コンボガード















コンボガードCombo Guard)は、バスケットボールのポジションにおいて、ポイントガードとシューティングガードを兼務する場合を示す用語である。シューティングガードがポイントガードの役割であるゲームメイク、アシストをも担う場合と、ポイントガードが、シューティングガードの役割であるペリメーターからの攻撃をも担う場合がある[1][2]。プロバスケットボールでしばしば用いられるビトゥィーン(between)から派生した用語であるトゥィナー(英語版)の内の一つ。他には、スウィングマン(SG/SF)、ストレッチ・フォー(SF/PF)、ポイントフォワード(PG/F)、フォワードセンター(PF/C)などの複合ポジションがある。ストレッチ・フォーはコンボフォワード、あるいはコンボ・ビッグと称されることもある。



概要


コンボガードは、司令塔としてのゲームメイクの能力、パスセンスを活かしたアシスト能力と、アウトサイドからの得点能力を兼ね備える必要がある。また、ディフェンスにおいては、相手ポイントガードをディフェンスするスピード、敏捷さと、相手シューティングガードをディフェンスするサイズ、フィジカルも同時に要求される。


従来のバスケットボールにおいては、ポイントガードはゲームメイクとアシストのみを要求され、自ら点を取りに行くガードはチームプレーが出来ないと評価される傾向にあった。しかし、90年代、NBAのオフェンス重視の風潮とともに、シューティングガードが花形ポジションとなってくると、バックコートの選手に求められる役割も多様化し、アレン・アイバーソン、アンファニー・ハーダウェイらを筆頭に、ポジションをスイッチしながらプレーする選手が目立ち始めた。2005年シーズンのドウェイン・ウェイドの成功以降、ゲームメイカーとスコアラーの役割を兼ね備えたコンボガードというポジションが重要視されている。



代表的プレーヤー


NBA;アレン・アイバーソン、ドウェイン・ウェイド、マヌ・ジノビリ、コービー・ブライアント、ジェームズ・ハーデン


ユーロリーグ;ヴァシレイオス・スパヌリス、セルヒオ・リュル



脚注


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  1. ^ “A Combo Guard Is...”. scout.com (2005年). 2015 -09-22閲覧。


  2. ^ “Season Review with Stu Jackson”. NBA.com (2007年). 2015年9月22日閲覧。









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