稲敷市
いなしきし 稲敷市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
大杉神社 | |||||
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 茨城県 | ||||
団体コード | 08229-5 | ||||
法人番号 | 4000020082295 | ||||
面積 | 205.81km2 | ||||
総人口 | 40,634人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 197人/km2 | ||||
隣接自治体 | 潮来市、龍ケ崎市、牛久市、稲敷郡阿見町、美浦村、河内町 千葉県:香取市、香取郡神崎町 | ||||
市の木 | 桜 | ||||
市の花 | 菊 | ||||
市の鳥 | ウグイス | ||||
稲敷市役所 | |||||
市長 | 筧信太郎 | ||||
所在地 | 〒300-0595 茨城県稲敷市犬塚1570番地1 北緯35度57分23.5秒東経140度19分26.2秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||||
ウィキプロジェクト |
稲敷市(いなしきし)は、茨城県南部に位置する市である。
目次
1 地理
1.1 隣接している自治体
2 人口
3 歴史
3.1 沿革
3.1.1 稲敷市発足前
3.1.2 稲敷市発足後
3.2 行政区域変遷
4 行政
4.1 歴代市長
4.2 市役所
4.3 市議会
4.4 広域事務
4.5 第三セクター等
4.6 公共施設
5 経済
5.1 産業
5.2 商業
6 姉妹都市・提携都市
6.1 海外
7 地域
7.1 教育
7.1.1 高等学校
7.1.2 中学校
7.1.3 小学校
8 交通
8.1 鉄道
8.2 バス
8.3 道路
9 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
10 著名な出身者
11 その他
12 脚注
13 関連項目
14 外部リンク
地理
- 河川: 利根川、新利根川、破竹川
- 湖沼: 霞ヶ浦
隣接している自治体
茨城県
- 龍ケ崎市
- 潮来市
- 牛久市
稲敷郡美浦村
- 稲敷郡阿見町
- 稲敷郡河内町
千葉県
- 香取市
香取郡神崎町
人口
稲敷市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 稲敷市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 稲敷市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
稲敷市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
「信太郡」も参照
沿革
稲敷市発足前
1936年(昭和11年)3月 - 水郷大橋が開通。
1953年(昭和28年)5月18日 - 国道123号(現在の国道51号)と国道125号が制定。
1967年(昭和42年)5月 – 神崎大橋が開通。
1982年(昭和57年)4月1日 - 国道408号が制定。
稲敷市発足後
2005年(平成17年)3月22日 - 江戸崎町・新利根町・東町・桜川村が合併し、稲敷市が発足。
2009年(平成21年)3月21日 - 圏央道 稲敷ICが供用開始。
2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災によって震度6弱を観測
2014年(平成26年)4月12日 - 圏央道 稲敷東ICが供用開始。
行政区域変遷
変遷の年表
稲敷市市域の変遷(年表) | ||
---|---|---|
年 | 月日 | 現稲敷市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の町村が発足。[1][2]
|
1896年(明治29年) | 4月1日 | 信太郡と河内郡が合併し稲敷郡が発足。 |
1899年(明治32年) | 4月1日 |
|
1954年(昭和29年) | 11月3日 | 江戸崎町・君賀村・沼里村・鳩崎村・高田村が合併し、江戸崎町が発足。 |
1955年(昭和30年) | 1月5日 | 本新島村・十余島村・伊崎村が合併し東村が発足。 |
4月1日 |
| |
1956年(昭和31年) | 9月30日 |
|
1958年(昭和33年) | 2月20日 | 大須賀村は東村に編入。 |
1966年(昭和41年) | 旧十余島村の一部(神崎神宿、神崎本宿、小松の各一部)を神崎町が編入。 | |
1973年(昭和48年) |
| |
1978年(昭和53年) | 桜川村の一部(神宮寺の一部)は東村に編入。 | |
1996年(平成8年) | 6月1日 | 新利根村は町制施行し新利根町となる。 |
9月1日 | 東村は町制施行し東町となる。 | |
2005年(平成17年) | 3月22日 | 江戸崎町・新利根町・東町・桜川村が合併し、稲敷市が発足。 |
変遷表
稲敷市市域の変遷表(※細かな境界の変遷は省略) | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1868年 以前 | 明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | ||||
信太郡 | 江戸崎村 | 江戸崎町 | 明治29年4月1日 稲敷郡発足 | 昭和29年11月3日 江戸崎町 | 江戸崎町 | 平成17年3月22日 稲敷市 | 稲敷市 | |||
犬塚村 | ||||||||||
村田村 | 君賀村 | |||||||||
羽賀村 | ||||||||||
松山村 | ||||||||||
上君山村 | ||||||||||
下君山村 | ||||||||||
蒲ケ山村 | 沼里村 | |||||||||
月出里村 | ||||||||||
時崎村 | ||||||||||
沼田村 | ||||||||||
小羽賀村 | ||||||||||
鳩崎村 | 鳩崎村 | |||||||||
佐倉村 | ||||||||||
古渡村 | ||||||||||
河内郡 | 高田村 | 高田村 | ||||||||
椎塚村 | ||||||||||
駒塚村 | ||||||||||
桑山村 | ||||||||||
下根本村 | 根本村 | 昭和30年4月1日 新利根村 | 平成8年6月1日]] 町制 | |||||||
上根本村 | ||||||||||
中山村 | 柴崎村 | |||||||||
柴崎村 | ||||||||||
伊佐津村 | ||||||||||
伊佐津新田 | ||||||||||
戌渡新田 | ||||||||||
角崎村 | ||||||||||
狸穴村 | ||||||||||
寺内村 | 明治元年頃 寺内村 | 太田村 | ||||||||
明治元年頃 小野村 | ||||||||||
下太田村 | ||||||||||
堀川村 | ||||||||||
阿波村 | 阿波村 | 昭和31年9月30日 桜川村に編入 | 桜川村 | |||||||
神宮寺村 | ||||||||||
甘田村 | ||||||||||
四箇村 | ||||||||||
南山来村 | ||||||||||
須賀津村 | ||||||||||
古渡村 | 古渡村 | 昭和30年4月1日 桜川村 | ||||||||
柏木古渡村 | ||||||||||
柏木村 | ||||||||||
堀之内村 | ||||||||||
羽生村 | ||||||||||
岡飯出村 | ||||||||||
飯出村 | ||||||||||
三次村 | ||||||||||
上馬渡村 | ||||||||||
下馬渡村 | ||||||||||
信太郡 | 浮島村 | 浮島村' | ||||||||
香取郡 | 上須田村 | 本新島村の一部 | 明治32年4月1日 本新島村 | 昭和30年1月5日 東町 | 平成8年9月1日 町制 | |||||
上之島村 | ||||||||||
西代村 | ||||||||||
石納村の一部 | ||||||||||
飯島村の一部 | ||||||||||
八筋川村の一部 | 新島村の一部 | |||||||||
大島村の一部 | ||||||||||
三島村の一部 | ||||||||||
境島村の一部 | ||||||||||
佐原新田の一部 | 佐原町の一部 | |||||||||
押砂村 | 十余島村 | 明治32年4月1日 稲敷郡に移行 | ||||||||
結佐村 | ||||||||||
六角村 | ||||||||||
四ツ谷村 | 明治元年 四ツ谷村 | |||||||||
明治元年 余津谷村 | ||||||||||
曲淵村 | ||||||||||
橋向村 | ||||||||||
清久島村 | ||||||||||
手賀組新田 | ||||||||||
佐原組新田 | ||||||||||
下須田新田 | ||||||||||
阿波崎新田 | ||||||||||
河内郡 | 下須田村 | 伊崎村 | [明治29年4月1日 稲敷郡発足 | |||||||
伊佐部村 | ||||||||||
阿波崎村 | ||||||||||
釜井村 | ||||||||||
福田村 | 大須賀村 | 昭和33年2月20日 東村に編入 | ||||||||
幸田村 | ||||||||||
脇川村 | ||||||||||
中島村 | ||||||||||
清水村 | ||||||||||
町田村 | ||||||||||
大沼村 | 明治12年 東大沼村 | |||||||||
市崎村 |
行政
- 市長:筧信太郎(2018年11月25日就任、1期目)
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 高城功 | 2005年5月1日 | 2009年4月30日 | |
2-4代 | 田口久克 | 2009年5月1日 | 2018年10月14日 | 在職中死去 |
5代 | 筧信太郎 | 2018年11月25日 | 現職 |
市役所
2016年(平成28年)5月6日(金)市役所新庁舎(犬塚1570番地1)開庁し、部課を集約化。
- 市役所(犬塚1570番地1)
- 東支所(旧 東庁舎)
- 新利根地区センター(旧 新利根庁舎)
- 桜川地区センター(旧 桜川庁舎)
- 生涯学習課(江戸崎公民館)
- 健康増進課(江戸崎保健センター)
市議会
- 定数:20[3]
- 任期:2014年12月22日~2018年12月21日
- 議長:
- 副議長:
- 会派(議席):無所属(18)・公明党(3)・日本共産党(1)
- 議場は東庁舎にある。
広域事務
- 茨城県市町村総合事務組合
- 茨城租税債権管理機構
- 龍ヶ崎地方衛生組合
- 江戸崎地方衛生土木組合
- 稲敷地方広域市町村圏事務組合
第三セクター等
- 稲敷市農業公社
公共施設
- 稲敷市立図書館
経済
産業
- 主な産業
- 特産物:米、ブロッコリー(東)、レンコン(桜川)、カボチャ(江戸崎)、イチジク(新利根)、淡水真珠(東)
ネスレ日本霞ヶ浦工場[4](桜川)
- 産業人口
商業
- 大規模商業施設
パルナ
アピタ佐原東店
- パンプ(江戸崎)
- しんとねcom(新利根)
姉妹都市・提携都市
海外
サーモンアーム市(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)
1990年2月19日姉妹都市提携(旧東町との提携継続)
地域
教育
高等学校
- 茨城県立江戸崎総合高等学校
中学校
- 稲敷市立江戸崎中学校
- 稲敷市立新利根中学校
- 稲敷市立東中学校
- 稲敷市立桜川中学校
小学校
- 稲敷市立江戸崎小学校
- 稲敷市立沼里小学校
- 稲敷市立高田小学校
- 稲敷市立新利根小学校
- 稲敷市立阿波小学校
- 稲敷市立浮島小学校
- 稲敷市立古渡小学校
- 稲敷市立新東小学校
- 稲敷市立あずま北小学校
- 稲敷市立あずま東小学校
- 稲敷市立あずま西小学校
交通
鉄道
- 当市に鉄道はなく、JTB時刻表によると、江戸崎バス停が中心駅の扱いとなっている。
バス
鉄道路線は市内を通らないものの、かつて日本国有鉄道が鉄道を補完する役割として常磐線土浦駅と成田線佐原駅の間に自動車路線を設けていた。現在はジェイアールバス関東が運行しているが、佐原方面の運行からは撤退した。代替路線として公的補助を受けた「桜東バス」が現在同区間を運行しているが、依然として佐原方面の利便性は低い。
路線バスは、おもに江戸崎と土浦市・龍ケ崎市・香取市佐原地区(途中乗り換え)を結ぶ路線が運行されている。江戸崎の中心部には、国鉄自動車路線の「自動車駅」を継承した江戸崎バスターミナル(2015年3月に稲敷市がジェイアールバス関東から購入)があり、桜東バス・ブルーバス・稲敷市コミュニティバスも乗り入れる。これまで、関東鉄道、および後述する実証実験のバスは経由していなかったが、乗り継ぎをしやすくするためという理由で2018年10月1日付けで江戸崎バスターミナルに移設された。[5]
高速バスは鉾田市鉾田地区と東京を結ぶ「あそう号」が東地区にバス停(上西代)を設置して経由する。2016年7月16日から2016年12月25日までの間は、稲敷市を含めた5市町村による高速バス実証実験として、成田空港やあみプレミアム・アウトレットへ向かうバスが1時間に1本の割合で運行され、その補完として「稲敷美浦シャトルバス」も運行される。
ジェイアールバス関東 - 土浦支店
- 土浦駅 - 阿見 - 木原 - 美浦トレセン前 - 江戸崎(霞ヶ浦線)
- 土浦駅 - 阿見 - 君島 - 江戸崎(君島線)
関東鉄道 - 江戸崎車庫、土浦営業所
- 佐貫駅 - 竜ヶ崎駅 - 江戸崎(2018年10月1日付けでジェイアールバス関東の江戸崎バス停と同じ場所に移設された)
桜東バス(晃進物流)
- 常陸幸田 - 西代 - 佐原(佐原・江戸崎線)
- 江戸崎 - 阿波 - 常陸幸田(佐原・江戸崎線 阿波経由)
- 江戸崎 - 浦向 - 常陸幸田(佐原・江戸崎線 浦向経由)
- 江戸崎 - 新利根庁舎入口 - ふれあいセンター(江戸崎・角崎線)
- 西代 - 橋向 - 常陸幸田 - 西小学校(十余島線)
ブルーバス (茨城県) ※江戸崎、桜川(阿波)地区で通学需要を主に担う代替路線を運行する
- 江戸崎 - 合同庁舎前 - 江戸崎総合高校前 - 神宮寺 - 桜川庁舎
- 江戸崎 - 合同庁舎前 - 江戸崎総合高校前 - 古渡 - 桜川庁舎
- 江戸崎 - 江戸崎総合高校 - 吹上 - 鳩崎小前 - 野原集落センター
- アピタ・パルナ前 - 本新中央 - 浮島郵便局 - 桜川庁舎
- 稲敷市コミュニティバス(さくら自動車株式会社[6])
- 江戸崎 - 稲敷市内循環(2013年1月運行開始)
- 圏央道北東エリア 高速バス実証実験
- 高速バス:あみプレミアム・アウトレット - 稲敷美浦バスターミナル(パンプ近辺に設置) - 道の駅発酵の里こうざき - 成田空港第1ターミナル(ジェイアールバス関東土浦支店・関東鉄道土浦営業所の共同運行)※2016年12月25日をもって運行終了
- 稲敷美浦シャトルバス:稲敷美浦バスターミナル - 稲敷市役所 - 美浦トレセン前 - 美浦村役場(さくら自動車の運行)※2016年12月25日をもって運行終了
道路
高速道路
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)
- (牛久市・常磐道方面) - 江戸崎PA - (84)稲敷IC - (85)稲敷東IC - (稲敷郡河内町・東関東道方面)
一般国道
- 国道51号
- 国道125号
- 国道408号
主要地方道
- 茨城県道2号水戸鉾田佐原線
- 茨城県道5号竜ヶ崎潮来線
- 茨城県道11号取手東線
- 茨城県道25号土浦江戸崎線
- 茨城県道49号江戸崎新利根線
一般県道
- 茨城県道101号潮来佐原線
- 茨城県道103号江戸崎下総線
- 茨城県道107号江戸崎神崎線
- 茨城県道206号新川江戸崎線
- 茨城県道231号稲敷阿見線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
こもれび森のイバライド(旧江戸崎農業公園ポティロンの森)- 横利根閘門ふれあい公園
- 和田公園
- 大利根東公園
- 大念寺
- 江戸崎祇園祭(佐原囃子系の下座の演奏で山車が引き廻される)
著名な出身者
稲妻雷五郎(力士、第7代横綱)
川尻達也(総合格闘家)
坂本大空也(プロ野球選手)
椎野大輝(プロボクサー)第43代OPBF東洋太平洋バンタム級チャンピオン
松本楓湖(画家)
高須四郎(軍人、海軍大将)
来栖良夫(児童文学作家)
染谷美代子(1973年ミス・ユニバース日本代表)
吉澤彩(よしざわひかり、馬術選手)
その他
東京タワーや水戸テレビ・ラジオ放送所から離れており、また成田国際空港が隣接していることもあってテレビ放送の受信障害がしばしば発生する。- 合併により、同じ市内に市外局番が3つ存在する。旧江戸崎町・旧桜川村が029、旧新利根町が0297、旧東町が0299である。
脚注
^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201より
^ “稲敷市議選が2日告示 21人が立候補”. 2018年12月24日閲覧。
^ http://www.nestle.co.jp/japan/j/profile/group.asp
^ http://kantetsu.co.jp/img/news/2018/18092102_bus/info.pdf 関東鉄道バス停留所移設のお知らせ(2018年9月21日付け)
^ 茨城県の貸切バス・契約送迎バス - さくら自動車株式会社
関連項目
- 日本の地方公共団体一覧
茨城ゴールデンゴールズ - 市内に本拠地がある。- 萩本欽一
- 茨城県の合併新市・新町一覧
外部リンク
- 国土地理院 地形図閲覧システム 2万5千分1地形図名:江戸崎
- 公式ウェブサイト
茨城県稲敷市(公式) (@inashiki_city) - Twitter
- 稲敷市観光協会
|