香山郡
![]() 妙香山・普賢寺の大雄殿 | |
位置 | |
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各種表記 | |
チョソングル: |
향산군 |
漢字: |
香山郡 |
片仮名転写: |
ヒャンサン=グン |
ローマ字転写 (MR): |
Hyangsan kun |
統計 | |
行政 | |
国: | ![]() |
香山郡(ヒャンサンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国平安北道の東部、名勝地として知られる妙香山の麓に位置する郡。
目次
1 地理
2 行政区画
3 歴史
3.1 年表
3.1.1 妙香山区
4 観光
5 交通
5.1 道路
5.2 鉄道
5.3 航空
6 脚注
7 外部リンク
地理
妙香山の山地が郡域の東部に広がる。主峰は毘盧峰(1909m)。
郡の東部の盆地を清川江が貫流しており、邑(郡行政の中心、香山邑)もここに所在する。西に雲山郡、南に球場郡、東北に慈江道と隣接する。
行政区画
1邑・20里を管轄する。
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歴史
現在の香山郡は、1952年に寧辺郡の一部(北薪峴面・泰平面)を分離して編成したものである。
妙香山一帯は、高麗時代には普賢寺をはじめとして多くの寺院が建てられ、朝鮮仏教の中心地のひとつであった。妙香山の峰や渓流の名にも仏教の影響が見られる。また、朝鮮王朝実録を納める史庫の一つが置かれたことがある。
北朝鮮の体制下では、金日成主席の専用別荘や国際親善展覧館が建設され、観光地としても整備がすすめられた。1995年には平壌との間に高速道路「平壌-香山観光道路」も建設された。
年表
この節の出典[1]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、平安北道寧辺郡泰平面・北薪峴面および南松面の一部地域をもって、香山郡を設置。香山郡に以下の邑・里が成立。(1邑26里)
- 香山邑・石倉里・沙川里・仏舞里・水陽里・天水里・立石里・石興里・亀頭里・雲峯里・造山里・新化里・上西里・舘北里・下西里・舘上里・舘下里・香草里・林興里・徳城里・華山里・蘆下里・蘆峴里・加佐里・龍城里・香巌里・沙蘆里
- 1954年 (1邑20里)
- 沙川里が水陽里に編入。
- 香草里が香巌里に編入。
- 石興里が立石里・加佐里に分割編入。
- 徳城里・蘆下里の各一部が蘆峴里に編入。
- 立石里の一部が天水里に編入。
- 香巌里の一部が香山邑・林興里に分割編入。
- 華山里および徳城里の残部が合併し、北新峴里が発足。
- 沙蘆里および蘆下里の残部が合併し、上蘆里が発足。
- 舘上里・舘北里が合併し、泰平里が発足。
- 1984年 - 香山邑・香巌里・北新峴里・林興里が新設の妙香山区に編入。(17里)
- 1985年 (1邑6里)
- 妙香山区香山邑・香巌里・北新峴里・林興里を編入。
- 雲峯里・亀頭里・立石里・造山里・上西里・下西里が雲山郡に編入。
- 蘆峴里・龍城里・上蘆里・加佐里・天水里・仏舞里・石倉里・水陽里が球場郡に編入。
- 1989年 - 雲山郡亀頭里・上西里・下西里を編入。(1邑9里)
- 1996年 - 雲山郡雲峯里・立石里・造山里、球場郡蘆峴里・龍城里・上蘆里・加佐里・天水里・水陽里・青松里・石倉里を編入。(1邑20里)
妙香山区
- 1984年 - 平安北道香山郡香山邑・香巌里・北新峴里・林興里をもって、妙香山区を設置。(1邑3里)
- 1985年 - 妙香山区廃止。
- 香山邑・香巌里・北新峴里・林興里が香山郡に編入。
観光
- 妙香山
- 香山ホテル
- 国際親善展覧館
- 普賢寺
交通
道路
- 平壌-香山観光道路
鉄道
満浦線
北薪峴駅 - 妙香山駅
雲山線
- 北薪峴駅 - 蘆峴駅 - 上西駅 - 雲台山駅
- 北薪峴駅 - 蘆峴駅 - 上西駅 - 雲台山駅
航空
- 名称不明の飛行場(40.0286822,126.1925533)
脚注
^ 평안북도 향산군 역사
外部リンク
(朝鮮語) 中央日報北韓ネット・北韓地名辞典 香山郡
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