ナーガラージャ
ヒンドゥー教シリーズ |
| ヒンドゥー教 |
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基本教義 アートマンとブラフマン 梵我一如 - 輪廻 - 業 プルシャアルタ(カーマ/ダーマ/アーサ/解脱) |
神々 ブラフマー シヴァ(パールヴァティー) ヴィシュヌ(クリシュナ) アスラ ヴァルナ ヴィローチャナ マハーバリ ヴリトラ ラーヴァナ インドラ ナーガ ナーガラージャ ジャガンナート |
聖典 【シュルティ(天啓)】 ヴェーダ リグ・ヴェーダ 副ヴェーダ ガンダルヴァ・ヴェーダ ダヌル・ヴェーダ(英語版) スターパティア・ヴェーダ アーユルヴェーダ 【スムリティ(聖伝)】 ヴェーダーンガ プラーナ文献 マハーバーラタ (バガヴァッド・ギーター) ラーマーヤナ 六派哲学の諸経典 |
法典・律法経 マヌ法典 ヤージュニャヴァルキヤ法典 |
学派 ヴェーダーンタ学派 ミーマーンサー学派 ヨーガ学派 サーンキヤ学派 ニヤーヤ学派 ヴァイシェーシカ学派 |
宗派 ヴィシュヌ派 シヴァ派 シャクティ派 スマールタ派 |
人物 アンギラス カナーダ パーニニ パタンジャリ ウッダーラカ・アールニ ヴィヤーサ ヤージュニャヴァルキヤ シャンカラ カビール ラーマーヌジャ オーロビンド・ゴーシュ マハリシ・マヘーシュ・ヨーギー マハトマ・ガンディー シュリーラ・プラブパーダラーマクリシュナ ラマナ・マハルシ ラーダークリシュナン ヴィヴェーカーナンダ シャンカール |
修行・礼拝 ヨーガ バジャン(英語版) 苦行・護摩 ヤジニャ(英語版) バクティ(英語版) |
関連用語 ブラーフマナ ムルティ(英語版) サンヒター、グル インド神話、カースト ヒンドゥー暦 ヴァルナ ジャーティ 不可触民、サティー ヒンドゥトヴァ アーシュラマ ヒンドゥー至上主義 |
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ナーガラージャ像
ナーガラージャ (Nāgarāja) は、インドにおける蛇神の諸王である[1]。
仏教では八大竜王をはじめ様々な竜神として取り入れられた。難陀(ナンダ/Nanda)、跋難陀(ウパナンダ/Upananda)、娑伽羅(サカラ/Sagara)、和修吉(ワシュウキ/Vaski)、徳叉迦(トクシャカ/Taksaka)、阿那婆達多(アナパダッタ/Anavatapta)、摩那斯(マナス/Manasvin)、優鉢羅(ウッパラ/Utpalaka)といった八大竜王はナーガラージャである[2]。
目次
1 有名なナーガラージャ達
2 ナーガラージャと八大竜王
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
有名なナーガラージャ達
カドゥルー (Kadrū) は、1000の偉大なナーガ(蛇)の王たちを生んだナーガラージャの祖である。ダクシャの娘の1人で、カシュヤパ仙の妻である。
ムチャリンダ (Mucalinda) は仏陀の上で7日も仏陀の屋根の代わりとなったという。7日後帰依したという[3]。
アパラーラ (Apalala) は仏陀に従う金剛夜叉によって調伏されたという[3]。
これらナーガラージャの説話は中国へ仏教とともに伝わり、中国古来の竜伝承と習合して、四海竜王などの中国の竜王の観念にも影響を与えた[4](中国の竜王は神獣としての竜が人格化したもので[5]、海神や水神であり[6]、その中国撰述典籍での初出は『太平御覧』巻418所引の唐代の「梁四公記」とも[6])。
ナーガラージャと八大竜王
アナンタの上で寝るヴィシュヌとその足をマッサージするラクシュミー
タクシャカ(Taksaka、徳叉迦、トクシャカ)は、インド神話に登場するナーガ族の王。カシュヤパ仙とカドゥルーの間に生まれた1000のナーガの1人。ナーガ族の中でも特に狡猾とされる。インドラ神の友人。英雄アルジュナの孫であるパリークシット王を咬み殺した。
「狡猾なタクシャカ」という説話で語られることが多い[7]。(詳細はタクシャカを参照)
ヴァースキ(Vaski、和修吉、ワシュウキ)はシェーシャ (Śeṣa) と同一視される[8]。シェーシャとはインド神話に登場するナーガラージャで、カシュヤパ仙とカドゥルーの間に生まれた1000のナーガの1人。千の頭をもつ巨大な蛇とされ、千の頭の一つ一つに卍の印がついている他、イヤリング、王冠、花冠も身につけている。マナサーという妹をもつ。ヒンドゥー教の宇宙観では、世界には7層の地下世界があるとされるが、シェーシャがいるのはさらにその下で、その千の頭で大地を支えているといわれている。乳海攪拌のときは、マンダラ山を回転させる綱の役割を果たした。しかし、あまりの苦しさに猛毒(ハラーハラ)を吐き出してしまい、危うく世界を滅ぼしかけた。シヴァ神はその毒を飲み込んで世界を救ったが、猛毒がシヴァ神ののどを焼いたため首から上が青黒くなった。シヴァ神の別名ニーラカンタはこれに由来するという。
ナーガラージャ像
アナンタ(Ananta)とは、インド神話に登場するナーガラージャの一人。その名は「無際限」[9]または「永遠」を意味する[10]。やはり千の頭をもつといわれる[11]。蛇族の棲むパーターラという地底界の最深部で世界を支えている原初の蛇アーディシェーシャの別名であり[12]、シェーシャが自らの尾をくわえて輪の形になっている状態の時にアナンタの名で呼ばれると言われている[10]。したがってアナンタはヴァースキ(Vaski、和修吉)とも同一である。アナンタはこの世が始まる以前、宇宙が混沌の海だった時に、ヴィシュヌがアナンタを船の替わりにして、その上に寝ていたという。そのヴィシュヌのへそから蓮の花が伸びてそこに創造神ブラフマーが生まれ、ブラフマーの額から破壊神シヴァが生まれたとされている。また、この世が終わる時、全ての生物が滅び去った時も、再び世界が創造されるまでの間、ヴィシュヌはアナンタの上で眠り続けるとされる。ヴィシュヌの使いとされる。
脚注
^ 久保田ら (2002)、142頁。
^ 久保田ら (2002)、152頁。
- ^ ab久保田ら (2002)、151頁。
^ 小南一郎 「竜 [中国]」『世界大百科事典』 平凡社、改訂新版 2007年。
^ 鈴木健之 「竜王信仰」『世界大百科事典』 平凡社、改訂新版 2007年。
- ^ ab袁珂 『中国神話伝説大事典』 大修館、1999年、696-697頁。
^ 久保田ら (2002)、148-149頁。
^ 久保田ら (2002)、146頁。
^ 佐保田鶴治 『ヨーガ根本教典』 平河出版社、新装版1999年(初版1973年)、221頁。
- ^ ab久保田ら (2002)、145頁。
^ 山下博司 『ヨーガの思想』 講談社〈講談社選書メチエ〉、2009年、108頁。
^ 上村勝彦 「ナーガ」『世界大百科事典』 平凡社、改訂新版 2007年。
参考文献
- 久保田悠羅とF.E.A.R. 『ドラゴン』 新紀元社〈Truth In Fantasy 56〉、2002年5月。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
ISBN 978-4-7753-0082-4。
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2015年10月) |
『世界の龍の話』 竹原威滋・丸山顯德編著、三弥井書店〈世界民間文芸叢書 別巻〉、1998年7月10日、初版。
ISBN 978-4-8382-9043-7。 [要ページ番号]
関連項目
- ヴァルナ
- ナーガ
- 竜
九頭竜伝承 - ヴァースキ(和修吉)伝承は日本に「九頭竜」として変形し各地に広まった
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