東海ラジオ ガッツナイター
東海ラジオ ガッツナイター | |
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ジャンル | プロ野球中継(中日戦中心) |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1975年 - (ガッツナイターの名称として) |
放送時間 | 火 - 金曜 17:57 - 21:00 (中日戦は試合終了まで、その他は9回終了まで放送) |
放送局 | 東海ラジオ放送 |
ネットワーク | NRN |
公式サイト | 公式サイト |
特記事項: 2019年度は『大澤広樹ドラゴンズステーション』のフロート番組(コーナー番組)扱い。 |
東海ラジオ ガッツナイタースペシャル | |
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ジャンル | プロ野球中継(中日戦中心) |
放送方式 | 生放送 |
放送時間 | 土・日曜 13:55 - 17:00 (中日戦は試合終了まで、その他は9回終了まで放送) |
放送局 | 東海ラジオ放送 |
ネットワーク | NRN |
公式サイト | 公式サイト |
『東海ラジオ ガッツナイター』(とうかいラジオ ガッツナイター)は、東海ラジオ放送(SF)が放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組で、中日ドラゴンズ戦を中心に放送している。
2018年までは単独番組として編成されていたが、2019年には、火 - 金曜日のナイトゲーム中継を『大澤広樹のドラゴンズステーション』(SFの自社制作による生ワイド番組)に内包する。
目次
1 概要・略歴
1.1 その他
2 東海ラジオ ガッツナイタースペシャル/ドラゴンズスペシャル
3 放送時間
3.1 ナイター本編
3.2 前座番組
3.3 予定より早く終了する場合
3.4 延長の場合
3.4.1 火 - 金曜
3.4.2 土・日曜デーゲーム
3.4.3 土曜ナイター
3.4.4 日曜ナイター
3.4.5 その他
3.5 オフシーズン中(10月~3月)の中継
3.5.1 クライマックスシリーズの中継
3.5.2 日本シリーズの中継
3.5.3 ワールド・ベースボール・クラシックの中継
3.6 中日戦が雨天中止の場合
4 試合がない日の代替番組(レインコート番組)
4.1 火曜 - 金曜
4.2 土曜・日曜
5 テーマ曲
6 タイトルコール
7 ジングル
8 出演者
8.1 解説者
8.2 実況アナウンサー・ベンチリポート・ベースボールデスク
8.2.1 過去の実況・ベンチ担当アナウンサー
8.3 その他過去の出演者
9 ネットワーク・放送体制
9.1 制作担当局(原則)
9.2 巨人・DeNA・ヤクルト・西武・ロッテ戦
9.3 阪神・オリックス戦
9.4 広島戦
9.5 日本ハム戦
9.6 楽天戦
9.7 ソフトバンク戦
9.8 その他
9.9 例外
10 ラッキー7における「燃えよドラゴンズ!」の放送について
11 ベースボールデスク
12 オリジナルグッズ・プレゼント
13 冠試合
14 CM
15 脚注
16 関連項目
17 外部リンク
概要・略歴
1955年(昭和30年)、東海ラジオ放送の前身の一つで、当時の三重県域局だったラジオ三重(後の近畿東海放送)で、中日戦を中心としたプロ野球中継がスタートする。当時この地方では珍しい野球中継であった事から、三重県域局ではあったものの、愛知県などにも多くリスナーが存在していた(中日スタヂアムなど)。また、もう一方の前身・岐阜県域局だった岐阜放送(後のラジオ東海)[1]も同様に、中日戦の野球中継を行なっていた[2]。- 東海ラジオ放送としてのプロ野球中継は、ラジオ三重とラジオ東海が合併し同局が開局した1960年(昭和35年)から始まった。当時は中日戦を中心に火・水・木・日(薄暮試合とナイトゲーム)の週4試合を放送する。翌1961年(昭和36年 - 1964年(昭和39年)まではネットワークの関係で、年にもよるが週3 - 5試合程度の放送となる。1966年(昭和41年)からは前年にNRNに加盟した事により、週に放送する試合数が安定したほか、当時全国では珍しいビジター戦にリポーターを派遣する方式を導入[3]、後に全国の放送局で導入される事となった。1971年(昭和46年)には、「ダッシュ!東海GO!GO!ナイター」のタイトルによる週7試合放送となった。翌1972年(昭和47年)には週6試合放送という現在の形となる。
1973年(昭和48年)に「東海ラジオ ショーナイター」に改題。ショーナイター初年度の1973年には、実況アナウンサー・解説者による放送ではなく、コロムビア・トップ・南利明といったタレントをメインに据え、解説者やアナウンサーはメイン出演者を手助けするサブ出演の形をとるという、一風変わったスタイルで放送していた。なお、東海ラジオ発の試合がNRN系列局で放送される場合は、ショーナイターとは別にNRN系列局向けの裏送りバージョンを制作することで対応していた[4]。
- 一例を挙げると一龍斎貞正がスターティング・メンバーを紹介した際には選手ごとの年俸も紹介するなど、実況を務めるタレントそれぞれの特色を活かすこともあり、当時の野球中継にしては珍しい放送スタイルが週刊誌で取り上げられるなど全国的に話題になった。しかし、リスナーからは「アナウンサーと比べて、試合の進行状況やカウントがわかりづらい」といった苦情も少なからずあり、コロムビア・トップが実況した際にはホームランのシーンで言葉が詰まり、咄嗟に『相馬盆唄』を歌ってやり過ごしたという逸話もあるなどタレントの実況では無理があったこと、さらに前述の裏送りネットの問題などもあり、翌1974年からはタイトルはそのままで、解説者とアナウンサーがメインの放送スタイルに戻した[5]。
1975年より現在のタイトルへ改題。以降中日の試合を中心にデーゲームなども含めて放送。ただし2004年度・30周年に当たる2005年度は『東海ラジオ ドラゴンズ・ガッツナイター』と称していた。
- 番組名の由来は、1974年(昭和49年)に中日監督としてセントラル・リーグ優勝を果たした与那嶺要の口癖「野球はガッツよ!」から拝借したことによる。
1988年3月4日午前3時(日本時間)には、当時の中日2次キャンプ地だったベロビーチにある、ドジャースタウン・ホルマン球場で行われた『中日vsドジャース』のオープン戦を犬飼俊久の実況により中継した[6]。
2019年(平成31年)の4月改編で平日の夕方 - 夜間に『大澤広樹のドラゴンズステーション』(自社制作の生ワイド番組)を開始することに伴って、火 - 金曜日の中継については、「東海ラジオ ガッツナイター」のタイトルを冠したまま同番組に内包される[7]。
その他
- 平日のワイド番組「はーさん! ねねの! すんどめ!」[8]内でコーナー「ドラゴンズ情報」(15:00ごろ)を放送している。東海ラジオのスポーツアナウンサーが持ち回りで担当している。
- ナイターシーズン:中日のチーム内の動き等をリポート(その際の担当はナゴヤドームで試合がある場合は場内でスタメン発表を担当するアナウンサーが担当する(実際はもう一人、その日のガッツナイターの中継内でドラゴンズ情報を担当するアナウンサーがいる)及びガッツナイターの中継カード・解説・実況アナウンサー紹介。
- シーズンオフ:キャンプ地やナゴヤ球場からドラゴンズの動き等のリポート、オフ番組(現在は『ドラヂカラ!!』)の放送告知。解説者が一週間出演することもある。
- 2007年4月の番組編成により、15時頃から毎日番組内で、中日の情報をリポートすることになった。
- 2006年度までは、朝の情報番組に設けられたコーナーでも中日に関するリポートが流れていた。
1986年からは、「ガッツナイター感謝の夕べ」と題する名古屋市内のホテルで今年の中日の選手の中で最も活躍した選手などを表彰したりする催しが行われる。なおこの話題は、SFのオフ番組でリポートされたり、翌朝の中日スポーツにこの話題の記事が載る。- 番組内では過去にFAX・メールで随時応援メッセージを募集していた(中日戦中継時のみ)。なおリスナープレゼントとしては、年度ごとによって異なるが、主にクイズを出題したり、ホームランが出るごとにプレゼントを抽選でプレゼントするという企画もあったほか、1973年には電話で参加する『100万円クイズ』を実施し全国的に話題になった[9]。
- 他球場の速報情報を伝える場合は、NRN系列なので、共通のチャイムを流した後で放送する(2007年からのスポーツニュースの情報は、中日戦自社制作時に限り、イニング間に登場するベースボールデスクの担当となった)。[10]。なお、このチャイムは実況アナウンサーが自分でボタン操作を行う[11]。
- リーグ優勝が近づくと、通常のタイトルコールと異なるバージョンが登場し、優勝ムードを盛り上げる。
2006年リーグ優勝時には、リスナーからのお祝いメッセージを専用の電話回線を用意し募集、その中からいくつかを自社制作のワイド番組内で放送した。- SFで1974年から放送してきたガッツナイターの実況名場面を集めた"ガッツナイター名場面集"をCommuf@Radioで公開している。基本的にホームゲーム(ナゴヤ球場→ナゴヤドーム)でSF制作のものが中心となるが、ビジター球場からの中継や2006年の優勝決定の試合が東京ドームでLF制作(実況:師岡正雄)のものなど、一部の例外がある。
1981年からシーズンオフに「ドラゴンズカーニバルファン感謝デー」題するファンと選手のふれあうイベントを企画・運営していたが、ラジオ業界全体の縮小に伴う影響等により、2003年を最後に主催を球団に返上している。- ガッツナイター独自のキャラクターとして、ガッツ君が2004年ごろから登場した。
- ガッツ君は、野球ボールからヘッドホンから伸びる手とヘッドマイクが目印。シーズン中のホームページ・新聞広告で徐々に使用されている。
- ナイター中継が早く終了した場合に限り、名古屋グランパスのホーム戦のナイトゲーム(東海ラジオ ワイルドサッカー)を生中継することがある。
1974年のショーナイター時代より試合の中で活躍した中日の選手に、「殊勲賞」・「敢闘賞」の各賞がガッツナイター及びガッツナイタースペシャル提供スポンサーから送られている。この制度はナゴヤドーム試合時のみ適用(ナゴヤドームでは、試合開始前及び試合終了後の場内アナウンスにより、スポンサーを読み上げた上で、紹介されている)。- 2007年・2008年はシーズン前半途中(5月〜6月上旬頃)から、東海ラジオホームページのトップページにドラゴンズ応援プロジェクト「ラジオをもってドームへ行こう!」というメッセージテーマのバナーが登場し、リスナーからの応援メッセージが紹介されているほか、ガッツナイターでもCMから中継へと移る際を中心に、野球観戦へラジオを持っていくと便利だということをアピールする複数のパターンのメッセージが不定期で放送されている。
- 2007年以前、平日試合延長で、21:50までに終了しない場合、直後に放送されていたSTOP THE SMAPを休止した。
- かつて、国鉄(JR東海)名古屋駅の屋上部分に設置されていた電光掲示板にて「中日新聞ニュース(電光ニュース)」が流れていた時期、ドラゴンズ戦を中心としたナイトゲームの途中経過を、「東海ラジオガッツナイター速報」のタイトルで適宜流していた。
- 中継中基本的に時報は流れないが、代替番組では時報CMなしで時報音のみ流れる。
- ビジター戦に関しては、聴取率調査週間(2008年までは一般には「聞いて元気週間」と呼ばれていた)は自社制作、それ以外は系列局の裏送り制作となることが多い。基本的にはリーグ優勝が決定するまで放送するが、2007年・2011年・2013年のように優勝決定後も放送した年もある(最大延長時間の設定あり)。
- キャッチフレーズは「実況入魂!」[12]。
東海ラジオ ガッツナイタースペシャル/ドラゴンズスペシャル
- 土・日曜の試合は「東海ラジオ ガッツナイタースペシャル」、平日のデーゲームおよび月曜日ナイターの場合は「東海ラジオ ドラゴンズスペシャル」として放送している(2006年10月9日までデーゲーム中継も全て「東海ラジオ ドラゴンズスペシャル」として放送、2006年10月10日から2009年度まではデーゲーム中継は全て「東海ラジオ ガッツナイタースペシャル」だった。また、2010年度は土・日のデーゲームのみ「東海ラジオ ガッツナイタースペシャル」だった)。なお、春の改編での定時番組以外で中継する場合(オープン戦など)にも『ガッツナイタースペシャル』『ドラゴンズスペシャル』の名称を使用する場合がある。
- ただし、デーゲームが延長した場合、2009年度まではナイター前座番組ガッツナイター最前線を中継に充て、さらに延長した場合は、「東海ラジオガッツナイター」の時間で試合終了まで放送し、あらためて中日戦以外のナイター中継を「ガッツナイター」のタイトルで試合途中から放送していたが、2010年度からは、後述するように土日にデーゲーム中継枠がレギュラー化されたことに伴い、デーゲーム(又は薄暮ゲーム)の延長が行われた場合、試合終了後に一旦区切りのいいところで中継を終了し、ガッツナイター最前線で試合を振り返るというパターンに統一された。2010年度は土曜日のみデーゲーム・ナイター双方をレギュラー枠として並存させていたが、中日戦デーゲームがあった場合は『ガッツナイタースペシャル→ガッツナイター最前線』の放送を経て、土曜ナイター中継に入る形となっていた。
2016年3月26日・27日の「阪神対中日」は『ドラヂカラスペシャル』として放送した。
2010年4月の改編では、2010年の土曜・日曜に中日が主催する試合を原則デーゲームにて実施することが決定されたことを受け、特番扱いから土曜日・日曜日の14時以降の正式なレギュラー番組扱い(2009年度までの同時間のワイド番組は放送打切とし、野球中継がない週のみ雨傘番組が放送される)に昇格させる改編を断行した。2010年度は土曜日は昼枠「ガッツナイタースペシャル」があった場合も夜枠「ガッツナイター」を放送(NRNナイターをネット受けするが、延長放送は無い)していた。日曜日は昼枠「ガッツナイタースペシャル」と夜枠「ガッツナイター」のどちらかのみの放送(中日の試合予定がない日曜日は夜枠の方でNRNナイターを9回終了までネット受け)とし、夜枠放送時は18-20時台の通常番組を休止または昼枠に移動させて対応する。また、「巨人対中日」(巨人主管)がNRN側の都合で放送することができない場合(特にデーゲームでLFが製作をしない場合で、この場合でもLF・QRは裏送りを行わない。裏局であるCBCラジオはTBSラジオから裏送り、ないしはスペシャルウィーク期間に同時放送する場合もある)には、週によるが、デーゲームである場合はMBS(土曜)・ABC(日曜)製作の阪神主管試合、RCC製作の広島主管試合、KBC製作のソフトバンク主管試合を、ナイターがある場合は当日のNRNナイターの全国放送指定カードを当てる場合がある(ナイターの開催日であっても、競艇中継がある場合にはそちらのネットを優先し、野球中継は他球場デーゲームのネットとする場合がある)。- 2011年4月の編成では、土曜日のタイムテーブル上は午後3時 - 6時が「ガッツナイタースペシャル」、午後6時 - 午後9時までがワイド番組(「山浦・深谷の年リク!!」)に割り当て、ビジターゲーム等で中日がナイターになった場合や、中日戦の中継ができない場合[13]に限り「ガッツナイタースペシャル」としてナイター中継を行い、ブランクとなったデーゲーム枠に「山浦・深谷の年リク!」を移動させる体制となり[14]、日曜同様にタイムテーブル上はデーゲーム中継を基本とした。よって、この年から昼夜で2つの野球中継を放送する番組編成はなくなり、日曜の中継も試合時間に関係なく「ガッツナイタースペシャル」のタイトルとなった。2012年以降も同様の方針となっているが、ナゴヤドームのデーゲームが14時開始となったため、デーゲーム枠は14時から17時になった。2015年は土曜のデーゲームが原則15時開始になったが、タイムテーブル上の基本枠は前年までと同様14時から17時であり、15時開始の場合はタイムテーブル上17時開始である「井田勝也の年リク!!」を14時開始に繰り上げた上で、同番組への内包形式とする。2017年度は土曜のデーゲームが原則14時開始に戻り、内包形式の放送は原則行われなくなった。
- デーゲーム、ナイターともに基本枠と異なる時間に試合開始する場合、前後の番組の短縮・移動などで試合開始定刻から3時間の枠を確保する。
- また、ナイターオフ編成において中継(消化試合、クライマックスシリーズ、日本シリーズ)を行う場合は、開催時間・曜日に関係なく、「ガッツナイタースペシャル」として放送している。
- 2016年度までの土・日の中継は時報→オープニング(ジングル・提供読み)→CM→試合中継という流れのため、試合開始から中継を始めることができなかった。その場合、ネット局がある場合には試合開始から3分程度は裏送りとなる。ただしシーズン開幕戦などごく一部の中継では時報→ジングル→1回表中継→提供読み→CMという流れになる場合があった。
放送時間
- あくまで原則。一部2018年のみの対応を含む。
ナイター本編
- ナイターは17:57 - 21:00、デーゲームは13:55 - 17:00(2017年度以降)が定時。中日戦についてはデーゲームを含め、試合終了まで放送する。中日戦以外は、平日・土日共に9回の攻防までで、延長戦は定時以降放送しない。ただし中日が優勝争いに加わっている場合、中日の優勝マジック対象チームになっているなど優勝争いに直接影響する試合の場合は放送時間を延長する場合もある。オフシーズン編成期や月曜日の中継は中日戦の中継のみ行う。リーグ優勝決定後も中継は行うものの、試合終了まで放送しない場合がある。
- 2010年からは日曜、2011年からは土曜のナイター枠のレギュラー放送が廃止されたが、前述のように中日戦がナイター、もしくは試合がないか放送権の都合でデーゲーム中継枠が休止された場合には、土曜・日曜もナイター中継が編成される。
前座番組
- 前座番組は「ガッツナイター最前線」(火曜 - 金曜 17:45 - 17:57。土・日曜はオープニングから直接中継を開始する)。ナイターが自社制作の場合は当日の実況アナウンサーがメインを担当し、リポーターによる直前情報や解説者の試合の見どころを放送する。ビジターネットおよび裏送りの場合はスポーツアナ1名が東海ラジオのスタジオから出演し、当日の中日リポーターが電話で情報を伝える。稀に制作局の事前番組の一部(解説者コメントなど)を録音で放送する事もある。スタジオ担当者はナイター本編のスタジオ業務は担当せず、ガッツナイターのオープニングから夜勤アナウンサーに交代する。
予定より早く終了する場合
- 放送が早終了した場合の埋め合わせ番組として「No idea!?」を平日は21:30まで、土曜のナイター・薄暮開催時は22:30まで[15]、日曜のナイター・薄暮開催時は22:00まで放送する[16]。
延長の場合
基本的には生番組以外のスポンサー付き番組は繰り下げ(スライド)対応として、ノンスポンサーの番組から順次休止させる傾向にある。
火 - 金曜
- 21:30までに終了した場合は「No idea!?」を短縮して対応。終了が21:30以降となった場合は「No idea!?」は休止となり、21:30 - 22:00[17]の番組をスライドし、平日の生放送番組「オールナイトニッポン MUSIC10」(火 - 木曜)・「オールナイトニッポンGOLD」(金曜)は時間短縮(飛び乗り)して対応する。ただし、21:40以降に終了した場合は21:40 - 21:50の日替わり番組は休止となり、22:40を越えて延長した場合は、21:50 - 22:00の番組を順次休止としてどちらもCMのみの放送とする(しかし「1+1は2じゃないよ!」は必ず放送する)。23:45を越えて延長した場合は「レコメン!」(火 - 木曜)・「東海ラジオミッドナイトスペシャル〜金シャチ劇場〜」(金曜)の時間枠縮小もある。
土・日曜デーゲーム
- 2018年度は「歌謡曲主義」を短縮して対応。ただし、19:30を越えて延長した場合はそれ以降の番組が繰り下げか短縮となる場合がある。
- 参考として、ナイター枠定時放送撤廃後の土曜デーゲームの最大延長試合は2013年6月15日放送のロッテ対中日戦(QR制作協力、SFは実況アナのみ派遣)で20:00 - 21:00まで「ジェームスのやるときはやるJ!」を120分遅れで放送した後、「年リク!!」枠のCMを21:00 - 21:05に処理し、なおかつ20:30 - 23:00の番組を35分遅れで放送し、23:35から「魂のラジオ」に飛び乗ることで通常編成に復帰している。
土曜ナイター
- 2018年は、22:30までに終了した場合は「No idea!?」を短縮して対応。終了が22:30以降となった場合は「No idea!?」は休止となり、「angelaのsparking!talking!show!」(以下、「スパキン」と略す)と「流れ星のながらじお!」(以下、「ながらじお」と略す)の2番組を繰り下げ、「オールナイトニッポンサタデースペシャル 大倉くんと高橋くん」を時間短縮(飛び乗り)して対応する[18]。23:50以降も延長した場合は「大倉くんと高橋くん」は完全に休止となり、同番組内のスポンサーCMのみを「ながらじお」の後にまとめて放送のうえで、翌日1:00以降の番組が繰り下げもしくは休止となる。
- 2016年までは「松山千春のON THE RADIO」も通常枠で設定されていたため、21・22時台の3番組(時期によっては23時台前半の番組も)がまとめてスライド対応となっていた。
- 2016年の日本シリーズでは試合開始時間が通常より遅いことに配慮し、翌日1:30からの「アンジュルム和田彩花のビジュルム」を予め休止し、「スパキン」を当該枠へ移動。本来「スパキン」を放送する時間帯も含めた22:30 - 23:30を「No idea!?」に充当、中継が22:00までに終了すれば「大倉くんと高橋くん」をフル放送できるように配慮していたものの、実際には第1戦・第6戦とも試合終了は22:00を超え、結果的に「No idea!?」は休止され、「大倉くんと高橋くん」も短縮された。
- 参考として、これまでで土曜ナイターの最大延長試合は2010年11月6日放送の日本シリーズ第6戦・中日対ロッテ戦(SF主管によるNRN全国中継)で24:09 - 26:39まで21:00 - 23:30の番組を189分遅れで放送した後、「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル・魂のラジオ」枠のスポンサーCMを26:39 - 26:55に処理し、なおかつ26:55 - 28:25まで通常25:00 - 26:30の番組を115分遅れで放送。その後、11月7日付に切り替わる午前5:00までの残り35分間は夜勤アナウンサーによる音楽とトークで繋いだ。(26:30以降の自主編成番組は全て休止。なお、土曜深夜は「走れ!歌謡曲」がかつて文化放送からのネットで編成されていたが、「走れ!歌謡曲」の平日深夜へ縮小に伴いSFは土曜深夜を自主編成番組にしている。現在はアニラジ番組の減少により、土曜深夜の自主編成番組はさらに増加傾向にある)
日曜ナイター
- 2018年度の場合、22:00までに終了した場合は「No idea!?」を短縮して対応。22:00を超えて延長した場合、22時台・23時台・翌0時台の6番組(「宮田篤のヴィンテージナイト」「上坂すみれの♡(はーと)をつければかわいかろう」「リトグリのハモれでぃお」「SKE48 1×1は1じゃないよ!」「水樹奈々 スマイル・ギャング」「畠中祐・悠太のポン☆コツ再生工場」)を一括で繰り下げ、翌1時台の番組(「村上佳佑Oh!keiラジオ」「祭nine.の祭の祭り!」)は順次休止。23:00以降も延長した場合は、翌2:00からの「世の光 いきいきタイム」も一緒に繰り下げられ、最終番組である「響子の本気でナイト」も休止される(本来それ以降に放送される「DEEP in TOKAI」と「ももいろクローバーZ ももクロくらぶxoxo」[19]は野球の終了時間に拘らず、予め休止とする)[18]。
その他
- 番組の放送時間変更および休止により、次の定時番組までの余剰時間が発生した場合、夜勤アナウンサーによる音楽とトークを挿入する。
- 平日のデーゲーム、月曜日のナイターが実施される場合、レギュラーワイド番組は時間短縮・休止され「ドラゴンズスペシャル」に差し替えられる(2009年度までは土日デーゲームにも同様の措置が採られた。上述のとおり2010年は「ガッツナイタースペシャル」が土日午後後半のレギュラー番組扱いとなっている)。ただし、2011年4月19日~21日の明治神宮野球場での東京ヤクルトスワローズ対中日のデーゲームは『宮地佑紀生の聞いてみや〜ち』を通常通り放送し、コーナー内で随時中継を挿入していくという手法が取られた[20]。
また、一部の録音制作番組は曜日・時間を変更して放送する。
オフシーズン中(10月~3月)の中継
- 4月~9月期においては中日戦中継を最優先に番組編成が行われるが、10月は東海ラジオもオフシーズン編成に入る。そのため9月末の時点で中日がリーグ優勝する可能性がゼロになっていた場合は例えリーグ優勝チームが決定していなくても原則公式戦中継を行わなかった。それはクライマックスシリーズ導入後も変わらなかったが、東日本大震災の影響による変則日程が採られた2011年から暫くの間は、オフシーズン編成下でも可能な範囲で中継を行っていた。しかし、2010年代後半になってからは、中日が優勝争いから遠ざかっていることに加え、『TOKAIRADIO×TSUTAYA LIFESTYLE MUSIC 929』の放送を優先する観点もあり、2010年以前の対応に戻っている。以下は2011年以降の対応である。
- 2011年:10月3日にオフ編成に入るが、東日本大震災の影響で開幕が遅れた関係で、オフ編成への改編時点でも多くの試合を残していたことを鑑み、公式戦最終戦まで中継を続行した。
- ここでも、10月14日から16日の対巨人3連戦(東京ドーム)は当初中継対象外であったが、その初戦での中日優勝の可能性が発生したため、予定を変更してニッポン放送(LF)からのネット受けで中継。優勝決定に至らないまま対巨人3連戦はすべてネット受けで中継した(18日の対横浜戦で優勝決定。この試合はSFが自社制作)ため、結果的にオフシーズン編成時の16試合は全て中継した[21]。
- 2012年:10月1日にオフ編成に入り、中日は3試合を残していたが、このうちナゴヤドームでの中日主催試合2試合(10月3日:対阪神戦、5日:対広島戦)のみを中継した。残るビジター1試合(10月1日:対DeNA戦=横浜スタジアム)は中継せず。
- 2013年:9月30日にオフ編成に入るが、残りの3試合(10月1日:対阪神戦=甲子園、3日:対広島戦=マツダスタジアム、5日:対DeNA戦:ナゴヤドーム)もすべて中継を実施した。ビジターの2試合については現地局(MBSならびにRCC)からのネット受けであった。
- 2014年:9月29日にオフ編成に入り、中日は2試合を残していたが、このうちナゴヤドームでの中日主催試合1試合(10月1日:対DeNA戦)のみを中継した。残るビジター1試合(10月2日:対DeNA戦=横浜スタジアム)は中継せず[22]。
- 2015年:9月28日にオフ編成に入り、中日はビジターの3試合を残していたが、このうち10月2日の対広島戦(マツダスタジアム)のみ、RCCからのネット受けで中継した。残りの2試合(9月28日:対ヤクルト戦=神宮、10月7日:対広島戦=マツダスタジアム[23])は中継せず。
- 2016年:9月26日にオフ編成に入るが、この時点での中日の残り試合は、SFの放送権が制限されているビジターの対巨人戦2試合のみで[24]、元々中継対象外であった。したがって、放送権が保障されている試合については、オフ編成に入るまでに全て中継した。
- 2017年:10月2日にオフ編成に入った後のビジター4試合(10月3日・4日:対DeNA戦=横浜スタジアム、10月5日・10日:対阪神戦=甲子園)はいずれも中継せず[25]。
- 2018年:10月1日にオフ編成に入った後の対阪神戦2試合(10月5日=甲子園、10月13日=ナゴヤドーム)はいずれも中継せず[26]。
- 2011年:10月3日にオフ編成に入るが、東日本大震災の影響で開幕が遅れた関係で、オフ編成への改編時点でも多くの試合を残していたことを鑑み、公式戦最終戦まで中継を続行した。
クライマックスシリーズの中継
- セ・リーグのクライマックスシリーズは、実施初年度の2007年以来、中日の進出可否に関係なく「ガッツナイター・スペシャル」の名義で放送。当初は中日の進出可否に関係なく全試合の中継を行っていたが、中日不出場の場合は、2015年以降、平日(祝日)デーゲーム開催となった場合、中継を行わず通常番組を優先しているほか、2017年以降は確実に実施される試合(ファーストステージは第2戦まで。ファイナルシリーズは第3戦まで)のみの中継に縮小した。一方、パ・リーグのクライマックスシリーズは中継を行わなかったが、2017年はセ・リーグ中止分の予備カードとして設定している(セ・パともに開催球場に関係なくLFからのネット受け)。
日本シリーズの中継
日本シリーズについても「ガッツナイター・スペシャル」の名義で放送しており、2011年までは原則として中日が出場する年に限り中継を行っていたが、2012年からは中日の出場有無に関係なく中継している[27]。
ワールド・ベースボール・クラシックの中継
- 野球国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック」の日本代表戦については、2017年大会より「ガッツナイター・スペシャル」の名義で、LFからのネット受けで中継している(LFで中継される国内開催試合のみ)[28]。
中日戦が雨天中止の場合
- 雨天中止で予定された中日戦ナイターが中継できない日、火 - 金曜日で中日戦ナイターがない日は、12球団の放送権を所有するNRNの利点を活かして、試合実施カードをNRN系列で中継する。セ・リーグの試合がなければパ・リーグの試合が放送されることもある。すなわちオンシーズン中の火 - 金曜日の夜は中日戦がなくても1試合でもプロ野球が行われれば(SFが放送権利を持つ試合がない場合を除き)野球実況を放送するのが原則である。
試合がない日の代替番組(レインコート番組)
曜日 | ナイター放送予定全試合が中止の日 | ナイター開催が基からない日 | ||
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月 | (定時番組) | |||
火 | ナイタースペシャル(「今こそ!プロ野球」を含む) (ニッポン放送製作) | |||
水 | ||||
木 | ||||
金 | ||||
曜日 | 中日戦デーゲーム開催日 または中日戦が放送できない場合の 全国放送orブロックネットの別カードのデーゲームを放送する場合のナイター枠 | 中日戦ナイター開催日 または中日戦が放送できない場合の 全国放送の別カードのナイターを放送する場合のデーゲーム枠 | 中日戦を含むデーゲーム放送予定カード中止時 | 中日戦を含むナイター放送予定カード中止時 および基から試合開催が1試合もない時 |
土 | (定時番組) ※中日戦が基からナイターで組まれるか、中日戦が放送できず別カードのナイターを放送する場合、 ナイター枠の定時番組をデーゲームの時間帯に移設させる | サウンドスタジアム (自社製作) | セットアップ SET UP!!(文化放送製作) | |
日 | (中止時)セットアップ SET UP!!(QR製作) (非開催時)松原敬生の歌謡曲主義(自社製作) |
火曜 - 金曜
- 中継予定カード中止の場合はNRNの設定順位に従って予備カードを放送。全試合が中止となった場合は、ニッポン放送制作の「ナイタースペシャル」(このうち18時台は「まいにちとことんプロ野球」)を放送する。
土曜・日曜
- 元から中日戦がデーゲームであった場合(「巨人対中日」デーゲームを他球場デーゲーム中継に振り替えた場合も含む)
- 中継予定試合が中止の場合は予備カードの補充は行わず、「サウンドスタジアム」を放送する。この場合、ナイター枠の設定はないため、ナイターの時間帯は定時番組を放送する。
- 元から中日がナイターであった場合、または中日の試合予定なしもしくは中日戦中継不可のため、NRNナイターネット受けとなる場合(土曜日は予備日等で中日戦ナイターの発生可能性があったのが、最終的に発生しなかった場合も含む)
- デーゲーム枠については、「歌謡曲主義」を短縮の上で14・15時台に編成するほか、「松山千春のON THE RADIO」「しあわせ演歌・石原詢子です」「歌謡スクエア」といった、タイムテーブル上ではナイターの時間帯に放送すべき番組の一部を時間移動させて対応する。また、ブランクとなった時間帯には単発番組を編成する。
- ナイター枠で中継予定だった試合が中止の場合はNRNの設定順位に従って予備カードを放送。全試合が中止となった場合は、文化放送(QR)制作のレインコート番組「セットアップ」が放送される。
- 元からプロ野球の開催予定が無い場合
- 土曜日については中日のナイターが中止になったという扱いで文化放送から「セットアップ」のネット受けを行う。日曜日については中日のデーゲームが中止になったという扱いと同じであるが[29]、この場合は「サウンドスタジアム」ではなく、「歌謡曲主義」の拡大版を本番組のスタジオバージョン扱いで放送する。
月曜日にナイターが行われた場合、交流戦は月曜放送番組をその週のナイターの無い他曜日に時間シフトして放送していたこともあったが、2011年現在は該当試合も「ドラゴンズスペシャル」の扱いで放送しており、セ・リーグ戦同様に月曜放送番組をその週のドラゴンズ戦ナイターの無い他曜日にシフトすることはなくなり、前述のように一部の録音番組を土曜や日曜に振替放送して対応している。
なお、2007年は1日だけSF自社製作の番組がレインコート番組として放送された。
テーマ曲
- 「ウィーンはいつもウィーン」
インストゥルメンタル。この曲は朝日放送テレビ・朝日放送ラジオ(ABC)のプロ野球中継のテーマ曲としても、(長い中断期間を経て)使用されていた(現在は前座番組でのみ使用)。2014年・2015年は違う音源が使用されていた。2015年現在はガッツナイターのオープニング・エンディングに使用されている。- ※初めからナイター中継が予定されていない場合は、別の軽快な曲(正式な曲名は不明)が使用されている。
- 「ガッツ!」(KAME&L.N.K)
- 2009年からのガッツナイター最前線のテーマ曲。もともとガッツナイターのジングル用に提供されていたものを追加・変更を行い現在の曲になった。歌詞に番組名や「ドラゴンズ」などのフレーズが入っている。2009年のKAME&L.N.Kの解散以降も2013年まで使用された。
- 「ガッツナイターのテーマ」
- 2014年・2015年のガッツナイター最前線のテーマ曲。nobodyknows+のDJ MITSUが制作したオリジナル楽曲。イントロにはガッツナイター実況アナの実況音声が織り込まれている。
タイトルコール
- 「東海ラジオ ドラゴンズガッツナイター」時代を除き、ここ数年は同じタイトルコールの音声を使用しているほか、ガッツナイタースペシャルのタイトルコールにタイロン・ウッズ選手の声を使用。
- ドラゴンズガッツナイター時代はウッズの声を使用したタイトルコールが使用されていた(但し、2005年の10試合の出場停止処分中を除く)。
- ウッズが退団した2009年からはアナウンサーの声を使用したタイトルコールを使用(2012年現在は北山靖のものを使用)。同年4月7日より地元出身のKAME&L.N.Kオリジナルのタイトルコールも併用して使用していたが、同年9月25日をもってKAME&L.N.Kが解散したためこちらは同年限りとなった。
ジングル
- ジングルもドラゴンズガッツナイター時代を除き、ここ数年は同じジングルを使用していたが、2005年はタイロン・ウッズ選手のみ使用、2007年からは従来のジングルに加え、ウッズの声を使用したジングルも使用されているが、ドラゴンズ戦中継以外の場合は古いタイプのジングルが使用されている。(2008年まで使用されていた後に「ガッツ!!」と呼ばれる曲名となった別のジングルも、元々はジングル用につくったことから短かったため、追加分などの変更を行い発売された)。
- 2009年は従来から使用されているジングルに加え、KAME&L.N.Kオリジナルのジングルも使用。ただし、前述のKAME&L.N.K解散に伴いこの年限りとなる。
出演者
解説者
以下を見るとおり、現在・過去を含めて基本的に在名テレビ単営局のプロ野球解説者を兼任していることが多い。またラジオ単営局の割には、レギュラー・不定期での出演を含めての解説者が多い。
2000年代以降は自社制作の場合、実況アナが解説者を紹介する際「東海ラジオプロ野球解説者」として紹介する様になった。
- 現在
権藤博(1969年 - 1972年、1984年 - 1987年、1994年 - 1996年、2001年 - 2011年、2013年 - 。東海テレビ解説者兼)
鈴木孝政(1990年 - 1994年、1998年 - 2003年、2005年 - 2011年、2014年 - 。東海テレビ解説者兼)
鹿島忠(1997年 - 2000年、2004年、2007年 - 。東海テレビ・三重テレビ解説者兼)
山崎武司(2014年 - 。ニッポン放送解説者兼[30])
井上一樹(2014年 - 。在名各局で解説)
山本昌(2016年 - 。日本テレビ・ニッポン放送解説者兼。各局で本数契約解説[31])
谷繁元信(2019年 - 。フジテレビ・tvk・メ~テレ・ニッポン放送・MBSラジオゲスト解説者兼。各局で本数契約解説)
井端弘和(2019年 - 。東海テレビ・ニッポン放送・フジテレビONEプロ野球ニュース解説者兼)
仁村徹(2019年 - 。東海テレビ・三重テレビ解説者兼)
- 過去
井手峻(1987年 - 1991年。現・中日球団相談役)
稲葉光雄(1985年、2002年 - 2008年。2002年よりテレビ愛知解説者兼任)
宇野勝(1995年 - 2003年、2009年 - 2011年、2014年 - 2015年。メ〜テレ解説者兼任)
大島信雄(NETテレビ・毎日放送・東京12チャンネルにもスポット契約で出演)
大島康徳(現・NHK解説者。ゲスト解説者として登場)
大矢根博臣(1964年 - 1967年)
落合英二(2013年。フリーのためCBCラジオ・テレビ愛知・メ~テレ・J SPORTS<東海テレビ制作分>にも出演)
落合博満(2003年。当時フリー。ゲスト解説者として出演)
音重鎮(2012年 - 2013年。出演当時中日スカウト)
上川誠二(2000年 - 2004年)
平野謙(2003年 - 2005年、2009年 - 2011年、2014年 - 2015年。STVラジオ解説者兼任[32])
川又米利(1998年 - 2001年、2005年 - 2008年。日本テレビ・中京テレビ解説者兼任。現・DAZN中日戦解説者)
河村保彦(1985年 - 1992年。三重テレビ解説者兼任)
黒江透修(2003年 - 2007年。J SPORTS解説者兼任。現・東京中日スポーツ(中日スポーツにも不定期で担当)評論家)[33]
宮田征典(1997年)- 児玉利一
古葉竹識(1993年 - 2007年。東海テレビローカル放送・三重テレビ解説者兼任。現・東京国際大学監督)
佐々木信也(1974年 - 不明。「ショーナイター」としてのゲスト以降も出演)
真田重蔵(1960年 - 1961年。東海ラジオの初代プロ野球解説者)
新宅洋志(1979年 - 1982年。東海テレビ・フジテレビ解説者兼任。現在はNPB12球団ジュニアトーナメント・ドラゴンズジュニアチームの監督)
大豊泰昭(2003年)
高橋三千丈(1996年 - 1997年。日本テレビ・中京テレビ解説者兼任)
竹之内雅史(1988年。サンテレビ解説者兼任)
徳永喜久夫(1964年 - 1967年)
中利夫(1991年 - 1996年、2012年 - 2015年。テレビ愛知解説者兼任。現・CBCテレビ副音声ゲスト解説者)
中村紀洋(2016年。交流戦の6月18日放送の中日対北海道日本ハム戦に中日OBとしてゲスト出演)
中山俊丈(1969年 - 1970年、1979年 - 1983年)
仁村薫(1991年 - 1994年。メ〜テレ解説者兼任)
野口茂樹(2012年 - 2015年。2012年はゲスト解説。専属としては2013年から2015年まで。現・J SPORTS・DAZN中日戦解説者兼任)
原田督三(1961年 - 1971年。愛称「ホトケのトクさん」、東海ラジオのスポーツ課長を務め、同局のプロ野球中継の基礎を作った人物)
藤波行雄(1988年 - 2009年。三重テレビ・東海テレビ・フジテレビ解説者。現・常葉大浜松総監督)
福田功(2006年 - 2009年。現・東北楽天ゴールデンイーグルスチーム統括本部スカウト・ディベロップメント部副部長)
広野功(1987年、2004年。ゲスト解説者として出演)
法元英明(1972年 - 1979年。時期によりテレビ愛知解説者兼任。中日スカウト時代にも出演)
本多逸郎(1973年)
三沢淳(1987年 - 1995年。日本テレビ・中京テレビ解説者兼)
森本潔(担当期間不明。サンテレビ解説者兼任)
谷沢健一(1996年 - 2015年。現・フジテレビ・東海テレビ解説者)
実況アナウンサー・ベンチリポート・ベースボールデスク
中日主催試合などの自社制作中継においては、スコアラーも担当していたが、2017年シーズン途中からはアルバイトが担当することになった。(スコアラーもしくはSF単独放送時における相手チームのベンチリポートを担当するアナウンサーは、2014年までナゴヤドームでの試合前のスタメン発表[34]及びスピードボールコンテスト[35]の司会を務めていた)。
ビジターゲームの際は1名が派遣されリポーターを担当するが、現地局での放送がない場合は実況を担当する場合もある(後述)。
なお、かつては中継中のスタジオ業務も担当していたが、2011年度からは夜勤担当のアナウンサーが、ナイトゲームのスタジオ業務を担当するようになった。火 - 金曜日のナイトゲーム中継が『大澤広樹のドラゴンズステーション』に内包される2019年度には、スポーツアナウンサーでもあるパーソナリティの大澤広樹および、アシスタントの前野沙織(東海ラジオアナウンサー)が基本として当該曜日のスタジオ業務を担う。
2010年以降の週末デーゲームのスタジオ業務については、基本としてレインコートプロのパーソナリティが担当する。ただし、2013年度の日曜日には、松原敬生ではなく下記アナウンサーのうちの1人が担当していた。
北山靖(2014年5月以降担当していなかったが、2015年開幕と同時に担当を再開。その後2017年4月下旬から再び担当を休止していたが、2018年開幕と同時に担当を再開)- 村上和宏
大澤広樹(2018年までの名古屋グランパス・FC岐阜のリーグ戦ホームゲームの開催日には、「ガッツナイター最前線」用の実況録音もしくは「東海ラジオ ワイルドサッカー」を担当するため、要員不足かつ中日ホームゲームとサッカーの試合時間が重ならない場合にのみ実況していた。『大澤広樹のドラゴンズステーション』のプロデューサーとパーソナリティを兼務する2019年4月からは、中日のビジターゲーム中継に登場しないものの、ホームゲーム中継の一部では実況担当を継続する)
森貴俊(2013年まではサッカー担当だったため、大澤と同様にサッカー実況がある場合は出演しなかった)
吉川秀樹(2012年は日曜デーゲーム時のレインコートプロ「ナンバー吉川」のパーソナリティも担当。そのため日曜は原則としてスタジオ担当のみであった。2013年1月から2018年9月まで制作部へ異動していたが、2018年10月のアナウンサー職復帰を経て、2019年の開幕から担当を再開予定)
井田勝也(2017年に初登場。当初は主にベンチリポートや「ガッツナイター最前線」の進行を担当していたが、実況要員の不足を受けて、6月のセ・パ交流戦期間中からシーズン終了まで実況陣にも加わっていた。2018年には担当を外れてスポーツ関連以外の番組へ出演していたが、2019年の開幕から担当を再開予定)
2019年度から、中日のホームゲームをナゴヤドームで開催する週には、大澤が基本としてカード初戦(火曜日または金曜日)の中継で実況を担当する。火 - 金曜分のナイトゲーム中継が『大澤広樹のドラゴンズステーション』へ内包されることによる措置で、実況を担当する日の放送では、スタジオからオープニングのパートへ出演した後にナゴヤドームへ移動する(移動後のスタジオ業務は前野が単独で担当)。
過去の実況・ベンチ担当アナウンサー
犬飼俊久(現在はフリーアナウンサー)
- スポーツアナ時代は10.8決戦など数多くの名場面を実況、全盛期はガッツナイターを支える屋台骨の活躍だった。実況から退いた後は東京支社長→本社常務となり、2009年6月24日で退社。その後尾張温泉東海センターを運営する東海テレビ・ラジオの子会社「東放企業」の社長に就任。2011年からはRADIO SAN-Qでフリーアナウンサーとして高校野球などの実況を担当。その後2014年7月14日(月)の対阪神戦で久しぶりにガッツナイターの実況を担当した[36]。
河路直樹(のちにRKB毎日放送→現在フリー)
亀関開(のちにテレビ愛知契約アナ→現在フリー)
鈴木光裕(のちに文化放送→現在フリー)
酒井弘明(2011年以降は出演せず。2015年2月末をもって定年となり、現在は嘱託職として東海ラジオに在籍)
相羽としえ
- 東海ラジオ在籍時に、ベンチリポートを担当したことがあった。現在はフリーで『燃えドラ!スタジアム』や不定期で野球中継のレポーターを担当している。
土門正夫(元NHKアナウンサー)
三宅定雄(元毎日放送アナウンサー)
松本秀夫(元ニッポン放送アナウンサー。以前から同局制作の裏送りに出演していたが、SF自社制作分では2017年6月から7月にかけて本数契約で実況を担当)
- いずれも実況アナウンサーが不足していた時期に本数契約で出演していた。
その他過去の出演者
- いずれも、「ショーナイター」時代の1973年の主な出演者[37]。
- コロムビア・トップ・ライト
- 南利明
土居まさる(元文化放送アナウンサー。QR(NCB)アナウンサー時代にもプロ野球中継(現・ホームランナイター)の実況を担当していた)- 八代英太
- 三遊亭圓窓
柳家かゑる(現:5代目鈴々舎馬風)- 一龍斎貞正
- 小野ヤスシ
- ミッキー安川
- 寺内大吉
- 桂春団治
- ケーシー高峰
- 吾妻ひな子
- 新山ノリロー・トリロー
- 若井はんじ・けんじ
- 林家こん平
- 東京ぼん太
- 青空球児・好児
青空うれし・たのし
- 青芝フック・キック
- ロイ・ジェームス
など
ネットワーク・放送体制
※NRNシングルネット
- ラジオネットワーク発足前のフリーネット時代(前身のラジオ東海・近畿東海放送時代を含む)は、カードにより現在のJRN相当のラジオ東京→TBSラジオ・ラジオ九州→RKB毎日放送や、現在独立局のラジオ関東(現:RFラジオ日本)・ラジオ神戸→ラジオ関西との相互ネットを行うことがあった。
制作担当局(原則)
地域(球団)/曜日 | 月 | 火・水・木 | 金 | 土・日 | |
---|---|---|---|---|---|
夜 | 昼 | ||||
基本系列 | NRN | ||||
北海道(日) | STV | ||||
宮城(楽) | TBC[* 1] | ||||
関東(巨・ヤ・横・西・ロ) | LF(QR) | LF | QR(LF) | ||
東海(中) | SF | ||||
近畿(神・オ) | ABC | MBS | ABC[* 2] | MBS(ABC)[* 3] | |
広島(広) | RCC | ||||
福岡(ソ) | KBC |
^ NRN向けが裏送りとなる火曜日に「楽天対阪神」が行われる場合、MBSが本来の担当局に代わってNRN向けに配信することがある(自社およびLFの本番カードが中止となり、予備から昇格した場合に限る)。
^ 金 - 日のオリックス戦ナイターをABCが放送しない場合、KBCが「オリックス対ソフトバンク」を、STVが「オリックス対日本ハム」を、TBCが「オリックス対楽天」を、それぞれABCに代わってNRN向けに配信することがある(高校野球期間中や予備からの昇格時など)。
^ 2014年から、日曜日に限り「巨人対中日」デーゲームの代替として裏カードの阪神主催試合を中継する場合は、MBSの裏送り(MBSは競馬中継優先のため)ではなくABCの本番中継をネット受けしている。
巨人・DeNA・ヤクルト・西武・ロッテ戦
ニッポン放送(LF)「ニッポン放送ショウアップナイター」、文化放送(QR)「文化放送ホームランナイター」
- 原則、月~金曜はLF、土・日曜はQRとのネットとなる。ただし、以下のような例外がある。
- オフシーズン編成期に上記球団主催の試合が行われた場合、並びにヤクルト・DeNA主催のデーゲーム、地方球場でQRが制作体制を取らない(屋内球場よりも予備順が低い)場合は、土・日曜開催であってもLFから裏送りを受けることが多いが、まれに原則どおりQRからの場合もある。2012年はLFの月曜ナイターが行われないため、巨人戦以外の関東圏の試合が組まれる場合、LFから裏送り出しとすることもある。2013年よりDeNA・ヤクルト主催のデーゲームはQR制作となっている。ヤクルト主催の土日デーゲームの場合、2015年5月に秋田で行われる2連戦はLFが制作を担当し、解説者とヤクルト側リポーターを派遣したが、実況と中日側リポーターは村上と大澤が交互に担当したが、2016年4月に5年ぶりに開催された神宮でのデーゲームは、DeNA主催と同様にQRが担当した。
- 土・日曜のヤクルト主催ナイターが屋内球場で開催される巨人戦の裏カードとなる一方、QRで裏送り要員の都合がつかない場合(特に地方球場開催の時)は、LFからネットを受ける。
- 月曜に西武・ロッテ主催のビジターゲームが行われる場合、「マンデー・パ・リーグ」(2001-2005年、SFはセ・リーグ優先のため放送せず)以降月曜日パ・リーグNRN担当となっているQRからネット受けとなることもある(原則裏送りだが、西武戦は相互ネットのケースもある)。
- 火~金曜日に交流戦における西武主催の中日戦を放送する際は、TBSラジオの野球中継撤退による2018年のネット再編後もTBC・KBC/RKB・STV/HBCの様にQRからの「ライオンズナイター」ネット受けとせず、LFからの裏送り(2018年は6月15日の金曜ナイター)と自社乗り込み(2018年は6月16・17日の土・日曜デーゲームでQRの技術協力とリポーター派遣)のいずれかで対応している。2018年は西武主催のみ開催であったが、開催日が東名阪各局のスペシャルウィークに該当し、QRも関東ローカルに特化した特別企画を組んでいたため、SFは従来通りの対応を継続し、CBCも自社乗り込みとしている。ただし、CBC向けも技術協力はQRが担当したため、CBCはHBC・RKBなどへの裏送り用の予備ブースを使用し、SFはメインのブースを使用した(LFのブースは自社の予備待機で使用)。なお、6月17日はQR技術協力ながらLF解説者でもある山本昌が解説を担当した。
- NRNが中継権を独占しているヤクルト主催試合はJRN単独局のCBCラジオでは放送できないため、LF・QRの制作でSFの独占中継になる。ただし、聴取率調査週の試合中継ではLF・QR技術協力による自社制作を行なうこともある。
- その一方、同じ中日新聞社系列にあるCBCと中継試合数のバランスを取るためか、巨人主催試合は原則としてLF・QR制作のNRN全国中継[38]となった試合のネット受けでの中継に限って行っている(巨人主催試合の放送権料が他球団主催試合よりも格段に高額で、SFがこれを賄えないためともいわれている)。またデーゲームは例外的にLF・QRが関東ローカルで放送する場合でも放送できないことが多い[39]。またナイター・デーゲームを問わず原則としてSFの自社制作も行えない[40][41]。さらに平日にLFがNRNの全国中継カードにヤクルト主催試合を充てた場合は、そのヤクルト主催試合をネット受けし、巨人主催試合を雨天予備カードに回している[42]。また、土日に巨人主催の中日戦デーゲームが組まれた場合は全国向けのNRNナイターを放送するが、その日が全試合デーゲームの場合はNRN系列局のデーゲーム中継をネットする。裏開催のヤクルト・DeNAの主催デーゲームをLF裏送りで放送することもある[43]。ただし、2011年のように巨人主催試合での優勝決定の可能性がある場合は例外的に中継が行われる他、2017年は開幕カードの3連戦を土・日曜デーゲームを含めて全て放送した。また、自社での巨人×中日の中継を行わない場合でも、取材担当(かつナイター予備カード時は昇格時のベンチリポート要員)として、SFのアナウンサー1名が現地に派遣される[44]。
- 特に巨人×中日が日曜のデーゲームで行われる場合、2013年より日曜のNRNナイターはQRが自社での放送を原則行わなくなったことで、その日のNRNナイターが事実上制作局とSFの2局ネットになるケースが出ている。さらに、QRが制作を行う在京球団同士の試合が全国放送となった場合には、事実上SF向けの裏送りということになる[45]。
- 2009年度は巨人主催試合以外に横浜・ロッテなどの主催試合にも制限がかかるようになった。特に土日曜やビジターのデーゲームで多く、不況による予算削減もあり、またその関連でLFやQRがデーゲームの中継要員を派遣出来ないためと考えられる。しかし、2010年度からは土・日曜の中継について、中日戦の開催時間に合わせてスポンサーを移動させる方針(2010年度の土曜の中日戦デーゲーム放送時のナイターはPT扱い)となり、さらにSFから実況アナウンサーが派遣されるようになったため、2009年度のような制限は巨人主催試合を除いてなくなっている[43]。
- LFが巨人主催の中日戦を自社ローカルでの本番カードとして、NRNナイターがヤクルト主催試合のLF発裏送りとなった場合のSFの対応は、2013年現在実例がないため未定。
- 中日ビジターゲームの場合、SFはLF・QR制作の実況音源をそのままネット受けする[46]が、中日主催試合については土・日のQRはそのままネット受けすることが多い一方、LFは平日であってもSF技術協力で乗り込みの自社制作を行うことがある(主に聴取率調査期間前後)。また、平日に中日主催の西武戦が行われる場合はQRが自社制作を行うため、この場合もSFが技術協力する(月曜の中日対西武の場合はリポーターの相互乗り入れは実施しない。これは文化放送ライオンズナイターの方針による)。なお、ベンチリポーターは中日サイドはSF、相手チームサイドはLF・QRのうち当日の中継を担当する局から派遣され、SFとLF・QRが別制作する場合は同じリポーターが両方の中継に登場する(リポーターについてはクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズの中継においても同様の対応)。ただし、中日ビジターゲームのQRからの裏送りの場合は中日サイドのみリポーターが配置されるが、まれにホームチーム側にもつくことがある。中日主催試合の単独放送時はSFからリポーターを両サイドに個別に配置するか、中日サイドのみの配置となる。
- LFが裏送りを制作する場合、中日OBの解説者(2018年現在は谷繁元信・前田幸長・山崎武司・山本昌が該当。過去に森中千香良・デニー友利・川崎憲次郎)が解説に起用されることが多い。QR制作分についても、同じく中日OBである西本聖が本番・裏送り問わず一定数起用されている(2018年時点)。
- かつては、土・日曜のLFとMBSの2局ネット(LF-MBSライン)向けにSFが別制作をしていたこともあるが、1990年代以降はLFまたはMBSがSF技術協力の乗り込み自社制作を行うようになり、2011年からはLF・MBSが自社制作の態勢をとれない場合はCBCからネット受けを行うようになったため、別制作は行わなくなっている。
- CSはQRがパ・リーグの関東地区の担当となるため、全試合LFとのネットになる。関東地区での試合の場合、SFはLFの実況音源をそのままネット受けするが、ナゴヤドームでの試合の場合はLFが全戦乗り込みで自社制作するため、SFの実況音源は一切流れない。ただし、他のNRN加盟局向けには配信がなされる。
- 日本シリーズは西暦偶数年(セ本拠地から始まる年)は奇数試合(1,3,5,7戦)はLF、偶数試合(2,4,6戦)はQRとのネット、西暦奇数年(パ本拠地から始まる年)はその逆となる。LFは、CS同様に全戦を自社制作するが、QRは必ず最低1試合はNRN全国中継をネット受けする。なお、2011年のQRは偶数試合のみ自社制作し、奇数試合は3,5戦目はSF、1,7戦目はKBC制作のNRN全国中継をネット受けした。
- 原則、月~金曜はLF、土・日曜はQRとのネットとなる。ただし、以下のような例外がある。
阪神・オリックス戦
毎日放送(MBS)「MBSベースボールパーク」、朝日放送ラジオ(ABC)「ABCフレッシュアップベースボール」
- 原則として火~木曜と土・日曜デーゲームはMBS、月・金曜と土・日曜のナイターはABCとネットを組む。
- 2007年まで土・日曜の中日主催時はSF制作版をラジオ大阪で送り、MBSはSF協力での自社制作かSF裏送り、LF制作版のいずれかをそのまま放送していた。また、阪神主催のナイターはラジオ大阪のネット受けまたは裏送りで中継を行っていた[47]。しかし2007年を最後にラジオ大阪が野球中継から全面撤退したため、2008年・2009年の土・日曜は全面的にMBSとネットを組むことになった[48]。2010年から土・日曜のJRNナイターが原則廃止され、ABCが土・日曜のNRNナイター担当局となったため、現行の体制となった。
- 対阪神戦については、阪神主催の場合は上記担当局との相互ネットとなる[49]が、中日主催の場合は2003年以降両局によるSF協力の自社制作が大部分となり、高校野球期間中のABCも2009年から自社制作するようになったため、SF単独での放送が多くなっているが、2004年は阪神が優勝争いから脱落した関係でMBSにおける8月以降の試合が、[50]2011年は7月5日からの3連戦と8月30日・31日の試合、2012年は6月26日からの3連戦と7月25日・26日の試合がそれぞれSFとの相互ネットとなった。なお、MBSでの中継がない日曜デーゲームを除き、MBS・ABC自局で中継がある場合はネット受けしない場合であっても、ネットワークの曜日に応じてMBS・ABCのどちらかから阪神サイドのリポーターが派遣される。
- 対オリックス戦については、上記担当局でオリックス戦が中継されることは少ないので、中日主催は単独放送、オリックス主催は上記担当局制作の裏送りとなる。上記担当局において予備カードとして組み込まれていない場合は、後述のように現地局の解説者+SFアナウンサーという形が採られることがある。
- 日曜日のデーゲームはMBSが競馬中継のため、阪神主催であっても裏送りとなる(中日主催は当然ながら単独放送)。この競馬中継はGIなどの重賞レースのレース実況に限りCBCにもネットされるため、その場合は短い時間ではあるがMBS制作の番組で在名の2局が競合することになる。
- 日曜開催の阪神戦デーゲームについては18時以降も試合が続いている場合はMBSも飛び乗りで放送するが、2011年シーズンは「延長戦で試合開始から3時間30分を経過した場合は次のイニングに入らない」という特別ルールがあり、原則14時開始となる阪神甲子園球場でのデーゲームは、悪天候による中断などがない限り、試合終了が18時を越えることはない。そのためか、SFのアナウンサーがMBSの解説者と組んで日曜日の阪神主催デーゲームで実況する機会があった。
- 2014年以降は日曜デーゲームの「巨人 vs 中日」の裏カードで阪神主催ゲームを放送する場合、MBSからの裏送りとせず、ABCとの同時ネットとしている。この場合対広島戦ではRCCとの3局ネットが想定されるが、2016年現在実績がない(DeNA・ヤクルト戦での2局ネットのみ実績あり)。
- かつてナゴヤ球場・ナゴヤドームでオリックス・近鉄主催ゲームが開催された時に本番カードとなった場合は、NRN向けをSF制作でMBS・ABC両局へ裏送りを行うこともあり、全国ネットとなることもあった。
- ナイターオフ編成時は、ナイター編成期間と比べてネットワークの縛りが緩いため、本来SF-ABCとなるべき月・金曜ならびにナイター時の土・日曜日でもSF-MBSのネットとなることもあり(この場合、CBCのネット相手もABCとなる)、ナイターオフ期も多数の試合を残していた2011年度は、SFがMBSに対して予備カードの融通を行った。また、本来MBSとネットを組む曜日であっても、MBS・CBC両局が中継しない場合はSFがネット受けするカードをABCが予備カードとして設定した事例もある[51]。また、中継以外の野球情報番組で系列局からのリポートがある場合、SFの番組にはMBSのアナウンサーが出演することが多い(CBCにはABCのアナウンサーが出演することが多い)。
- クライマックスシリーズについては、2010年までは曜日に関係なくMBSとネットを組んでいた[52]が、2011年度はナイター編成期間通りのネットワーク関係となり、水・木曜開催の第1・2戦はMBS、金~日曜開催となった第3~5戦はABCとネットを組んだ。2012年度は2010年度までと同じ態勢に戻り、ファーストステージはSF-MBSの相互ネットで中継、ファイナルステージはMBSが第5戦まで自社制作したが、第6戦はLFの実況音源をSFと共にネット受けした。しかし、2014年のファーストステージは阪神主催となったが、広島の最終戦の結果によっては広島主催になる可能性があったため、主催球団に関係なくLFの自社制作分をネット受けすることになり、MBSからのネット受けは行わなかった。
- 日本シリーズでは第1・2・6・7戦はMBS、第3・4・5戦はABCとネットを組む。
- 原則として火~木曜と土・日曜デーゲームはMBS、月・金曜と土・日曜のナイターはABCとネットを組む。
広島戦
中国放送(RCC)「RCCカープナイター/カープデーゲーム中継」
- 主催球団を問わず、原則として水~金曜全般ならびに月・火・土・日曜ナイターは相互ネットを組む。土・日曜デーゲームは中日主催は原則として単独放送。広島主催はRCC制作で裏送り(土・日曜にCBCが自社制作した場合は相互ネット)が行われる。
- 土・日曜ナイターについては元々はデーゲームと同様のネット対応としており、2010年の週末JRNナイター廃止後も、2014年までのRCCはデーゲーム・ナイターを問わずCBCからネット受けしていた[53]。2015年から、RCCは機材運用の簡便化のため土・日ナイターをNRN扱いに固定したため、2015年に唯一週末ナイター開催となった9月18日(土曜)はRCCはリポーターを派遣の上SFからネット受けしたほか、2017年の金・土・日の広島主催ナイター3連戦は3試合ともRCCからの同時ネット(すなわちCBCは全試合裏送り)となる[54][55]。
- TBSラジオが野球中継から撤退した2018年からは、RCCは月・火曜ナイター(月曜は個別ネット、火曜はNRNナイター本番・予備扱い)もSFとの相互ネットに切り替え、CBCとのネット関係は土・日曜デーゲームのみとなったが、月・火曜日がデーゲーム開催となった場合の対応は未定。
- RCCがJRNラインを採り相互ネットとならない土・日曜デーゲームの中日主催試合では、RCCからの広島サイドのベンチリポーター派遣はNRN全国中継となった場合に不定期に行われる程度(近年はない場合が多い)であり、RCCのリポーターが派遣されない場合はSFから広島サイドのベンチリポーターが派遣される。逆に広島主催の場合は土・日デーゲーム開催で、かつ全国放送でない場合であってもRCCから広島サイドのリポーターが派遣される(地方球場開催の場合はRCCから派遣されず、SFアナウンサーが両サイドのリポートを兼務することがある)。
- かつては、土・日曜の広島主催デーゲームで不定期にRCCがSFと相互ネットを組み、CBC向けを裏送りにした事例もあり、現在でも土・日曜日にCBCが自社制作した場合(RCCが技術協力)に、RCCが通常裏送りとしているSF(ナイターはQR-NRN予備または本番)向けをRCC-SFの相互ネットに切り替える場合もある[56](SF-NRN向け裏送りとRCC自社向け(ナイター時月曜はJRN報道素材扱いとなり、土・日曜はLF-MBS予備扱いと共用の場合がある)を別制作する場合もある)。
- CBC・SFとも同日に広島乗り込みの自社制作を実施する場合、週末デーゲームについてはRCCの中継が自社単独放送となるため、RCCの中継をJRN・NRN共用素材扱いとし、SF向け・CBC向けのどちらも制作する必要がなくなるナイターについては自社放送分をそのままNRN予備または本番扱いとすることが想定されるが、2015年現在はデーゲームのみ6月に実績がある。平日ナイターについてはRCCが自社で放送しない側のラインを在名局側(SFの場合火曜)に委託するか、RCCが別に素材収録用待機を行うかはその時々により異なる。
- 2016年9月7日ならびに8日は本来であれば相互ネットの曜日であるが、6日の時点で広島が優勝マジックを4としており、両日に広島の優勝の可能性があったため、RCCは自社向けを広島ローカルとし、SF(NRN予備)向けは裏送りの別制作となった(CBC(JRN全国中継に昇格)向けも加えて3重制作し、さらに自社乗り込みを実施したLFにも技術協力を行った。7日はRCCがテレビ中継も行っており人員が不足していたため、SFならびにCBCの中継ではRCCからリポーターが派遣されず在名局のアナウンサーが広島・中日の両サイドを兼務した。さらにCBC向けは解説者も同局から派遣された)。
- 「巨人 vs 中日」がデーゲーム開催となった場合、原則としてSFでは中継しないため、2013年から裏カードの広島主催ゲームでJRN系列局へのネットがない中継をRCCから同時ネット放送することがある。通常RCCは2017年まで土・日曜デーゲームの自社単独放送ではJRNの速報チャイムを使用していたが(RCCはラテ兼営局でテレビ系列がJNNであるため。但し、報道用素材としてはNRNと共用)、この場合はSFに配慮してNRNの速報チャイムを使用していた。2018年からは自社単独放送でもNRNチャイムを使用することが多いが、稀にJRNチャイムの場合がある。
- 主催球団を問わず、原則として水~金曜全般ならびに月・火・土・日曜ナイターは相互ネットを組む。土・日曜デーゲームは中日主催は原則として単独放送。広島主催はRCC制作で裏送り(土・日曜にCBCが自社制作した場合は相互ネット)が行われる。
日本ハム戦
STVラジオ「STVファイターズLIVE」
- 曜日・主催球団に関係なく、原則相互ネットとなる。なお、2016年までデーゲームをSTVで放送しなかったため、STV制作の裏送りが行われる場合はSFから実況アナウンサーが派遣されたこともある(2012年の土曜デーゲーム、2015年の土日デーゲームが該当)。
- 中日と日本ハムが戦った2006年と2007年の日本シリーズでSFは2006年の第3戦でSTV制作分をネット受けしたが、それ以外は全試合SFが自社制作した(札幌ドームの試合はSTVが技術協力)。一方STVは札幌ドームの試合のみ自社制作(日本ハムの日本一決定試合となった2006年第5戦は自社向けとNRN向けを二重制作)し、ナゴヤドームでの試合は全てSF制作のNRN全国中継をネット受けした。
楽天戦
東北放送(TBC)「TBCパワフルベースボール」
- 中日主催の場合、月、水~金曜はSF-TBCの相互ネットで、それ以外の曜日はSFの単独放送となる。
- 楽天主催の場合、SFは曜日に関係なくTBCの配信を受け、月、水~金曜はTBC-SFの相互ネット、火・土・日曜は裏送りとなる。
- 2006年と2011年は楽天主催試合が土・日曜に開催され、両年ともCBCが全戦自社制作したが、同じNRN・JRNクロスネット局のRCCとは異なり、TBCは自社向けをJRN向けの単独放送とし、SF向けは裏送りとした。福岡のRKBやKBCに対しても同様の対応を取っており、何らかの事情でCBCが急遽自社制作を取りやめる場合を想定して、この対応を取っているものとみられる[57]。
- 2011年以降は裏送りとなった場合にSFから実況アナウンサーが派遣されるケースもある[58]。
ソフトバンク戦
九州朝日放送(KBC)「KBCホークスナイター/ダイナミックホークス」
- ソフトバンク主催の場合はKBC制作分をそのままネット受けするが、日曜デーゲーム中継ではKBC自社では競馬中継を挿入するため、その間は一時的に裏送りが発生する。
- また中日主催の場合、2010年度まではKBCがSF協力の自主制作で対応していたが、2011年度以降は同局の自社制作縮小により、SF-KBCの相互ネットでの中継となっている。また、2011年の中日主催の2連戦のうち、初戦はKBCだけでなく、長崎放送・NBCラジオ佐賀・熊本放送にもネットされ、さらに2戦目はNRN全国中継となったため、前記3局は事実上2日連続のネットとなった。
- 中日とソフトバンクが対戦した2011年の日本シリーズは福岡Yahoo! JAPANドームでの試合はKBC、ナゴヤドームでの試合はSFが制作し、ビジターカードは両局ともネット受けで放送した。ただし、3勝3敗となった第7戦は両チームに日本一の可能性が出たため、急遽SFが福岡Yahoo! JAPANドームへ乗り込んでの自社制作に切り替えた。なお、ナゴヤドームでの第4戦はKBCから前田幸長が派遣され、宇野勝(SF解説者)とのダブル解説となった(なお、前田は中日OBでもある)。
- 2015年には8月30日に中日が関与しないソフトバンク主催のデーゲーム(対日本ハム戦)をKBCからネット受けした。同日は「巨人 vs 中日」がデーゲーム開催でLFは関東ローカルで中継するものの、全国ネット扱いでないためにネット受けできず(QR-NRN向け報道取材と素材録音はSFが自社乗り込みで実施)、ナイターの時間帯についても蒲郡競艇場で開催される第61回モーターボート記念競走優勝戦の中継(QR主管制作)を優先し、ナイター中継(当日のNRNナイターはABC制作の「阪神 vs ヤクルト」)のネット受けを行わなかったための措置である。
- かつて、ナゴヤ球場やナゴヤドームでパ・リーグチーム主催の対ホークス戦が行われた際にはSF制作でKBCへの裏送りが行われたこともある。
その他
- ビジターでのロッテ戦・オリックス戦は、それぞれ予備カードからの昇格や他に試合がない場合の平日でない限り地元の在京・在阪ラジオ局では原則的に放送されないので事実上独占中継になる場合がある。一方ヤクルト戦・DeNA戦は、巨人主催ゲームの裏カード時に、高額な巨人戦放送権料を節約する関係上、巨人主催ゲームを予備カードとした上で全国ネット本番カードとなることがある。この場合巨人主催が対中日戦の場合、SFでは前述の理由から原則として全国ネット本番のヤクルト・DeNA戦を放送している。
- 中日が他チームとデーゲーム、他球団でナイトゲームを行なっている場合、中日戦が18時台でも試合を行なっている状況下で他球団(巨人優先)がナイトゲームを行なっても、当然ではあるが中日戦の実況を続け、中日vs他球団との試合中継終了後に他球団(巨人優先となることが多いが、近年は順位争いをする阪神などのカードを放送する場合もある。まれにパリーグの試合を放送することもある)のナイトゲームの中継に飛び乗る(ただし、ナイトゲーム中継の無い月曜日は除く)。左の状況でNRN系列でナイトゲーム中継の代わりにレインコート番組をナイトゲーム帯に放送している場合でも中日戦の中継終了後に飛び乗りする。
- 日本シリーズについては中日が出場しない年は、長年SFが中継を行わなかったため、中京地区ではNHKラジオ第1とCBCのみの放送となり、前者は途中18:50~19:30にニュースによって中断され、後者は朝鮮中央放送との混信が最悪となる時間に差し掛かるなど、クリアな状態且つ完全放送で聴けることが出来なくなっていた。しかし、前述のように2012年以降は中日不出場にもかかわらず中継することになったため、この状況は回避されている。
- 前記の通り、巨人主催試合の自社制作がCBCとの兼ね合いでできない。また、クライマックスシリーズのナゴヤドーム以外での開催分も、CBCが自社制作する一方で、SFはLFやMBSなど現地局からのネット受けでの放送となっている[59]。
- 巨人主催試合のデーゲームが行われる場合、SFは中継を原則行わないため、他球場のデーゲームをRCC・ABC・KBCからネット受けする(過去にはLFやMBSから裏送りを受けたこともあった)ほか、2011年からは土・日とも中日戦デーゲームを放送した場合のナイター中継を行っていないため、普段放送されないNRNナイターのネット受けで振り替えるケースもある。
- 他局でも見られるが、SFはビジターゲーム・中日主催試合の地方開催分(一部を除いて特に2日間開催)中継の自社制作において、それぞれ交互で、実況・リポートを担当するアナウンサー2名・解説者1名の布陣で行うことがある。また、遠征先の放送局で中継の予定がない場合などには、解説者・リポーターを遠征先の放送局で揃え、実況をSFのアナウンサーが担当することで自社制作扱いとなる中継もある(2010年6月13日の札幌ドーム「日本ハム vs 中日」など。同日はデーゲームのためSTVが放送せず、SFの単独放送となったため)[60]。2014年はこういったケースの場合、SF解説者も帯同するようになっており、同じ解説・実況組み合わせで2日連続担当することも多かった。
- 2006年までの自社制作のデーゲーム中継(「東海ラジオ ドラゴンズスペシャル」)のオープニングでは、普段のナイター中継のときと異なり、スタジオのアナウンサーが提供読みなどの作業を行うのではなく、専用ジングルが流れたとともに、いきなり実況アナウンサーが登場していた。
- 2007年のデーゲーム中継については、ベースボールデスクがスタジオでスタンバイするため、「オープニング→CM→試合中継開始」となっていたこともあった。なお2008年はタイトルコール後、実況本編へ直接放送されている。
- 2007年頃までは聴取率調査週間やクライマックスシリーズ、日本シリーズにおけるビジター自社制作を行なっていたが、2008年以降はほとんど行なっていない。ただし2015年6月の聴取率調査週間ではビジター(マツダスタジアム)での自社制作で全試合ダブル解説かつSFアナの実況で放送する。
例外
2011年9月1日の試合は本来であればSF-MBS(その他クロスネットを含むNRN各局向け予備カード)のネットであるが、この日CBCとMBSがそろって開局60周年となったための特別合同中継を開催したため、SF単独(その他MBS以外のクロスネット局を含むNRN向け予備カード)での放送となった。ABCとMBSはどちらもCBCと組む形になったため(ABCはCBC協力の自主制作を実施した他、ベンチリポーターがCBC裏送りJRNネットの阪神側も兼務した)、在阪局のリポーター派遣はなかった(阪神側のリポーターはSF側で配置した)。
2018年7月24日の「中日対DeNA」(浜松球場)は、中日主催試合なので本来は他の地方球場同様に自社制作で中継するが、地元のSBSがこの年からNRNナイターの割当日を火曜日にも拡大したため[61]、同局が制作する中継をネット受けした。SFから解説に山崎武司を派遣し、中日リポーターは森貴俊が担当。実況は岡村久則、DeNAリポーターは牧野克彦(共にSBSアナウンサー)が担当した(大澤弘樹は自身のTwitterで、SBSからのネット受けは数十年ぶりだったとコメントしている[1])[62]
ラッキー7における「燃えよドラゴンズ!」の放送について
- 2008年まではホームゲーム[63]はラッキー7の7回裏攻撃前にCMを流さず、球場内で流される「燃えよドラゴンズ!」をそのまま放送した。
- なお、SF制作で全国又は複数局に放送される場合は、CMを流していたネット局が試合中継に再び戻ってくる対応のため、曲の途中で実況アナウンサーの声が入ることがあるほか、ネット局対応のため、「燃えよドラゴンズ!」の曲のスタート部分が放送されないこともあった。
ベースボールデスク
2007年~2009年の中日戦中継において、SFの本社スタジオに、「ベースボールデスク」の名称でスポーツアナウンサーを1人配置させ、イニング間に以下のような情報・番組企画を届けることになった(2006年度までは宿直担当アナウンサー等が、スタジオ全般を担当していた。なおベースボールデスクができてからも、中日戦以外の中継においてのスタジオ担当全般及び、中日戦においての交通情報・天気予報は担当している)。なお他局では珍しい企画なのか、ビジターゲームでの裏送り制作では球場の放送席で放送が流れているようで、YES・NOクイズや豆知識についてしゃべることもある。- ベースボールデスク制度ができてから、イニング間のうちに情報を伝えられず、試合が始まってしまうことがある。そのためか、本社スタジオ内には中日の試合状況を確認できるようにモニターが設置してあるらしく、時間がオーバーした場合は、担当アナが試合状況をしゃべってから、再び球場へマイクを切り替える事もある。
- 2010年度からは実施されていないが、グランパス試合速報、選手インタビューといった一部企画はイニング間やガッツナイター最前線で実施されている。
- クイズ
- 2009年からは『ガッツナイター YES・NOクイズ』をリニューアルし、「8時(稀に変更あり)だよ全員注目」(コーナーコールからバックには8時だョ!全員集合を流している。指定時刻までに番組が指定した内容がどうなっているかを予想)など様々な形式のクイズが出題される。正解者にプレゼントされる商品も、ネット通販限定の選手グッズやガッツナイター福袋・ガッツナイター森野将彦定額給付券(2009年4月10日~)になった。
- 他球場の速報以外の、スポーツニュース
ウエスタン情報
- 中日のファーム(2軍)の試合結果を伝える(稀にナゴヤ球場での練習の取材結果も放送される)。ナゴヤ球場及びナゴヤドームにて開催された中日の2軍試合において、活躍した選手を中心としたインタビュー録音が放送されることもある(2008年は吉川秀樹アナが主に担当していたことから、必ず放送されていた)。なお2008年までバックには「西部劇」をもじって「ララミー牧場のテーマ」が流れていた。2008年までは吉川アナが担当することが多かったが、2009年以降は他のアナウンサーも担当しているようである。
- 若手選手企画(特定のコーナー名はなし)
- 2009年よりスタート。ガッツだ!ドラゴンズでも行われていたネクストジェネレーションと同じ形式で、ガッツナイターでは2~3日に分けて若手選手のインタビューを放送する。
名古屋グランパス試合速報/グランパス関連ニュース(試合が行われる前日や選手から代表選手が選ばれた場合など)
- 試合速報は、ガッツナイター・ガッツナイタースペシャル(デーゲーム中継)中継中に試合が行われている場合のみ
- ニュース・話題
- 不定期。基本的にはスポーツ以外のニュース・話題を紹介している。
- 中継中に放送される交通情報・天気情報担当者への受け渡し担当
- 交通情報は1回裏終了後に放送。提供:若鯱家)、天気予報〔ナイター時は、5回裏終了時に放送(デーゲームの場合も、土曜日のみ放送される)。提供:各社。ナイターは夜勤担当アナ、デーゲームは他の番組と同じくシフト制〕
- プロ野球・中継している試合に関連した豆知識
- 不定期。主に中継している試合に関連した記録・エピソードなど
- ○○(解説者名)が分析セ・リーグ/パ・リーグリーグ○○(チーム名)編
- 2009年4月17日のナゴヤドームの巨人戦からスタート。解説者が敵チームの分析を行い、分析内容を話す。セ・リーグでは鈴木孝政、パリーグでは平野謙が担当することが多い。
- 今日のハイライト
- 当日の中日戦で、もっとも印象的だったプレー・試合状況等の実況音声を放送(ハイライトの数は指定なし。試合中印象的なプレーの場合は敵チーム関係なく放送される。例:2009年8月16日では中日が負けた為、他球場で達成した山崎武司選手の350号本塁打のシーンを放送した)。ドラゴンズが勝つと明るい曲とともに放送され、負けると暗い曲とともに放送される傾向にあるほか、日によっては、その日の試合を連想されるような選曲となっている。
- 2008年からは試合内容があまりにもふがいなかったりする場合はハイライトを放送せずにエンディングトークを行い番組が終了することがある。
- ナゴヤドーム開場10周年クイズ
- 2007年のみ。中日戦中継時のみ、試合の中盤にクイズを出題。はがきのみの応募。正解者の中から、抽選で中日戦チケット(なおシーズン終盤になると孝介カレーなどの商品と切り替えられた)がプレゼント。ただし当選者の発表はない。
- ガッツナイター YES・NOクイズ
- 2007年は随時出題だったが、2008年から通常時は2問、聴いて元気週間中は3問。中日戦以外でも出題されることがある。試合中に正解を寄せてもらうので、締め切りに注意が必要。2008年は選手会長荒木雅博直筆の「福の紙」と呼ばれるステッカーや、荒木がデザインし提供する3連キーホルダーがプレゼントされている〔2007年は井上一樹直筆のステッカー、ナゴヤドーム10周年記念タオルなどがプレゼントされていた〕。
山本昌投手 200勝への道
- 200勝を目指す山本昌投手を応援するべく、2008年から山本投手が登板する場合のみ実施・同年8月4日の達成日までおこなった。リスナーからの応援メッセージを受け付けたり、山本投手の過去のハイライト実況音を放送したりする。読まれなかった応援メッセージを含めて1つの冊子にし、同年12月12日に名古屋市内のホテルで開催された「ガッツナイター感謝の夕べ」で山本投手本人に手渡された。
- 200勝を達成した週の同年8月9日の夜に200勝達成記念番組を放送した(後日再放送あり)。
- ドラゴンズ選手への一問一答
- 2007年は立浪和義、2008年は荒木雅博、2009年は森野将彦、高橋聡文(2009年4月3日~5日)。2008年まではベースボールデスクが、その日の質問を選手に投げかけ、事前に録音された音声が放送されていたが、2009年からは選手個別の曲が流れてインタビューに入る。2007年の立浪時代はかつて立浪選手の登場曲に使用されていた、「翼の折れたエンジェル」や、新人時代の応援歌の元となった「ガラスの十代」等の曲がバックに流れている。2008年の荒木も同様にナゴヤドーム登場曲(「DANGER ZONE」)が使用されている。2009年の森野選手はブルーバード・高橋投手は犬飼俊久アナが歌った『唸れ!!快速球』(小松辰雄応援歌)の冒頭の部分を「聡文!」に代えて使用していた。立浪選手バージョンの2007年は主にナゴヤドームでの打席コールの場内音が使用されていたが、荒木選手の2008年は自身の盗塁成功のシーンの実況音が使用されている。2009年の森野選手は女性の声による『がんばれ、がんばれ森野!』の後、ブルーバードが放送されていた。
- ミューズのささやき
- 2009年4月にSFのみで放送されている場合に不定期で実施されていた。ガッツだ!ドラゴンズから担当している女性の声で解説者に今日の見どころなどを投げかけ、解説者が質問に答えていた。
オリジナルグッズ・プレゼント
- ガッツナイターステッカー(ガッツ君などのシール)
孝介あんかけ(2006年〜2007年。福留孝介プロデュースのあんかけスパ)
孝介カレー(福留プロデュースのレトルトカレー。2007年)
井上一樹直筆ステッカー(2007年)- ガッツナイター特製福の紙(2008年。井上直筆の筆文字をステッカーのデザインに使用)
荒木雅博デザイン3連キーホルダー(2008年。ガッツナイターオリジナルではない)- ガッツナイター福袋(2009年〜)
- ガッツナイター特製森野将彦・定額給付券(2009年4月10日〜。福の紙に続くオリジナルステッカー。森野自らが出演するCMも中継中に放送されている)
富山産コシヒカリ(ホームランプレゼントとして、中日選手が1本打つごとに実施される。2008年~2009年のヤマトライススポンサー曜日時)
キリンビール提供商品(ホームランプレゼントとして、中日選手が1本打つごとに実施される。2009年からキリンビールスポンサー曜日時)
冠試合
1962年から「東海ラジオ杯争奪定期戦」として当時の中日球場をはじめ東海3県の各球場で年1回冠試合を実施していた。その後一度は中断したが(終了年月日不明)、 2004年から再び豊橋市民球場で「(西暦年)東海ラジオ ガッツナイター プロ野球 セ・リーグ公式戦(2007年はプロ野球セ・パ交流戦として東北楽天ゴールデンイーグルス戦)」として毎年1試合公式戦を開催している。
2005年4月13日には当番組の放送30周年記念特別興行として中日vs広島が開催されたほか、2009年4月28日にはSF開局50周年記念特別興行として中日vs東京ヤクルトスワローズ戦が開催されている。- 2013年はサークルKサンクスが冠スポンサーに付き「サークルKサンクス PRESENTS 東海ラジオ ガッツナイター 2013セ・リーグ公式戦 中日ドラゴンズ vs 広島東洋カープ」というタイトルとなった。
- バックネット裏など(2008年はバックネット裏に看板が設置されず、外野の広告掲示エリアに『現在使用されている東海ラジオのロゴ+東海ラジオ』に切り替えられた)に番組ロゴが描かれた看板が掲示されるほか、社旗も球団旗などとともに掲げられている。
- なお過去の設立経緯により、この豊橋での東海ラジオ主催による中日主管公式戦は、曜日に関係なく東海テレビ放送[64]が制作・放送を担当する。
オープン戦だと東海テレビ放送やCBCがナゴヤドームでの協賛試合を開催しているが、中日主催試合の公式戦で在名放送局の冠試合は現在はSFのみである。
CM
- 毎年多くの地元企業・大手有名企業がスポンサーとして名を連ね、CMを放送する(基本的にNRN系列で提供している共通スポンサーが多いが、一部の大手有名企業は提供していないスポンサーもある)。
- デーゲーム中継の延長等でガッツナイター最前線にずれ込む場合、CMのみ流す。
- シーズンを通じてのスポンサーではないものの、ダイニチ食品、コニックス、ラウンドアップ マックスロード、アコム(〜2007年)、森永乳業(〜2007年)、ロプロ(〜2007年)等のCMが放送されることがある(但し、スポンサー読みで紹介されることがほとんどないことが多い)。
- 2000年代以降はガッツナイター限定の中日選手が出演するCMが放送されており、アーレックスに出演していたアレックス・オチョア(発音が同じ)・福留孝介(アレックスが退団した2007年はアレックスのモノマネを披露。メナード青山リゾートにも出演)などや、2008年に放送された浜乙女のお茶漬けの中村紀洋(海苔=ノリつながり)、JAあいち豊田の山崎武司、荒木雅博(2008年はアントキの猪木が出演していた)があった。
- ガッツナイタースペシャル(主に土曜日・日曜日のデーゲーム)では、土日のナイターの一部スポンサーがデーゲームのスポンサーに加わる。
- 中日の開幕戦(但し年によっては第1戦目のみの場合もある)のスポンサーとして、キリンビールが筆頭スポンサーとして名を連ねることが多く、ドラゴンズファンが集まる中華料理店として有名な「ピカイチ」にリポーターを派遣して店内の熱気やキリンビールの宣伝をする企画がある。そのためか、CBCラジオはアサヒビールとのタイアップ企画を開催することが多い。
- CBCと比べて土日のスポンサー数が少ない傾向がある。
脚注
^ 現在の岐阜放送(ぎふチャン)とは無関係。
^ 旧ラジオ三重・旧岐阜放送とも、中京圏で行われた試合については自社放送だったのか、中部日本放送(当時愛知県域局。後に広域放送に)からのネット受けだったのか詳細は不明である
^ 中日主催試合では相手チーム担当局からアナウンサーが出張していた。
^ 『東海ラジオ放送二十年史』より。
^ 『東海ラジオ放送三十年史』P271より。
^ 放送席はネット裏・最上段に設置した。国際電話を使用しての中継だった事から、音質はよくなかった(『東海ラジオ放送 50年のあゆみ」より)
^ 2019年 東海ラジオ春の新番組
^ 放送打ち切りとなった、「宮地佑紀生の聞いてみや〜ち」、「FINE DAYS!」でも放送されていた。
^ 応募は1日平均800本、シーズン中に約10万本の電話が寄せられるほどの人気企画だった。
^ 2011年は3月11日に発生した東日本大震災の影響で、地震情報などとの混同を避けるためにNRN加盟局でも関東以東の局(STV、TBC、LF、QR)ではチャイムの使用が開幕時から6月中旬まで自粛されたが、SFでは従来どおり使用されていた。
^ 2013年3月28日の『チア・スポ』内で大澤アナウンサーが発言。ナゴヤドーム放送席から放送していたため、実際にボタンを押してチャイムを流した。
^ 放送で聞くことはめったにないが、番組宣伝ポスターにガッツ君とともに記されている。
^ 中日の試合予定が一切組まれていない場合、もしくは中日がビジターの巨人戦デーゲームとなり中継対象から外れ、かつ裏開催のデーゲームの放送も行わない場合が該当。この場合は、NRNナイターを9回終了までネット受けする。
^ 実際には東日本大震災の影響により、2011年はドラゴンズの試合日程が当初のスケジュールから大幅に変更になったため、中日のホームゲームでも土曜日のナイターが多かった。
^ この場合、タイムテーブル上で土曜21時台前半に放送される「松山千春のON THE RADIO」は17時台に移動(以前は通常の時間に設定し中継延長時には繰り下げていた)。22時台前半の「SKE48 1+1は2じゃないよ!」は予め休止。
^ この場合、タイムテーブル上で日曜21時台に放送される番組のうち、「嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス」は予め休止させる一方、「〜女の子だって甲子園!〜夢、約束の聖地」は予めデーゲームの時間帯へ移動させる。
^ 21:30 - 21:40・SKE48 1+1は2じゃないよ!、21:40 - 21:50・日替わり、21:50 - 21:57・スポーツ伝説、21:57 - 22:00・看板娘ホッピー・ミーナの HOPPY HAPPY BAR
- ^ ab“5月12日(土)13日(日)ナイター中継に伴う番組変更”. 東海ラジオ放送. (2018年5月1日). オリジナルの2018年5月3日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180503003644/https://www.tokairadio.co.jp/topics/info/entry-42334.html
^ 22時台に放送されていた一時期は東海ラジオもスポンサードネットであったため繰り下げ対象であったが、ノンスポンサーとなった2015年頃に対象から外れたため、繰り下げ対応はなくなった。
^ SFから実況アナ(村上和宏)と解説者(鈴木孝政)は神宮球場へ派遣されていた(2011年にSFが中日のビジターゲームで解説者を派遣したのはこの3試合と優勝決定試合となった10月18日の横浜戦のみで派遣されたのは全て鈴木)が、当番組のオフィシャルサイトの中継予定にこのカードは掲載されていなかった。
^ 一方のCBCは、優勝決定後の2試合を中継していない。
^ このビジター1試合はCBCで中継されたため、SFはCBCより早く公式戦の中継を終了している
^ 10月1日の雨天中止の振替分。10月1日に予定通り実施された場合は、SFでもRCCからのネット受けで中継する予定であった。一方、この振替試合については、山本昌の現役最終登板となったことに加え、SFが中継しないことを受けて、CBCが『ドラ魂KINGスペシャル レジェンド山本昌50歳、最後のマウンド』として『ドラ魂KING』に内包する形でリポーターを派遣の上RCCからネット受けした。結果的に、SFは2年連続でCBCより早く公式戦の中継を終了している。
^ ただし、放送権の制約がないCBCも中継しない。なお、この2試合は熊本地震の影響で開催取り止めとなった九州での地方開催分の振替試合であり、当初の日程通り行われた場合はLF制作NRN全国放送のネット受けでSFでも中継される予定であった。
^ 阪神戦2試合に関してはMBSが中継するためネット受けが可能であるが、9月中に中止となった分の振替試合ということもあり、スポンサー等の調整が付かなかったためか中継見送りとなった。
^ このうち13日はセ・リーグのクライマックスシリーズ ファーストステージ第1戦を中継。なお、13日のナゴヤドームの試合についてはCBCラジオで中継あり。
^ CBCラジオ(CBCドラゴンズナイター)も、2015年までは中日のCS進出有無に関係なく、セ・リーグに関係するポストシーズンは放送されていたが、中日が進出しない場合は「ドラゴンズナイター(サタデー・サンデー・スペシャル)」の名義は使用せず「CBCスポーツ・スペシャル」としていた、CBCは2016年より中日がCS進出しない場合は通常編成を取る方針に切り替えた為、GBSが巨人がCS進出時の巨人主催試合をやらない場合に限り同局が東海地区セリーグCS中継独占放送を取る形になった
^ 2013年大会は、東海地区ではGBSがLF制作分をネットしていた。
^ 2012年までは土曜日と同じ対応であったが、2013年からは文化放送の日曜ナイターの自社向け定時放送が廃止(不定期特番扱い)され、NRN日曜ナイターのレインコート番組もナイター中止時のみの設定(ただし、QRは雨天中止時の場合でも予備番組ではなく定時番組を編成)となったため、この対応となった。
^ QRに流れる可能性のある土・日曜はSF制作ナイター中継には原則として登場しない一方、LFの乗り込み自社製作中継に出演することがある。また火曜のTBC制作中継では2016年9月以降火曜日のJRN向けについても自社単独放送が確定している場合に限り担当することがある。
^ 山崎同様、土・日曜のSF制作中継は原則としてデーゲームのみの担当となっている。
^ かつてHBC解説者を兼任していた時期(2009年 - 2011年)、場合によっては平野の解説からCBCから流れる場合があった。
^ 基本的に横浜戦、ヤクルト戦など関東地方のチームのホーム戦での自社制作に出演していたが、2007年はナゴヤドームでのホームゲームにも登場した。
^ ただし、オープン戦のCBC杯が開催される時はCBCアナウンサーが担当する。
^ スピードボールコンテストはSFが管轄しており、出場希望のはがきの宛先は「東海ラジオ事業部」である。また、スピードボールコンテストの出場者募集告知のアナウンスは源石和輝アナウンサーが担当している。
^ 冠スポンサー付き特別企画(『愛知冠婚葬祭互助会 愛昇殿プレゼンツ ドラゴンズスペシャル 犬飼俊久実況中継』)として放送のため〔解説:中利夫〕、本来のネット局であるABCは、SF制作協力による自社実況で対応〔解説:井上一樹、実況:岩本計介〕。
^ 『東海ラジオ放送 50年のあゆみ』P38より。
^ LFがサッカー日本代表戦中継(2000年代以降、FIFAワールドカップを除き、スポンサー等の関係上全国中継とならず関東ローカルとなることが多い)やヤクルト戦等他カードを関東ローカルで実施した場合や、QRが自社での放送を廃止した日曜ナイターのNRN全国中継本番カードとしての裏送りであれば、当然SFでも中継される。プロ野球本拠地不在地域のNRN単独加盟局(CRT・IBS・KBS・ROK)が野球中継を全廃した火曜日にこのケースに該当し、かつ他のNRNナイターネット局(STV・MBS・RCC・KBC)が地元球団の試合を、SBSが静岡県開催試合の自社制作を優先した場合は、NRN回線への配信はされるもののSF向けの裏送り同然となる。また、QR発の日曜NRNナイターだと完全にSFへの裏送りとなり、NRN回線ではなくステレオ放送の素材回線で受けるが、担当アナウンサーによりNRN全国中継の体裁で行うか、ヤクルト他主催の裏送りと同様ガッツナイターの体裁で行うかが異なる。
^ 実例として、2013年は8月31日と9月1日に「巨人×中日」のデーゲームをLFが放送したが、SFでは放送しなかった。
^ 巨人戦中継問題が発生する1976年以前は、若干行っていた模様(特に放送形態が特殊なショーナイター時代)。また札幌市円山球場で行われた巨人主催のデーゲームはNRNの放送権回復後、地方開催ということもあり、年度によってはLFが要員を派遣しなかった場合に限り、NRN素材収録代行を兼ねてCBC・中日新聞との合意の上特例で自社制作を行ったことがある。
^ 中日が2006年に東京ドームでセリーグ優勝を決定した時も自社制作はできず、LF制作分を放送した。またレギュラーシーズンと放映権の扱いが同等になるクライマックスシリーズも巨人主催の場合は全試合LFからネット受けしている。
^ 1992年に巨人主催ゲームがNRNに再開放された後も、1995年に横浜主催の中日戦をLFがCBCに裏送りする特例措置が開始されるまでは、CBCとの本数調整のためか、巨人主催中日戦がNRN本番カードとなってもNRN系列局からの同時ネットまたは裏送りで他カードを個別ネットする措置を取ったことがあった。
- ^ ab2012年6月30日,7月1日は巨人×中日の裏にあたるヤクルト×阪神戦(いずれもデーゲーム)をLFの裏送りで放送(MBS,ABCは自社制作)という異例の扱いとなった
^ 土・日のデーゲームにおいて、QRが人員の都合で音源収録要員を配置できなかった場合、SFのアナウンサーが代わりに、自社ならびにQR向けの報道用実況音源の収録にあたる場合がある。
^ 実際に、2013年9月1日のヤクルト×DeNAが全国放送本番カードの扱いでSF向けに裏送りする予定があったが、数日前に本番カードそのものがABC制作の阪神×広島に変更されたため、実現しなかった。
^ 平日のヤクルト・横浜主催試合のナイターは、LFがメインカードとすることが多い巨人戦が早期終了した場合にいつでも切り替えられるようにするため、原則としてLFのアナウンサーが実況する。
^ ただし2000年代には、該当試合がNRN本番カードにならず、ラジオ大阪も自社で放送せず予備カードに廻した場合には、MBSとの相互ネットに切り替えるケースもあった。
^ しかし、MBSは自社本番をLFとの相互ネットのままとし、QR-NRN向けは関西の試合での裏送りのみの参加となったため、SFは阪神対中日のみLF-MBSライン扱いの相互ネット、それ以外のカードはQR-NRN向け裏送り中継を放送する方針を採った。
^ 以前はMBS・ABCが自局向けとSF向けを二重制作していたこともあるが、近年は阪神-中日戦での二重制作は、関西地区の聴取率調査期間中にABCのみが行う程度となっている。かつてはABC・MBSが二重制作体制を取れない場合、平日でもOBCが裏送りした例があった。
^ この年はABCも8月の高校野球終了後の試合をCBCとの相互ネットに切り替えている。
^ 2011年10月20日(木曜日)の中継が該当。阪神甲子園球場での阪神対横浜の予備カードにMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島での広島対中日(RCC-SFの2局ネット)が充てられた。
^ 2010年までのCS中のMBSはSFだけでなく、LFからのネット受けやリポーター派遣、自主制作時の技術協力も受けていたため、実質全試合NRN固定と言える。一方、ABCは中継を行う場合、必然的に全試合JRN扱いでの中継となっていた。
^ 参考までに他球団の場合、2013年に土曜ナイターで開催された日本ハム主催広島戦では、放送前日までSTVからのネット受け予定が発表されていたが、当日になってHBCからのネット受けに変更され、番組表についても訂正されていた。
^ カードによってはRCCがSF-NRN向け本線、CBC向け裏送り、LF-MBS向け裏送りの三重制作を行うこともある。
^ 参考までに中日戦以外の場合、2015年7月18日(土曜)にマツダスタジアムで開催されたオールスターゲーム第2戦では、RCCの自社向けはNRN扱いとしてSFやQRにネットされ、CBCなどのJRN系列局へはRCC制作の裏送りとした。また、2016年の日本シリーズ「広島対日本ハム」では広島主催分が土・日ナイター開催となったが、自社やネット局の都合に応じて柔軟に対応するナイターオフ編成扱いということもあり、RCCは第1戦と第2戦は自社分をNRN扱いとしてSFなどにネットし、CBCなどのJRN各局への配信は聴取率調査期間の関係で乗り込み自社制作を行ったTBSに委託した一方、第6戦はRCCが二重制作を行い、CBCを含むJRN向けを本線としてSFを含むNRN向けを裏送りとした(非開催となった第7戦も同様の予定だった)。
^ 最近では2011年9月3日(土)と4日(日)の中継が該当する。
^ 参考までに、2012年10月6日(土曜)の「楽天×ソフトバンク」にて、当初はTBC自社向け、RKB自社制作、TBC制作KBC向け裏送りの3ライン放送の予定であったが、ソフトバンクが10月4日にクライマックスシリーズ進出を決めたことからRKBは自社制作を取りやめたため、TBCが自社分をローカル放送からRKBとの2局ネットに変更している。
^ 2011年は土・日曜の2試合とも、2012年は火曜ナイター、2015年は土日デーゲームの2試合をSFのアナウンサーが実況を担当した。(解説者・リポーターはいずれもTBCが派遣)
^ なお、福岡のRKB・KBCや北海道のHBC・STVについては、影響が出る試合は交流戦しかなく、バランス是正の必要性が薄いことから、このような措置を行っていない。
^ 火曜日の「楽天 vs 中日」や、日曜以外のデーゲームの「日本ハム vs 中日」もこの体制になる。(いずれも2012年に実例あり)
^ 2017年まで火曜日はJRNラインの割り当て曜日であったが、2018年からはTBSラジオのプロ野球中継原則撤退とこれに伴うJRN全国中継の廃止に伴い、火曜日もNRNラインに変更した。
^ 一方、過去に何度かSBS制作の中継をネット受けしたことがあるJRNラインのCBCラジオは自主制作にて放送した。(解説:小松辰雄 実況:西村俊仁 リポート:水分貴雅)
^ ナゴヤドーム開催は必ず。地方球場開催の場合は場内で放送されないことが多いため(場内で放送されることがあっても、ナゴヤドームと比べると外の様々な環境が影響してか音質が悪いため、ナゴヤドーム同様に良い音が拾えない)、「燃えよドラゴンズ!」が放送されない。
^ 中日主管のテレビ中継は概ね水・日曜のほぼ全部と金曜の一部をCBCテレビ(中部日本放送)が、また火・土曜日のナイターのごく一部をテレビ愛知、さらには不定期でNHK名古屋放送局が担当することがあるが、それ以外は東海テレビが制作する(一部受託制作で三重テレビ放送からの中継あり。豊橋開催の試合でもTHKの編成の都合によりTHK委託制作でMTVから放送されたことがある)
関連項目
ガッツナイター最前線 - 試合開始前の番組- 以下は、過去に放送していた平日のシーズンオフ番組
- ガッツナイタープラス
- ガッツだ!ドラゴンズ
外部リンク
- 東海ラジオ ガッツナイター
- コミュファラジオ ブロードバンド東海ラジオ ガッツナイター
ガッツイッター (@guts1332) - Twitter(番組公式Twitter。2010年10月1日より設置。非公式だった先代を引き継いだ)
gutsd (@gutsd) - Twitter(番組非公式Twitter。中継スタッフによる投稿(つぶやき)。同社携帯サイトの更新情報や、試合後の落合監督コメントなども掲載されていた)
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直球勝負!大澤広樹 | 東海ラジオ ガッツナイタースペシャル(非ワイド番組) | サンデー・マカロン(16時 - ) |
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