鳴子温泉郷

鳴子温泉共同浴場滝の湯
鳴子温泉郷(なるこおんせんきょう)は、宮城県大崎市(旧陸奥国、明治以降は陸前国)にある5つの温泉の総称(温泉郷)である。日本百名湯にも選ばれている。
鳴子温泉郷は、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉で構成される。鳴子・東鳴子・川渡・中山平の4温泉は、JR陸羽東線あるいは国道47号沿いにある。一方、鬼首温泉は他の4つとは離れ、鳴子ダム北側の鬼首カルデラに点在しているため、「鬼首温泉郷」と表記されることもある。
源泉数が370以上あり、郷内には旧泉質名11種類のうち、単純炭酸泉と放射能泉以外の9種類の泉質が存在する。
ともに陸羽東線・国道47号沿いにある鳴子温泉郷(宮城県)と最上温泉郷(山形県の赤倉温泉および瀬見温泉)では、共通の湯めぐりチケットが発行されており、県境を越えた湯巡りをすることが出来る。
郷内の温泉
- 鳴子温泉
- 東鳴子温泉
川渡温泉(かわたび)- 中山平温泉
鬼首温泉(おにこうべ。「鬼首温泉郷」と表記されることもある)
このうち、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉は1960年(昭和35年)10月1日に、奥鳴子・川渡温泉として国民保養温泉地に指定されている。
関連項目
温泉、温泉街、外湯、温泉番付
日本の温泉地一覧 - 日本の温泉画像一覧
外部リンク
- 鳴子温泉郷観光協会