リンク栃木ブレックス
リンク栃木ブレックス LINK TOCHIGI BREX | ||||
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愛称 | ブレックス | |||
所属リーグ | B.LEAGUE | |||
カンファレンス | B1 東地区 | |||
創設年 | 2007年 | |||
本拠地 | 栃木県宇都宮市 | |||
アリーナ | ブレックスアリーナ宇都宮 | |||
収容人数 | 2,900人 | |||
チームカラー | ネイビーブルー、黄色 | |||
運営法人 | 株式会社栃木ブレックス | |||
代表者 | 鎌田眞吾 | |||
GM | 鎌田眞吾 | |||
優勝歴 | 2009-10シーズン 2016-17シーズン | |||
公式サイト | https://www.tochigibrex.jp/ | |||
ユニフォーム | ||||
|
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 | 日本 〒320-0833 栃木県宇都宮市不動前2-2-33 スズキビルIII2F |
設立 | 2016年3月 |
業種 | サービス業 |
事業内容 | バスケットボールチームの経営 |
代表者 | 代表取締役社長 鎌田眞吾 |
資本金 | 9,000万円 |
売上高 | 5億3,300万円 (2011年12月期、旧法人) |
決算期 | 12月 |
主要株主 | 関雅樹、鎌田眞吾、篠原宏治 |
関係する人物 | 小笹芳央 山谷拓志 |
外部リンク | 栃木ブレックス |
特記事項:旧法人の設立は2006年6月。2009年5月に株式会社ドリームチームエンターテインメント栃木から株式会社リンクスポーツエンターテインメントへ商号変更。2016年7月に現法人に吸収合併。 |
リンク栃木ブレックス(リンクとちぎブレックス、英: LINK TOCHIGI BREX)は、栃木県宇都宮を本拠地としてB.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチームである。略称「栃木ブレックス」。旧称「リンク栃木ブレックス」。
目次
1 概要
1.1 チーム名の意味
1.2 チームカラーの由来
1.3 チームの理念
1.4 目指すチーム像
1.5 ホームアリーナ
1.5.1 旧JBL・NBL時代
1.5.2 Bリーグ時代
2 歴史
2.1 設立経緯
2.2 JBL2
2.3 JBL
2.3.1 2008-2009シーズン
2.3.2 2009-2010シーズン(初優勝)
2.3.3 2010-2011シーズン
2.3.4 2011-2012シーズン
2.3.5 2012-2013シーズン
2.4 NBL
2.4.1 2013-2014シーズン
2.4.2 2014-2015シーズン
2.4.3 2015-2016シーズン
2.5 Bリーグ
2.5.1 2016-2017シーズン
2.5.2 2017-2018シーズン
2.5.3 2018-2019シーズン
3 主な取り組み
3.1 ブレックスアリーナ
3.2 下部組織
3.3 リンク栃木ブレックスの殿堂
3.4 地域密着型
3.5 放送
3.6 日本代表戦
3.7 BREXバスケットボールコート
4 成績
4.1 B.LEAGUE
4.2 過去のリーグ戦
4.2.1 JBL
4.2.2 NBL
4.3 全日本総合バスケットボール選手権大会
4.4 獲得タイトル
5 スタッフと選手
5.1 現行ロースター
6 ユニフォームスポンサー(2018-19シーズン)
7 チアダンスチーム
8 脚注
9 関連項目
10 外部リンク
概要
運営会社は株式会社栃木ブレックス(2015-16シーズンまでは株式会社リンクスポーツエンターテインメント)。2008-09シーズンよりトップリーグ(JBL→NBL→B.LEAGUE)に参戦している。
チーム名の意味
"ブレックス"の意味
- BREAK THROUGH(現状を打破する)という言葉の発音から作った造語。既成概念を打破し、スポーツ界、バスケ界、そして栃木に風穴をあけたい!という思いを込めている。
- REXという言葉は、ラテン語で王者を意味している。BasketballのREX=B-REX=バスケットボールの頂点を目指すという意思を込めている。
"リンク"の意味
- ネーミングライツ契約企業である株式会社リンクアンドモチベーションの「リンク」。
- リンク栃木ブレックスが、栃木県の地域住民、企業、行政、協会を「リンク(連鎖)」させていくことで相互作用や相乗効果(シナジー)を生み出したい、という意味も込められている。
チームカラーの由来
栃木県の姉妹提携州である米国インディアナ州にあるNBAチーム「インディアナ・ペイサーズ」のチームカラーを踏襲している。ペイサーズに敬意を表し、またNBAのプレーやエンターテイメントを手本としたいという思いを込めている。
チームの理念
「強く愛されるモチベーションあふれるチーム」
- 1年目はJBL2にて優勝することができた。2年目はJBLに昇格し、チーム創設3年目にして当初の目標であった日本一を達成することができた。ブレックスの理念は、いついかなる時も「強く愛されるモチベーションあふれるチーム」であり続けること。頑固たるチームを作り、毎シーズン最善を尽くして、頂点を目指してゆく。
目指すチーム像
「」
- ゲームを観戦しに来た人はもとより、チームや選手と触れ合ったすべての人達に「何か」を感じてもらいたい、「何か」を与えることができるチームでありたいと思っている。「何か」とはエネルギーのようなもので、例えば「自分もこうなりたい」といったような意思やモチベーションであったり、「自分にもできるんだ」という希望や自信といったもの。このような「何か」に気づくきっかけを多くの人達に提供できるチームでありたいと考えている。
ホームアリーナ
メインとなるホームアリーナはブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)。ホームゲームは宇都宮以外の栃木県内各地でも数試合行う。過去には群馬県・福島県でも開催していた。なお、2013-14シーズンはブレックスアリーナが大規模改修工事に入るため開幕戦2試合のみとなった。
旧JBL・NBL時代
地区 | アリーナ | 収容人数 | 年度 | |||||||
08-09 | 09-10 | 10-11 | 11-12 | 12-13 | 13-14 | 14-15 | 15-16 | |||
宇都宮市 | ブレックスアリーナ宇都宮 | 2,900人 | 6 | 8 | 4 | 10 | 12 | 2 | 15 | 11 |
宇都宮市清原体育館 | 1,950人 | 1 | 2 | 2 | - | - | 8 | - | ||
県央 | フォレストアリーナ | 2,260人 | 5 | 4 | 4 | 6 | 6 | 6 | 8 | 4 |
県北 | 栃木県立県北体育館 | 2,054人 | 1 | 1 | 2 | 1 | - | 4 | 2 | 2 |
県南 | 栃木県立県南体育館 | 2,020人 | 4 | 2 | 2 | 4 | 2 | 6 | 2 | 2 |
足利市民体育館 | 1,310人 | 1 | 1 | 1 | - | - | 2 | - | ||
群馬県 | ぐんまアリーナ | 人 | 1 | 1 | 1 | 1 | - | - | - | |
福島県 | 福島県営あづま総合体育館 | 人 | - | - | 2 | 1 | - | - | - | |
須賀川アリーナ | 人 | - | 1 | - | - | - | - | - | ||
レギュラーシーズン・ホーム試合数計 | 18 | 20 | 16 | 20 | 20 | 28 | 27 | 28 |
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Bリーグ時代
年度 | 参加クラス | レギュラーシーズンの ホームゲーム数 | ブレックス アリーナ | その他 | ポストシーズン |
2016-17 | B1 | 30 | 24 | 鹿沼3 県南1 県北2 | ブレックス アリーナ5[1] |
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歴史
設立経緯
2004年12月、栃木にプロバスケチーム設立を目指し活動開始。2007年より開幕する日本バスケットボールリーグ(新JBL、当時は「新リーグ」)への参戦を目指し、2005年12月「栃木県にプロバスケットボールチームを作る会」を結成。(当時他にbjリーグ参戦を目指す団体もあった)
2006年6月、栃木県出身の駒澤大学バスケットボール部OB、金井亨が中心となり運営母体「ドリームチームエンターテイメント栃木」(DTE栃木)を設立し新リーグへの参入を正式に申請する。いったんは参入の内定をもらったものの、諸事情により最終的には参戦に至らず。しかし、その後同年限りでバスケットボール日本リーグ撤退を決めていた大塚商会アルファーズから会員資格を譲渡され、「栃木ブレックス」として、新JBLの下部リーグとして旧日本リーグを受け継ぐ日本バスケットボールリーグ2部機構(JBL2)に参加する事が決定。これは大塚商会創業者である大塚実が栃木県益子町出身である縁から、アルファーズ元スタッフがDTE栃木に参画していたことによるものである。経営コンサルティング会社のリンクアンドモチベーションとメインスポンサー契約を結び、社長には元アメリカンフットボール選手であり同社のコンサルタントを務める山谷拓志が就任。
JBL2
初代ヘッドコーチに大塚商会アルファーズ元コーチの金田詳徳が就任する。選手は全員がプロ契約で、その内、2006-07シーズンの大塚商会の選手は3名、元bjリーグ選手が2名である。
初年度となる2007-08シーズンはレギュラーシーズン3位ながらファイナルまで進み、レギュラーシーズン1位の千葉ピアスアローバジャーズを下し初代JBL2王者となる。
JBL
2008-2009シーズン
オーエスジーフェニックス東三河が2007-2008シーズン限りでJBLからbjリーグへ転籍したため、2008-09シーズンよりJBLに昇格。昇格にあたりチーム名の命名権をメインスポンサーのリンクアンドモチベーションに売却し、4月1日より「リンク栃木ブレックス」とする。またヘッドコーチに秋田県立能代工業高等学校で監督を務めた加藤三彦が就任。山谷はゼネラルマネージャーも兼任する。新入団選手に加藤の高校の後輩かつ教え子でもある高久順ら、移籍選手として日本代表の川村卓也、元日本代表の伊藤俊亮、地元出身の大宮宏正らを獲得した。さらに2008年8月31日、加藤の高校の後輩かつ教え子である元NBA選手の田臥勇太を獲得した[2]。
シーズン開幕後、序盤は苦戦が続いたため加藤がヘッドコーチを更迭される。後任にはいすゞ自動車及び女子のJOMOでコーチ歴のあるトーマス・ウィスマンが就任し、その後は調子をあげたものの、プレーオフは惜しくも逃す。
2009-2010シーズン(初優勝)
2009年、リンクアンドモチベーションの完全子会社化。これに伴い運営会社も「リンクスポーツエンターテインメント」に改称。ウィスマンヘッドコーチと2年契約を締結。新人選手としてスラムダンク奨学生第1号の並里成を獲得。
2010年3月20日に行われた三菱電機戦の勝利でレギュラーシーズン4位以上が確定し、JBL昇格後初のプレーオフ進出が決定。レギュラーシーズンは最終的には2位となる。本拠地・宇都宮で行われたセミファイナル・パナソニック戦を2勝1敗で通過し、ファイナルに進出。ファイナルではアイシンに3連勝し、初優勝を果たした。プロチームの社会人日本リーグの1部リーグ優勝は、日本協会及び旧日本リーグ機構主催時代を含め42年の歴史で初めてとなる。
2010-2011シーズン
チームを優勝に導いたウィスマンは日本代表HC就任のため、契約を1年残しHCを勇退。後任には元トヨタ自動車コンサルタントコーチのブルース・パーマーに内定していたが、前所属との契約解除を巡るトラブルのため断念する。中国(CBA)江蘇ドラゴンズのHCジェイソン・ラベドーと2年契約を締結。日本人選手との契約は全員と継続。
7月30日には鹿沼市との間で「マザータウン」協定を締結。2007年より鹿沼総合体育館(フォレストアリーナ)を練習拠点として活動してきたが、締結後はマザータウンとして鹿沼市での活動をより積極化する。
同年より下部育成チーム「TGI D-RISE」がJBL2参入を果たす。
12月15日、成績不振のためラベドーHCを解任、パーマーが改めてHCに就任した。
東日本大震災の影響でシーズン終盤は中止。
2011-2012シーズン
2011-12シーズンはパーマーHCが続投、ACにbjリーグ・京都ハンナリーズ元HCの青野和人を迎え入れる。町田洋介が引退、並里成、大宮宏正らが移籍したものの、新戦力として北海道から山田大治、アイシンから網野友雄らが移籍加入した。外国人としてNBAでもプレー経験を持つナイジェリア出身のオルミデ・オイデジ、前日立のタイラー・スミスが加入。12月には「東日本大震災復興支援チャリティーゲーム・コジマ presents KIZUNAドリームマッチ2011」をブレックスアリーナ宇都宮で開催した。
しかし、このシーズンはプレーオフ出場を逸し、その責任を取る形でパーマーHCを2012年3月12日付けで解任し、青野ACをHC代行として残り4試合で指揮を執ることになった[3]。また、設立当時からチームを支えた山谷も同シーズンを最後にGMを辞任[3]、日本バスケットボール協会新リーグ運営本部副本部長兼COOに就任。
2012-2013シーズン
2012-13シーズンは新GMに取締役の鎌田眞吾、新HCにアテネ五輪リトアニア代表HCを務めたアンタナス・シレイカが就任。オフには片岡大晴が移籍。田臥勇太も一度はリスト入りしたものの再契約。新戦力として東芝から移籍の宮永雄太、筑波大卒の田渡修人が加入した。
NBL
2013-2014シーズン
2013-14シーズンよりJBLはNBLに改組され、引き続き同リーグに参加することになった。
これに伴い、GM辞任後も代表取締役だった山谷はNBL専務理事COOに就任のため退任。
オフには安齋竜三が引退、川村卓也がNBA挑戦のため退団(最終的には和歌山へ移籍)、伊藤俊亮、梁川禎浩、宮永雄太も移籍した。一方で休部となったパナソニックから渡邉裕規を獲得。
9月10日、bjリーグの京都ハンナリーズとプレシーズンを行う[4]。
このシーズンはブレックスアリーナ宇都宮が大規模改修工事に入るため、ホーム開幕2試合のみの開催となり、主に宇都宮市清原体育館でホームゲームを行った。
2014-2015シーズン
2014-15シーズンよりトーマス・ウィスマンがHCに復帰。
2015-2016シーズン
2015-16シーズンは翌シーズンよりBリーグに移行するためNBLとしてラストシーズン。
Bリーグ
2016-2017シーズン
2016-17シーズンよりBリーグに参加[5]。これに合わせてリンクスポーツエンタ−テインメントは2016年7月1日付でリンクアンドモチベーションから株式会社栃木ブレックス(3月18日会社設立登記)に全株譲渡の上で吸収合併された[6][7]。鎌田社長は留任する一方、矢板市に本社を置くユニフォームスポンサーのひとつである加工食品メーカー壮関の会長兼ファウンダー・関雅樹が筆頭株主および取締役会長に就任。なお、リンク社はオフィシャルスポンサーとして引き続きチームと関わり、正式なチーム名も「リンク栃木ブレックス」のままとする(呼称についてはリーグ規定により栃木ブレックスとする)。
2016年9月24日の開幕戦では秋田ノーザンハピネッツ戦に敗れ、黒星スタートとなるも、主将である田臥勇太や古川孝敏、渡邉裕規、竹内公輔といった日本人選手に加え、ジェフリー・ギブス、ライアン・ロシターといった外国人選手などが活躍し、激戦区である東地区では首位を独走。2017年5月3日のアルバルク東京戦で勝利し、東地区優勝を決めた。Bリーグチャンピオンシップ・クォーターファイナルではワイルドカード上位(東地区3位)の千葉ジェッツに2連勝でセミファイナルに進出。特に第2戦では前半(第1クォーター・第2クォーター)では最大22点差に引き離されるも、後半(第3クォーター・第4クォーター)では栃木は驚異的な追い込みを見せ、第4クォーターの試合終了間際に点差をひっくり返す。77-70で逆転勝利を果たした。
セミファイナルでは西地区優勝のシーホース三河とは1勝1敗とし、特別ルールである第3戦にもつれ込みながらも、見事勝利し、2勝1敗でファイナルに進出。Bリーグチャンピオンシップ・ファイナル(5月27日)ではシーズン1位である川崎ブレイブサンダース(中地区優勝)と対戦。第1Qは川崎とは21-21と同点。第2Qはリーグ最少失点の栃木の守備陣が機能し始め、厳しいマークからボールを奪う栃木の持ち味を発揮し、川崎に43-37と栃木が6点もリードする。しかし、第3Qは川崎の篠山竜青などの猛攻にあい、点差がひっくり返され、川崎に63-59で逆転される。それでも、第4Qは栃木はジェフリー・ギブズが大活躍し、再逆転に成功。田臥が中心となり、集中力を切らすことはなく、最後の2分間は無失点と守備陣が奮闘し、結果は85-79と川崎に勝利し、見事Bリーグ初代チャンピオンに輝いた。
2017-2018シーズン
Bリーグ初代チャンピオンに導いたウィスマンHCは退任。後任として前男子日本代表HCの長谷川健志が就任、11月10日体調不良により退任し、後任はACの安齋竜三が就任した。
結果34勝26敗で東地区4位(ワイルドカード2位)で2年連続チャンピオンシップに進出したがクォーターファイナルで中地区首位のシーホース三河に連敗し今シーズンを終えた
2018-2019シーズン
シーズン開幕前のアーリーカップでは地元開催で準決勝
主な取り組み
ブレックスアリーナ
宇都宮市が推進する「施設愛称によるプロスポーツ応援事業」の一環として、ホームアリーナである宇都宮市体育館を2009年5月より2013年3月まで愛称を「ブレックスアリーナ宇都宮」としている。これは施設命名権とは異なり市が無償で命名しているものであり、公共施設にチーム名が愛称として使用されるのは日本初である。同じく宇都宮市をホームとする日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する栃木SCが練習場に使用し、自転車チームの宇都宮ブリッツェンも協議に入っている。[8]
下部組織
- TGI D-RISE
- リンク栃木ブレックスでは、二軍に当たる組織として「TGI D-RISE」を結成しており、2010年よりJBL2に参戦していたが、2013年限りでパスラボ山形ワイヴァンズに権利を譲渡し解散。
- 栃木ブレックスジュニアユース
- 栃木ブレックスのU-15チームで2016年4月から活動を行う。スカウトは行わずに応募方式でセレクションを行う。[9]
リンク栃木ブレックスの殿堂
2007年のチーム発足に当たり、栃木県のバスケットボールにおいて顕著な功績を収めた功労者を称えるため、「栃木ブレックス殿堂」(後に改名)を設立した。現在、以下の7名が表彰されている。
- 2008年
- 古島加寿夫(元栃木県バスケットボール協会理事長・会長)
平賀(旧姓横山)アサ子(宇都宮女子商業高校卒、1967年女子世界選手権ベスト5)
今野(同生井)けい子(同高校卒、1975年女子世界選手権銀メダリスト・MVP・得点王、モントリオール五輪得点王)
- 2009年
- 香中亮一(元栃木県バスケットボール協会審判委員長・日本バスケットボール協会副部長・FIBA国際審判員)
- 2010年
- 中山慶恵子(栃木県バスケットボール協会副会長)
- 伊澤正憲(栃木県バスケットボール協会副会長)
- 2011年
- なし(東日本大震災のため)
- 2012年
- 該当者なし
- 2013年
- 吉田一(栃木県バスケットボール協会顧問)
地域密着型
県民、とりわけバスケットファンの宇都宮市民らの協力が、チームの急成長に大きく貢献している。また、チーム自体も、県内各所でバスケ教室を開催するなど、バスケットボールの普及活動を行っている。
主な地域密着活動は以下の通り。
- BREX SMILE ACTION(社会貢献活動)
- D-PROJECT supported by LAWSON(訪問指導)
- ブレックス主催イベント(ファンイベントなど)
- バスケットボールクリニック
- キッズモチベーション・プロジェクト(小学校訪問)
- 栃木銀行presetnsブレックス・キャラバン(県内での公開練習と交流会)
放送
地元テレビ局であるとちぎテレビではJBL2時代より中継を実施しており、JBL昇格後は開幕戦及び宇都宮で開催されたオールスターゲームの生中継も行った。2009-10シーズンはホームゲーム生中継が増加しただけでなく開幕戦を含むアウェーゲーム2試合も録画中継することになった。さらにプレーオフ進出に伴い、セミファイナル3戦を録画中継、ファイナル第3戦(これが優勝決定試合となった)は生中継が決定した。JBL時代は主管試合中継をスカイ・エーとの共同制作により、栃木県内には生中継で、スカパー!や全国の契約ケーブルテレビ局では後日録画中継で放送されていた。Bリーグ発足後はDAZN(旧スポナビライブ)の主管試合中継の制作業務を請け負い、とちぎテレビでは一部試合を同日録画としてゴールデンタイムに放送している。
地元AMラジオ局である栃木放送では「BREX SUPER LIVE」のタイトルで主管試合の生中継を編成が許す限り行っている。チーム関連のラジオ番組としては、栃木放送では「CRTプライムタイムズ」内コーナー「Best!BREX!」、RADIO BERRYでは「B・E・A・T」内コーナー「GO!GO!BREX!!」が放送されている。かつて在籍していた川村卓也はRADIO BERRY「川村卓也のたくやんちゃレディオ!」のメインパーソナリティも務めていた(川村の出身地にあるFM岩手へもネット)。
日本代表戦
2010年7月7日に本拠地であるブレックスアリーナ宇都宮にて開催されるバスケットボール男子日本代表VS東莞レオパーズの強化試合は、当時の運営会社であったリンクスポーツエンターテインメントが主管して行われた。その後も、7月27日に(ブレックスが主催試合を開催した事のある)福島県須賀川市で開かれたレバノン戦も主管となった。
BREXバスケットボールコート
2010年11月5日、新たな練習施設として「BREXコミュニティーセンター(仮称)」を建設することを発表した[10]。
この施設は宇都宮市清原工業団地の鈴運メンテック株式会社清原営業所内に建設され、体育館が中心となるが、文部科学省が推進する「総合型地域スポーツクラブ」の役割を担うため、各種施設を複合させた「コミュニティーセンター」として、スポーツ振興や交流の中核として想定されている。最低限としてトレーニングルーム・選手寮・クラブハウスを備え、天然芝グランド・自転車周回コースも計画に上げていた。
2011年9月6日、「BREXバスケットボールコート」としてオープン。
2012年よりチームが使用しない時間に限りレンタルコートとしての利用を開始した。
- 施設概要
- 木製バスケットボールコート1面(FIBA公認正規サイズ)
- バスケットボールゴール6基(内ミニバス用リング2基)
- 飲料自動販売機
- AED
- 各種備品:バスケットボール・ビブス・デジタイマー・マーカー
成績
B.LEAGUE
リンク栃木ブレックス シーズン成績 | |||||||||||||||||||||
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レギュラーシーズン | プレーオフ | 天皇杯 | |||||||||||||||||||
# | シーズン | リーグ | 地区 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝率 | ゲーム差 | ホーム | アウェイ | 自地区 | 他地区 | 得点 | 失点 | 点差 | 総合 | 結果 | 備考 | HC | ref. | 結果 |
1 | 2016-17 | B1 | 東 | 地区1 | 46 | 14 | (.767) | 3(0) | 21-9(.700) | 25-5(.833) | 27-9(.750) | 19-5(.792) | 4829 | 4190 | 639 | 2 | チャンピオン | トーマス・ウィスマン | [11] | ||
2 | 2017-18 | B1 | 東 | 4 | 34 | 26 | (.567) | 12(0) | 18-12(.600) | 16-14(.533) | 10-14(.417) | 24-12(.667) | 4494 | 4387 | 107 | 6 | QF 敗退 | 安斎竜三 | [12] | ||
ゲーム差:1位との差(PO圏との差) 地区1 # :ワイルドカード QF :準々決勝 3決 :3位決定戦 SF :準決勝 FINAL :決勝 B1:9~14位はPOなし チャンピオン B2優勝 昇格 降格 残留 2019年04月12日更新 |
過去のリーグ戦
JBL
年度 | リーグ | 回 | レギュラーシーズン | セミファイナル | ファイナル | 最終結果 | HC | ||||
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勝 | 敗 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝 | 敗 | |||||
2007-08 | JBL2 | 1 | 13 | 3 | 3位 | 1 | 0 | 1 | 0 | 優勝 | 金田詳徳 |
2008-09 | JBL | 2 | 16 | 19 | 5位 | --- | 5位 | 加藤三彦 →トーマス・ウィスマン | |||
2009-10 | 3 | 27 | 15 | 2位 | 2 | 1 | 3 | 0 | 優勝 | トーマス・ウィスマン | |
2010-11 | 4 | 15 | 21 | 6位 | 震災のためプレイオフ実施せず | ジェイソン・ラベドー →ブルース・パーマー | |||||
2011-12 | 5 | 18 | 24 | 6位 | --- | 6位 | ブルース・パーマー →青野和人(代行) | ||||
2012-13 | 6 | 13 | 29 | 6位 | --- | 6位 | アンタナス・シレイカ |
NBL
年度 | 回 | レギュラーシーズン | カンファレンス セミファイナル | カンファレンス ファイナル | ファイナル | 最終結果 | HC | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 敗 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝 | 敗 | 勝 | 敗 | ||||
2013-14 | 1 | 31 | 23 | 東3位 | 1 | 2 | --- | 5位 | アンタナス・シレイカ |
年度 | 回 | レギュラーシーズン | カンファレンス クォーターファイナル | カンファレンス セミファイナル | ファイナル | 最終結果 | HC | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
勝 | 敗 | 順位 | 勝 | 敗 | 勝 | 敗 | 勝 | 敗 | ||||
2014-15 | 2 | 43 | 11 | 東2位 | 2 | 0 | 0 | 2 | --- | 3位 | トーマス・ウィスマン | |
2015-16 | 3 | 43 | 11 | 2位 | 2 | 0 | 1 | 2 | --- | 3位 |
全日本総合バスケットボール選手権大会
年 | 成績 |
---|---|
2008 | ベスト16 |
2009 | ベスト8 |
2010 | ベスト8 |
2011 | ベスト8 |
2012 | ベスト8 |
2013 | ベスト8 |
2014 | ベスト16 |
2015 | ベスト8 |
2016 | 準優勝 |
2017 | ベスト8 |
2018 | 準優勝 |
獲得タイトル
JBL2
- 優勝1回(2007)
JBL
- 優勝1回(2009-10)
B.LEAGUE
- 優勝1回(2016-17)
スタッフと選手
現行ロースター
リンク栃木ブレックス ロースター | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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選 手 | スタッフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
更新日:2019年04月12日 |
ユニフォームスポンサー(2018-19シーズン)
- サプライヤー:アンダーアーマー
- 前面:オーエンス(左肩)、栃木銀行(中央)
- 背面:タマボリ(選手名下)、あるふぁくらぶ(アウエー背番号上)
- パンツ:あるふぁくらぶ(ホーム右前)、リンクアンドモチベーション(左前上)、下野新聞社(左前下)、宇都宮市(左後ろ、「住めば愉快だ宇都宮」明記)
チアダンスチーム
オフィシャルチアダンスチームは「BREXY」で、宇都宮市出身のYUKAがディレクターを務める[13]。
脚注
^ プレーオフホームゲームアドバンテージ適用。準決勝は第2戦終了直後の第3戦を含む(決勝戦は川崎ホーム扱いの中立地開催)。
^ *JBLプロバスケットボールチーム リンク栃木ブレックス 元NBA選手、田臥勇太選手と契約締結 のお知らせ
- ^ ab“リンク栃木ブレックス ヘッドコーチ解任ならびに ゼネラルマネジャー辞任のお知らせ”. 2012年3月24日閲覧。
^ “京都ハンナリーズ創設5周年記念 フレンドシップゲーム”. スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社. 2013年7月20日閲覧。
^ “新リーグ1部にリンク栃木、秋田など12チーム バスケットボール”. 産経ニュース. (2015年7月30日). http://www.sankei.com/sports/news/150730/spo1507300031-n1.html
^ “リンク栃木ブレックス運営会社に関するご報告” (プレスリリース), 株式会社リンクスポーツエンターテインメント, (2016年4月8日), https://www.tochigibrex.jp/news/1610.html
^ “運営会社変更のお知らせ” (プレスリリース), 株式会社栃木ブレックス, (2016年7月1日), https://www.tochigibrex.jp/news/4470.html
^ 地元プロチーム支援 宇都宮が市施設2カ所に愛称
^ 日本バスケの次なる課題は「強化と育成」栃木ブレックスU−15に感じる期待感スポナビ(2016年9月21日)
^ BREXコミュニティーセンター(仮称) 建設計画
^ “STANDING”. bleague.jp (2017年5月7日). 2017年5月7日閲覧。
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^ YUKA
関連項目
- プロリーグ構想 (バスケットボール)
- 大塚商会アルファーズ
外部リンク
- 栃木ブレックス公式サイト
リンク栃木ブレックス - Facebook
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リンク栃木ブレックス - YouTubeチャンネル- 下野新聞 (リンク栃木ブレックス)
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