ティナ・フェイ
ティナ・フェイ Tina Fey | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014年 | |||||||||||||||||
本名 | Elizabeth Stamatina Fey | ||||||||||||||||
生年月日 | (1970-05-18) 1970年5月18日(48歳) | ||||||||||||||||
出生地 | ペンシルベニア州アッパー・ダービー | ||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||
職業 | 女優、脚本家、テレビプロデューサー、コメディアン | ||||||||||||||||
ジャンル | テレビ番組、映画 | ||||||||||||||||
活動期間 | 1997年 - 活動中 | ||||||||||||||||
配偶者 | ジェフ・リッチモンド(2001年 - 現在) | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
映画 『ミーン・ガールズ』 『ベイビーママ』 テレビ番組 『サタデー・ナイト・ライブ』 『30 ROCK/サーティー・ロック』 『アンブレイカブル・キミー・シュミット』 | |||||||||||||||||
| |||||||||||||||||
ティナ・フェイ(Tina Fey, 本名: エリザベス・スタマティナ・フェイ、Elizabeth Stamatina Fey, 1970年5月18日 - )は、アメリカ合衆国の女優、脚本家。主にコメディ分野で活動している。
NBCの『サタデー・ナイト・ライブ』初の女性ヘッドライターとして有名であり、エミー賞5回を始め、数多くの賞を受賞している。2006年から2013年まで『サタデー・ナイト・ライブ』をモチーフにした同局の『30 ROCK/サーティー・ロック』で主演を務め、脚本や製作総指揮も担当している。
目次
1 来歴
1.1 生い立ち
1.2 キャリア
1.3 私生活
2 フィルモグラフィー
2.1 映画
2.2 テレビ
3 関連項目
4 脚注
5 外部リンク
来歴
生い立ち
ペンシルベニア州アッパー・ダービー・タウンシップ出身。父親のドナルド・フェイはドイツ及びスコットランド系の大学の提案作家、母親のゼノヴィア・“ジーン”(旧姓クセナキス)はギリシャ系の仲買業の従業員。8歳上の兄ピーターがいる。5歳の頃に家に侵入した暴漢に顔を傷つけられたため、今もその傷が薄く残っている。バージニア大学で劇作と演劇を学んだ。
キャリア
1997年より、『サタデー・ナイト・ライブ』に参加。1999年に女性初のヘッド・ライターとなり、2002年にエミー賞で脚本家チームの1人として脚本賞を受賞した。これは同番組にとっては13年ぶりの受賞であった。同年、NBCの75周年を祝した特別番組で脚本家の1人として参加している。
『ミーン・ガールズ』では自らで映画化権を獲得し脚本を執筆した。数学教師役で出演もしたこの作品は、旬のリンジー・ローハンを主演に迎えてBox Officeで1位を記録、入れ替わりの激しいサマーシーズンの映画興行で7週連続チャートインした[1]。
2006年、『サタデー・ナイト・ライブ』を降板し、秋からの新番組『30 ROCK/サーティー・ロック』に出演する。製作・脚本も担当しているこの作品では主役のリズ・レモン役で出演。人気コメディ番組のヘッド・ライターという役柄から分かるとおり、自分自身をモデルにしている。番組は批評家から絶賛され、第59回プライムタイム・エミー賞のコメディ・シリーズ作品賞を受賞し、フェイも製作者の1人として授与された。フェイはコメディ・シリーズの主演女優賞と脚本賞でも候補になっている。翌年の第60回プライムタイム・エミー賞では、2年連続で作品賞受賞、フェイ個人としても主演女優賞と脚本賞を受賞して3つのトロフィーを得た。他にゲストホストとして出演した『サタデー・ナイト・ライブ』から個人パフォーマンス賞の候補にもなっており、全部で4部門で候補になっていた。
『タイム』が毎年行っている「世界で最も影響力のある100人」の2007年版に選ばれている。『ピープル』誌の「最も美しい100人」2008年版にも選ばれた。
2008年、同じく『サタデー・ナイト・ライブ』出身のエイミー・ポーラーと共演した『ベイビーママ』で映画初主演を務め、全米1位を獲得した。また、かねてから似ていると言われていた2008年米大統領選挙の共和党副大統領候補サラ・ペイリン氏の物真似を『サタデー・ナイト・ライブ』で披露し、本人からお墨付きを貰うほどの評判だった[2]。
最近の映画出演は『The Office』のリッキー・ジャーヴェイスが監督・脚本・主演を務める『ウソから始まる恋と仕事の成功術(The Invention of Lying)』(当初のタイトルは『This Side of the Truth』だったが変更になった)が2009年10月に公開。スティーヴ・カレルと共演のコメディ『デート & ナイト』が2010年4月に公開されている。また、2010年11月全米公開のアニメ『メガマインド』にも声で出演している。
2009年4月、『パレード』誌が「セレブの年収」を発表し、2008年度の年収が460万ドル(日本円で約4億6,000万円)だったことがわかった[3]。
2009年10月、経済誌『フォーブス』が「最も稼いでいる女性セレブ」のランキングを発表し、2008年の収入が700万ドル(日本円で約6億3,000万円)で8位にランクインした[4]。
私生活
2001年6月3日に作曲家のジェフ・リッチモンドと結婚。2005年9月10日に長女(アリス・ゼノビア・リッチモンド)を、2011年8月10日に次女(ペネロペ・アテナ・リッチモンド)を出産した。
フィルモグラフィー
映画
年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2004 | ミーン・ガールズ Mean Girls | ミス・ノーブリー | 脚本 |
2006 | ロビン・ウィリアムズのもしも私が大統領だったら… Man of the Year | 本人 | |
2008 | ベイビーママ Baby Mama | ケイト・ホルブルック | 主演 |
崖の上のポニョ | リサ | 声の出演 (英語版) | |
2009 | ウソから始まる恋と仕事の成功術 The Invention of Lying | シェリー | |
2010 | デート & ナイト Date Night | クレア・フォスター | 主演 |
メガマインド Megamind | ロクサヌ・リッチ | ||
2013 | アドミッション -親たちの入学試験- Admission | ポーティア・ネイサン | 主演 |
俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク Anchorman 2: The Legend Continues | アンカー | カメオ出演 | |
2014 | ザ・マペッツ2/ワールド・ツアー Muppets Most Wanted | ナディア | |
あなたを見送る7日間 This Is Where I Leave You | ウェンディ・アルトマン | ||
2015 | ディズニーネイチャー サルの王国とその掟 Monkey Kingdom | ナレーター | 声の出演 |
シスターズ Sisters | 兼制作 | ||
2016 | アメリカン・レポーター Whiskey Tango Foxtrot | キム・ベイカー | 主演兼製作、日本未公開 |
テレビ
年 | 邦題/原題 | 役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1998 - 2006 | サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live | 複数の役 | 178エピソード 脚本 |
2006 - 2013 | 30 ROCK/サーティー・ロック 30 Rock | リズ・レモン | 主演 138エピソード 原案, 脚本, 製作総指揮 |
2008, 2010 2011, 2013 | サタデー・ナイト・ライブ Saturday Night Live | 本人 | ゲスト司会 |
2009 | スポンジ・ボブ SpongeBob SquarePants | 本人 | 声の出演 1エピソード |
2011 | フィニアスとファーブ Phineas and Ferb | アナベル | 声の出演 1エピソード |
2012 | ICarly iCarly | 本人 | 1エピソード |
2013 | 第70回ゴールデングローブ賞 70th Golden Globe Awards | 本人 | 司会 |
ザ・シンプソンズ The Simpsons | ミセス・キャントウェル | 声の出演 1エピソード | |
2014 | 第71回ゴールデングローブ賞 71st Golden Globe Awards | 本人 | 司会 |
2015 | 第72回ゴールデングローブ賞 72nd Golden Globe Awards | 本人 | 司会 |
2015 - 2019 | アンブレイカブル・キミー・シュミット Unbreakable Kimmy Scmidit | マルシア、アンドレア | リカーリングキャスト、脚本、製作総指揮 |
関連項目
- エイミー・ポーラー
- セカンド・シティ
脚注
^ Box Office. “MEAN GIRLS”. 2008年11月16日閲覧。
^ eiga.com (2008年9月19日). “共和党副大統領候補ペイリン氏、「ティナ・フェイの物真似はそっくり」”. 2008年11月16日閲覧。
^ http://www.cinematoday.jp/page/N0017682
^ http://www.cinematoday.jp/page/N0020189
外部リンク
Tina Fey - インターネット・ムービー・データベース(英語)
ティナ・フェイ - allcinema
|