美浜区
みはまく 美浜区 | |
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![]() 幕張新都心と幕張メッセ | |
国 | ![]() |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
市 | 千葉市 |
団体コード | 12106-1 |
面積 | 21.20km2 |
総人口 | 148,338人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 6,997人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
千葉市(中央区、花見川区、稲毛区) 習志野市 |
イメージカラー | マリンブルー |
美浜区役所 | |
所在地 | 〒261-8733 千葉県千葉市美浜区真砂五丁目15番1号 北緯35度38分25.6秒東経140度3分47.1秒 ![]() |
外部リンク | 千葉市美浜区役所HP |
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ウィキプロジェクト |
美浜区(みはまく)は、千葉市の行政区のひとつ。海浜ニュータウンや幕張新都心地区を擁する。区内はすべて埋立造成によりできた土地である。
目次
1 概要
2 地理
2.1 地形
2.2 隣接する自治体・行政区
3 歴史
4 住宅団地
5 教育
5.1 大学
5.2 高等学校
5.3 中学校
5.4 小学校
5.5 その他
6 動物病院
7 交通
7.1 鉄道
7.2 路線バス
7.3 高速バス、空港リムジンバス
8 町名一覧
9 出身有名人
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
12.1 地図
概要
習志野市津田沼〜千葉市中心部までの沿岸は、かつて白砂青松の地で綺麗な干潟と19kmにも及ぶ海岸線が広がっていた。(その青松の林はかつての海岸線である国道14号沿いに現在も広がっている。)1912年(明治45年)5月下旬、その干潟を利用して奈良原三次によって日本初の民間飛行場[1]が開設されたことにより「民間航空発祥の地」と言われ、稲岸公園(千葉市美浜区稲毛海岸3丁目)には民間航空発祥の地記念碑がある。また、稲毛海浜公園内には稲毛民間航空記念館が建てられ館内には、復元された当時の複葉機「鳳号」等が展示されている。
人工海浜「いなげの浜」は、埋め立て事業によって失われた旧稲毛海岸の砂浜の復元を目指し、1975年(昭和50年)2月から1年2か月の工期を掛け1976年(昭和51年)4月26日オープンした国内初の人工海浜である(世界ではモナコ公国のモンテカルロ・ラルポット海岸に次ぐ2番目)。海浜の長さ1,200m, 干潮時には岸から波打ち際まで130m。その後「幕張の浜」1979年(昭和54年)3月10日オープン。「検見川の浜」1988年(昭和63年)7月10日オープン。総延長は約4,300m。週末や休日になると家族連れやカップル、ウィンドサーファーなどが訪れ、ウォーターフロントとして大変賑わっている。近年、浸食が顕著になり砂の補給や養浜工事、波を弱くするための潜堤(海面下の堤防)など莫大な維持管理費が掛かっている。また、「幕張の浜」「検見川の浜」は遊泳禁止となっている。
地理
国道14号線から海岸線までの区域全域が埋め立て地の造成地であり、計画的に街作りが進められた結果、都市機能の充実した区となっている。また、区域には、「海浜ニュータウン」や「幕張新都心地区」があり、中でも幕張新都心地区は、国際的なイベントや会議が開催され年間550万人以上の集客能力を誇る「幕張メッセ」を核に千葉ロッテマリーンズの本拠地としても有名な「ZOZOマリンスタジアム」など、業務研究、タウンセンター、住宅、文教、公園・緑地の各地区をバランスよく配し、国際色豊かな都市機能と、住環境を高度に融合させた未来型の都市を形成しており、市域でも重要な都市機能を持った区域でもある。
地形
区域全域は埋め立て地であり高低差はそれ程激しくない。区域の最高地は、豊砂地先で海抜11.3m。最低値は、美浜地先で海抜1.3mとなっている。また、海岸の浅瀬を埋め立てしてできた区域は、海底に堆積している非常に緩い砂層に、隣接する沖合の砂やシルト質土を土盛りして埋め立てられたため、極めて軟弱な地盤となっている。軟弱な地盤ゆえに、強い地震に見舞われると液状化現象や地盤沈下などがみられることがあり、高層マンションや戸建て住宅には地盤改良や支持層と呼ばれる硬い岩盤まで基礎の杭を打つなど対策が成されている。
隣接する自治体・行政区
- 千葉市の区
中央区、花見川区、稲毛区
- 他の市町村
- 習志野市
歴史
もともと海浜ニュータウン地域は、京葉線の駅名にも見られるように、以前から存在していた地域(幕張、検見川、稲毛)の延長線上として扱われていた。市街地も各駅に分散しており、区としての一体感はない。また、工業団地が立地する新港地区は中央区とのつながりが強い。
区名は区の発足前から設置されていた「美浜総合支所」の名に公募での支持が集まったことにより決定したが、区内に存在する「美浜」は幕張海浜公園にあたる住民ゼロの町名であり、総合支所の設置自体が区役所への移行を前提にしたものであったため、事実上市による命名に近い形となった。幕張メッセを擁することから、公募では「幕張区」への支持も高かったが、幕張地区(現花見川区)との兼ね合いもあり採用されなかった。
1969年(昭和44年)10月1日 - 1995年(平成7年)10月1日 : 公有水面埋立地(海浜ニュータウン他)を編入。
1990年(平成2年)4月2日 : 美浜総合支所(現美浜区役所)を設置。
1992年(平成4年)4月1日 : 千葉市の政令指定都市移行に伴い当区を設置。
住宅団地
幕張新都心 幕張ベイタウン (千葉市)- 磯辺第一団地 (千葉市)
- 磯辺東団地 (千葉市)
- 稲毛高浜南団地 (千葉市)
- 高浜第二団地 (千葉市)
- 稲毛団地 (千葉市)
幸町団地 (千葉市) 他
教育

東京歯科大学

神田外語大学

放送大学

千葉県立保健医療大学
大学
- 私立
- 東京歯科大学
- 神田外語大学
- 放送大学
- 公立
- 千葉県立保健医療大学
高等学校
- 市立
- 千葉市立稲毛高等学校
- 県立
- 千葉県立磯辺高等学校
- 千葉県立検見川高等学校
- 千葉県立千葉西高等学校
- 千葉県立幕張総合高等学校
私立
- 渋谷教育学園幕張高等学校
- 昭和学院秀英高等学校
中学校
- 市立
- 千葉市立稲毛高等学校附属中学校
- 千葉市立稲浜中学校
- 千葉市立磯辺中学校
- 千葉市立打瀬中学校
- 千葉市立幸町第一中学校
- 千葉市立幸町第二中学校
- 千葉市立高洲第一中学校
- 千葉市立高洲第二中学校
- 千葉市立高浜中学校
- 千葉市立幕張西中学校
- 千葉市立真砂中学校
- 私立
- 渋谷教育学園幕張中学校
- 昭和学院秀英中学校
小学校
- 市立
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- 私立
- 幕張インターナショナルスクール
その他
アジア経済研究所開発スクール(国際開発・国際協力の専門家を養成する1年制の教育機関。文部科学省管轄外)- 関東鍼灸専門学校
- アジア太平洋統計研修所 国際研修機関
動物病院
- 海浜動物医療センター
交通
鉄道
JR東日本
■ 京葉線 : 海浜幕張駅 - 検見川浜駅 - 稲毛海岸駅
路線バス
- 京成バス
- ちばシティバス
- 小湊鉄道
- 千葉海浜交通
- 平和交通
- 千葉シーサイドバス
高速バス、空港リムジンバス
海浜幕張駅 - 新大阪駅、阪急梅田駅、三宮バスターミナル(京成バス)
海浜幕張駅 - 大津駅、京都駅(千葉中央バス)
稲毛海岸駅、検見川浜駅、海浜幕張駅
- 羽田空港(京成バス、ちばシティバス、東京空港交通、京浜急行バス)
稲毛海岸駅、検見川浜駅、海浜幕張駅 -
成田空港(京成バス、ちばシティバス、成田空港交通)
- 『マイタウン・ダイレクトバス』千葉市ベイエリア - 東京駅(京成バス、千葉海浜交通)
幕張メッセ中央 - 東京駅(京成バス、ちばフラワーバス)
平和交通本社、あすか交通本社、 検見川浜駅 -東京駅(平和交通、あすか交通)
その他、幕張メッセ中央から、催事開催時に臨時高速バスもあり。
町名一覧
磯辺(いそべ)- 稲毛海岸(いなげかいがん)
打瀬(うたせ)
幸町(さいわいちょう)
新港(しんみなと)
高洲(たかす)
高浜(たかはま)- 豊砂(とよすな)
中瀬 (千葉市)(なかせ)- 浜田(はまだ)
- ひび野(ひびの)
幕張西(まくはりにし)
真砂(まさご)
美浜(みはま)- 若葉(わかば)
出身有名人
小笠原道大 - プロ野球選手
立川隆史 - 元プロ野球選手、キックボクサー
戸部洋子 - フジテレビアナウンサー
吉田早織 - モデル
田中康大 - ロンドンパラリンピックの水泳日本代表選手。
脚注
^ 民間以外も含めると、1911年4月1日に開設された埼玉県所沢市の陸軍所沢飛行場が日本初。
関連項目
- 幕張
幕張 (漫画) - 当該作品の舞台のひとつ。- 幕張新都心
- 幕張ベイタウン
- 海浜ニュータウン
- ウェザーニューズ
- 千葉市の地名一覧
外部リンク
- 千葉市:美浜区トップページ
- 財団法人千葉市みどりの協会
- 幕張新都心にようこそ(千葉県企業庁)
- 幕張メッセ -International Convention Complex-
- 千葉マリンスタジアム
- 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト
地図
- 国土地理院 地図閲覧サービス ウオッちず
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