視聴者
視聴者(しちょうしゃ)とは、テレビなどの映像を見る人のこと。英語ではオーディエンス(Audience)というが、オーディエンスにはラジオなどの聴取者を含む。
視聴者の数の指標として視聴率があり、主な調査会社にエーシーニールセンやビデオリサーチがある。
インターネット放送や動画サービスでは、視聴者数あるいは再生回数が示されることが多い。
視聴者構成割合
視聴者の性別や年齢などの構成を示す指標が視聴者構成割合(オーディエンス・コンポジション)である[1]。視聴者構成割合は自社が制作した番組、またその番組の広告主にとっては自社が提供した番組やコマーシャルをどのような人たち(視聴者層)に視聴されたか知る手がかりとなる[1]。
例えばビデオリサーチの場合、視聴者を下記のように区分している[2]。
- C層 4-12歳の男女 (Cは英語で子供を表すChildの意味)
- T層 13-19歳の男女 (TはTeenager(ティーンエイジャー)の意味)
- F1層 20-34歳の女性 (Fは英語で女性を表すFemaleの意味)
- F2層 35-49歳の女性
- F3層 50歳以上の女性
- M1層 20-34歳の男性 (Mは英語で男性を表すMaleの意味)
- M2層 35-49歳の男性
- M3層 50歳以上の男性
脚注
- ^ ab藤平芳紀 『視聴率』 大空社、1996年、174頁。
^ 視聴率調査関連の専門用語(アルファベット順)(ビデオリサーチ)
関連項目
- 視聴者参加型番組
リスナー - 読者 - 観客
- エーシーニールセン
- ビデオリサーチ