設
- 広島県立中央森林公園
- 広島エアポートホテル
就航路線
航空会社が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便。
国内線
航空会社 | 就航地 |
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日本航空[注 7] | 新千歳空港、東京国際空港 |
全日本空輸 | 新千歳空港、東京国際空港、那覇空港 |
IBEXエアラインズ ・ 全日本空輸 |
仙台空港、成田国際空港 |
春秋航空日本 | 成田国際空港 |
夜間の国際線エプロン(2008年6月8日撮影)。
- かつての定期就航路(航空会社名は休廃止時点)
成田国際空港[27](運航期間:1993年11月-1994年3月)日本航空
女満別空港(運航期間 : 1996年6月-1997年11月)日本エアシステム
函館空港(運航期間 : 1996年-2003年)全日本空輸
青森空港(運航期間 : 1996年-2003年)全日本空輸
信州まつもと空港(運航期間 : 1995年4月25日-1998年3月31日)日本エアシステム
宮崎空港(運航期間 : 1993年-2002年)エアーニッポン
鹿児島空港(運航期間 : 1977年-2001年)全日本空輸
石垣空港(運航期間 : 1996年-2002年)エアーニッポン
- 日本航空の広島‐成田線は、成田-ソウル線が広島空港に寄航する形で運航され、国際線乗継便として利用ができた。[28]
- 広島 - 女満別線は福岡空港発着便が広島空港に寄航していたが、福岡 - 広島間の利用はできなかった。
行き先 | 旅客数 | 国内線順位 |
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東京国際空港 |
約179万人 | 上位7位 |
国際線
航空会社 | 就航地 |
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チャイナエアライン ・日本航空 |
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キャセイドラゴン航空 | ![]() |
香港エクスプレス航空 | ![]() |
エアソウル ・ アシアナ航空 |
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中国国際航空 ・ 全日本空輸 |
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中国東方航空 ・ 日本航空 |
![]() |
シルクエアー | ![]() |
就航都市
国内線
北海道・東北:札幌/新千歳、仙台
関東:東京/羽田、東京/成田
九州・沖縄:沖縄/那覇
国際線
韓国:ソウル/仁川
中国:北京/首都、上海/浦東、大連
中華民国:台北/桃園
香港:香港
シンガポール:シンガポール
運休・廃止した路線・航空会社
アメリカ合衆国・ホノルル国際空港(JALウェイズ)(DC-10)
シンガポール・シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール航空)(A310, B777)
タイ・スワンナプーム国際空港(バンコク・エアウェイズ)(A320,A319)
中国・ハルビン太平国際空港 (中国南方航空・中国北方航空) (MD-82)
中国・西安咸陽国際空港(中国西北航空)(A320,BAe 146)
中国・天津浜海国際空港(中国南方航空)(A319)
中国・成都双流国際空港 (中国東方航空)(A319) [31]
韓国・仁川国際空港(2001年まで金浦国際空港)(日本航空、アシアナ航空)(B767、A321)
グアム・グアム国際空港 (コンチネンタル航空・ユナイテッド航空) (B737)
グアム・グアム国際空港(全日本空輸)(B767)[32]。
アクセス
広島市街まで約55 km(約60分)。近くに山陽本線白市駅があるが空港への軌道アクセス路線はないため、全てのアクセスは道路を経由したものとなっている。
路線バス
広島空港からは、最寄り駅のJR山陽本線白市駅をはじめ、三原駅、尾道駅、竹原駅、西条駅、広島駅および広島市内、呉駅などを結ぶ路線バスが運行されている。また、福山駅-広島空港線にて高坂バス停において甲奴駅や尾道駅、大三島、府中、平成大学方面への乗り継ぎができる。2016年7月14日-2019年3月31日の予定[33]で、三次市と広島空港を結ぶ空港連絡バスの運行社会実験も行われている。
ICカードPASPYが利用できるバスではSuica、PASMOなども利用できる。
広島空港からの高速バス、路線バスの行き先と乗り場の詳細情報は運行会社に関係なく「交通アクセス」に記載されている。
路線 | 運行会社 | 所要時間 | 備考 |
---|---|---|---|
広島駅新幹線口発着便(広島高速1号線経由) |
5社による共同運行 広島電鉄・広島バス・広島交通・中国ジェイアールバス・芸陽バス |
45分程度 | |
広島バスセンター発着便(中筋駅・広島IC経由) |
5社による共同運行 広島電鉄・広島バス・広島交通・中国ジェイアールバス・芸陽バス |
51 - 53分程度 | 平和大通り発着便あり |
福山駅発着便(高坂BS経由) |
中国バス・鞆鉄道 |
57分程度 | |
高須車庫発着便(東尾道駅・尾道駅・新尾道駅経由) |
おのみちバス | 55分程度 | |
三原駅発着便(本郷経由) |
中国バス | 38分程度 | |
竹原フェリー乗り場発着便(竹原駅経由) |
安全タクシー | 30分程度 | 9人乗りジャンボタクシー |
白市駅発着便 |
芸陽バス | 13 - 15分程度 | ネオポリス・高屋東工業地・中核工業団地発着便あり |
西条駅北口発着便 |
中国ジェイアールバス・芸陽バス | 25分程度 | ※2017年10月29日運行開始 |
呉駅発着便(安芸阿賀駅経由) |
広島電鉄 | 70分程度 | クレイトンベイホテル発着便あり |
三次駅発着便(吉舎経由) |
備北交通 | 82分程度 | 三次工業団地発着 2019年3月31日まで試験運行予定。 |
自家用車
山陽自動車道河内インターチェンジまたは本郷インターチェンジより約5分
広島中央フライトロード空港インターチェンジより約1分- 広島県道73号広島空港線
- 広島県道82号広島空港本郷線
自家用車でアクセスする場合、高速道路利用では広島駅から約50kmで、広島高速1号線(6.5km。広島東ICと直結)および山陽自動車道(広島東IC - 河内IC:32.5km)。一般道を利用すると、広島駅から国道2号経由で約53km、1時間半以上かかる。
なお空港の駐車場は全てのエリアが有料であり、大部分の駐車場エリアが無料で利用可能な岡山空港と対照的である。かつて[いつ?]は空港出口から左手に無料駐車場があったが、現在[いつ?]は閉鎖されており使用できない。民間の駐車場は1箇所のみ存在し割安な料金設定ではあるが、空港から距離があるため無料シャトルバスの利用が必要である。
アクセスに関する動き
2012年12月13日に、岩国基地の軍民共用化が実現し岩国錦帯橋空港として開港した。広島駅付近から、岩国錦帯橋空港と広島空港はほぼ同距離であり、横川駅より西の地区では岩国錦帯橋空港の方が近い。広島駅からも山陽新幹線を利用すると、やはり岩国錦帯橋空港の方が近くなってしまい、アクセスの改善が急務となっている。
道路
2015年現在、広島駅新幹線口から広島空港までを全区間高速道路で結ぶ計画が進められており、今後は広島高速5号線の開通を残すのみとなっている。この区間の供用開始によって、所要時間は38分に短縮される見込み。
また、山陽自動車道河内インターチェンジから空港を経由して中国横断自動車道尾道松江線に接続する計画の地域高規格道路「広島中央フライトロード」が一部供用開始されている。2011年に三原市本郷町の空港ICから同市大和町の大和南ICまでの約10Km区間が暫定2車線で開通しており、残りの区間は調査区間に指定されている。
鉄道
最寄駅はJR山陽本線・白市駅で、駅から空港までバスで約15分。
かつて、空港と広島市内を結ぶ空港連絡鉄道の構想がいくつか存在した[34]。当初はHSST方式も構想にあがった[35]が断念し、JR山陽本線・白市駅から分岐する新線を敷設する在来線方式の構想になった[36]。広島県庁はJR西日本の資金負担を当て込んだが、そもそもJR西日本は、旅客機の羽田便と露骨に競合する東海道・山陽新幹線を運行しており、JR側からダイヤが錯綜している[37]などの理由が挙がり、実現しなかった。
その後、JR西日本と接続しない単独路線の建設や運行車両を広島県が保有しJRにリースすることが計画された[38][出典無効]が、「大幅な赤字が予想される」として2006年9月に計画の凍結が発表された[39]。
その後の2013年1月18日、白市駅に「広島エアターミナル(HAT、仮称)」を建設し、搭乗手続きや手荷物検査など、空港の一部機能を設置する案が広島県より明らかにされた[40]。
なお、他にも山陽新幹線の新駅設置やロープウェイ建設などの構想もあった(→空港連絡鉄道#計画中(計画断念)の空港アクセス参照)。
事故・インシデント
事故
- 2015年4月14日、仁川発広島行アシアナ航空162便[41](機材:A320-232[42]、登録番記号:HL7762[43])がRWY28への着陸時にローカライザーアンテナに接触し滑走路から逸脱[41]、27名の負傷者を出した[43]。
脚注
注釈
^ 日本で複数方向にILSを設置している空港は、羽田、成田、関西、中部、福岡、新千歳、女満別、下地島のみである。
^ 羽田空港など東側から飛来する便は、快晴時など条件が良い時を除いて広島空港上空をオーバーパスし東広島市上空で180度旋回の後RW10に西側から着陸進入するルートが優先的に使用されている。このルートは大回りになるため、悪天候時と快晴時では到着時刻に10分以上差が出ることがある。
^ 広島高速1号線間所出入口から山陽道河内IC・広島県道73号広島空港線経由で42.4km。山陽道福山東ICから本郷IC・広島県道82号広島空港本郷線経由で53.7km。
^ 2006年から2009年にかけては福山駅から岡山空港までの直通バスも運行されていた(ももっちライナー参照)。
^ 岩国空港開港日から広島バスセンター~岩国空港間のバスが運行されている。
^ 当時は離着陸できる最大の機種はボーイング767型機で、双発機しか運航できなかった。エンジンが三基以上のワイドボディ旅客機(当時は、ボーイング747、L-1011、DC-10等)は、滑走路長が最低でも2500mは必要であった。
^ JALエクスプレスの日本航空への再統合前は一部便の機材・乗務員はJALエクスプレスが運航していた。
出典
- ^ abcd広島空港の現状及び将来に向けた課題について (PDF) (広島県 空港活性化部会 2015年12月3日)
- ^ abcdef広島空港, , 管内空港の現況と出先機関 (国土交通省大阪航空局), http://ocab.mlit.go.jp/about/jurisdiction/hiroshima/ 2015年10月27日閲覧。
- ^ ab“管内空港の利用状況概況集計表(平成26年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省大阪航空局, http://ocab.mlit.go.jp/about/total/report/pdf/h26syuukei.pdf
- ^ abc“広島空港の着陸誘導で新施設”. 47NEWS. 中国新聞. (2009年5月9日). オリジナルの2013年6月18日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130618043018/http://www.47news.jp/localnews/hiroshima/2009/05/post_20090509200457.html
^ 坪田敦史 (2015年4月15日). “アシアナ機事故は手動着陸の「滑走路28」 操縦ミスか”. 乗りものニュース. 2015年4月16日閲覧。
^ 広島空港、10月11日に利用者6,000万人を達成(FlyTeamニュース 2013年10月14日)
- ^ ab事故機まだ…広島空港3日ぶり再開 離着陸条件を厳しく - 朝日新聞 2015年4月17日
^ 広島空港の滑走路等に係る暫定運用再開について - 国土交通省交通局 2015年4月16日
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関連文献
- 山本耕三「新広島空港の開港に伴う現広島空港の存続問題」、『北海道地理』第1993巻第67号、北海道地理学会、1993年、 19-25頁、 doi:10.14917/hgs1959.1993.19。
外部リンク
広島空港 公式ウェブサイト (日本語) - 広島県空港振興協議会
広島空港 Hiroshima Airport - Facebook (日本語)
広島空港 (日本語) - 国土交通省大阪航空局
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