プランタン (フランスの百貨店)
本社所在地 | ![]() パリ |
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設立 | 1865年11月3日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | 百貨店業 |
外部リンク | http://www.printemps.com/ |
オ・プランタン本店

ドーム状のガラス天井
プランタン(フランス語: Printemps)またはオ・プランタン(フランス語: AU PRINTEMPS)は、フランスのパリに本店を置く百貨店。プランタンはフランス語で春の意。
本店は、パリ9区のオースマン大通りにある。かつてはアンドラ、サウジアラビアのジッダ、アメリカ合衆国のデンバー、日本の東京(プランタン銀座)などでも展開していたが、現在はフランス国内でのみ営業を行っている。
目次
1 歴史
2 関連項目
3 脚注
4 外部リンク
歴史
プランタンは、ボン・マルシェ百貨店の元店員であったジュール・ジャリュゾにより1865年に開業した。建設地は当時はまだ開発途上の地区であったが、パリと地方を結ぶサンラザール駅が新設されたばかりで、その将来性を見込んでのオープンだった[1]。建物を設計したポール・セディーユは、ガラス工芸のアール・ヌーヴォーの丸い屋根に囲んだ近代建築な百貨店に仕上げた。1975年には、建物と丸い屋根が歴史上の記念碑として登録された。
1991年にはグッチの親会社として知られるピノー・プランタン・ルドゥート (PPR、現在のケリング)に買収されたが、2006年、高級ブランドに集中するPPRの戦略から独REEFFと伊Borlettiグループのコンソーシアムに売却された。
2008年に本店で2008年パリ爆弾脅迫事件が発生した。
関連項目
ギャラリー・ラファイエット - フランスの大手百貨店で同じパリのオースマン大通りに本店を構える
ダイエー - 日本における提携法人。1980年4月に合弁会社「オ・プランタン・ジャポン」を設立(1986年清算)したほか、2000年まで「プランタン」の名称使用契約を結んでいた。(詳細)
プランタン銀座 - 日本で1984年4月27日から2016年12月31日まで営業していた百貨店。運営は名称使用契約を結んでいた同名法人(1983年から2002年まではダイエーグループ、2002年から2016年までは読売グループ)が行っていた。法人は2016年12月末まで名称使用契約を結んでいたが、契約終了後の2017年1月にマロニエゲートに改称した。
脚注
^ 19世紀後半パリにおける草創期百貨店の女店員福本逸美、Etudes francaises 22, 109-142, 1987-03-30
外部リンク
プランタン公式サイト (フランス語)(英語)
座標: 北緯48度52分27秒 東経2度19分42秒 / 北緯48.874076度 東経2.328469度 / 48.874076; 2.328469