個人的法益








個人的法益(こじんてきほうえき)とは、法益の帰属主体が個人であるものを指す。


具体的には以下のようなものがある。




  • 身体に対する罪


    • 暴行罪 相手に石を投げ、外れた場合にも成立する。


    • 傷害罪 傷害により相手を死に至らしめた場合、傷害致死罪と称する。




  • 生命に対する罪


    • 殺人罪 既遂でなくても、未遂罪や予備罪がある。

    • 同意殺人罪

    • 自殺関与罪

    • 堕胎罪

    • 遺棄罪




  • 財産に対する罪

    • 窃盗罪


    • 強盗罪 窃盗を現行犯逮捕しようとした相手に抵抗し、負傷させただけでも成立する。

    • 詐欺罪

    • 恐喝罪

    • 横領罪

    • 背任罪

    • 盗品等関与罪




  • 自由に対する罪


    • 脅迫罪 害悪が相手に告知されただけでも成立する。


    • 強要罪 権利の行使を妨害し、義務なきことを強制する罪。


    • 逮捕・監禁罪 現行犯逮捕することは、民間人でも可。


    • 略取・誘拐罪 身代金・海外移送・わいせつなど、行為者の目的によりさらに分類される。目的遂行後、被害者を安全な場所に解放すれば罪は軽減されることがある。

    • 人身売買罪




  • 名誉に対する罪

    • 名誉毀損罪

    • 侮辱罪




  • 信用、業務に対する罪

    • 信用毀損罪

    • 業務妨害罪





関連項目



  • 社会的法益

  • 国家的法益




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