東村
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ひがしそん 東村 | |
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![]() 慶佐次湾のヒルギ林 | |
国 | ![]() |
地方 | 九州地方、沖縄地方 |
都道府県 | 沖縄県 |
郡 | 国頭郡 |
団体コード | 47303-1 |
法人番号 | 4000020473031 |
面積 | 81.88km2 |
総人口 | 1,642人 (推計人口、2019年1月1日) |
人口密度 | 20.1人/km2 |
隣接自治体 | 名護市、 国頭郡国頭村、大宜味村 |
村の木 | ヒルギ |
村の花 | ツツジ |
村の鳥 | ノグチゲラ |
東村役場 | |
村長 | 伊集盛久 |
所在地 | 〒905-1204 沖縄県国頭郡東村字平良804番地 北緯26度38分0.2秒東経128度9分24.5秒座標: 北緯26度38分0.2秒 東経128度9分24.5秒 |
外部リンク | 東村 花と水とパインの村 - 公式サイト |
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
ウィキプロジェクト |

宮里藍がワールドカップ女子ゴルフで優勝したさい、役場に掲出された祝福メッセージ(2005年2月撮影)

福上湖
東村(ひがしそん)は、沖縄県の沖縄本島北部に位置し、太平洋(フィリピン海)に面する村である。
ツツジが村の花とされており、毎年3月にはツツジ祭りが開かれる。山原の自然などで知られ、県内におけるエコツーリズムの草分け的な地域である。国頭村、大宜味村と共に世界自然遺産の候補地である。
目次
1 地理
1.1 地区
1.2 隣接している自治体
1.3 人口
2 歴史
3 行政
4 軍事施設
4.1 米軍専用施設
5 産業
6 教育
7 交通
7.1 路線バス
7.2 主な道路
8 医療
9 名所・観光スポット・祭事・催事
10 出身有名人
11 脚注・出典
12 外部リンク
地理
沖縄本島北部、国頭郡の東部に位置する。高江、宮城、川田、平良、慶佐次、有銘の6区からなり、役場をはじめとした村の施設は平良に集中している。
北東部には沖縄県最大のダムである福地ダムがある。北部から国頭村南東部にかけては在日米軍の北部訓練場である。
- 山: 伊湯岳(標高446.2m)※玉辻山は大宜味村である
- 河川: 二級河川(福地川、新川川、有銘川)、普通河川(慶佐次川)
- 湖沼: 福上湖(福地ダム)、新川湖(新川ダム)
地区
村内の大字は以下のとおり。
高江(たかえ)
- 村の北部に位置。高江小学校、新川ダム、米軍北部訓練場があり、国頭村に接している。
宮城(みやぎ)
- 高江の西隣に位置。種苗管理センター沖縄農場がある。
川田(かわた)
- 宮城、平良に隣接。東小中学校、東漁港、福地ダムがある。
平良(たいら)
- 村の中心地。公共施設が集中する。
慶佐次(げさし)
- 平良の西隣に位置。慶佐次漁港がある。慶佐次湾にはマングローブが広がりエコツーリズムが盛んで食堂もある。かつては、在日米軍の慶佐次通信所および、海上保安庁のロランC局があった。
有銘(あるめ)
- 村の南部に位置。有銘小学校があり、名護市に接している。
隣接している自治体
名護市(1970年7月まで南隣が久志村、南西隣が羽地村)
国頭郡:国頭村、大宜味村
人口
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東村と全国の年齢別人口分布(2005年) |
東村の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 東村 ■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
東村(に相当する地域)の人口の推移![]() ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
歴史
1923年 - 当時の久志村(現在の名護市の一部)から北部6集落(有銘・慶佐次・平良・川田・宮城及び高江)が分村し、東村となる。役場は川田に置かれた。
1974年 - 沖縄県最大のダム福地ダムが完成。
1981年 - 未開通だった主要地方道名護国頭線(県道70号・現在の国頭東線)の東村高江 - 国頭村安波間が開通し、沖縄本島一周道路が完成。
1993年 - 名護国頭線(県道70号線)の名護市二見 - 東村平良間と東大宜味線(県道80号線)全線が国道331号に昇格。
2016年 - 9月15日、国頭村、大宜味村の一部と共に村域の一部が国内33箇所目の国立公園としてやんばる国立公園に指定。
行政
村長部局に総務財政課、企画観光課、住民課、福祉保健課、建設環境課、農林水産課の6課を置く。また、村長部局の他に議会事務局、教育委員会、選挙管理委員会、農業委員会、監査委員事務局の各事務局を持つ。
- 村長 伊集盛久(いじゅ せいきゅう)(2007年5月から)
- 副村長 金城紀昭(きんじょう のりあき)
- 教育長 比嘉一之(ひが かずゆき)
軍事施設
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米軍専用施設
- 北部訓練場
産業
主な産業は第一次産業。パイナップルやかぼちゃの栽培が盛ん。
教育
全て公立(村立)である。
- 東小中学校
- 有銘小学校
- 高江小学校
- 東幼稚園
- 有銘幼稚園
交通
路線バス
コミュニティバスの運行に伴い2018年10月1日に村内を運行していた73番全線と78番の村内区間が廃止されたため、沖縄本島内の市町村で唯一、県内大手の路線バスが運行されていない。
コミュニティバス - 東村内でかつて運行されていた路線バスと類似したルートを2路線運行している。運賃無料。いずれも67番(辺土名線:名護バスターミナル - 辺土名バスターミナル間)に接続する。
- 平良・源河線:名護市源河 - 有銘 - 慶佐次 - 平良 - 東村役場
- 高江・大宜味線:大宜味村白浜 - 平良(東村役場) - 川田 -宮城 - 高江
一般路線バスは2018年10月1日の廃止直前の時点で以下の2路線が運行されていた。
詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照
名護バスターミナル(名護市)より村の中心部の「平良」バス停まで2系統の路線バスが運行していたが、運行本数は限られていた[1]。なお、いずれの系統も琉球バス交通と沖縄バスとの共同運行であった。
- 73番(川田線、名護市 - 大宜味村 - 東村)塩屋経由
名護バスターミナル - 名護十字路 - 伊差川 - 真喜屋 - 源河 - 塩屋入口 - 平良 - 川田 - 魚泊 - 高江
- 78番(名護東部線、名護市 - 東村)二見経由
- 名護バスターミナル - 名護十字路 - 世富慶 - 二見入口 - 瀬嵩 - 三原 - 嘉陽 - 天仁屋入口 - 慶佐次 - 平良 - 東村役場前
- 73番(川田線、名護市 - 大宜味村 - 東村)塩屋経由
- かつて、78番は東村役場前終点ではなく塩屋経由で名護に戻る循環路線(名護東部(二見)線)となっていたほか、逆周りの路線(74番、名護東部(平良)線)も運行していた。また、73番は魚泊が終点であったが、2003年3月29日から運行区間が延長された。
- 両系統とも2018年10月1日に廃止(73番は系統廃止、78番は東村内が廃止され区間短縮)された。[2]
- 両系統とも2018年10月1日に廃止(73番は系統廃止、78番は東村内が廃止され区間短縮)された。[2]
主な道路
- 国道331号
沖縄県道70号国頭東線(主要地方道)- 沖縄県道14号線
- 村外への道順
- 国道331号を北へ向かうと大宜味村塩屋へ至る(同地にある国道58号との交点が国道331の終点となる)。
- 国道58号を南下し、許田ICから沖縄自動車道を利用すると那覇市まで2時間程度で到達する[要出典]。
- 国道331号を南へ向かうと名護市東部へ、県道14号線を利用すると名護市源河へ至る。
- 国道331号を南下し、名護市二見から国道329号を経由すると宜野座ICへ至る。
- 県道70号線を北上すると国頭村奥地域に到達するが、国頭村の中心集落(辺土名)には大宜味村を経由した方が早い。
医療
- ランデブーポイント[3] 5箇所
※民間救急ヘリコプターMESHのヘリポートとして使用
名所・観光スポット・祭事・催事
- つつじ祭り(毎年3月)
- 村民の森つつじエコパーク
慶佐次湾のヒルギ林(マングローブ)(日本の重要湿地500)- 福地川海浜公園
- ながはま海岸
出身有名人
宮里藍(プロゴルファー)
宮里聖志(プロゴルファー)
宮里優作(プロゴルファー)
吉本久也(元重量挙げオリンピック選手)
島袋正雄(国の無形文化財保持者(人間国宝))
脚注・出典
^ 塩屋経由(73番)と、二見経由(78番)とを合わせて1日6便、往復計12本。
^ 【お知らせ】平成30年10月1日新那覇バスターミナル開業に伴うダイヤ改正について(北部) 沖縄バスホームページ - 2018年10月8日閲覧
^ 国頭消防管内 Archived 2013年3月13日, at the Wayback Machine. NPO法人MESHサポート2011年9月27日現在
外部リンク
東村 花と水とパインの村 - 公式サイト
オープンストリートマップには、東村に関連する地理データがあります。
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