名張市
なばりし 名張市 | |||||
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![]() 赤目四十八滝・荷担滝 | |||||
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国 | ![]() |
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地方 | 東海地方、中部地方、近畿地方 |
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都道府県 | 三重県 |
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団体コード | 24208-0 |
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法人番号 | 4000020242080 |
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面積 | 129.77km2 |
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総人口 | 77,040人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) |
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人口密度 | 594人/km2 |
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隣接自治体 | 津市、伊賀市 奈良県:宇陀市、山辺郡山添村、宇陀郡曽爾村 |
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市の木 | モミジ |
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市の花 | キキョウ |
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市の鳥 | ウグイス |
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名張市役所 | |||||
市長 | 亀井利克 |
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所在地 | 〒518-0492 三重県名張市鴻之台一番町1番地 北緯34度37分39.3秒東経136度6分30.2秒座標: 北緯34度37分39.3秒 東経136度6分30.2秒 |
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外部リンク | 公式ウェブサイト |
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■ ― 市 / ■ ― 町 | |||||
特記事項 | 海抜:225.93m |
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ウィキプロジェクト |
名張市(なばりし)は三重県西部、伊賀地方に位置する市である。
目次
1 概要
2 地理
2.1 河川
2.2 ダム
3 歴史
3.1 沿革
4 人口
5 市政
5.1 市長
5.1.1 歴代市長
5.2 市制の状況
5.3 ロゴ・マスコット類
5.4 市議会
6 産業
6.1 農業
6.2 工業
6.3 商業
6.3.1 ショッピングセンター・スーパー
6.3.2 大型専門店
6.4 金融機関
6.5 日本郵政グループ
7 教育
7.1 大学・短期大学
7.2 高等専門学校
7.3 高等学校
7.4 中学校
7.5 小学校
7.6 特別支援学校
7.7 専門学校
7.8 教育に関する過去の問題
8 公共施設
8.1 警察
8.2 消防
8.3 公園
8.4 図書館
8.5 病院・福祉施設
8.6 歴史施設
8.7 運動施設
8.8 その他
9 公営競技
10 交通
10.1 鉄道
10.2 高速バス
10.3 一般路線バス
10.4 コミュニティバス
10.5 道路
11 メディア等
11.1 地域メディア等
11.2 新聞
12 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
12.1 名所・旧跡
12.2 レジャー
12.3 観光
12.4 祭り
12.5 催事
13 著名な出身者
13.1 ゆかりの人物
14 名張市付近を舞台とする作品
14.1 ローカルヒーロー
15 関連項目
16 脚注
17 外部リンク
概要
伊賀盆地南部に位置し、周囲を山野や赤目四十八滝や香落渓といった渓谷を含めた美しい自然に囲まれ、四季折々の鳥の鳴き声などの自然の音を感じながら暮らすことができる。
名張市は近鉄大阪線の沿線で、大阪都市圏へ約60分の位置にあるため大阪府のベッドタウンとして発展、1980年代前半から名張藤堂家の家紋であった「桔梗」にちなんだ「桔梗が丘」の開発をはじめとした多くの大規模住宅地が造成され人口が急増した。初期に「桔梗が丘」と命名されたことから、その後に開発される住宅地についても「つつじが丘」「梅が丘」「百合が丘」「さつき台」「すずらん台」など、花の名を冠した住宅地が造成されることになった。
しかし、2000年(平成12年)頃以降、より大阪方面へ至近の奈良県香芝市等で住宅開発が進んだほか、都心回帰傾向もあり、世帯・人口ともに減少傾向が継続し、高齢化も進んでいる。
地理

名張市中心部周辺の空中写真。1974年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
河川
名張川
- 青蓮寺川
- 宇陀川
- シャックリ川
ダム
- 青蓮寺ダム
- 比奈知ダム
歴史
万葉の昔から宿駅として開け、壬申の乱に際して大海人皇子が東国へ逃れる際にも当地を経由した。
墾田永年私財法の施行以降、東大寺の荘園として人口の増加が始まり集落として発達しはじめた。その後自治勢力が武装し「黒田の悪党」と呼ばれ荘園支配から逃れようと地主に対抗したことで中世日本史に名を残す地域である。荘園支配に抵抗してはいたが、実際に東大寺との関係は深く、年中行事であるお水取りでは当地で伐採された木材が使用されるなど名残を残す。しかし、宗教文化が実際にこの地に花開いているわけではなく、華々しく飾られた今風の宗教施設のほかは山村地域に枯れた風景を彩る山寺が散見されるのみとなっている。
悪党は独特の戦闘知識や薬学体系を背景に、後に忍者と呼ばれる存在となる。その中でも伊賀忍者の名前はあまりにも有名であるがゆえに、発祥の地は北に隣接する伊賀市であると誤解を受けているが、実際は伊賀地域全体に広く忍者の生活・活動した跡が見られる。伊賀忍者の技・術・道具などの展示は赤目四十八滝入り口付近にある展示施設にて行われている。
1579年(天正7年)から1581年(天正9年)にかけ、忍者による陰謀が発端となり織田信長親子による伊賀忍者殲滅作戦、天正伊賀の乱が二度にわたって展開され、名張の地は文字通り焦土と化した。現在は「天正乱れ太鼓」などの伝承により当時の様子が物語られている。
現在の街は、伊勢参りの宿場町が原型。明治以降も小規模な地方鉄道が出来ただけで、交通の便に恵まれなかったが、1930年に参宮急行電鉄(現在の近鉄大阪線)が開通し、発展の礎となる。1954年(昭和29年)3月31日に市制施行[1]。
その後、大阪方面への通勤者のために大規模な団地が形成され、それに呼応するように郊外型の大型商業施設も相次いで開店した。このため、伊賀市(旧上野市)とともに伊賀地方の商業の中心となっている。
沿革
1954年(昭和29年)3月31日 - 名賀郡名張町・滝川村・箕曲村・国津村が合併して発足。
1957年(昭和32年)7月1日 - 名賀郡古山村の一部(大字南)を編入(古山村の残部は上野市へ編入)。
1964年(昭和39年) - 高北新治郎が名誉市民となる。
1965年(昭和40年) - 桔梗が丘団地の入居開始。
1973年(昭和48年) 7月 - 国道165号開通
1978年(昭和53年)10月 - 美旗古墳群が国の史跡に指定
1990年(平成 2年) 9月 - 人口7万人突破
1992年(平成 4年)10月 - 名張藤堂邸が一般公開
1994年(平成 6年)10月 - 人口8万人突破
2003年(平成15年) 2月 - 伊賀6市町村との合併可否を問う住民投票を実施。結果は反対多数で協議会から脱退。
人口
![]() | |
名張市と全国の年齢別人口分布(2005年) |
名張市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 名張市 ■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
名張市(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
市政
市長
亀井利克(2002年4月25日就任、5期目)
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初代 | 北田藤太郎 | 1954年(昭和29年)4月25日 |
1974年(昭和49年)4月24日 |
名誉市民(1976年1月認定) |
2代 | 永岡茂之 | 1974年(昭和49年)4月25日 |
1990年(平成2年)4月24日 |
名誉市民(1992年10月認定) |
3代 | 富永英輔 | 1990年(平成2年)4月25日 |
2002年(平成14年)4月24日 |
|
4代 | 亀井利克 | 2002年(平成14年)4月25日 |
現職 |
市制の状況
3代目市長・富永英輔の金銭問題の反省を受けて、以降の市制は情報の開示を積極的に行っている。
市役所が旧市街地[2]から現在の鴻之台に移転[3]し、それに伴い主要な役所も相次いで旧市街から移転したため、それまで経済の中心地だった旧市街地域は古いたたずまいを残すも経済の中心地たる地位を維持できず、商業地域の中心は国道165号沿線地域および大規模造成地である桔梗が丘へと移り変わって行った。現在、市はこの旧市街区の経済活性化を目標に、文化・観光資源としての利用を検討している。
現伊賀市エリアとの合併賛否を問う住民投票否決により、今後の安定した市制施行のための財源を確保するためあらゆる支出の見直しを市当局は行っている。
ロゴ・マスコット類
1999年(平成11年)の市制執行45周年記念に制定された。一覧
- マスコットキャラクター「なばりのナッキー」(市の花であるキキョウをモチーフにデザイン)
- 漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字のロゴマークを多数設定。
市議会
任期:2018年8月31日から2022年8月30日
2018年9月7日現在
- 議員定数:18名
- 議長:川合 滋
- 副議長:阪本 忠幸
会派名 | 議員数 |
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清風クラブ | 4 |
公明党 | 4 |
心風会 | 3 |
喜働 | 2 |
自由クラブ | 2 |
無会派 | 3 |
※なお、衆議院議員選挙の選挙区は「三重県第2区」[4]、三重県議会議員選挙の選挙区は「名張市選挙区」(定数:2)[5]となっている。
産業
農業
稲作・ぶどう・いちごなど。ぶどう・いちごは、観光農園として青連寺湖周辺で行われている。京阪神・名古屋方面からの集客もあり。また、水が綺麗で日本酒づくりも行われている。酒蔵複数あり。
工業
市内に工業団地が複数造成され(八幡工業団地、蔵持工業団地など)、日立化成、コクヨ、藤森工業、ノーベル製菓、ニッタ、フジシール、トステムなどが工場を建設、稼動。
- 本社所在地が市内にある企業
ボルグワーナー・モールステック株式会社(自動車部品製造)- 株式会社タカキタ(農機具・精密部品製造 東証2部上場)
- オキツモ株式会社(塗料製造)
東研サーモテック
商業
宿場町であったことと、数ある観光資源、自然が残っていることを生かした観光関連業。関西と東海の中間点であることから、関西系(オークワ・万代・イオン)、東海系(マックスバリュ中部、ユニー【アピタ】、ビバホーム)がそれぞれ出店。日清食品のどん兵衛きつねうどん・天ぷらそばの東日本仕様と西日本仕様が同じ市内で買える。同様に、関西限定品と東海限定品が同時に購入可能なことも多い。
人口急増が十年以上続いたため、成長市場として国道165号沿線に大店舗の出店を計画する企業があとを絶たない状況が続いているが、人口、および商圏の拡大が昨今伸び止まりの傾向が見られたことや大店舗同士の競争の激化などで人知れず閉店している店舗も数多い。
ショッピングセンター・スーパー
アピタ名張店 - 1998年(平成10年)10月9日に開店[6]。2010年6月5日から無料バスの運行を開始した[7]。
イオン名張店 - 旧ジャスコ名張店を郊外へ移転する計画を地元側の働き掛けで撤回し[8]、特定商業集積法を活用して店舗跡地周辺を含めた再開発を行い[8]、ショッピングセンターリバーナの核店舗として[8]1996年(平成8年)4月22日に[9]新名張店として開店した[10]。- スーパーセンターオークワ名張店 - 1996年(平成8年)に開店(オークワパークシティなばり店)し、2002年(平成14年)4月24日に直営売り場面積を半減させる大規模な改装を行った[11]。
近鉄プラザ桔梗が丘 - 近商ストアの店舗として1965年(昭和40年)に開業し[12]、総合スーパーから百貨店へ業態転換して同年9月19日に「桔梗が丘近鉄百貨店」として新装開店した[13]。百貨店としての運営をやめて2012年(平成24年)3月3日に「近鉄プラザ桔梗が丘」として新装開業した[14]が、2018年3月で閉店。
万代 - 蔵持町原出より現店舗に移転
マックスバリュ
- 名張店 - 2007年(平成19年)10月20日に開店[15]。
- ザ・ビッグ エクスプレス夏見橋店 - 現店舗向かい(フレックス夏見橋店)より移転。2000年(平成12年)秋、マックスバリュ夏見橋店を開店し[16]、ディスカウント店の「バリューセンター夏見橋店」を経て2013年(平成25年)9月7日に「ザ・ビッグ エクスプレス夏見橋店」に業態転換した[17]。
- フレックス時代には東町店や桔梗が丘店(現・マックスバリュ桔梗が丘東店)も出店していた[18]。
サンディ名張店 - 大阪府を基盤とするディスカウントスーパーで、三重県内で唯一の店舗。
大型専門店
スーパービバホーム名張店(名張ガーデンプラザ内) - 2000年(平成12年)秋に開店[19]。
ケーズデンキ名張パワフル館 - 2009年(平成21年)4月30日に開店[20]。夏見より現店舗に移転。- ヤマダ電機
ジョーシン - 蔵持町原出より現店舗に移転。ジョーシンアウトレット名張店を経る。
金融機関
- 百五銀行
- 三重銀行
- 第三銀行
中京銀行 - 1945年(昭和20年)から1964年(昭和39年)まで市内に本店を置いていた。- 南都銀行
- 東海労働金庫
日本郵政グループ

名張郵便局
(2015年3月現在)
日本郵便株式会社
名張郵便局(栄町) - 集配局。- 滝川郵便局(赤目町丈六=あかめちょうじょうろく)
- 西名張郵便局(木屋町)
- 名張百合が丘郵便局(百合が丘東)
- 名張つつじが丘郵便局(つつじが丘北)
- 名張梅が丘郵便局(梅が丘南)
- 名張桔梗が丘郵便局(桔梗が丘)
- 名張桔梗丘南郵便局(桔梗が丘)
- 美旗郵便局(新田=しんでん)
- 比奈知郵便局(下比奈知)
- 国津郵便局(長瀬)
- 名張錦生(にしきお)簡易郵便局(安部田)
- 赤目滝簡易郵便局(赤目町長坂)
- 名張蔵持簡易郵便局(蔵持町原出)
- 薦原(こもはら)簡易郵便局(薦生=こもお)
- 名張東田原(ひがしたわら)簡易郵便局(東田原)
- 名張すずらん台簡易郵便局(すずらん台東)
- 名張滝之原簡易郵便局(滝之原)
- ※名張市内の郵便番号は「518-04xx」「518-05xx」「518-06xx」「518-07xx」(名張局の集配担当)となっている。
ゆうちょ銀行
- 名古屋支店 リバーナショッピングセンター内出張所(元町)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- 名古屋支店 名張市役所内出張所(鴻之台=こうのだい)(ATMのみ)
- その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、名張・名張桔梗が丘の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
教育
市内の公立小中学校では2020年までに全校で小中一貫教育を導入する計画がある[21]。2015年秋より、名張市立南中学校と名張市立つつじが丘小学校をモデル校に指定し、中学校教員が小学校で授業を実施する、中学校の体育祭に小学校5・6年生を参加させるなどの取り組みを行っている[21]。
大学・短期大学
皇學館大学名張学舎 (2009年〈平成21年〉4月入学生の選抜を以て、撤退した。伊勢キャンパスへ統合)
高等専門学校
近畿大学工業高等専門学校 (2011年〈平成23年〉4月に三重県熊野市より移転した)
高等学校
- 三重県立名張高等学校
- 三重県立名張青峰高等学校
中学校
- 名張市立名張中学校
- 名張市立赤目中学校
- 名張市立桔梗が丘中学校
- 名張市立北中学校
- 名張市立南中学校
小学校
- 名張市立名張小学校
- 名張市立蔵持小学校
- 名張市立薦原小学校
- 名張市立比奈知小学校
- 名張市立美旗小学校
- 名張市立箕曲小学校
- 名張市立錦生赤目小学校(旧・赤目小学校)
- 名張市立桔梗が丘小学校
- 名張市立桔梗が丘南小学校
- 名張市立桔梗が丘東小学校
- 名張市立つつじが丘小学校
- 名張市立すずらん台小学校
- 名張市立梅が丘小学校
- 名張市立百合が丘小学校
廃校となった小学校
- 名張市立長瀬小学校 - 2008年(平成20年)に比奈知小学校へ統合された。
- 校舎は現在、ヤマト運輸のコールセンターとして利用されている。
- 名張市立錦生小学校 - 2014年(平成26年)に赤目小学校へ統合された。
- 校舎は、名張市郷土資料館として利用されている。[22]
- 校舎は、名張市郷土資料館として利用されている。[22]
- 名張市立滝之原小学校 - 1872年(明治5年)に創立された名張市内最古の小学校であったが、2014年(平成26年)3月に閉校した[23]。4月に比奈知小学校へ統合された[23]。跡地には「松阪電子計算センター」のデータセンターを誘致した[24]。
- 名張市立国津小学校 - 1875年(明治8年)に創立され、2014年(平成26年)3月に閉校した[25]。つつじが丘小学校へ統合された[26]。
- 校舎は、食品メーカー「ジャパングルメ」が、新商品の開発、物流拠点(セントラルキッチン)として整備。開業に向けて準備中。[22]
- 校舎は、食品メーカー「ジャパングルメ」が、新商品の開発、物流拠点(セントラルキッチン)として整備。開業に向けて準備中。[22]
特別支援学校
- 三重県立特別支援学校伊賀つばさ学園
専門学校
- 名張市立看護専門学校
教育に関する過去の問題
過去、名張高校が地元の優秀な高校であったことを懐かしみ、名張高校の復権を願った元市議の梶田淑子を発起人としたOB達が市政に関与。名張市内の中学に通う生徒を伊賀地区から出さないような進路指導を行うよう、市の方針として市立中学に要請したことがある(1984年(昭和59年)から突如開始)。これらは明らかに人権侵害に類するものであるため、中学校によっては非常に緩やかに施行されたが、市教委の影響の強い名張中学校などでは県外および津市内の県立高校への進学を希望する生徒に対し、「非常に厳しい進路指導」を行った。この施策のターゲットは、第二学校群と当時言われた津高校・津西高校への進学希望者であった。
結果として、優秀な中学生は比較的楽に地元高校への進学ができる形となったが、その後当地域では国公立大学や難関私立大学への進学実績において目立った向上がなかった。中には逆に進学成績を落とし、そのまま現在に至るまで回復できなくなっている高校も存在する。
公共施設
名張警察署
名張市立図書館
警察
三重県警
名張警察署(蔵持町芝出)
消防
名張市消防本部(鴻之台)
公園
名張中央公園(夏見)
- 名張中央公園展望台「ビューナ」
- 平尾山カルチャーパーク(桜ケ丘)
図書館
名張市立図書館(桜ケ丘)
病院・福祉施設
- 名張市立病院(百合が丘)
- 名張市保健センター・応急診療所(朝日町)
- 名張市総合福祉センター「ふれあい」(丸之内)
- 名張市介護老人保健施設「ゆりの里」(百合が丘)
歴史施設
名張藤堂家邸跡(丸之内)
観阿弥ふるさと公園(上小波田)- 旧細川邸やなせ宿(国登録有形文化財(建造物))(新町)
乱歩生誕地碑広場(本町)
夏見廃寺展示館(夏見・名張中央公園内)
運動施設
- 名張市総合体育館(HOS名張アリーナ)(夏見・名張中央公園内)
- 名張市民テニスコート(夏見・名張中央公園内)
- 名張市陸上競技場(夏見・名張中央公園内)
- 名張市民野球場(夏見・名張中央公園内)
- 名張市民プール(夏見・名張中央公園内)
- 名張市ターゲット・バードゴルフ場(夏見・名張中央公園内)
- 名張市武道交流館「いきいき」(蔵持町里)
その他
- 名張市勤労者福祉会館(夏見・名張中央公園内)
- とれたて名張交流館(希央台)
- 名張市子どもセンター(百合が丘)
- 名張市青少年センター(松崎町)
公営競技
ミニボートピア名張(競艇場外舟券売場)
交通
鉄道
市の中心となる駅:名張駅

名張駅
近畿日本鉄道(近鉄)
D大阪線:(奈良県宇陀市) - 赤目口駅 - 名張駅 - 桔梗が丘駅 - 美旗駅 - (伊賀市)
- 近鉄大阪線では名阪甲特急や阪伊甲特急、「しまかぜ」以外の列車が全て停車する。また時間帯によるが桔梗が丘にも一部の特急が停車する。特急を利用しての鶴橋(大阪環状線乗換駅)到達時間は平均48分、特急料金不要の快速急行による鶴橋への到達時間は平均59分、急行での鶴橋への到達時間は平均1時間10分である。津・名古屋方面は直通の特急を利用すれば津まで平均32分、四日市まで平均55分、名古屋まで平均1時間24分で到着する。名阪乙特急を除いて途中の伊勢中川で乗り継ぎを要するが、スムーズな乗り継ぎとなるようダイヤが組まれている。特急料金不要の急行での津への到達時間は平均50分、四日市へは平均1時間25分、名古屋までは平均1時間58分である。
- 廃止区間:近鉄伊賀線 伊賀神戸駅 - 美旗新田駅 - 西原駅 - 蔵持駅 - 八丁駅 - 西名張駅(1964年(昭和39年)廃止)
- 西名張は当初、名張を名乗っていた。参宮急行電鉄建設の際、当初はこの初代名張を経由する計画であったが、この時に駅周辺で利権屋による土地の買占めなどが起こったため、参宮急行電鉄ではこの駅の南側である市街地外れに路線を設置、こちらに現在の名張を置いて、初代の名張を西名張に改めた。
高速バス
三重交通
名張品川線:名張駅西口 - 三交伊賀車庫
一般路線バス
- 三重交通
コミュニティバス
名張市コミュニティバス「ナッキー号」- 国津コミュニティバス「あららぎ号」
- 錦生コミュニティバス「ほっとバス錦」
- 薦原コミュニティバス「コモコモ号」
- 緑が丘コミュニティバス「みどり号」
- 美旗地域コミュニティバス「はたっこ号」
道路
- 国道165号
- 国道368号
メディア等
- 本来の放送エリアは在名広域民放テレビ局(東海テレビ・中京テレビ・CBCテレビ・メ〜テレ)と地元局である三重テレビだが、大阪・奈良方面との繋がりが深いこともあって、アナログテレビ放送時代は、電波が直接受信できた在阪広域民放テレビ局(毎日放送・朝日放送テレビ・関西テレビ・読売テレビ)を選択して視聴している世帯も少なくなかった。
地上デジタル放送は、総務省の指導で在阪局の伊賀方面への出力が抑えられることから、在名・県域テレビの名張中継局による視聴が主となる。これに対しては、主に大阪・奈良方面への通勤・通学者から「繋がりの深い地域の情報が得られなくなる」との感情もあり、ケーブルテレビのアドバンスコープ(後述)は在阪広域民放テレビ局の視聴を可能にしている。
2006年(平成18年)春にFMなばり(83.5MHz)が開局し、伊賀地区初のコミュニティFMが誕生。
2010年(平成22年)10月からコミュファ(KDDI/中部電力系プロバイダー)が、「コミュファ光テレビ」のサービスを始めたが、名張市と近接の伊賀市旧青山町地域[27]については現在サービス提供外であるため、これは利用できない(他の三重県各市町村<一部除く>は利用可。なおコミュファ光のインターネットとIP電話のサービスは名張・伊賀両市でも利用することはできる)。
地域メディア等
アドバンスコープ(ケーブルテレビ)
新聞
全国紙は、三重県内では名古屋市で発行されたものが販売されているが、名張市では大阪本社(大阪市)で発行されたものが販売されている(伊賀市および熊野市以南も同様)。中部地方のブロック紙である中日新聞も販売されている。またスポーツ新聞も、名古屋市で発行する中日スポーツを除き、大阪版が販売されている。
朝日新聞名張支局
毎日新聞名張支局
読売新聞名張通信部
中日新聞名張通信部
※産経新聞、伊勢新聞は支局・通信部とも置いていない。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
- 名張藤堂屋敷跡
青蓮寺(青蓮寺城跡)- 夏見廃寺
- 極楽寺
- 弥勒寺
- 延寿院
- 徳蓮院
- 美旗古墳群
- 滝川氏城跡
- 桜町中将城跡
柏原城跡- 杉谷神社
レジャー

赤目四十八滝 不動滝
室生赤目青山国定公園 - 赤目一志峡県立自然公園
- 赤目四十八滝
- 香落渓
- 青蓮寺湖
観光
- 日本サンショウウオセンター
祭り
- 八日戎(鍛冶町・蛭子神社): 2月7日・8日
- 愛宕の火祭り(新町・愛宕神社): 7月下旬
催事
- 奈良二月堂松明調進行事(赤目町一ノ井・極楽寺〜東大寺): 2月11日・3月10日・3月12日
- 名張桜まつり(夏見・名張中央公園): 3月下旬〜4月上旬
- 名張川納涼花火大会(名張川新町河畔): 7月下旬
- 隠(なばり)街道市:11月上旬
著名な出身者
稲森宗太郎 - 歌人
百地三太夫 百地丹波 - 忍者
江戸川乱歩 - 作家
桂三弥 - 落語家
松下俊子 - 北原白秋妻
吉沢瞳 - タレント
みちよ (旧芸名:平家みちよ) - 歌手
岡本篤志 - プロ野球選手(埼玉西武ライオンズ)
桑原謙太朗 - プロ野球選手(阪神タイガース)
山口蛍 - プロサッカー選手(セレッソ大阪)
福井未菜 - タレント(2007年・スーパー戦隊シリーズ メインキャスト)
福持通 - 実業家、竹久夢二蒐集家
芝博一 - 参議院議員
亀山房代 - 漫才師
北村有香 (現:きたむらゆうか)- 漫画家
Die - ミュージシャン(Dir en grey)- チャンカワイ - お笑い芸人(Wエンジン)
澤大介 - 競艇選手
夢眠ねむ - タレント・歌手(でんぱ組.inc)
ゆかりの人物
- 観阿弥 - 能楽者。伊賀国小波多(現・名張市小波田)にて創座。
平井堅 - 歌手
伊藤たかみ - 作家
名張市付近を舞台とする作品
やじきた学園道中記赤目篇 - 漫画作品(市東亮子)
スケバン刑事 - 漫画作品(和田慎二)
赤目四十八瀧心中未遂 - 映画
忍者ハットリくん - 漫画作品/アニメ作品(藤子不二雄A)
水戸黄門 第一部・三部・26部 - テレビドラマ
ローカルヒーロー
- BUDOKA集団ショウレンジャー
- 赤目集団ウォーターフォールズ
関連項目
- 事件
- 名張毒ぶどう酒事件
- 食
- 名張牛汁
脚注
^ 行方一男(2014年3月23日). “名張市:市制60周年祝う 市民800人参加し式典”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ 名張市の事務所位置条例(昭和29年3月31日名張市条例第3号)
^ 名張市役所の位置を変更する条例(昭和59年6月27日名張市条例第31号)
^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
^ “ユニー「アピタ名張」開店”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年10月9日)
^ 上野満男 (2013年7月27日). “「買い物難民」救え 店直結、無料バス快走 名張”. 朝日新聞(朝日新聞社)
- ^ abc番場哲晴 『中心市街地の活性化に関する研究 大店法問題と大店法以後について』 土地総合研究 第6巻第1号 (土地総合研究所)(1998年)
^ “スガキコシステムズ、オープン情報”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1996年4月26日)
^ “中部地区夏期特集 小売流通戦線異状あり、大手量販店より強く”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1996年8月12日)
^ “ヤマナカ、売上高10%増目標、V80計画示す”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (2002年4月26日)
^ “「流れ」 近商ストア・薗村克彦社長”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年7月22日)
^ “桔梗が丘近鉄百貨店、業態転換で活性化 4年目黒字化目指す”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年10月21日)
^ 伝田賢史(2012年3月4日). “近鉄プラザ桔梗が丘:リニューアルオープン、人の列−−名張”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ “マックスバリュ名張店 10月20日オープン 三重県名張市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2007年11月1日)
^ “フレックス新夏見橋店来秋10月オープンへ 三重県名張市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (1999年11月15日)
^ “中部秋季特集:マックスバリュ中部、既存店を「ビッグ」に業態転換”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2013年9月10日)
^ “本紙「日食ふれあいクッキング」三重県でもスタート”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1994年3月18日)
^ “トステムビバが今秋名張市に大型店開店 三重県名張市”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2000年5月8日)
^ “ギガス ケーズデンキ名張パワフル館 4月30日オープンへ 三重県名張市” タイハン特報 (大量販売新聞社). (2008年9月22日)
- ^ ab植木創太「一貫教育へ交流進む 名張 つつじが丘小と南中」中日新聞2016年4月2日付朝刊、広域三重19ページ
- ^ ab広報なばり2015年(平成27年)4-3号
- ^ ab行方一男(2014年3月19日). “名張・滝之原小:最後の卒業式”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ 鶴見泰寿(2014年5月23日). “旧滝之原小:データセンター誘致 松阪の会社、関西拠点に−−名張市”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ 行方一男(2014年3月30日). “閉校式:国津小に感謝の別れ 卒業生ら200人−−名張”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ 鶴見泰寿(2014年4月8日). “入学式:希望、胸に つつじが丘など公立小中で”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
^ 伊賀市においては2012年(平成24年)7月よりサービス提供しているが、コミュファ光テレビは当初は全域で未提供だった。その後2014年より旧青山町地域を除き提供開始した
外部リンク
- 行政
- 公式ウェブサイト
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- 立法
- 名張市議会
名張市 - Facebook
- 名張市観光協会WEBサイト
- 三重県観光連盟「伊賀名張を歩く」
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