東村山市
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2014年5月) |
ひがしむらやまし 東村山市 | |||
---|---|---|---|
正福寺地蔵堂 | |||
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 関東地方 | ||
都道府県 | 東京都 | ||
団体コード | 13213-6 | ||
法人番号 | 1000020132136 | ||
面積 | 17.14km2 | ||
総人口 | 150,101人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||
人口密度 | 8,757人/km2 | ||
隣接自治体 | 東久留米市、清瀬市、東大和市、小平市 埼玉県所沢市 | ||
市の木 | ケヤキ (1974年9月25日制定) | ||
市の花 | ツツジ (1974年9月25日制定) | ||
市の鳥 | ハクセキレイ (1994年12月1日制定) | ||
東村山市役所 | |||
市長 | 渡部尚 | ||
所在地 | 〒189-8501 東京都東村山市本町一丁目2番地3 北緯35度45分16.6秒東経139度28分6.6秒 | ||
外部リンク | 東村山市 | ||
■ ― 区 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |||
特記事項 | 人口は推計人口 人口密度8568.3人/km2(2006年6月1日) | ||
ウィキプロジェクト |
東村山市(ひがしむらやまし)は、東京都の多摩地域北部にある人口約15万人の市。
高田馬場駅まで西武新宿線で最短21分(特急)という地の利から、ベッドタウンとして開発が進められた。
目次
1 地理
1.1 隣接する自治体
2 歴史
3 産業
3.1 農業
3.2 工業
3.3 商業
3.4 スーパー、ディスカウントストア
3.5 市内に本社を置く企業
4 人口
4.1 昼夜間人口
5 行政
5.1 市長
5.1.1 歴代市長
5.2 市議会
5.3 広域行政
5.4 その他
6 自治体交流
6.1 国内
6.2 海外
7 国政・都政
7.1 国政
7.2 都政
8 施設
8.1 消防(東京消防庁)
8.2 警察(警視庁)
8.3 水道(東京都水道局)
9 住宅団地
10 教育
10.1 小学校
10.2 中学校
10.3 高等学校
10.4 大学
11 交通
11.1 鉄道
11.2 バス
11.3 道路
12 観光
12.1 名所旧跡等
12.2 祭・イベント
13 著名な出身者
13.1 芸能
13.2 マスコミ
13.3 文化
13.4 スポーツ
14 当市を舞台とする作品
15 その他
16 脚注
17 外部リンク
地理
市域は象の頭部を正面から見たような形をしている。武蔵野台地のほぼ中央、狭山丘陵の東縁に位置する。市内を流れる川(空堀川・野火止用水など)は荒川に注ぎ、多摩川に注ぐものはない。
かつて空堀川は台風が来た時などの大雨が降る度に溢れるほどの水量となっていたが、流路の変更(直線化)、川幅を広げる等の大規模な河川改修工事が完了し、その一部は親水公園となっている。かつて川から水が溢れて、川に隣接する大岱小学校の校庭が水に浸かったことがあった。
当市の出身者でコメディアン、俳優の志村けんの『東村山音頭』によって全国的に市名が知られることとなった。その中にも出てくる多摩湖(村山貯水池)はほとんどが西隣の東大和市にあるものの、新宿副都心開発により閉鎖された淀橋浄水場の代替地となった東村山浄水場があり、都民が恩恵にあずかっている。
市の西部に狭山丘陵の東の縁があるが、市域の大半は武蔵野台地の平坦な土地である。江戸時代の初めに幕府の老中、松平伊豆守信綱が掘らせたことから「伊豆殿堀」とも呼ばれる野火止用水や、狭山丘陵から流れ出している空堀川から水利を得て、畑作が盛んなところだった。
隣接する自治体
- 東 - 東京都東久留米市、清瀬市
- 北 - 埼玉県所沢市
- 西 - 東京都東大和市
- 南 - 東京都小平市
歴史
市域には旧石器時代からの遺跡が分布し、縄文時代には笹塚遺跡をはじめ縄文中期の集落遺跡が数多く分布し、縄文後晩期では下宅部遺跡の存在が知られる。弥生時代の遺跡は皆無で、古墳時代には後期集落は見られるものの、古墳の存在は無い。
律令制下では武蔵国多摩郡に属し、奈良・平安時代の遺跡では完形の瓦塔(東京国立博物館所蔵)が出土した東村山市No.2遺跡のほか、平安時代の池状遺構も見られる。古代には官道である東山道武蔵路の道筋が南北に比定されている。
平安後期には狭山丘陵に武蔵七党の村山党が進出し、一族は鎌倉幕府の御家人となった。鎌倉時代には鎌倉街道の上道が通り、久米川宿を中心とする宿場として栄え、日蓮は佐渡島に流刑される際に当宿に宿泊している。鎌倉末期には武蔵野台地を舞台に新田義貞率いる倒幕軍と幕軍の間で一連の合戦が起こり、市域では久米川の戦いが起きている。また、幕府滅亡後に成立した建武の新政に対して北条氏残党が蜂起した中先代の乱における合戦も起こっている。戦国時代には相模国の戦国大名である後北条氏の領国に含まれ、後北条領国では川越街道が整備されたため、相対的に鎌倉街道の重要性は薄れる。
江戸時代は幕府直轄領となり、武蔵野台地の開拓が進む。また、尾張徳川家の設置した鷹場にも含まれる。明治維新後には野口村、廻田村、久米川村、南秋津村の各村は韮山県、次いで品川県の所属となり、1872年(明治5年)に神奈川県多摩郡の所属となった。1878年(明治11年)には郡区町村編制法により多摩郡北部が北多摩郡となり、1880年(明治13年)には埼玉県入間郡に属していた大岱村も北多摩郡に編入となった。
1889年4月1日の町村制施行の際に、北多摩郡野口村、廻田村、大岱村、久米川村、南秋津村が合併して東村山村(ひがしむらやまむら)となった。村名は、この一帯を村山郷といい、村域がその東部にあったことによるものである。
1894年以来2社8線9駅の鉄道が市内に通じ、古道以来の交通の要衝だったところに、近代には周辺村からの人の流れと物資の集積地としての機能が発生した。鉄道開通による宅地化が進むなかで、現在の栄町一帯は西武新宿線開通後、東京都内の沿線では田無に次ぐ商業地域となっていく。
1942年4月1日に東村山町(ひがしむらやままち)となった。この段階では、東京府内の隣接自治体で最も早い町制だった。
1964年4月1日に東村山市となった。市制と同時に現在の各町が設置され、前後して富士見町に私立中学高校が複数開校した。1967年には新青梅街道、1973年には鉄道の武蔵野線が開通。ベッドタウンとして開発が進められ、都営住宅や団地、官公庁住宅の整備が行われ、現在の市の姿となる。
産業
農業
- 市制以前の主要な産業は畑作で、都内では有数のサツマイモの産地である。養蚕や東京狭山茶の産地として製茶、絹織物の生産も行われる。現在は茶に代わり植木・苗木や梨の生産が多くなっている。
- かつては立川市とならび東京うどの生産や麦作もあった。麦作の伝統により関東地方では少数派のうどん圏(武蔵野うどん)の一部を構成している。昭和30年代にはパン食の普及により小麦出荷で農協が財力を蓄えており、三橋美智也を起用して『東村山音頭』を作成できたとされる。
工業
山崎製パン東村山工場
ポールスタア本社工場
ニチレイバイオサイエンス開発センター・東村山物流センター
浅田飴村山工場- サンフードジャパン東村山工場 (いなげやの子会社。デイリー加工食品を製造)
保谷納豆東村山工場
日機装東村山製作所- 新光東村山工場 (ビームス本体企業の工場)
商業
駅および住宅地に隣接した商店街のほか、大規模商業店舗が一部の駅周辺にある。久米川駅西友の駅直結への反対や、新小平駅水没事故時迂回対策の秋津駅と新秋津駅の連絡通路建設反対による工事中止など、地元商店の保護に積極的である。
商工会が早期に、地名の入らないドメイン名の取得およびサイト開設を行っている。
インターネットの活用としては、2019年1月には市としてインスタグラムのアカウントを開設し、飲食・観光客誘致などを図る取り組みを始めた[1]。
スーパー、ディスカウントストア
西友
- 久米川店
イトーヨーカドー
- 東村山店
ヨークマート
- 東村山店
コープとうきょう
- 東村山駅前店
スーパーあまいけ
- 久米川店
- 青葉町店
- 萩山店
いなげや
- 東村山市役所前店
- 東村山秋津店
オザム
- 美住町店
- ラーレ東村山店
さえき
- 秋津食品館
サミットストア
- 富士見町店
ビッグ・エー
- 東村山本町店
- 東村山青葉店
丸正
- 久米川八坂店
ローソンストア100久米川南口店
Jマート久米川店
ジャパンミート東村山店
ESBI
- 久米川通り店
市内に本社を置く企業
- ポールスタア
- 銀河鉄道
- アドバンス(一休 (居酒屋)の運営会社)
マスターピース(鉄道模型製作会社)
人口
東村山市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 東村山市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 東村山市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
東村山市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
昼夜間人口
2005年に夜間人口(居住者)は144,402人である。市外からの通勤者と通学生および居住者のうちの市内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は115,046人で昼は夜の0.797倍の人口で、夜間に比べて昼の人口は3万人弱ほど減る。昼間人口/夜間人口比が0.8以下の市は東京都区市部に5つしかなく、東村山市がオフィスや工場・学校が少なく住宅の多い都市であることが推察される。
通勤者・通学者で見ると市内から市外へ出る通勤者43,759人、市外から市内へ入る通勤者は18,471人と通勤者では市外へ出る通勤者のほうが多く、学生でも市内から市外に出る通学生は7,124人、市外から市内へ入る通学生は3,056人と学生でも昼は市外へ流出する人数のほうが多い[2]。なお、国勢調査では年齢不詳の者が東京都だけで16万人おり、この項の昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に若干の誤差は生じる。
行政
市長
渡部尚(わたなべ たかし) 2007年5月就任、3期目 無所属(自由民主党・公明党推薦)、元市議長。
- 副市長:荒井浩
- 直近の市長選 - 2015年4月26日執行
- 任期満了日 - 2019年4月30日
歴代市長
- 小山林平(1964年4月~1967年4月、1期。前東村山町長)
- 熊木令次(1967年5月~1983年4月、4期。前市助役。東村山市名誉市民)
- 市川一男(1983年5月~1995年4月、3期。前市助役、元市議)
- 細渕一男(1995年5月~2007年4月、3期。前市商工会長)
市議会
- 定数:25人
- 任期:2015年5月1日 - 2019年4月30日[3]
- 議長:伊藤真一(公明党)
- 副議長:小町明夫(自由民主党市議団)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表者) |
---|---|---|
自由民主党市議団 | 6 | ◎熊木敏己、肥沼茂男、石橋博、小町明夫、土方桂、小林美緒 |
公明党 | 6 | ◎石橋光明、伊藤真一、駒崎高行、村山淳子、渡辺英子、横尾孝雄 |
日本共産党 | 3 | ◎山口美代、佐藤直子、渡辺稔 |
ともに生きよう!ネットワーク | 3 | ◎佐藤真和、大塚恵美子、白石悦子 |
草の根市民クラブ | 2 | ◎矢野穂積、朝木直子 |
立憲民主党 | 2 | ◎奥谷浩一、上町弓子 |
市民自治の会 | 1 | 島崎洋子 |
東村山自由民主党 | 1 | 蜂屋健次 |
計(欠員1) | 24 |
(2018年4月26日現在[4])
広域行政
多摩北部都市広域行政圏協議会
- 多摩地域北東部の西東京市、小平市、東久留米市、清瀬市および当市の5市で施設の相互利用、イベントの共同開催などを行っている。通称「多摩六都」。「六都」とは合併して西東京市になる前の田無市、保谷市を含めたもので、名称は合併後も継承されている。西東京市内に多摩六都科学館を持つ。
- 東京都十一市競輪事業組合
八王子市、武蔵野市、青梅市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、日野市、国分寺市および当市の11市で京王閣競輪を開催している。
東京都四市競艇事業組合
- 小平市、日野市、国分寺市および当市の4市で多摩川競艇を開催している。
- 昭和病院組合
- 清瀬市、小金井市、小平市、西東京市、東久留米市、東大和市、武蔵村山市および当市により組織され、小平市にある公立昭和病院を運営している。
その他
- 当市は革新市政になったことはないものの、市役所では長らく市職労(自治労)の影響力が強く、公明党や日本共産党も強い地盤を持っている。このため、1990年代まで公務員のラスパイレス指数は非常に高く、東京都の日野市・武蔵野市・福生市・小金井市や大阪府箕面市・岸和田市などとともに全国自治体の最上位だった。高水準の給与は2000年代に入ると是正され、現在は平均的水準に抑えられている。
- ベッドタウン開発が着手される前は、農家と富豪の邸宅が若干存在していたことを除き、全域が雑木林で占められていたため、その土地柄を活かして結核患者を対象とした診療所が多く点在していた。このうち、八国山緑地の麓にあった診療所は『となりのトトロ』作中にも出てきている。なお、現在市内に存在する総合病院は、全てその診療所の跡地に建設されている。
自治体交流
国内
柏崎市(新潟県)
1996年10月1日姉妹都市提携
海外
米国・インディペンデンス市(ミズーリ州)
1978年姉妹都市提携。年に一度夏に交換派遣を行っている
中国・蘇州市
2004年11月13日に友好交流都市提携。1986年から民間レベルで交流を行ってきたが、日中国交正常化30周年を機に友好都市となる。
国政・都政
国政
衆議院小選挙区選挙では東京20区(東村山、東大和、清瀬、東久留米、武蔵村山)に属する。近年選出の議員は以下のとおり。
第47回衆議院議員総選挙(2014年12月)
木原誠二(自民)
都政
北多摩1区(東村山、東大和、武蔵村山)に属す。定数は3人。
- 関野杜成(都民ファーストの会)
- 谷村孝彦(公明党)
- 尾崎あや子(日本共産党)
施設
消防(東京消防庁)
管轄地域は市域に等しい。同署は東京消防庁第八消防方面本部の隷下にある。消防は市町村の責任業務であるが、多摩地域のほとんどの市町村は東京消防庁へ消防業務を委託しており、当市もそれに倣っている。
東村山消防署 化学機動中隊・はしご隊1・指揮隊1・救急隊1
- 秋津出張所 ポンプ隊1・救急隊1
- 本町出張所 特別消火中隊・救急隊1
警察(警視庁)
東村山警察署(第八方面所轄)
- 八坂交番
- 廻田駐在所
久米川駅前交番- 久米川駐在所
東村山駅前交番
秋津駅前交番(所在地は清瀬市だが、東村山市の一部地域を管轄)- 青葉駐在所
- 秋津三丁目交番
- 萩山駐在所
水道(東京都水道局)
- 東村山浄水場
住宅団地
東京都住宅供給公社久米川駅東団地 - 昭和43年 : 東村山都市計画事業(一団地の住宅施設)- グリーンタウン美住一番街
- 久米川団地(美住町、1958年)
- 南台団地(富士見町 1963年 現存 集約化)
教育
小学校
市立
|
|
中学校
市立
- 東村山市立第一中学校
- 東村山市立第二中学校
東村山市立第三中学校
- 萩山分校(東京都立萩山実務学校内)
- 東村山市立第四中学校
- 東村山市立第五中学校
- 東村山市立第六中学校
- 東村山市立第七中学校
私立
桜華女学院中学校(※中高併設)
明治学院中学校(※中高併設)
明法中学校(※中高併設)
高等学校
都立
- 東京都立東村山高等学校
- 東京都立東村山西高等学校
私立
日体桜華高等学校(※中高併設)
明治学院東村山高等学校(※中高併設)
明法高等学校(※中高併設)
大学
交通
国道は通っていない。主要地方道が東西南北に複数通り、道路交通の要衝となっている。
鉄道は西武鉄道の複数の路線が通っている。中心駅の東村山駅は乗換え駅となっている。現在高架化工事が行われている。
鉄道
西武鉄道
- 中心となる駅:東村山駅
新宿線:東村山駅 - 久米川駅
拝島線:萩山駅
国分寺線:東村山駅
多摩湖線:萩山駅 - 八坂駅 - 武蔵大和駅 - 西武遊園地駅
池袋線:秋津駅
西武園線:東村山駅 - 西武園駅(全線市内)
山口線:西武遊園地駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
武蔵野線:新秋津駅
- 上記市内にある駅のほか、市境付近には西武新宿線と拝島線の分岐駅である小平駅(小平市)がある。地域により所沢駅(埼玉県所沢市)および小川駅(小平市)も最寄となる。西武新宿線高田馬場駅まで東村山駅利用で最短22分、西武池袋線池袋駅まで秋津駅利用で最短23分である(ひばりヶ丘駅で急行乗り換え)。
バス
西武バス
- 久米川駅から恩多町・青葉町方面清瀬駅や新秋津駅、所沢駅へ、また八坂駅を通り富士見町方面東大和市駅・立川駅へ。
- 東村山駅から野口町・廻田町方面東大和市駅・立川駅へ。
- 東久留米市境の野火止用水沿いを清瀬駅と花小金井駅を結ぶ路線が通る。
銀河鉄道
- 東村山駅から恩多町・青葉町から柳泉園グランドパーク(東久留米市)へ循環路線。
- 富士見町の明治学院・桜華女学院・明法中学・高等学校から小川駅を経由して新小平駅を結ぶ路線が通る。※休止中
コミュニティバス「グリーンバス」
開設当初は西武バスと銀河鉄道の2社による運行だったが、消費税8%化の値上げの際にPASMOを導入することになる。
その際に銀河鉄道バスが撤退し、西武バスのみの1社運行になり、現在に至る。
東村山駅東口発は新秋津方面(多摩北部医療センター止まりの折り返しと交互運転)と久米川町循環の2路線、東村山駅西口発は諏訪町循環と東村山消防署・美住町経由久米川駅方面の4方向への運行がされている。
所沢市内循環バス「ところバス」(コミュニティバス)
当市と埼玉県所沢市の間での協議により、2018年10月1日より南路線(吾妻循環)が西武遊園地駅~西武園駅付近の区間を東村山市内を組み込むような形での路線設定となっている。
道路
- 都道府県道
- 主要地方道
東京都道4号東京所沢線(所沢街道)
東京都道5号新宿青梅線(新青梅街道)
東京都道16号立川所沢線(府中街道)
東京都道17号所沢府中線(府中街道、東京都道16号立川所沢線と重複)
東京都道40号さいたま東村山線(志木街道)
- 一般都道
- 東京都道127号秋津停車場線
- 東京都道128号東村山東大和線
- 東京都道129号東村山東久留米線
東京都道226号東村山清瀬線(恩田街道)
東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道線(多摩湖自転車道)
観光
名所旧跡等
正福寺 - 千体地蔵堂は多摩地区で唯一の国宝建造物。円覚寺舎利殿とほぼ同一の規模・様式で禅宗様(唐様)建築の代表的遺構。- 徳蔵寺・板碑保存館 - 国の重要文化財「元弘の板碑」所蔵。
- 野火止用水
- 小平霊園
北山公園(民家園・菖蒲園) 放火により古民家は焼失した。
狭山公園(多摩湖)- 八国山緑地
- 淵の森
ライシャワー記念館- 国立療養所多磨全生園
- 国立ハンセン病資料館
- 久米川古戦場
- 平和観音
- 秋津神社
悲田処 - 市内にあったという説がある。比定地には市内のいくつかの地域が挙げられており、跡地の確定には至っていない。
祭・イベント
菖蒲祭り(北山公園 毎年6月の第1土曜~第3日曜)
著名な出身者
芸能
志村けん- お笑い芸人、ザ・ドリフターズのメンバー。
東村山音頭など、テレビの娯楽番組(『8時だョ!全員集合』等)で当市を全国に宣伝した功績で1976年(昭和51年)に感謝状を授与された。- 東村山駅東口には通称「志村けんの木」(ケヤキ)が植えられている。
- 東村山市商工会は志村けんにちなみ、会の愛称を「あい〜ん」にしている。
- 市内の和菓子店「餅萬」(社長が志村の小学校時代の同級生)では、志村けんにちなむ「だいじょぶだァー饅頭」「だいじょぶだァーどら焼き」「だっふんだァー饅頭」「だっふんだァーどら焼き」を販売している。
美山加恋 - 女優
相田翔子 - タレント、元Wink
フィンガー5 - アイドルグループ(出生地は沖縄県具志川市)
杉浦幸 - タレント
中谷美紀 - 女優・歌手
矢部太郎(カラテカ) - お笑い芸人
浅見れいな - タレント
竹下景子 - 女優、タレント(出生地は愛知県名古屋市)
角田英介 - 俳優
原田泰造 - お笑い芸人、ネプチューンの一人(生まれは広島県広島市だが、中学校3年生から当市に住む)
早瀬優香子 - 女優・歌手
松林菜々見 - タレント
青山華子 - 女優
橘花梨 -アイドル、女優
日本エレキテル連合 - お笑い芸人
柳亭こみち - 落語家
マスコミ
三富健也 - 福島中央テレビアナウンサー
高橋裕 - 山口放送アナウンサー
栗原由佳 - フリーアナウンサー(出身地は群馬県高崎市)
田名網駿一 - 熊本放送アナウンサー
文化
清水市代 - 女流棋士
小池喜孝 - 歴史研究者
スポーツ
安食雄二 - サーファー、パティシエ
鳥谷敬 - プロ野球、阪神タイガース内野手
鷹野史寿 - 元プロ野球選手
黒瀬川國行 - 大相撲元小結、年寄桐山親方
丸山由美(江上由美) - 女子バレーボール選手 ロサンゼルス五輪銅メダル・ソウル五輪4位
山村宏太 - バレーボール全日本選手、サントリー・サンバーズ所属
佐藤翔治 - バドミントン選手
下島裕司 - プロレスラー
村山明 - 元競馬騎手、現調教師
小林祐希 - プロサッカー選手、SCヘーレンフェーン
オコエ瑠偉 - プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルス外野手
ウォルシュ・ジュリアン - 陸上選手
当市を舞台とする作品
- 映画『となりのトトロ』 - 舞台は八国山緑地とかつて結核療養所だった新山手病院と東京白十字病院がモデルとなった。東京白十字病院には1970年頃まで、メイとサツキの家によく似た和洋折衷の建物が集会室として使われていた。
- アニメ『風人物語』 - 物語中、東村山駅が出てくる。
- 漫画『ケロロ軍曹』 - 5巻45話にて、多摩湖自転車道路と共にその名称(作中では『南村山市』)が出てくる。
- 人形劇『八国山のくぬぎばんば』-八国山が舞台の創作民話(地元劇団:人形劇団ポポロが制作上演)
- 漫画『20世紀少年』 - 物語中、共同体の名として「東村山」が登場する。
- 映画『感染列島』でゴーストタウン化した街を市内の多摩湖町と西武園ゆうえんちで撮影されていた。
小説『あん』―市内のどら焼き屋と多摩全生園が舞台。ドリアン助川作、ポプラ社、2013年2月7日、ISBN 978-4591132371。
オーディオドラマ『あん』―原作:ドリアン助川、脚色:山本雄史、出演:西田敏行、竹下景子、NHKラジオ第1「新日曜名作座」、2014年2月23日~3月30日[5]。
映画『あん』―監督・脚本:河瀬直美、原作:ドリアン助川、出演:樹木希林、永瀬正敏他、2015年、第68回カンヌ国際映画祭出品作品[6]。
その他
- 電話の市外局番 : 042
脚注
^ 「インスタで魅力発信 東村山市、民間と連携」『産経新聞』朝刊2019年1月22日(東京面)2019年1月24日閲覧。
^ 東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行152-153ページ
^ 任期満了日(定数)一覧 | 東京都選挙管理委員会
^ 会派別名簿/東村山市
^ “あん(全6回) 行き詰った男、重い過去をもつ老婦人、どら焼きを縁に交わる人生”. NHKオーディオドラマ. 2015年6月25日閲覧。
^ 映画『あん』 2015年6月25日閲覧。
外部リンク
- 東村山市
ウィキメディア・コモンズには、東村山市に関するカテゴリがあります。
埼玉県所沢市 | 清瀬市 | |||
東大和市 | 東久留米市 | |||
東村山市 | ||||
小平市 |
|
|
|