新保守主義 (アメリカ合衆国)




























アメリカ合衆国における新保守主義(しんほしゅしゅぎ、英: Neoconservatism、ネオコンサバティズム, 略称:ネオコン)は、政治イデオロギーの1つで、自由主義や民主主義を重視してアメリカの国益や実益よりも思想と理想を優先し、武力介入も辞さない思想。1970年代以降に米国において民主党リベラル派から独自の発展をした。それまで民主党支持者や党員だったが、以降に共和党支持に転向して共和党のタカ派外交政策姿勢に非常に大きな影響を与えている[注 1][1]




目次






  • 1 アメリカ新保守主義の呼称


  • 2 新保守主義者の歴史


    • 2.1 起源


    • 2.2 新左翼及びソ連との緊張緩和(デタント)への反対


    • 2.3 ネオコンとイスラエルの関係


    • 2.4 アメリカ合衆国の保守合同


    • 2.5 ネオコンの軍事・外交政策


      • 2.5.1 対ロシア政策






  • 3 ネオコンと深い関連のあるとされている著名人


    • 3.1 政治家


    • 3.2 官僚・役人


    • 3.3 学者・公共知識人・ジャーナリスト




  • 4 脚注


    • 4.1 注釈


    • 4.2 出典


      • 4.2.1 出典(世界の警察)






  • 5 関連項目


  • 6 外部リンク





アメリカ新保守主義の呼称


Neoconservatism」の直訳として「新保守主義」が使用されている。この言葉は形容矛盾であるが、元祖ネオコン思想家の一人であるノーマン・ポドレツによれば、「ネオコンは元来左翼でリベラルな人々が保守に鞍替えしたからネオなのだ」として、ジョージ・W・ブッシュなどに代表される、伝統主義などを提唱する旧来の保守派を「PaleoConservatism(ペイリオコンサヴァティズム。旧保守主義)」と呼ぶ。


略称として近年では「Neocon(ネオコン)」と呼ばれる事が多い。



新保守主義者の歴史







起源


アメリカ合衆国の新保守主義の源流は、後に「ニューヨーク知識人」と呼ばれるようになる、1930年代に反スタ左翼として活動したトロツキストたちにまで遡る。彼らの多くは、アメリカの公立大学の中で最も歴史のある大学の一つ、ニューヨーク市立大学シティカレッジ(CCNY)に学んでいる。CCNYは、高度に選択的な承認基準と自由教育により、20世紀初頭から中期にかけて「プロレタリアのハーヴァード」(“Harvard of the Proletariat”)と称されていた。これは当時、ハーヴァード大学をはじめとするアイビー・リーグの私立学校が、WASPを優先し大多数のユダヤ系アメリカ人や有色人種たちに関し排他的な入試制度を持っていたからである。


当代のニューヨーク知識人には、社会学者ダニエル・ベル、政治学者シーモア・リプセット、リチャード・ホフスタッター、マイケル・ハリントン(英語版)(シカゴ大学出身。左翼から保守に移行した知識人を批判的に「新保守主義」を名付けたのは、彼といわれている。)、政治学者マーティン・ダイアモンド、文芸批評のアーヴィング・ハウ(英語版)などがおり、こうした人の中に、のちにアメリカ新保守主義の創設者(founder)[1]と考えられている文芸批評家のアーヴィング・クリストル、その妻であり歴史家のガートルード・ヒンメルファーブ(英語版)ネーサン・グレイザー(英語版)シドニー・フック(英語版)らがいた。したがってニューヨーク知識人の中で新保守主義へと転向したのは、一部に過ぎない。また、重要な人物としてマックス・シャハトマン(英語版)が挙げられる。ポーランド移民である彼はトロツキズムの党派社会主義労働者党 ー 第四インターナショナルから、独ソ不可侵条約締結とソ連によるバルト3国侵攻を期に、ソ連の国家性格やその「帝国主義からの防衛」の是非をめぐってレフ・トロツキーらと論争し、社会主義労働者党から分裂して労働者党(英語: Workers Party (United States)を結成する。ハリントンやハウは、彼に魅了され左翼になった(後に転向)。


第二次世界大戦後、シャハトマンのグループはアメリカ社会党の統一執行部を掌握して民主党への統合を主張し、民主党に入り込むと、党内最左派として全米自動車労組(UAW)やヘンリー・M・ジャクソンの派閥などを基盤に活動していく。人数的には少数派だったがアメリカ労働総同盟・産業別組合会議(AFL-CIO)の会長や政府高官にメンバーを送り込んでいた。1970年代に入るとさらに保守化し、シャハトマンの死後このグループは分解の方向に向かった。このシャハトマン・グループ傘下の青年社会主義同盟(英語版)に入っていたのがジーン・カークパトリックなどである。シャハトマンの新保守主義への貢献は、戦前にはトロツキスト・グループを形成し青年ユダヤ人に知的公共空間を提供したこと、戦後はユダヤ人たちが米国の現実政治のなかで影響力を与えていく回路をつくりあげたことだろう。


なお、左翼からネオコンに至ったことで、両者に通底する何らかの部分があったとするマイケル・リンド(英語版)は、新保守主義の「民主主義の輸出」というコンセプトは彼らが青年期に信奉したトロツキズムの「革命の輸出」の焼き直しであるとしているが、これは全米民主主義基金が創設された当時左翼からの転向者が幹部に居たことから指摘されていたものである[2]



新左翼及びソ連との緊張緩和(デタント)への反対


最初の社会政策批評家の重要なグループが労働者階級から出現したのち、元祖ネオコン(当時この言葉はまだ存在しなかった)たちは、基本的に社会民主主義者か社会主義者であった。彼らは第二次世界大戦を強く支持した。


元祖ネオコン思想家こと、アーヴィング・クリストルやノーマン・ポドレツは、『コメンタリー(英語版)』誌に関係していた。


初期ネオコンたちは反スターリン主義であり、1950年代 - 1960年代初頭の時期に公民権運動・キング牧師を強く支持していた。しかし、彼らはジョンソン政権のいう「偉大な社会(英語版)」に幻滅を感じ、1960年代のカウンターカルチャーを軽蔑した。そして彼らは、ベビーブーマーの間、とりわけベトナム反戦運動や新左翼運動の中に反米主義が広がっているのを感じた。


アーヴィング・クリストル(『コメンタリー』元編集長、アメリカンエンタープライズ公共政策研究所(英語版)上級フェロー、タカ派雑誌『ナショナル・インタレスト』の出版者)によれば、ネオコンは、「リアリティに襲われたリベラル」である。



ネオコンとイスラエルの関係


ネオコンを支えているのは共和党の親イスラエル(シオニズム)政策を支持するアメリカ国内在住のユダヤ(イスラエル)・ロビーである。アメリカのユダヤ系市民はアメリカの総人口3億人に対して600万人に満たないが、その内富裕層の割合が多くアメリカの国防・安全保障政策に深く関わっている。歴史的に数多くの差別を受けてきた経緯からかつてはリベラル派の民主党支持者が多かったが、民主党のビル・クリントン政権が進めた中東政策に対する不満から、共和党に鞍替えしている有権者が多い。共和党の掲げる中東の民主化政策が結果的にはイスラエルを利することになるからである。また、同時にイスラエルの右派政党リクードも共和党と利害が一致しているため手を結ぶことが多い。このような経緯から、2001年に登場した共和党ジョージ・W・ブッシュ政権には数多くのネオコンが参入しており、同時多発テロ以降の強硬政策を推し進めた。



アメリカ合衆国の保守合同




ウィリアム・バックリィ(左)とロナルド・レーガン大統領(1986年撮影)


アメリカ合衆国の保守の立場を採る組織や個人の間では、必ずしも利害が共通しているわけではなかった。特に伝統主義とリバタリアニズムはしばしば対立する。例えば、キリスト教精神に重点を置く伝統主義者やキリスト教原理主義者と、完全なる自由競争を唱えるリバタリアニズムの間で、政治的対立を引き起こした。しかしリバタリアニズムを信奉する人物がキリスト教の中絶・ゲイ反対に賛同していることからもわかるように、必ずしも両者が激しい意見の相違があると決め付けるのは誤りである。


また、外交政策や安全保障政策に重大な関心を払わない(モンロー主義や孤立主義を提唱する)伝統主義者や、リバタリアニズムの対外不干渉主義は、反共主義者の積極介入主義との間で、極めて深刻な政治対立を引き起こした。


この保守思想の分裂を1つの大きな「保守主義」としてまとめあげることに成功したのが、1955年に創刊された『ナショナル・レビュー(英語版)』という雑誌である。この雑誌は伝統的な保守派だけでなく、リバタリアンやウィルモア・ケンドール(英語版)ウィリー・シュラム(英語版)、ジェームズ・バーナム、フランク・マイヤー(英語版)のような元左翼も集結させた点が特徴であった。この雑誌の編集者のウィリアム・バックリー・ジュニア(英語版)は、上記3つの保守派に対し、それぞれの問題の起因はリベラリズムにあると主張した。「リベラリズムは反共主義者の嫌う共産主義を容認し、リベラリズムは伝統主義者の嫌う伝統の破壊者であり、リベラリズムはリバタリアニズムの嫌う大きな政府の支持者である。」とし、リベラリズムと対立する3つの異なる保守の合同に成功したのである。この試みは、1960年代のアメリカの保守主義運動と連動して、1つの潮流を作り出した。


1964年、共和党大統領候補バリー・ゴールドウォーターの有名な演説が行われた。


「自由を守るための急進主義は、いかなる意味においても悪徳ではない。そして、正義を追求しようとする際の穏健主義は、いかなる意味においても美徳ではない」

保守派はこの演説を大歓迎した。そして、このゴールドウォーター演説に影響された多くの保守派の政治家が、アメリカの次代を担うことになる。


また重要な指摘として、それまでの共和党は、現在のような保守主義ではなかったという点がある。共和党が保守派を利用したのではなく、保守派が共和党を利用したというのである。これにより、共和党の保守化が進み、1980年代のレーガン政権誕生へとつながっていくこととなる。


2001年、保守派は「思いやりのある保守主義」(共産党からの転向者のマーヴィン・オラスキー(英語版)が「思いやりのある保守主義の父」とニューヨーク・タイムズで呼ばれている。[2])を掲げ、それらの政治勢力に後押しされる形でブッシュ政権が誕生した。前述のような背景、思想を持つ人物がブッシュ政権の中枢を担っている。



ネオコンの軍事・外交政策




現在のネオコンの代表的人物とされるウォルフォウィッツ国防副長官とそれに理解があるとされるブッシュ大統領


ネオコンは、自由主義・民主主義・グローバリゼーション(アメリカニゼーション)を理想に掲げ、自由民主主義は人類普遍の価値観であると考え、その啓蒙と拡大に努めている。その例として、旧ソ連への色の革命や中東のアラブの春と呼ばれるドミノ現象への関与があげられる。また、アメリカの裏庭(英語版)と呼ばれる中南米での勢力回復を目指して反米左派政権がドミノ現象で倒れた保守の波(英語版)を支持しており、中南米の親米右派勢力とのつながりも指摘されている。


また、ネオコンは軍事戦略において、元トロツキストでランド研究所の重鎮アルバート・ウォルステッターの予防戦争や限定戦争などの議論に強い影響を受けている。


「緊急事(同時多発テロなど)にはアメリカの国防に何ら寄与しない」として、ネオコンのジョン・ボルトンなどは唯一の超大国アメリカはそれ自体が「世界の警察」(Globocop[α 1][α 2][α 3][3][α 4][α 5][α 6])であるとし、湾岸戦争のような国際連合の集団安全保障措置に批判的である。国連安保理決議による事前承認のない先制的自衛権行使での単独の制裁戦争と予防戦争を主張しているが(ブッシュ・ドクトリン)、単独行動主義(英語版)的であると批判されることも多い。「有志連合」は、武力行使容認決議ではなくて国際連合安全保障理事会決議1368を根拠として集団的自衛権に基づいた多国籍軍として注目されたが、アメリカ合衆国はこの有志連合を恒久的に維持する姿勢を現時点では見せていない。



対ロシア政策



オレンジ革命など俗に旧ソ連圏で「色の革命」と呼ばれるドミノ現象もネオコンの援助があったと言われる。特にネオコンにとって敵国だったソ連の後継国であるロシア、とりわけ、ソ連崩壊を悲劇と断じて旧ソ連圏を勢力圏として維持すべくイラク戦争以降アメリカの一極支配体制に異議を唱えるロシアのウラジーミル・プーチン政権に対しては批判的である。また、冷戦終結時にミハイル・ゴルバチョフ氏と約束したNATOの東方拡大の抑制を破り、NATOへの東方拡大を実現させ、ロシアを念頭にしたミサイル等の設置も進めている。ネオコンは、バルト三国やポーランド等の周辺の反露感情の強い国への支援を行ってきた。ロシアの近隣国であり、歴史的なつながりもより深いウクライナ、アゼルバイジャン、グルジア、モルドバには反露同盟としてのGUAMを結成してネオコンが関与しているとされる。また、ネオコンの出自には冷戦時代のタカ派だったヘンリー・M・ジャクソンのような冷戦リベラル(英語版)やリチャード・パイプスらのチームB(英語版)に所属した者が多く、ロシア系や東欧系をルーツに持つ人が多いことから新冷戦にも攻撃的な姿勢を持っている。


2014年に起きたウクライナの政変にもジョン・マケインら共和党のネオコンやビクトリア・ヌーランドらバラク・オバマ政権のネオコンが深く関与しているとされており、ロシア側がクリミア編入に至った経緯として、不凍港であるクリミア半島にNATO軍の基地が設置され対露牽制の拠点とされることへの懸念があったとされる。


また、民主党にはヒラリー・クリントンを初めとしてロシアに対して強硬的な姿勢を取る勢力がおり、そのリベラルな政策からリベラルホークと言われ、バラク・オバマもこれに該当する。リベラルホークはネオコンと共にトランプ政権とロシアの関係を厳しく追及しているなど反露強硬姿勢を貫いている。ただし、トランプ政権でもジョン・ボルトンのような旧ブッシュ政権でネオコンとされた人物も国家安全保障問題担当大統領補佐官などに起用されており、2018年4月13日に起きたシリアのバッシャール・アサド政権への軍事攻撃もボルトンの影響とされ[4]、イランへの攻撃計画準備を国防総省に指示した際は物議を醸した[5]



ネオコンと深い関連のあるとされている著名人



政治家




  • マイク・ペンス - 共和党下院議員


  • ウィリアム・ウェルド - リバタリアン党、元共和党員


  • ゲーリー・E・ジョンソン - リバタリアン党、元共和党員


  • ジェブ・ブッシュ - 共和党


  • ジャック・ケンプ - 共和党


  • ジョー・リーバーマン - 元上院議員、東欧系ユダヤ人


  • ジョン・コーニン(英語版) - 共和党上院議員、元テキサス州司法長官


  • ジョン・マケイン - 共和党下院議員


  • ジェフ・セッションズ - 共和党上院議員


  • ディック・チェイニー - 米国副大統領、元国防長官、前ハリバートン会長。 伝統的保守派からネオコンに転向


  • ティム・ポーレンティー - 共和党、元ミネソタ州知事


  • テッド・クルーズ - 共和党上院議員


  • ドナルド・ラムズフェルド - 共和党、元大統領首席補佐官、元国防長官


  • ニュート・ギングリッチ - 共和党[6]


  • ヒラリー・クリントン - 元国務長官、民主党上院議員


  • フランク・カールッチ - 共和欧、元国防長官


  • マルコ・ルビオ - 共和党下院議員


  • マイク・ポンペオ - 共和党下院議員。中央情報局(CIA)長官。第70代アメリカ合衆国国務長官。


  • ミット・ロムニー - 共和党


  • リチャード・アーミテージ - 共和党、知日派の軍人、元国務副長官


  • リンゼー・グラム - 共和党上院議員



官僚・役人




  • エリオット・アブラムズ(英語版) - 外交官、ユダヤ人


  • ウィリアム・ジョン・ベネット - 共和党、元民主党、哲学者、元教育長官


  • カール・ローヴ - 共和党


  • ジーン・カークパトリック - 外交官、政治学者、反共産主義者


  • ジョン・ボルトン - 元国務次官補、元国際連合大使、トランプ政権で国家安保担当大統領補佐官 国務省最右派・強硬派


  • ダグラス・ファイス(英語版) - 前国防次官、ユダヤ人


  • ビクトリア・ヌーランド - 外交官、元チェイニー氏外交アドバイザー、ロシア系ユダヤ人


  • ポール・ウォルフォウィッツ - 世界銀行総裁、元国防副長官、ポーランド系ユダヤ人


  • ポール・ブレマー - 外交官


  • リチャード・パール - 共和党、国家防衛政策委員長、政治家、ユダヤ人


  • ルイス・リビー - 弁護士、政治家、チェイニー副大統領の首席補佐官、ユダヤ人



学者・公共知識人・ジャーナリスト




  • アーヴィング・クリストル - ネオコンの創始者と考えられている。東欧系ユダヤ人


  • ウィリアム・クリストル - アーヴィング・クリストルの子、東欧系ユダヤ人


  • オリアーナ・ファラーチ - イタリアのジャーナリスト


  • クリストファー・ヒチェンズ - イギリス出身の解説者


  • グレン・ベック - ラジオ・パーソナリティ、コメンテーター


  • シーモア・リプセット - 政治学者、ロシア系ユダヤ人


  • ダニエル・パイプス - 歴史家、政治評論家、ポーランド系ユダヤ人


  • ダニエル・ベル - 社会学者、「イデオロギーの終焉」論。東欧系ユダヤ人


  • チャールズ・クラウトハマー - コラミニスト、統一教会の日刊紙『世界日報』のコラム「ビューポイント」の常連寄稿者の一人。


  • デーヴィド・フラム - カナダ出身の記者、「悪の枢軸」という単語を考案した。ユダヤ人


  • ドナルド・ケーガン - 歴史学者、リトアニア系ユダヤ人


  • ナタン・シャランスキー - ジョージ・W・ブッシュの拡大中東構想に影響を与えた、ウクライナ出身のイスラエル人


  • ノーマン・ポドレツ - 政治学者、ウクライナ系ユダヤ人


  • カナン・マキヤ(英語版) - 研究者、イラク人


  • ピーター・バーガー - 研究者


  • フィリップ・メリル(英語版) - 輸出入銀行会長


  • フランシス・フクヤマ - 政治学者で『歴史の終わり』の筆者、大統領の生物倫理委員会の会員、後にイラク戦争の誤りを認め転向


  • マイケル・グリーン - 知日派の政治学者


  • マイケル・ノヴァック(英語版) - 研究者


  • マイケル・レディーン(英語版) - 歴史学者、哲学者


  • ラッシュ・リンボー - ラジオ・パーソナリティ、コメンテーター


  • リチャード・ホフスタッター - 政治史家、ユダヤ系


  • リンダ・チャヴェズ(英語版) - スペイン系ユダヤ人


  • リン・チェイニー - チェイニー元副大統領夫人、反ネオコン学者の評論家


  • ロバート・ケーガン - 政治評論家、ビクトリア・ヌーランドの夫、ヒラリー・クリントンの外交問題評議会メンバー、リトアニア系ユダヤ人


  • ロナルド・ロトゥンダ(英語版) - ジョージ・メーソン大学法学教授



脚注


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注釈





  1. ^ 共和党は1970年代まで孤立主義を主張し、棍棒外交など付近の非列強諸国にのみ干渉し、列強には自国の権益干渉を武力で牽制する外交をしていた。欧州や日本など列強諸国とは直接的な戦争よりも、介入しないことで得られる自国の国益や経済的損得を最優先して、列強とは互いに不干渉を守らせるための外交をするとの考えを強く持っていた。1970年以降の民主党にもネオコンと呼ばれないが、党内に近い思想の議員や党員が存在する。




出典





  1. ^ 「グローバル投資のための地政学入門」,p70,藤田勉,‎倉持靖彦,2016年


  2. ^
    "A 1987 article in The New Republic described these developments as a Trotskyist takeover of the Reagan administration" wrote Lipset (1988, p. 34).



  3. ^ Max Boot:ObamaCare and American Power - WSJ.com


  4. ^ “シリア攻撃にボルトン氏の影 イランや北朝鮮を威嚇か”. 日本経済新聞. (2018年4月15日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29412960V10C18A4000000/ 2019年1月13日閲覧。 


  5. ^ “イラン攻撃計画を準備 米紙、ボルトン氏が昨年要請”. 毎日新聞. (2019年1月14日). https://mainichi.jp/articles/20190114/k00/00m/030/137000c 2019年2月15日閲覧。 


  6. ^ “Newt Gingrich sees major Mideast mistakes, rethinks his neocon views on intervention”. (2013年8月4日). http://www.washingtontimes.com/news/2013/aug/4/newt-gingrich-rethinks-neoconservative-views/ 2016年11月14日閲覧。 




出典(世界の警察)





  1. ^ Essay;Where Is Globocop? - New York Times


  2. ^ Bosnia Is Serbo-Croatian for Arms Bazaar;Globocop?


  3. ^ Playing Globocop - Newsweek


  4. ^ Pentagon steps closer to 'GloboCop' role - Asia Times Online


  5. ^ Time to get tough on defense spending - Washington Post


  6. ^ The Reluctant Globocop:What Is NATO's Role? - SPIEGEL ONLINE




関連項目



  • アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)

  • アメリカ帝国

  • アメリカ同時多発テロ事件


  • イラク戦争 - 対テロ戦争

  • ニューヨーク市立大学シティカレッジ

  • レオ・シュトラウス

  • トロツキズム

  • 日本の新保守主義(英語版)

  • 新保守主義

  • 新自由主義

  • 保守主義

  • 単独行動主義(英語版)

  • キリスト教右派

  • 統一教会

  • 副島隆彦

  • 新冷戦

  • 米中冷戦

  • リベラルホーク



外部リンク



  • 『田原牧さんに聞く ネオコンの出自はトロツキスト 米国の原理の下今でも世界革命目指している』 senki 2003-7-25

  • 「トロツキスト」側の反論


    • 『シャハトマン派とアメリカ知識人 山本ひろし』 トロツキー研究 第44号。

    • 『姜尚中とトロツキズム』 かけはし2003.4.14号





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