PFU
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | PFU |
本社所在地 | ![]() 〒929-1192 石川県かほく市宇野気ヌ98-2 |
設立 | 1962年5月 (ウノケ電子工業株式会社) |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 6220001017593 |
事業内容 | システムインテグレーター |
代表者 | 代表取締役社長 半田 清 |
資本金 | 150億円 |
売上高 | 連結:1,407億2,400万円 (2015年3月期) |
純利益 | 連結:51億8,300万円 (2015年3月期) |
純資産 | 連結:645億7,500万円 (2010年3月31日現在) |
総資産 | 連結:1,002億200万円 (2010年3月31日現在) |
従業員数 | 連結:4,493名 (2016年3月現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 富士通株式会社 100% |
主要子会社 | #主要関係会社参照 |
関係する人物 | 細野昭雄 |
外部リンク | www.pfu.fujitsu.com |
特記事項:古河三水会の会員会社である。 |
株式会社PFU(ピーエフユー、英文社名、PFU LIMITED)は、石川県かほく市に本社を置く、日本のコンピュータ関連メーカー・システムインテグレーター。富士通の完全子会社で、古河グループに属する。
目次
1 概説
1.1 社名の由来
2 主力製品・事業
3 主要事業所
4 沿革
5 主要関係会社
5.1 国内グループ企業(完全子会社)
5.2 国内グループ企業(関連会社)
5.3 海外グループ企業(子会社)
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
概説
イメージスキャナの生産においては世界トップシェアを誇る。特にハードウェアに関しては、PFU以前から富士通のオフコン(Kシリーズ・パソコン・ミニコン(A-30など))開発に大きく関与しており、PFUとなってからは富士通のオープン系サーバ(DS/90、Sファミリ、PRIMEPOWER)の共同開発などを手掛け、富士通とのオープンサーバビジネス分野において協力関係にあった。
社名の由来
「PFU」は、松下電器産業(現: パナソニック・2005年3月迄大株主)のブランド「パナソニック」のP、富士通ないしFACOM(富士通のかつてのコンピュータブランド・現在は当社の全株式を保有)のF、ウノケ電子工業・ユーザック電子工業・USAC(内田洋行の情報システムブランド Unoke Standard Automatic Computerの略)のU、を並べたものである(P.F.U.=Pana-Facom-Usac)。
主力製品・事業

ScanSnap S1300で書籍(プリウスPHV(ZVW35) 2011年11月版カタログ)を破壊的スキャンによりデジタルデータ化している様子。
- ハードウェア
イメージスキャナ - ScanSnapシリーズや、両面イメージスキャナ。- 情報KIOSK端末
- エンベデッド製品 -COM Express準拠のSOMや組込向けなど産業機器向けコンピュータ
Happy Hacking Keyboard - 省スペースかつ多彩なカスタマイズ設定が可能なPC用キーボード。UNIXユーザ向けに最適化したキーレイアウトをコンセプトに、最近ではMacユーザ向けのラインナップも備えている。- サーバ、ストレージ、スキャナ - 過去に笠島工場でFMVのタワー型モデルの最終組み立てを行っていたが、現在富士通との合弁会社である富士通ITプロダクツへ移管された。
- ソフトウェア
XML関連プロダクト- XMLによるソリューション
Linuxサポートサービス - 富士通とは独立した活動も行っている。Linuxビジネスは、オープン系サーバでのUnixベースプラットフォームの基盤研究・開発で得たノウハウを強みとしている。
- アウトソーシング
主要事業所
- 本社 - 石川県かほく市宇野気ヌ98-2
- 横浜本社 - 横浜市西区みなとみらい4丁目4-5 横浜アイマークプレイス
- ProDeSセンター - 石川県かほく市高松シ1-1
沿革

パナファコム時代のトレードマーク
1960年11月 - 深江溢郎が出資し、当時の石川県河北郡宇ノ気町にウノケ電子工業設立。
1962年5月 - 株式会社に移行し、内田洋行と販売提携。
1969年 - ユーザック電子工業に社名変更。
1972年 - 富士通とユーザック電子工業が技術提携。
1973年 - 富士通と松下電器産業(現・パナソニック)の合弁で、パナファコム設立。
- この社名の時期のロゴタイプは、アルファベット「PANAFACOM」は富士通「FACOM」の当時のそれに近いデザイン、カタカナの「パナファコム」は松下「ナショナル」の当時のいわゆるナショ文字に近いデザインである。[1]
- この社名の時期のロゴタイプは、アルファベット「PANAFACOM」は富士通「FACOM」の当時のそれに近いデザイン、カタカナの「パナファコム」は松下「ナショナル」の当時のいわゆるナショ文字に近いデザインである。[1]
1987年 - ユーザック電子工業とパナファコムが合併し、PFU発足。
2010年1月29日 - 富士通が株式交換による完全子会社化を公表。- 2010年4月1日 - 富士通の完全子会社化。
2014年10月 - 東京地区事業所を横浜本社へ集約。
主要関係会社
国内グループ企業(完全子会社)
- PFU北海道株式会社
- PFU東日本株式会社
- PFU西日本株式会社
- PFUクオリティサービス株式会社
- PFUビジネスフォアランナー株式会社
- PFUテクノコンサル株式会社
- PFUテクノワイズ株式会社
- PFUライフエージェンシー株式会社
- PFUヒューマンデザイン株式会社
- PFUクリエイティブサービス株式会社
国内グループ企業(関連会社)
- 株式会社コスモサミット
海外グループ企業(子会社)
- PFU上海計算機有限公司(100%出資)
- 上海必優信息系統有限公司(100%出資)
- 江蘇南通必優信息系統有限公司(100%出資)
- PFU America Group Management, Inc.(100%出資)
- Fujitsu Computer Products of America, Inc.(100%出資)
- KnowledgeLake, Inc.(100%出資)
- PFU(EMEA) Limited(100%出資)
- PFU Asia Pacific Pte. Ltd.(90%出資)
脚注
^ 当時のCM動画
関連項目
PFUブルーキャッツ(女子バレーボール部)
園山俊二 - 逝去まで、園山のキャラクターデザインによる企業広告として新聞に広告を掲載したり、テレビCMを流したことがあった。- COM Express
外部リンク
- 株式会社 PFU
石川産業勃興記「IT産業編」 - PFUの社史だけでなく、PFUの前身であるウノケ電子工業に勤務していた細野昭雄がアイ・オー・データ機器を創業する経緯など、石川県のIT産業の歴史が幅広く紹介されている。
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