卯
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卯(う、ぼう)は十二支のひとつ。いわゆる「うさぎ」。通常十二支の中で第4番目に数えられる。前は寅、次は辰である。
- 卯年は、西暦年を12で割って7が余る年が卯の年となる。
- 卯の月は旧暦2月
- (概ね新暦3月、卯月は旧暦4月を指す)
- 卯の刻は夜明けの6時を中心とする約2時間。夜明けの6時(朝6時)を正卯(しょうぼう)ということがある。
- 卯の方は東の方角である。なお、酉は西の方角であるので、卯酉線(ぼうゆうせん)は地球上での東西線をいう(ただし、意味は少し異なる)。同様に南北線を子午線(しごせん)という。
五行は木気
陰陽は陰である。
「卯」は『史記』律書によると「茂」(ぼう:しげるの意味)または『漢書』律暦志によると「冒」(ぼう:おおうの意味)で、草木が地面を蔽うようになった状態を表しているとされる。後に、覚え易くするために動物の兎が割り当てられた。なお、フランス、中国の一部、チベット、タイ、ベトナム、ベラルーシでは兎ではなく猫が割り当てられる。
ピョンピョン跳ねるうさぎのイメージから株価が上昇する年と言われている。実際に1999年の株価は1年で37%高騰している。
卯を含む干支
- 丁卯
- 己卯
- 辛卯
- 癸卯
- 乙卯
関連項目
新嘗祭 - グレゴリオ暦採用以前は、旧暦11月の2回目の卯の日に行われていた。
