ヨドバ








ヨドバは、藤子・F・不二雄のSF短編集に登場するキャラクター。ヨドバ氏(よどばし)と呼称される事もある。




目次






  • 1 概要


  • 2 登場作品


  • 3 派生作品での登場


  • 4 販売した道具


  • 5 演じた人物


  • 6 脚注





概要


未来の世界のカメラのセールスマン。大きな白目に整えた髪、タキシード姿で登場する。


生活用具全てが全自動化された未来から時間旅行で現代にやってきたが、未来人ゆえ免疫力が極度に落ちていたのに予防注射を打ち忘れたため病気になり、入院している間に添乗員とはぐれてしまう(懐古の客)。たまたま持っていた商売品のカメラを売ることで生計を立てる暮らしを余儀なくされた。


主人公の願望に見抜いてそれに見合った不思議な未来のカメラを勧めるが、現代の相場が分からず高額で売りつけて値切られたり、良心に従ったりとあまり商売は上手くいっていない。買取を断られると数日のお試し期間を保障して去る。


名前の由来はカメラ専門店(現在は家電量販店として知られる)「ヨドバシカメラ」から。


一連の作品は実写ドラマ化もされており、フジテレビ系月曜ドラマランドでは『藤子不二雄の夢カメラ』(オムニバス版は1986年・1987年、連続ドラマ版は1988年)、WOWOWでは2008年に『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』第1話として『値ぶみカメラ』が放送されている。



登場作品




  • タイムカメラ(1981年)


  • ミニチュア製造カメラ(1981年)


  • 値ぶみカメラ(1981年)


  • 同録スチール(1981年)


  • 夢カメラ(1982年)


  • コラージュ・カメラ(1982年)


  • 四海鏡(1982年)


  • 丑の刻禍冥羅(1983年)


  • 懐古の客(1982年、主役で登場)



派生作品での登場




ドラえもん のび太の新魔界大冒険DS (2007年)


スターシステムで登場。

走れドラえもん!銀河グランプリ(2011年)

参加者の中に「ヨドバ アキバ」という名前の者がいる


ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 (2013年)

ひみつ道具博物館内のカメラ館に漫画版のみ登場。

藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合!SFドタバタパーティー!! (2014年)

ゲーム内でアイテムを購入できる店の店員として登場。



販売した道具


未来の販売員のため、同作者の『ドラえもん』でのひみつ道具と同名の道具や類似した道具も存在している。































































ヨドバの道具
登場作品
販売価格
同名の道具・類似した道具
タイムカメラ 『タイムカメラ』
タイムカメラ
ミニチュア製造カメラ 『ミニチュア製造カメラ』 10万円
インスタントミニチュア製造カメラ
値ぶみカメラ 『値ぶみカメラ』
同録スチール 『同録スチール』 1万円
夢カメラ 『夢カメラ』 100万円
ユメテレビ
ユメプロジェクター
ゆめめがね
ドリーミン 『夢カメラ』
コラージュ・カメラ 『コラージュ・カメラ』 100万円
四海鏡 『四海鏡』 10円[1]

丑の刻禍冥羅 『丑の刻禍冥羅』
のろいのカメラ[2]
エアコンフォト


演じた人物




  • イッセー尾形 - 『藤子不二雄の夢カメラ』


  • BOSE - 『藤子・F・不二雄のパラレル・スペース』「値ぶみカメラ」



脚注




  1. ^ ヨドバはオークションを開いて値をつりあげようとしたが、最終的に談合になって10万円の買い値がつくが、ヨドバは車いすの子供に10円で販売した。


  2. ^ 『ドラえもん』にも同様の効果を持つが登場するが、こちらはカメラで写したものが写真ではなく人形として現れる。




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