和泉砂川駅
和泉砂川駅* | |
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駅舎(駅西側) | |
いずみすながわ Izumi-Sunagawa | |
◄JR-R47 新家 (1.9km) (2.8km) 和泉鳥取 JR-R49► | |
所在地 | 大阪府泉南市信達牧野165-2 北緯34度21分38.76秒 東経135度16分54.07秒座標: 北緯34度21分38.76秒 東経135度16分54.07秒 |
駅番号 | JR-R48 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | R 阪和線 |
キロ程 | 40.5km(天王寺起点) |
電報略号 | スナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- | 4,410人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)6月16日 |
備考 | 直営駅(管理駅) 窓口営業時間 (西口)5:00~22:00 (東口)7:30~18:00 みどりの窓口 有 |
* 改称経歴 - 1932年 信達駅→阪和砂川駅 - 1940年 阪和砂川駅→砂川園駅 - 1944年 砂川園駅→和泉砂川駅 |
和泉砂川駅(いずみすながわえき)は、大阪府泉南市信達牧野(しんだちまきの)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。駅番号はJR-R48。
泉南市の代表駅で、快速列車は全列車が停車し、特急列車も一部列車が停車する。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
3 利用状況
4 駅周辺
5 バス路線
6 隣の駅
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
歴史
1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の和泉府中駅 - 阪和東和歌山駅(現在の和歌山駅)間延伸時に、信達駅(しんだちえき)として開業。
1932年(昭和7年) - 阪和砂川駅(はんわすながわえき)に改称。
1933年(昭和8年)3月16日 - 裏駅舎新設願届出[1]。
1937年(昭和12年)
- 上半期 - ホーム延長[2]。
- 時期不詳 - 東口開設[3]。
1940年(昭和15年)12月1日 - 阪和電気鉄道が南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる[4]。
1941年(昭和16年)8月1日 - 砂川園駅(すながわえんえき)に改称[5]。
1944年(昭和19年)5月1日 - 山手線が国有化され、鉄道省(1949年から国鉄)阪和線の駅となる[4]。同時に和泉砂川駅に改称。
1981年(昭和56年)11月1日 - 貨物の取り扱いが廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[4]。
1993年(平成5年)7月1日 - 阪和線運行管理システム(初代)導入。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[6]。
2011年(平成23年)3月12日 - 一部の特急列車について当駅停車が新たに設定される[7]
2013年(平成25年)9月28日 - 阪和線運行管理システムを2代目のものに更新。
2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
駅構造
島式ホーム2面4線を持つ、待避設備を備えた地上駅になっている。西口・東口双方に、古くこぢんまりした駅舎があり、ホームへは日根野寄りの跨線橋で結ばれている。東口の駅舎は阪和電気鉄道に特徴的な三角屋根を持っており、その多くが姿を消した中では貴重な現存例である。
バリアフリー対応として、各ホームにエレベーターと駅舎内に多目的トイレが設置されている。
駅長が配置された直営駅で、管理駅として阪和線の長滝駅・新家駅・和泉鳥取駅・山中渓駅・紀伊駅・六十谷駅の6駅を管轄している。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | R 阪和線 | 上り | 日根野・天王寺・大阪方面 | 一部4番のりば |
3・4 | 下り | 紀伊・和歌山方面 |
- 当駅始発の日根野・天王寺方面行きの列車は、4番のりばから発車する。
- 2番・3番のりばが本線、1番・4番のりばが待避線である。
利用状況
天王寺方面への中距離通勤・通学利用が多く、当駅に停車する特急「くろしお」で天王寺方面へ向かう利用者もいる。また隣接している和歌山県岩出市からの利用者も多い。
「大阪府統計年鑑[8]」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 5,852 |
1998年 | 5,824 |
1999年 | 5,655 |
2000年 | 5,544 |
2001年 | 5,498 |
2002年 | 5,432 |
2003年 | 5,417 |
2004年 | 5,310 |
2005年 | 5,215 |
2006年 | 5,208 |
2007年 | 5,198 |
2008年 | 5,123 |
2009年 | 4,858 |
2010年 | 4,725 |
2011年 | 4,577 |
2012年 | 4,520 |
2013年 | 4,557 |
2014年 | 4,406 |
2015年 | 4,446 |
2016年 | 4,410 |
駅周辺
関西の大手私鉄各社は戦前から、宝塚ファミリーランド(阪急)、阪神パーク(阪神)、ひらかたパーク(京阪)など、沿線開発にと挙って遊園施設を開業したが、阪和電鉄も遊園地を経営していたことがある。この駅周辺にあった砂川遊園がそれで、現在のほんみち泉南支部のあるあたりから砂川公園団地、砂川台団地一帯に広がる大遊園地であった。大花壇のほか「砂川テント村」と呼ばれるキャンプ場や貸しボートなどがあったが、砂川遊園最大の目玉だったのが「砂川奇勝」である。これは洪積期に海の底の砂や粘土が積み重なったものが隆起し丘陵となったもので、園内に高く聳えたっていた。この丘陵は雨水によって削られ変形していき、砂が流れる川のようにみえたことから、「砂川」の名がつけられ、そのまま駅名にもなった。現在も砂川奇勝の一部が団地内の公園に保存されている。また、かつて阪和電鉄が発行した同地の案内パンフレットにミッキーマウスが使われたこともあった。
- 海会寺跡
- 大阪府立泉南支援学校
- 古代史博物館
- 長慶寺
- 林昌寺
- 往生院
- 一岡神社
- 岡中鎮守社
- 厩戸王子跡
- 市場稲荷神社
池田泉州銀行泉南支店(■旧泉州店舗)- 泉南ショッピングセンター
ラ・ムー泉南店
- 御旅所跡(小さな公園に大きな鳥居が立っている)
バス路線
- 砂川駅前(南海ウイングバス南部・和歌山バス那賀)
- イオン砂川線:イオンモールりんくう泉南
- 樽井・岩出線:樽井駅前行、JR岩出駅前行
泉南市コミュニティバス(さわやかバス)
- 岡田方面回り
- 一丘方面回り
- 新家方面回り
- 砂川方面回り
- 山方面回り
- 南方面回り
- イオン砂川線:イオンモールりんくう泉南
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
R 阪和線
- 特急「くろしお」一部停車駅
■快速・■直通快速・■紀州路快速(朝の一部)
日根野駅 (JR-R45) - 和泉砂川駅 (JR-R48) - 紀伊駅 (JR-R51)
■紀州路快速(上記以外の列車)・■区間快速(下りのみ運転)・■普通
新家駅 (JR-R47) - 和泉砂川駅 (JR-R48) - 和泉鳥取駅 (JR-R49)
脚注
^ 竹田辰男 『阪和電気鉄道史』 鉄道資料保存会、1989年、76頁。ISBN 978-4885400612。
^ 竹田辰男 『阪和電気鉄道史』 鉄道資料保存会、1989年、101頁。ISBN 978-4885400612。
^ 天王寺鉄道管理局三十年写真史P276「駅の変せん」
- ^ abc曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』42号 阪和線・和歌山線・桜井線・湖西線・関西空港線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月16日、12-13頁。
^ 竹田辰男「南海鉄道山手線史の考察」、『鉄道史料』第108巻、鉄道史資料保存会、2003年、 28頁。
^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
^ “平成23年春ダイヤ改正について” (プレスリリース), JR西日本和歌山支社, (2010年12月17日), https://web.archive.org/web/20101226004642/http://www.westjr.co.jp:80/ICSFiles/afieldfile/2010/12/17/1_20101217_wakayama.pdf 2018年7月16日閲覧。 ※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
和泉砂川駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
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