マテ・カマラス
この項目では、印欧語族風に、名前を名姓順で表記していますが、ハンガリー語圏の慣習に従いカマラーシュ・マーテーと表記することもあります。 |
マテ・カマラス | |
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生誕 | (1976-09-21) 1976年9月21日(42歳) |
出身地 | ハンガリー ボルショド・アバウーイ・ゼムプレーン県 ミシュコルツ |
ジャンル | ミュージカル ロック |
職業 | 歌手 俳優 |
公式サイト | [1] |
マテ・カマラス(ハンガリー語:Máté Kamarás(マーテー・カマラーシュ)、1976年9月21日 - )は、ハンガリーのミシュコルツ生まれのミュージカル・スター。ロック歌手。アーティスト。
2006年『エリザベート』ウィーン引っ越し公演でトート役で初来日。以来、毎年のように来日し、東京や大阪でミュージカルに日本語で出演したり、ミュージカル・ナンバーや自身の曲を含むコンサート活動を行う。ドイツ語・英語・ハンガリー語・日本語で歌うことができ、ヨーロッパ、日本を中心に活動するアーティスト。歌のみならず、MCも日本語で行うこともできる。2012年には『エリザベート』トート役を日本語版でも好演し、3都市3カ国語で同役を演じた唯一の俳優となる。2014年、外務省のV4+日本交流年におけるハンガリー親善大使を務める。
目次
1 略歴
2 来日公演
3 ディスコグラフィー
4 人物
5 外部リンク
略歴
- 15歳より地元のロックバンドのボーカルとして活躍。17歳で地元ミシュコルツの高校で演じた"Rene"がミュージカル俳優としての初舞台となる。同高校にて翌年『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンを演じる。
1995年 『ジーザス・クライスト・スーパースター』のピラトゥス、同年秋にはブダペストにて『チェス』の「アメリカン」を演じる。
1996年 ミュージカル版『フェーム』のニックなど複数の役を演じる。同年秋、ブダペスト国立演劇アカデミー演劇コースに進学。- 半年の在学後、1997年にロンドンのElmhurst Musical Schoolへの奨学金を得て渡英する。
- 留学後ウィーンに住居を移し、『ダンス・オブ・ヴァンパイア』のヘルベルト役を務める。
1998年1月から1999年春まで、ブダペストのオペレッタ劇場にて『エリザベート』のA Halal (トート) を演じる。- 1998年夏にはウィーンに戻り、Zell am See野外劇場の"Rockin' Musical show"に参加。
2000年に『チェス』 、『ウエスト・サイド物語』のトニーなど多くの役を演じながら、オーストリアの企画バンド"Ohrrausch"のボーカルとして、テレビ番組の主題歌となった「Hello Taxi」をレコーディングし、同ディスクで金賞を獲得した。
2003年から2005年12月4日の千秋楽まで、Theater an der Wienにおいて『エリザベート』のトートを務め、ミュージカル・スターとしての地位を不動のものとする。同時期にロックバンドX_Pactのボーカルとして、ウィーンの Metropolにてライブを披露。
2006年にソロ活動へと移行してからは、シンガー・ソングライターとしてウィーンおよび故郷のミシュコルツにてライブを行っている。
2009年には、オリジナル曲により構成されたデビューCD、ウィーンMetropolにて行われたコンサートのライブ映像により構成されたソロDVD、自らがデサインに関わったファッション・アイテムを発表した。2009年よりドイツ人ピアニスト マルクス・ローバーとコンビを組み活動中。2人でCDも出している。
2010年〜2011年、しばらくミュージカルの舞台からは離れていたが、『MITSUKO ~愛は国境を越えて~』(日本)、『LULU』(オーストリア・インスブルック)など、久々にミュージカルでの活動を再開している。
2012年、日本の東宝版『エリザベート』への出演が発表された。山口祐一郎、石丸幹二と共に、5、6月東京、7月福岡、8月名古屋、9月大阪と計5ヶ月間トートを演じる。
来日公演
2006年
- 12月 『エリザベート来日記念コンサート』(梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)
2007年
- 3月〜4月 『ウィーン版 エリザベート』(トート役、梅田芸術劇場 メインホール)
- 5月 『ウィーン版 エリザベート コンサート版』(トート役、新宿コマ劇場)
- 11月 『マテ・カマラス×姿月あさと×武田真治SUPER LIVE』(天王洲銀河劇場、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)
- 11月 『World Wide Super Session feat. Máté Kamarás(vo), Kenji Hino(b), Josei(key), Shingo Kujime(g), Jay Stixx(ds)』(モーション・ブルー・ヨコハマ)
2008年
- 5月 『ウィーン・ミュージカル・コンサート』(梅田芸術劇場 メインホール)
2009年
- 4月 『Super Live Vol.2 LOVE LEGEND』(梅田芸術劇場 メインホール、新国立劇場中劇場)
2010年
- 3月 『Frank & Friends / Mitsuko』(ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー役、オーチャードホール、梅田芸術劇場 メインホール)
- 3月 『Máté Kamarás Solo Act 〜マテ・カマラス ファンイベント〜 KAMARÁS VS. LOEBER』(梅田芸術劇場 メインホール)
2011年
- 5月~6月 『MITSUKO』 ~愛は国境を越えて~(ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー役(梅田芸術劇場メインホール、中日劇場、青山劇場)
2012年
- 5月~9月 『エリザベート』トート役(帝国劇場、博多座、中日劇場、梅田芸術劇場メインホール)
- 10月 『ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート~日本スペシャルヴァージョン~』(梅田芸術劇場メインホール、東急シアターオーブ)
- 12月シアタークリエ 5th Anniversary ONE-HEART MUSICAL FESTIVALスペシャルゲスト(シアタークリエ)
2013年
- 4月春のライブ2013・ビルボードライブ東京&大阪 春野寿美礼の春のライブ2013年にゲスト出演(ビルボードライブ東京&大阪)
- 5月マテ・カマラス・ソロライブ (新宿BLAZE)
- 11月講演会『マテ・カマラスが欧州と日本でのミュージカルを謳う』平成25年度麻生区多文化共生推進事業(麻生市民会館)
- 12月CHESS in Concert(東京国際フォーラムホールC 梅田芸術劇場メインホール)
2014年
- [Mate Kamaras Future Documentation LIVE 2014](東京・六本木スイートベイジル、名古屋ブルーノート、大阪ビルボードライブ)
- 5月 ラ・フォル・ジュルネ金沢 「ハンガリー万歳」(金沢アートホール)、「スペシャルライブ ハンガリーナイト」(石川県立音楽堂交流ホール)通訳を介さずすべて日本語でMCを務めた。
2016年
- 『-Musical Songs and Pop Galore!-姿月あさと、マテ・カマラス、伊礼彼方★スペシャルライブ』 草月ホール 9月13、14、15日 ([2])
ディスコグラフィー
- ウィーン版ミュージカル エリザベート 再演版 CD/DVD
- ウィーン版ミュージカル ダンス・オブ・ヴァンパイア Tanze der Vampire (Live CD)
- ウィーンミュージカル俳優 企画CD "Hello Taxi"
- 梅田芸術劇場 限定CD “WIEN MUSICAL CONCERT”
- オリジナルCD "UNRELEASED"
- オリジナルDVD "LIVE IN VIENNA"
人物
- 好きな食べ物ユッケやアジアの食べ物。
- 胸板が厚いのはトレーニングではなく父親からの遺伝とのこと。
- 「マテはいつも」とマテが言うと、「がんばってる」とファンが答えるのが日本でのライブの合言葉。
- 2008年と2013年にマテ・カマラスゆかりの地であるミシュコルツ・ウィーン・ブダペストをまわるファン向けのツアーを主催した。
- 家族の反対を押し切って、東日本大震災後の日本を訪問。その際、ウィーンからの直行便には、外国人は見た限りでは、マテ1人で、上海でオーストリア航空のクルーが降り、日本人乗務員に交代したとのこと。
- 2014年5月のラ・フォル・ジュルネ金沢のハンガリーナイトでは、東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を会場の観客とともに日本語で熱唱。
- 日本語を勉強中で漢字も300程度わかるが、目標は1900程度覚えたいとのこと。
外部リンク
- マテ・カマラス日本語公式サイト
- 2012年梅田芸術劇場、東急シアターオーヴ ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート~日本スペシャルヴァージョン~ 公式ページ
- 【MITSUKO特集】 夫役のマテ・カマラスに聞く
- 2014年 ラ・フォル・ジュルネ金沢 アーティスト紹介
- マテ・カマラス公式Facebook
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