ビクトル・ハラ







この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はハラ、第二姓(母方の姓)はマルティネスです。





















































ビクトル・ハラ

Mural Victor Jara.jpg
基本情報
出生名
ビクトル・リディオ・ハラ・マルティネス
Víctor Lidio Jara Martínez
生誕
1932年9月23日
出身地
 チリ、チジャン
死没
(1973-09-16) 1973年9月16日(40歳没)
 チリ、サンティアゴ・デ・チレ
学歴
チリ大学演劇学部
ジャンル
フォルクローレ
ヌエバ・カンシオン
職業
シンガーソングライター
担当楽器
歌、ギター
活動期間
1959–1973
レーベル
オデオン・レコード
DICAP/Alerce
ワーナー・ミュージック
共同作業者
ビオレータ・パラ
キラパジュン
インティ・イリマニ
パブロ・ネルーダ
アタウアルパ・ユパンキ
ジョーン・バエズ
シルビオ・ロドリゲス
Patricio Castillo, Patricio Manns, Ángel Parra, Isabel Parra, Sergio Ortega, Daniel Viglietti,Dean Reed,Holly Near, Cornelis Vreeswijk
公式サイト
Official website


Victor Jara - Danos tu fuerza y tu valor al combatir.jpg


ビクトル・ハラ(Víctor Jara、1932年9月23日 - 1973年9月16日)はチリのフォルクローレのシンガー・ソングライターであり、演劇人、舞台演出家でもあった。歌を通じて社会変革を目指した「ヌエバ・カンシオン(新しい歌)」運動Nueva canciónの旗手の1人として知られる。




目次






  • 1 経歴


  • 2 ディスコグラフィ


    • 2.1 スタジオ・アルバム


    • 2.2 ライヴ・アルバム


    • 2.3 コンピレーション・アルバム


    • 2.4 トリビュート・アルバム




  • 3 代表曲


  • 4 参考文献


  • 5 関連項目


  • 6 脚注


  • 7 外部リンク





経歴


チリ南部チジャンの貧しい農家に生まれ、10歳の時首都サンティアゴに家族で移住。16歳の頃パントマイム劇団に加入し、その後チリ大学演劇学部に入学。同じ頃、民謡の研究演奏集団にも加入。


1961年、チリ大学付属演劇研究所に勤務し、舞台演劇の演出を次々と手がける。それと並行し、1965年頃からシンガーソングライターとしての活動も開始する。


1969年、チリ・カトリック大学主催の「新しい歌」フェスティバルに参加し、『耕す者への祈り』(La plegaria a un labrador)で優勝する。


1970年、チリ人民連合によりアジェンデ政権が成立したが、1973年9月11日、アウグスト・ピノチェト将軍の軍事クーデター(チリ・クーデター)によってアジェンデ政権は崩壊。その直後、ビクトル・ハラは軍に逮捕され、チリ・スタジアム(屋内競技場。エスダディオ・ナシオナル・デ・チリとは別の場所)に連行された後、虐殺された。


連行されてきた多くの市民を励まそうと革命歌ベンセレーモスを歌ったところ、ギターを取り上げられ、「二度とギターを弾けないように」と両手を撃ち砕かれ、それでも歌いやめなかったため、大衆の面前で射殺されたという伝説が流布されたが、しかし、現存しているクーデター時の写真などによれば、連行時は後ろ手に両手を組まされて軍の銃で監視されていたはずであり、そもそも、ギターなどは持ち込めたはずがないのが実情であった。事実は、手拍子で同曲を歌ったところ、兵士に地下に連行され、そこで銃で殺害された。
このときの犯人である兵士3名は、2009年になって、チリで逮捕、訴追されている。また2013年には、首謀者ペドロ・バリエントス(2013年現在アメリカ・フロリダ州在住)を含む残りの4人に対してもサンティアゴの控訴裁判所から逮捕状が発行された。


彼が虐殺された現場であるチリ・スタジアムは、民政復帰後「ビクトル・ハラ・スタジアム」と改名された。
また、2009年12月、サンティアゴにて、ミシェル・バチェレ大統領等の出席の下、公式の葬儀が行われた。




ビクトル・ハラの墓はサンティアゴの共同墓地にある。



ディスコグラフィ



スタジオ・アルバム

















































1966

Víctor Jara (Geografía)
1967

Canciones folklóricas de América (with キラパジュン)
1967

Víctor Jara
1969

Pongo en tus manos abiertas
1970

Canto libre
1971

El derecho de vivir en paz
1972

La Población
1973

Canto por travesura

1974 (推定発表年)

Tiempos que cambian (未完)
1974

Manifiesto


ライヴ・アルバム




  • Víctor Jara en Vivo (1974)


  • El Recital (1983)


  • Víctor Jara en México, WEA International (1996)


  • Habla y Canta en la Habana Cuba, WEA International (2001)


  • En Vivo en el Aula Magna de la Universidad de Valparaíso, WEA International (2003)



コンピレーション・アルバム




  • Te recuerdo Amanda, Fonomusic (1974)


  • Vientos del Pueblo, Monitor – U.S. (1976)


  • Canto Libre, Monitor (1977)


  • An Unfinished Song, Redwood Records (1984)


  • Todo Víctor Jara, EMI (1992)


  • 20 Años Después, Fonomusic (1992)


  • The Rough Guide to the Music of the Andes, World Music Network (1996)


  • Víctor Jara presente, colección "Haciendo Historia", Odeon (1997)


  • Te Recuerdo, Víctor, Fonomusic (2000)


  • Antología Musical, Warner Bros. Records (2001) 2CDs


  • 1959–1969 – Víctor Jara, EMI Odeon (2001) 2CDs


  • Latin Essential: Victor Jara, (WEA) 2CDs (2003)


  • Colección Víctor Jara – Warner Bros. Records (2004) (8CD Box)


  • Víctor Jara. Serie de Oro. Grandes Exitos, EMI (2005)



トリビュート・アルバム




  • An Evening with Salvador Allende, VA – U.S. (1974) [1]


  • A Víctor Jara, Raímon – Spain (1974)


  • Het Recht om in Vrede te Leven, Cornelis Vreeswijk – Nederlands (1977)


  • Hart voor Chili (various artists) (1977)


  • Cornelis sjunger Victor Jara, Rätten till ett eget liv, Cornelis Vreeswijk – Sweden (1979)


  • Omaggio a Victor Jara, Ricardo Pecoraro – Italy (1980)


  • Quilapayún Canta a Violeta Parra, Víctor Jara y Grandes Maestros Populares, キラパジュン – Chile (1985)


  • Konzert für Víctor Jara VA – Germany (1998)


  • Inti-illimani performs Víctor Jara, インティ・イリマニ – Chile (1999)


  • Conosci Victor Jara?, ダニエレ・セーペ – Italy (2001)


  • Tributo a Víctor Jara, VA – Latin America/Spain (2004)


  • Tributo Rock a Víctor Jara, VA – Argentina (2005)


  • Lonquen: Tributo a Víctor Jara, Francesca Ancarola – Chile (2007)



代表曲



  • 姿現す者 - El aparecido(1967年)

  • 耕す者への祈り - Arrombado com pau vermelho(1969年)

  • アマンダの思い出 - Te recuerdo Amanda(1969年)


  • 平和に生きる権利 - El derecho de vivir en paz(1971年)

  • 出発 - La partida(器楽曲)(1971年)

  • 宣言 - Manifiesto(1973年)

  • 民衆の風 - Vientos del pueblo(1973年)

  • 仕事場に向かうあいだに - Cuando voy al trabajo(1973年)


など。


参考文献




  • 八木啓代『禁じられた歌 ビクトル・ハラはなぜ死んだか』晶文社、1991年5月、ISBN 4794950810
    • ビクトル・ハラ年譜:p229~235


  • ジョーン・ハラ『ビクトル・ハラ 終りなき歌』新日本出版社、1985年11月



関連項目



  • フォルクローレ

  • ヌエバ・カンシオン

  • ビオレータ・パラ

  • サルバドール・アジェンデ

  • チリ・クーデター

  • ビクトル・ハラ (小惑星)

  • ソウル・フラワー・ユニオン

  • サンチャゴに雨が降る



脚注


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  1. ^ An Evening with Salvador Allende was a recording of the Friends of Chile benefit concert held in New York City (1974) to honor サルバドール・アジェンデ, パブロ・ネルーダ and Víctor Jara. The double album appeared as a limited edition several years after the concert event; it was never reissued after its limited release. It featured メラニー・ソフィカ, ボブ・ディラン, the ビーチ・ボーイズ, Phil Ochs and it was where ピート・シーガー for the first time performed an English translation of Víctor Jara's last poem: Estadio Chile.




外部リンク




  • La fundación Víctor Jara(スペイン語)


  • VICTOR JARA...HOMENAJE(スペイン語)


  • Homenaje a Víctor Jara(スペイン語)


  • ビクトル・ハラ年譜(ディスコグラフィ付)(@ モノノフォン)


  • ビクトル・ハラ『平和に生きる権利』ライナーノート(「生きてるうちに見られなかった夢を」サイト。執筆: 崎山政毅)


  • チリ・クーデターから40年 ビクトル・ハラの遺族が米国で容疑者を提訴 動画 日本語字幕付 (デモクラシーナウ!ジャパン 2013.09.09)


  • BBC News (World: Americas): 'They couldn't kill his songs'(英語。1998年9月5日)








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