アルコア
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | NYSE AA |
本社所在地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市パークアベニュー390番地 |
設立 | 1886年 |
業種 | 非鉄金属 |
事業内容 | アルミニウムと関連製品の生産加工販売 |
代表者 | 会長兼CEO アラン・ベルダ(Alain J. P. Belda) |
資本金 | 9億8千ドル(2005年12月31日) |
売上高 | 261億5千9百万ドル(2005年度) |
従業員数 | 129,000人 |
決算期 | 毎年12月31日 |
主要株主 | ウエリントン・マネジメント、モルガン・スタンレー |
主要子会社 | ハウメット アルコア・クロージャー・システム(旧柴崎製作所) |
外部リンク | www.alcoa.com |
アルコア社(Alcoa Inc.、NYSE:AA)はアルミニウム、アルミニウム製品およびアルミナの世界的なメーカーである。
社名の由来は「Aluminum Company of America」の頭文字を取ったものである。
目次
1 概要
2 年表
3 関連項目
4 外部リンク
概要
アルコアはペンシルベニア州ピッツバーグ市で創業し、現在ニューヨーク市に本拠地を置いている。主に、アルミシートとアルミプレートのような製品、アルミ箔製品、また開拓中の分野として、航空宇宙製品、自動推進のコンポーネント、AFLの自動車事業、キャスティング、自動エンジニアリング製品およびファスナーなどを供給している。
さらに、アルコアは、自動車とトラック用、精密鋳造、産業ファスナー、ビニール羽目板、プラスチック、PVCフィルムおよび電気回路を含む非アルミニウム製品を供給している。アルコアの製品は、航空機、自動車、商用輸送、パッケージング、消費財、建物および建築、産業で使用される。アルコアは、中国に合弁企業を設立している。
日本の神戸製鋼とは技術提携しているが、日米で展開していた輸送機産業用アルミの合弁事業は2007年1月に解消した。
2007年5月7日、アルコアはカナダの同業大手で世界第3位のアルキャンに対し買収総額約269億ドルの敵対的買収を提案した。しかしアルキャンは提案を拒否し、同年7月12日、資源メジャーの英豪リオ・ティントの友好的買収提案に合意した。リオ・ティントが合意に基づくTOBでアルキャンの株式の3分の2以上を取得し、アルキャンはリオ・ティントの既存のアルミニウム部門(世界第7位)と統合して新たなリオ・ティントのアルミニウム部門にあたる「リオ・ティント・アルキャン」を形成し世界最大のアルミニウム企業(ボーキサイトとアルミ地金)になった。そのためアルコアは地金生産量でロシアの同業ルサール(ロシア・アルミニウム)に次ぐ世界第3位に後退した。
年表
1886年 チャールズ・マーティン・ホール、ホール・エルー法を発見
1888年 ホール、アルフレッド・ハントと共にピッツバーグ・リダクション会社設立
1889年 アルフレッドがアーサー・デイビスとジョージ・クラップをともないトーマス・メロンに融資を要請
1907年 アメリカ・アルミナム会社に改名
1999年 アルコアへ改名
関連項目
- 金本位制
ソール・バス - トレードマークをデザインした。
外部リンク
- アルコア社
- アルコア日本グループ