マツコ&有吉の怒り新党
マツコ&有吉の怒り新党 Angry new Party | |
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ジャンル | トーク番組 / バラエティ番組 |
出演者 | マツコ・デラックス 有吉弘行 夏目三久 青山愛(テレビ朝日アナウンサー) |
ナレーター | 塙宣之(ナイツ) |
オープニング | ザ・ゴー!チーム 「T.O.R.N.A.D.O.(トルネード)」 |
エンディング | スティービーワンダー 「心の愛」 |
製作 | |
プロデューサー | 梶山貴弘 藤井智久(GP) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
公式サイト | |
放送開始から2011年9月まで | |
放送期間 | 2011年4月6日 - 9月28日 |
放送時間 | 水曜日 1:21 - 1:51(火曜深夜) |
放送分 | 30分 |
2011年10月から2017年3月まで | |
放送期間 | 2011年10月5日 - 2017年3月29日 |
放送時間 | 水曜日 23:15 - 翌0:15 |
放送枠 | ネオバラエティ |
放送分 | 60分 |
『マツコ&有吉の怒り新党』(マツコ・ありよしのいかりしんとう)は、テレビ朝日で放送されていたトークバラエティ番組である。通称「怒り新党」。
目次
1 概要
2 出演者
3 番組コーナー
3.1 国民からの怒り
3.2 新・3大〇〇調査会
3.3 もうすぐこうなる調査会
3.4 今週の怒られたさん
3.5 あなたの記憶を調べます 記憶調査委員会
3.6 イラッと日記 / イラッとメモSP / イラッとメモ2時間SP
3.7 世界外交委員会
3.8 マツコ幹事長・有吉政調会長のイラッと
4 ネット局と放送時間
4.1 火曜深夜枠時代
4.2 水曜ネオバラ枠時代
5 脚注
6 外部リンク
概要
募集した「ちょっと腹立つけど、これ怒っていいですか?」という視聴者からの投稿メール(怒りメール)に対して、マツコ・デラックスと有吉弘行が怒っていいかどうかを判定する[1]。視聴者から寄せられた日々の怒りに白黒つけるべく、新たな政党「マツコ&有吉の怒り新党」を旗揚げしたという設定で、マツコが幹事長、有吉が政調会長としてトークを展開する。
マツコと有吉の冠番組で、2人が本格的に共演する初の番組であり[1]、夏目三久にとっては本番組が日本テレビ退社後初、かつ日本テレビ系列以外の番組としても初のレギュラー番組となった[2]。
番組名が「有吉マツコ」ではなく、「マツコ有吉」の順になっている理由は、マツコによると、TBSで放送していた『有田とマツコと男と女』の略称「有マツ」と一緒になってしまうためである[3]。
開始当初は水曜日 1:21 - 1:51(火曜深夜) に放送され、視聴率が好調だったことから、2011年10月より『シルシルミシル』の後継番組として水曜23時15分(ネオバラ水曜枠)に放送時間を移動した[4]。後継番組はくりぃむしちゅーが出演する『SOFTくりぃむ』となったため、事実上の枠交換となった[5]。
全国ネット昇格に伴い、2011年10月4日の発表会見で「有吉弘行の毒舌まんじゅう」と称した饅頭が発売されることも発表された。饅頭は数々の政治家まんじゅうを手掛けた業者が製造。テレビ朝日番組グッズを扱う売店「テレアサショップ」のテレビ朝日本社内と東京駅八重洲口東京キャラクターストリート内の2店舗、有吉の出身地である広島県内の土産店、さらには衆議院議員会館でも販売されることが決定した。議員会館でのタレントグッズの販売は史上初[6]。その後、東京スカイツリータウンの開業により、東京ソラマチ内の民放キー局のグッズ販売店「Tree Village」でも販売を開始している。
2012年3月にギャラクシー賞月間賞を受賞[7]。
2013年1月3日20:56 - 23:10に、番組初となるゴールデンタイムでの特番『マツコ&有吉の怒り新党 お正月スペシャル』を放送。その後、2014年・2015年の1月3日にも『お正月スペシャル』としてゴールデンタイムに放送された。
2015年3月18日の放送で通算200回を達成した。
番組開始5周年にあたる2016年3月30日放送分を以って、夏目が総裁秘書を卒業した。この日の放送は怒りメールを短縮し、通常の新3大に加え「新3大 夏目三久の肝っ玉を感じた瞬間」としてこれまでの夏目の活躍を振り返った。最後はマツコ・有吉から花束が贈呈された。後任として当時テレビ朝日アナウンサーの青山愛が4月13日放送分より登場することになった[8]。青山の肩書は「庶務」という設定になり、番組のBGM・EDテーマも ジョン・レノンの「スターティング・オーヴァー」から スティーヴィー・ワンダーの「心の愛」に変わった。
2017年3月を以て終了し、4月から『マツコ&有吉 かりそめ天国』の放送が開始された[9]。
出演者
マツコ・デラックス(幹事長)
有吉弘行(政調会長)
夏目三久(総裁秘書:2011年4月6日 - 2016年3月30日)
青山愛(庶務:2016年4月13日 - 2017年3月29日)
- ナレーション
塙宣之(ナイツ)
脇坂京子(あなたの記憶を調べます 記憶調査委員会)
このほか、総裁として番組プロデューサーの藤井智久が電話出演することがあった。
番組コーナー
国民からの怒り
番組のメインコーナー。進行役(夏目→青山)が視聴者からの投稿(怒りメール)を紹介し、マツコと有吉が議論する。進行役が2人が共感できた怒りメールを「採用」、できなかったものを「不採用」、3人の意見が食い違い判定のつかなかったものを「保留」と書かれた箱にそれぞれ入れる。2012年5月23日には判定が「保留」の怒りメールが出たため、マツコの提案により5月30日から「保留」という箱も加わった。
夏目の時期には総裁(藤井)からのホットラインの電話があり、連絡事項などがあると電話が鳴り、総裁と夏目が話し込む場面があった。進行役が怒りメールを読む際、冒頭で職業・年齢・性別を紹介する。2013年5月8日から6月19日までは党員名と称したハンドルネームも読まれた期間があった。
文字の色は「採用」は赤、「不採用」が青。「保留」の文字は当初黄色で、2012年6月13日で緑色、翌週の6月20日には黄色に戻され、その翌週の6月27日からはまた緑になっている。これはマツコ自身が回によって「黄色がいい」「緑がいい」と発言の統一がとれていなかったためである。これに先立ち2012年4月11日には、判定が「未定」となり続報を送ってくるように要求された怒りメールがある。
火曜深夜枠時代はほぼすべての回がこのコーナーだけで構成されていた。ネオバラ枠に移動して放送時間が拡大されてからは、番組終盤に下記のミニコーナーが放送されるようになったが、まれにこのコーナーのみで番組を構成することもある。
新・3大〇〇調査会
2013年10月5日放送開始。ネオバラ枠への昇格に合わせてスタートしたコーナー。「日本三景」「日本三大祭り」などに隠れ、一般に知られていないが日本人が知っておくべき3大くくりがあるとして、あるテーマに対し、その分野の有識者がテーマにおけるトップ3を決定。それを政見放送風のVTRと塙宣之(ナイツ)のナレーションでプレゼンして、マツコと有吉がコメント、夏目→青山は前説と補足説明をする。
2016年3月まではほぼ毎回放送されていたが、下記の「今週の怒られたさん」開始後は日替わりで放送されていた。
もうすぐこうなる調査会
2016年4月13日放送開始。前の月に開催された、あらゆる業界の展示会を取材し、さまざまな分野の最先端技術を紹介する[10]。
今週の怒られたさん
2016年4月20日放送開始。街頭で、怒られた経験についてインタビューする[11]。他のコーナーが日替わりなのに対して、このコーナーは基本的に毎回放送する。
あなたの記憶を調べます 記憶調査委員会
2016年6月8日放送開始。視聴者の過去の記憶を募集し、その記憶について番組スタッフが調査を行う[12]。
イラッと日記 / イラッとメモSP / イラッとメモ2時間SP
- イラッと日記(2011年6月7日放送)は、有名人に「1週間でイラッとした出来事」を日記に書いてもらい、それをスタジオで発表し、有吉とマツコに聞いてもらうコーナー。好評ならば毎週行う予定で、カンニング竹山をゲストに呼んでテストを行うが、二人から「ゲストはいらない」と冒頭から拒絶され、全く盛り上がらずに終了しレギュラーコーナーにはならなかった。
- イラッとメモSP(2011年6月24日放送)は、 深夜枠で放送されたの唯一の1時間スペシャル内のコーナー。ゲストはかたせ梨乃、永井大、杉村太蔵。各ゲストの日常生活の中での「イラッと」を1週間ノートにメモ書きし発表した[13]。
- イラッとメモ2時間SP(2011年7月17日放送)は、 通常の放送枠ではなく日曜日の15:30から放送された。ゲストはアンガールズ田中、梅沢富美男、矢口真里、YOU。
※ゲストを招いた「イラッと」企画は、この3回のみで終了。これ以降、2016年になるまで番組ゲストは登場しなかった。
世界外交委員会
2011年10月12日のみ放送。いろいろな国(お世辞にも知名度が高いとは言えない国)の特色・特徴・在日大使を紹介し怒り新党と外交を結ぶコーナー。第1回にルクセンブルク大公国が紹介されたが、これ以降、このコーナーは放送されていない。
マツコ幹事長・有吉政調会長のイラッと
2011年11月2日放送開始。2人とも紹介する時もあれば1人だけの時もある。こちらも自然消滅した。
ネット局と放送時間
火曜深夜枠時代
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日(EX) | テレビ朝日系列 | 水曜 1:21 - 1:51(火曜深夜) | 制作局 |
福島県 | 福島放送(KFB) | 同時ネット | ||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ(eat) | |||
福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | |||
長崎県 | 長崎文化放送(NCC) | 水曜 1:25 - 1:55(火曜深夜) | 2011年4月13日放送開始 | |
熊本県 | 熊本朝日放送(KAB) | 火曜 1:20 - 1:50(月曜深夜) | 2011年4月19日放送開始 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送(QAB) | 木曜 1:15 - 1:45(水曜深夜) | 2011年4月21日放送開始 | |
大分県 | 大分朝日放送(OAB) | 木曜 1:55 - 2:25(水曜深夜) | 2011年4月28日放送開始 | |
山口県 | 山口朝日放送(yab) | 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜) | 2011年5月2日放送開始 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ(IAT) | 火曜 1:20 - 1:50(月曜深夜) | 2011年7月5日放送開始 | |
石川県 | 北陸朝日放送(HAB) | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | 2011年7月10日放送開始 | |
鹿児島県 | 鹿児島放送(KKB) | 火曜 1:15 - 2:15(月曜深夜) | 2011年9月6日放送開始 |
水曜ネオバラ枠時代
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 脚注 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日(EX) | テレビ朝日系列 | 水曜 23:15 - 翌0:15 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ(HTB) | [注 1] | ||
青森県 | 青森朝日放送(ABA) | | ||
岩手県 | 岩手朝日テレビ(IAT) | |||
宮城県 | 東日本放送(KHB) | |||
秋田県 | 秋田朝日放送(AAB) | |||
山形県 | 山形テレビ(YTS) | |||
福島県 | 福島放送(KFB) | |||
長野県 | 長野朝日放送(abn) | |||
新潟県 | 新潟テレビ21(UX) | |||
静岡県 | 静岡朝日テレビ(SATV) | |||
石川県 | 北陸朝日放送(HAB) | |||
中京広域圏 | メ〜テレ(NBN) | |||
広島県 | 広島ホームテレビ(HOME) | |||
山口県 | 山口朝日放送(yab) | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送(KSB) | |||
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ(eat) | |||
福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | |||
長崎県 | 長崎文化放送(NCC) | |||
熊本県 | 熊本朝日放送(KAB) | |||
大分県 | 大分朝日放送(OAB) | |||
鹿児島県 | 鹿児島放送(KKB) | |||
沖縄県 | 琉球朝日放送(QAB) | |||
近畿広域圏 | 朝日放送(ABC) | 木曜 0:30 - 1:32 (水曜深夜) | [注 2][注 3] | |
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | TBS系列 | 木曜 23:55 - 翌0:52 | |
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | 火曜 23:55 - 翌0:55 | ||
富山県 | 富山テレビ(BBT) | フジテレビ系列 | 日曜 1:10 - 2:10 (土曜深夜) | |
高知県 | 高知放送(RKC) | 日本テレビ系列 | 金曜 0:54 - 1:54 (木曜深夜) | [注 4] |
^ 『水曜どうでしょう』の新作放送日は30分繰り下げ。
^ 同時ネット局で放送されている時間帯は『ナイトinナイト』『今ちゃんの「実は…」』を放送。
^ 2013年8月1日は「世界水泳バルセロナ『競泳』」のため放送なし。
^ 2013年3月までテレビ高知で放送されていた。
脚注
- ^ ab“有吉弘行&マツコ・デラックス、テレ朝深夜でタッグ” (日本語). お笑いナタリー. 東京都: ナタリー. (2011年4月3日). http://natalie.mu/owarai/news/47189 2011年4月6日閲覧。
^ 夏目三久:日テレ退社後初登場、マツコ&有吉とテレ朝で新番組 毎日jp 2011年4月6日
^ 月刊TVnavi 2011年12月号 43Pより。
^ 中居、新番組に気合!『ぷっ』すま時間枠 SANSPO.COM 2011年9月12日
^ テレビ朝日 : プライム首位奪取へ深夜バラエティー大幅改編 まんたんウェブ 2011年9月12日
^ 「有吉弘行の毒舌まんじゅう」衆院議員会館でも販売 スポーツ報知 2011年10月4日
^ 放送批評懇談会 ギャラクシー賞 2012年3月度 月間賞
^ “『怒り新党』夏目三久後任に青山愛アナ「未知なる世界への挑戦にドキドキ」”. ORICON STYLE. (2016年4月8日). http://www.oricon.co.jp/news/2069853/full/ 2016年4月8日閲覧。
^ “『マツコ&有吉、6年間の“怒り”から解放される 『怒り新党』リニューアル”. ORICON STYLE. (2017年3月7日). http://www.oricon.co.jp/news/2087114/full/ 2017年3月7日閲覧。
^ [1]
^ [2]
^ [3]
^ [4]
外部リンク
- マツコ&有吉の怒り新党
テレビ朝日 水曜1:21 - 1:51枠(火曜深夜) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ちょこっとだけ最先端バラエティー さきっちょ☆ 【30分繰り下げて継続】 | マツコ&有吉の怒り新党 | SOFTくりぃむ |
テレビ朝日系列 ネオバラエティ水曜日 | ||
シルシルミシル 【「シルシルミシルさんデー」(日曜19時台)に統合】 | マツコ&有吉の怒り新党 | マツコ&有吉 かりそめ天国 |
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