熊取駅
熊取駅 | |
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駅舎(駅東側より) | |
くまとり Kumatori | |
◄JR-R43 東佐野 (1.5km) (1.9km) 日根野 JR-R45► | |
大阪府泉南郡熊取町大久保中一丁目17-1 北緯34度24分23.69秒東経135度20分28.81秒座標: 北緯34度24分23.69秒 東経135度20分28.81秒 | |
駅番号 | JR-R44 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | R 阪和線 |
キロ程 | 33.0km(天王寺起点) |
電報略号 | クマ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- | 11,095人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)6月16日 |
備考 | 直営駅 みどりの窓口 有 |
熊取駅(くまとりえき)は、大阪府泉南郡熊取町大久保中一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R44。所在地は熊取町だが、停車場の一部が泉佐野市にまたがっている。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 ダイヤ
4 利用状況
5 駅周辺
5.1 教育機関
5.2 重要文化財
5.3 住宅地
6 バス路線
7 隣の駅
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
歴史
1930年(昭和5年)6月16日 - 和泉府中駅以南の延伸により、阪和電気鉄道の阪和天王寺駅(現在の天王寺駅)と阪和東和歌山駅(現在の和歌山駅)間が全通したのを機に熊取駅を開設。泉州地域一帯で盛んであるタオルを中心とした繊維産業の発展とともに人口が増えた。
1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる[1]。
1944年(昭和19年)5月1日 - 山手線が国有化され、鉄道省(のちの国鉄)阪和線の駅となる[1]。
1950年(昭和25年)9月 - ジェーン台風により、ホームの上屋や駅名標が倒壊するなどの被害を受ける[2]。
1965年(昭和40年)3月1日 - 快速停車駅となる[3]。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
1993年(平成5年)7月1日 - 阪和線運行管理システム(初代)導入。
1997年(平成9年)10月5日 - 橋上駅化[4]。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[5]。
2013年(平成25年)9月28日 - 阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
駅構造
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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凡例
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島式ホーム2面4線で待避設備を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。改札口は1ヶ所設けられている。なお橋上駅化に伴い、阪和線では初めてバリアフリーに対応した駅となった。
阪和電気鉄道特有の三角屋根をもった木造平屋の駅舎であったが、大阪府で開催される国民体育大会を契機に1997年10月5日に橋上化された。1980年ごろまでは貨物ホームがあったが、現在は撤去されている。
関西空港駅が管理している直営駅で、ICカード乗車券「ICOCA」を利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | R 阪和線 | 下り | 関西空港・和歌山方面 | |
3・4 | 上り | 鳳・天王寺・大阪方面 | 一部1番のりば |
- 2・3番のりばが本線、1・4番のりばが待避線である。
- 天王寺方面に向かう列車のうち、当駅始発(折り返し)は1番のりばを使用する。
ダイヤ
すべての普通・快速列車が停車する。当駅で快速列車と普通(時間帯によっては区間快速)の緩急接続や特急列車の通過待ちが行われている。また、当駅折り返し列車も設定されている。
利用状況
2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は11,095人である。阪和線・関西空港線の途中駅では三国ケ丘・鳳・和泉府中・堺市についで第5位の利用者数である。
1964年に京都大学原子炉実験所(現・京都大学複合原子力科学研究所)が設置、1985年以降に多くの大学・短期大学などが開校し、泉南地域で屈指の学園都市となる。また熊取だんじり祭が毎年10月に開催され多くの人出で賑わう。近辺にはくまとりニュータウンをはじめ新興住宅地も多数あり、天王寺へ約30分、大阪(梅田)へ約50分ということもあって中距離通勤客の利用もある。熊取町民はもちろん、泉佐野市民(特に当駅に近い佐野台・東佐野台・南泉ヶ丘・泉ヶ丘・中庄・湊・上瓦屋・下瓦屋・松風台・市場東地区の住民)の利用も多い。
「大阪府統計年鑑[6]」と「熊取町統計書[7] 」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 12,602 |
1998年 | 12,419 |
1999年 | 12,206 |
2000年 | 11,997 |
2001年 | 11,693 |
2002年 | 11,364 |
2003年 | 11,151 |
2004年 | 11,107 |
2005年 | 10,785 |
2006年 | 10,759 |
2007年 | 10,811 |
2008年 | 10,941 |
2009年 | 10,818 |
2010年 | 10,806 |
2011年 | 11,017 |
2012年 | 11,106 |
2013年 | 11,277 |
2014年 | 10,931 |
2015年 | 11,126 |
2016年 | 11,095 |
駅周辺
熊取郵便局(徒歩約10分)- 泉佐野市立佐野台小学校
教育機関
- 大阪体育大学
- 大阪観光大学
- 関西医療大学
重要文化財
降井家書院(昭和27年指定)
中家住宅(昭和39年指定)
来迎寺本堂(昭和24年指定)
住宅地
- くまとりニュータウン
- 南海つばさが丘
- 府営熊取団地
- 府営佐野台住宅(泉佐野市)
- 山の手台
バス路線
- 南海ウイングバス南部
- 南海熊取ニュータウン線
- 府営熊取団地線
- 熊取山手線
- 和歌山バス那賀
- (特急)粉河熊取線
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
R 阪和線
■関空快速・■紀州路快速・■快速・■直通快速
東岸和田駅 (JR-R40) - 熊取駅 (JR-R44) - 日根野駅 (JR-R45)
■区間快速・■普通
東佐野駅 (JR-R43) - 熊取駅 (JR-R44) - 日根野駅 (JR-R45)
脚注
- ^ abc曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。
^ 「明治~戦後 駅名標こぼれ話 第3回」 レイル (雑誌)No.106(2018年)
^ 寺本光照「阪和線 列車運転史」、『鉄道ピクトリアル』第728巻、鉄道図書刊行会、2003年2月、 51頁。
^ 阪和線熊取駅橋上駅舎の使用開始について(インターネットアーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 1997年9月9日
^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
^ 熊取町統計書 - 熊取町
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
熊取駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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