西村喜廣
にしむら よしひろ 西村 喜廣 | |
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生年月日 | (1967-04-01) 1967年4月1日(51歳) |
出生地 | 日本 東京都台東区 |
職業 | 映画監督 特殊効果 脚本家 |
ジャンル | スプラッター、ホラー、バイオレンス |
公式サイト | http://www.nishi-eizo.com/ |
主な作品 | |
東京残酷警察(2008年) ヘルドライバー(2011年) ABC・オブ・デス(2012年) | |
西村 喜廣(にしむら よしひろ、1967年4月1日 - )は、日本の特殊メイクアップアーティスト、映画監督。有限会社西村映造の代表取締役。日本映画監督協会会員。
目次
1 来歴・人物
2 監督作品
2.1 映画
2.2 テレビドラマ
2.3 WEBドラマ
2.4 PV
3 その他の参加作品
3.1 映画
3.2 テレビドラマ
3.3 ゲーム
3.4 舞台
3.5 バラエティ番組
4 受賞
5 執筆
6 関連項目
7 脚注
8 外部リンク
来歴・人物
東京都台東区浅草出身[1]。幼少時より映画作品に強い関心を持ち、レイ・ハリーハウゼンによる「シンドバッドシリーズ」に感銘を受け特殊造形の道を志す[1]。学生時代から自主映画を制作。特殊造型、特殊メイク、撮影、照明ほか、映像制作に必要な技術を独学で習得する[1]。
園子温とは大学生時代からの映画仲間。また蓮舫、TOKMAも彼の自主映画『聖者が街にやって来た』に出演している。
青山学院大学卒業後、太陽企画入社。CM制作会社に入りプロの現場を学ぶ。
1995年、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』オフシアター部門で、自主制作映画『限界人口係数』が審査員特別賞を受賞。同時期太陽企画を退社。照明部としてアルバイトをしながら多くの作品に特殊造型・特殊メイクを担当する。
映画表現における「残酷効果」なる新分野を打ち出した。[要出典]
2004年、ゆうばり出資により全編夕張ロケの『スピーカーマン』を監督。
2008年、劇場映画初監督作品『東京残酷警察』を発表。本作でおよそ73もの映画祭にノミネートし、内5つにおいて金賞・観客賞などを受賞。
2010年、『古代少女隊ドグーンV』を監督し、テレビ地上波にも進出。
監督作品
映画
- 限界人口係数(1995年)
- スピーカーマン THE BOO(2004年)
東京残酷警察(2008年)
吸血少女対少女フランケン(2009年 友松直之監督と共同)
『きょーれつ! もーれつ! 古代少女ドグちゃんまつり! スペシャルムービー・エディション』(2009年 パイロット版監督)
戦闘少女 血の鉄仮面伝説(2010年)
ヘルドライバー(2011年)
劇場版はらぺこヤマガミくん(2011年 井口昇監督、塩崎遵監督と共同)- Z is for Zetsumetsu/絶滅(「ABC・オブ・デス」の一編)(2012年)
- 地獄の調理師(「The Profane Exhibit」の一編)(2012年)
ZOMBIE TV(2013年 田代尚也監督、幕野まえり監督と共同)
虎影(2015年)- yellow road(「フールジャパン 鉄ドンへの道」の一編)(2016年)
蠱毒 ミートボールマシン(2017年)
テレビドラマ
古代少女隊ドグーンV(2010年、毎日放送 )[2]
ウルトラゾーン(2012年)
GIVER 復讐の贈与者(2018年、テレビ東京)
WEBドラマ
はらぺこヤマガミくん 全25話中10話分(2011-2012年、YouTube・ニコニコ動画)
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙 第3話「自由への旅立ち」(2015年、dTV) 樋口真嗣総監督
PV
KILLER(2011年) ザ50回転ズ
その他の参加作品
映画
- うつしみ(1999年園子温監督作) 美術
- Afternoon Show(1999年前島誠二郎監督作) 特殊造形
- レイジング・ユーバリ(1999年前島誠二郎監督作) 視覚効果
自殺サークル(2002年園子温監督作) 美術- アトピー刑事(2003年井口昇監督作) 照明
- 恋する幼虫(2004年井口昇監督作) 特殊メイク・造形
- 盲獣VS一寸法師(2004年石井輝男監督作)特殊効果
怪談新耳袋劇場版 幽霊マンション(2005年吉田秋生監督作) 特殊メイク- リアルメン・スタンド!(2006年戸梶圭太監督作) 監督補/照明/特殊メイク/特殊造型
おいら女蛮(2006年井口昇監督作) 特殊メイク・造形- 映画監督になる方法(2006年松梨智子監督作) 特殊美術
怪談新耳袋 ノブヒロさん(2006年豊島圭介監督作) 造型
MEATBALL MACHINE(2006年山口雄大監督作) 特技監督
紀子の食卓(2006年園子温監督作) 特殊造形
エクステ(2007年園子温監督作) 特殊造形- 夢まで百億光年(2007年戸梶圭太監督作) 造型監修
クワイエットルームにようこそ(2007年松尾スズキ監督作) 特殊造形
魁!!男塾(2008年坂口拓監督作) 特殊メイク- 幽霊vs宇宙人 略奪愛(2008年豊島圭介監督作) 特殊造形
- 幽霊vs宇宙人 ロックハンター伊右衛もん(2008年清水崇監督作) 特殊造形
片腕マシンガール(2008年井口昇監督作) 残酷効果・特殊造型監督
赤んぼ少女(2008年井口昇監督作) 特殊メイク・特殊造型
ハード・リベンジ、ミリー(2008年辻本貴則監督作) 特殊造形監修
制服サバイガール1&2(2008年金子大志監督作) 特殊造形監修
L change the WorLd(2008年中田秀夫監督作) 特殊造形監修
愛のむきだし(2009年園子温監督作) 特殊メイク・特殊造型
激情版エリートヤンキー三郎(2009年山口雄大監督作) 特殊造形- 援助交際撲滅運動 STOP THE BITCH CAMPAIGN(2009年鈴木浩介監督作) 特殊造形
テケテケ1&2(2009年白石晃士監督作) 特殊造形監修・キャラクターデザイン
非女子図鑑「魁!! みっちゃん」(2009年坂口拓監督作) 特殊美術
ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル(2009年辻本貴則監督作) 残酷効果監修
サムライプリンセス 外道姫(2009年梶研吾監督作) 残酷効果監督
ロボゲイシャ(2009年井口昇監督作) 残酷効果監督
悪夢のエレベーター(2009年堀部圭亮監督作) 特殊造形- 逆襲! スケ番☆ハンターズ〜 地獄の決闘 〜(2010年奥田真一監督作) 特殊造型監督
- 爆発! スケ番☆ハンターズ 〜 総括殴り込み作戦 〜(2010年中平一史監督作) 特殊造型監督
ゴスロリ処刑人(2010年小原剛監督作) 特殊造型監督
シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど(2010年) 特殊メイク
冷たい熱帯魚(2011年園子温監督作)
電人ザボーガー(2011年井口昇監督作)特殊造型監督・キャラクターデザイン[3]
極道兵器(2011年坂口拓・山口雄大監督作)
ラビット・ホラー3D (2011年、清水崇監督作)
富江 アンリミテッド(2012年、井口昇監督作)特殊メイク
ゾンビアス(2012年、井口昇監督作)特殊メイク
デッド寿司(2013年、井口昇監督作)特殊メイク
めめめのくらげ(2013年、村上隆監督作)監督補
ヌイグルマーZ(2014年、井口昇監督作)特殊メイク
ハイサイゾンビ(2014年、高山創一監督作)特殊メイク
進撃の巨人(2015年、樋口真嗣監督作)特殊造形プロデューサー
【ら】(2015年、水井真希監督作)プロデューサー、監督補
ハルサーエイカー(2015年、岸本司監督作)スーツ造形監修
Zアイランド(2015年、品川ヒロシ監督作)特殊造形監修- O is for Ochlocracy/衆愚政治(「ABC・オブ・デス2」の一編、2015年、大畑創監督作)特殊メイク[4]
シン・ゴジラ(2016年、庵野秀明総監督、樋口真嗣監督作)特殊造形プロデューサー
亜人(2017年、本広克行監督作)特殊造形プロデューサー
曇天に笑う(2018年、本広克行監督作)特殊造形プロデューサー
テレビドラマ
怪奇大作戦 セカンドファイル(2007年) 特殊メイク
古代少女ドグちゃん(2009年) 特殊造形
SOIL ソイル(2010年) 特殊造形
古代少女隊ドグーンV(2010年) 特殊造形
ゲーム
真・女神転生IV(2013年) 新規悪魔デザイン[5]
舞台
- 劇団ブルー・スエード・シューズ「カノン」(1993年11月4日 - 7日、キッド・アイラック・アート・ホール) - 作・演出(石塚鐘大と共同)、劇中映像
- 歌舞伎座さよなら公演 十二月大歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」(2009年12月2日 - 26日、歌舞伎座) - 特殊メイク
- 「プルートゥ PLUTO」(2015年1月9日 - 2月1日、Bunkamuraシアターコクーン/2015年2月6日 - 11日、森ノ宮ピロティホール)
バラエティ番組
- 情熱大陸 斎藤工(2015年1月18日、TBS)
- 第7回沖縄国際映画祭-人気俳優&女優がぶっちゃけ話SP-(2015年3月29日、日本テレビ)
アウト×デラックス(2015年6月4日、フジテレビ)- ジドリ 斎藤工(2015年12月5日、NHK総合)
受賞
限界人口係数
ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門審査員特別賞:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭95
東京残酷警察
'Best Film" and "Best FX" : ブエノスアイレス・ロジョ・サングレ国際映画祭(アルゼンチン)
Best Make-up:Fantaspoa
Special Mention:プチョン国際ファンタスティック映画祭
観客賞・金賞:Fantasia(モントリオール)
観客賞:Night Visions Film Festival(フィンランド)
吸血少女対少女フランケン
観客賞・銅賞:Fantasia(モントリオール)
ブロンズ賞:Sainte Maxime International Horror Film Festival 2009 Midnight X-Treme部門(フランス)
最優秀作品賞 :Devildead.com選出(フランス)
観客賞:ニューヨークアジアンフィルムフェスティバル(アメリカ)
戦闘少女 血の鉄仮面伝説
シッチェス・カタロニア国際映画祭 CARNET JOVE部門「Best Motion Picture MIDNIGHT X-TREME」受賞
執筆
- 映像+(グラフィック社)
- 連載「映画にA級とかB級とか言ってんじゃねーよ」
関連項目
- 日本の映画監督一覧
- 井口昇
- 園子温
- 清水崇
- 水井真希
脚注
- ^ abc「西村喜廣 特殊造形監督・キャラクターデザイン」『別冊映画秘宝 『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』 洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、pp.12-15。ISBN 978-4-86248-805-3。
^ 第3・11話。
^ 「空手の師匠」として出演。
^ “「ホラー秘宝まつり」大畑創監督が手がけたオープニングムービー公開!”. ホラサスDAYS (2015年6月15日). 2016年3月22日閲覧。
^ オモイカネ、プルート、Pアーミー、ヤソマガツヒ。『真・女神転生Ⅳ 公式設定画集』167-170pより。
外部リンク
- 有限会社西村映造 OFFICIAL HP
- 西村喜廣 公式ブログ「映造日記」
西村喜廣 (@ni4yo4) - Twitter
西村喜廣 - allcinema
西村喜廣 - KINENOTE
Yoshihiro Nishimura - インターネット・ムービー・データベース(英語)