サッカーベルギー代表
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国または地域 | ベルギー | |||
協会 | ベルギーサッカー協会 | |||
愛称 | 赤い悪魔(蘭語:Rode Duivels /仏語:Diables Rouges) | |||
監督 | ロベルト・マルティネス | |||
最多出場選手 | ヤン・フェルトンゲン(97試合) | |||
最多得点選手 | ロメル・ルカク(42得点) | |||
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初の国際試合 | 1904年5月1日対フランス 3-3 | |||
最大差勝利試合 | 2001年2月28日対サンマリノ 10-1 | |||
最大差敗戦試合 | 1909年4月8日イングランド(アマチュア) 2-11 | |||
FIFAワールドカップ | ||||
出場回数 | 12回(初出場は1930) | |||
最高成績 | 3位 (2018) | |||
UEFA欧州選手権 | ||||
出場回数 | 4回 | |||
最高成績 | 準優勝 (1980) | |||
サッカーベルギー代表(オランダ語: Belgisch voetbalelftal, フランス語: Equipe de Belgique de football)は、ベルギーサッカー協会(KBVB/URBSFA)により編成されるベルギーのサッカーのナショナルチーム。
目次
1 歴史
2 特徴
3 FIFAワールドカップの成績
4 UEFA欧州選手権の成績
5 2018 FIFAワールドカップメンバー
6 キャップ
7 得点
8 監督
9 選手
9.1 GK
9.2 DF
9.3 MF
9.4 FW
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
歴史
ベルギー代表はFIFAワールドカップには第1回大会から3大会連続出場の実績を持つ古豪で、1980年代に入りヤン・クーレマンス、ジャン・マリー・プファフ、エリック・ゲレツらが台頭してから隆盛を迎えた。UEFA欧州選手権1980で地元イタリアを抑えて決勝に進出し、準優勝に輝いた。1982 FIFAワールドカップでは開幕戦でディエゴ・マラドーナを擁する前回優勝国のアルゼンチンを1-0で破る番狂わせを演じ、ワールドカップ出場6回目で初めてグループリーグを突破。エンツォ・シーフォ、ジョルジュ・グルンらが加わった1986 FIFAワールドカップでは、欧州予選プレーオフでオランダと対戦し、アウェイの第二戦でオランダの出場権獲得が迫っていた中で挙げた85分のゴールによってアウェイゴールルールでの突破を果たした。本大会でもグループリーグ3位と苦しみながらも決勝トーナメントに進出し、ソ連、スペインを立て続けに破って初のベスト4となる4位に躍進した。
その後もシーフォらを中核に1990年、1994年、1998年と3大会連続で本大会出場を果たし1990年と1994年大会ではベスト16に進出した。ちなみに参加24ヶ国6グループ制だった時代に1990,1994と2大会連続で第1シード権を得るなど強豪ぶりを発揮していた。
UEFA欧州選手権ではUEFA EURO 2000をオランダと共催したが、1勝2敗でグループリーグ敗退に終わり、FIFAワールドカップと欧州選手権で続いていた「開催国は必ず一次リーグを突破する」という伝統が初めて崩れた。2002 FIFAワールドカップではマルク・ヴィルモッツを擁しベスト16に進出したが、世代交代に失敗し、この大会を最後にワールドカップ、欧州選手権共に予選敗退が続き、2010年にはFIFAランク68位まで後退した。
その後はユース世代の育成改革が成功し、エデン・アザール、ケヴィン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクら黄金世代の選手が次々と現れ始めた。2013年10月11日、ヨーロッパ予選グループAで首位通過を決め、3大会ぶりにFIFAワールドカップへ出場することになった。本大会ではグループリーグ3連勝で首位を通過、ラウンドオブ16では延長戦でアメリカに勝利し、1986年大会以来28年ぶりにベスト8へと進出した。準々決勝ではアルゼンチンの前に敗れた。
2015年11月5日付のFIFAランキングで史上8ヶ国目の1位となった。
UEFA EURO 2016で4大会ぶりに本大会へ出場し、ベスト8まで進出したが準々決勝でウェールズに敗れた。
2018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選では、グループHで9勝1分け(総得点43点)という圧倒的な強さを見せ、欧州一番乗りで本大会の出場権を獲得した。本大会ではグループGを3戦全勝で首位通過し、決勝トーナメント1回戦では日本に3-2と大逆転勝ちし、準々決勝では優勝候補のブラジルを2-1で退けた。準決勝はフランスを相手に0-1で敗れたが、3位決定戦ではイングランドに2-0で勝利し、1986年大会を上回る3位となった。
特徴
プファフ、ミシェル・プロドーム、ティボ・クルトゥワを筆頭にヨーロッパではドイツ、イタリア、イングランド、スイスと並んで優秀なゴールキーパーを輩出する国として知られている。
FIFAワールドカップの成績
開催国 / 年 | 成績 | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 |
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1930 | グループリーグ敗退 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 |
1934 | 1回戦敗退 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 5 |
1938 | 1回戦敗退 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 |
1950 | 出場辞退 | ||||||
1954 | グループリーグ敗退 | 2 | 0 | 1 | 1 | 5 | 8 |
1958 | 予選敗退 | ||||||
1962 | |||||||
1966 | |||||||
1970 | グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 4 | 5 |
1974 | 予選敗退 | ||||||
1978 | |||||||
1982 | ベスト16 | 5 | 2 | 1 | 2 | 3 | 5 |
1986 | 4位 | 7 | 2 | 2 | 3 | 12 | 15 |
1990 | ベスト16 | 4 | 2 | 0 | 2 | 6 | 4 |
1994 | ベスト16 | 4 | 2 | 0 | 2 | 4 | 4 |
1998 | グループリーグ敗退 | 3 | 0 | 3 | 0 | 3 | 3 |
2002 | ベスト16 | 4 | 1 | 2 | 1 | 6 | 7 |
2006 | 予選敗退 | ||||||
2010 | |||||||
2014 | ベスト8 | 5 | 4 | 0 | 1 | 6 | 3 |
2018 | 3位 | 7 | 6 | 0 | 1 | 16 | 6 |
合計 | 出場13回 | 48 | 20 | 9 | 18 | 68 | 72 |
UEFA欧州選手権の成績
開催国 / 年 | 成績 | 試 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 |
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1960 | 予選敗退 | ||||||
1964 | |||||||
1968 | |||||||
1972 | 3位 | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 |
1976 | 予選敗退 | ||||||
1980 | 準優勝 | 4 | 1 | 2 | 1 | 4 | 4 |
1984 | グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 4 | 8 |
1988 | 予選敗退 | ||||||
1992 | |||||||
1996 | |||||||
2000 | グループリーグ敗退 | 3 | 1 | 0 | 2 | 2 | 5 |
2004 | 予選敗退 | ||||||
2008 | |||||||
2012 | |||||||
2016 | ベスト8 | 5 | 3 | 0 | 2 | 9 | 5 |
合計 | 出場5回 | 17 | 7 | 2 | 8 | 22 |
2018 FIFAワールドカップメンバー
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キャップ
2014年7月7日現在
水色は現役代表選手
位 | 名前 | キャップ数 | 期間 |
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1 | ヤン・クーレマンス | 96 | 1976-1991 |
2 | ティミー・シモンス | 93 | 2001-2013 |
3 | エリック・ゲレツ | 86 | 1975-1991 |
ヴァン・デル・エルスト | 1984-1998 | ||
5 | エンツォ・シーフォ | 84 | 1984-1998 |
ダニエル・ファン・ブイテン | 2001-2014 | ||
7 | ポール・ヴァン・ヒムスト | 81 | 1960-1974 |
8 | バルト・ホール | 78 | 1999-2008 |
9 | ジョルジュ・グルン | 77 | 1984-1995 |
10 | ロレンツォ・スターレンス | 70 | 1989-2000 |
マルク・ヴィルモッツ | 1990-2002 |
得点
2018年3月27日現在
水色は現役代表選手
位 | 名前 | 得点数 | 期間 |
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1 | ロメル・ルカク | 42 | 2008- |
2 | ジョゼフ・メルマン | 27 | 1945-1956 |
3 | ロベルト・デ・フェーン | 26 | 1906-1913 |
レイモン・ブレーヌ | 1925-1939 | ||
4 | ヴェスレイ・ソンク | 24 | 2001-2010 |
8 | ヤン・クーレマンス | 23 | 1976-1991 |
マルク・デグリース | 1984-1996 | ||
10 | アンリ・コパン | 21 | 1949-1959 |
監督
レイモン・ゲタルス 1968-1976
ギー・ティス 1976-1989,6、1990.5-1991- Walter Meeuws 1989.7-1990.2
- ポール・ヴァン・ヒムスト 1991-1996
ヴィルフリード・ヴァン・ムール 1996
ジョルジュ・レーケンス 1997-1999
ロベール・ヴァサイジュ 1999-2002
エメ・アンテュニス 2002-2005
レネ・ヴァンデレイケン 2006-2009.4
フランキー・ベルコーテレン 2009.5-2009.9
ディック・アドフォカート 2009.10-2010.4
ジョルジュ・レーケンス 2010.5-2012
マルク・ヴィルモッツ 2012-2016
ロベルト・マルティネス 2016.9-
選手
太字は現役選手
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脚注
関連項目
- U-21サッカーベルギー代表
外部リンク
- ベルギーサッカー協会
- RSSSFによるベルギー代表の記録
- RSSSFによるベルギー代表選手の記録
- RSSSFによるベルギー代表監督の記録
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