長江デルタ
長江デルタ
長江デルタ(ちょうこう-)とは中国の上海市と江蘇省南部・浙江省北部を含む、長江河口の三角洲を中心とした地域。
概要
人口1億3,500万(中国総人口の10%)で中国GDPの22%を占める。近代以降海外との接触が盛んとなり、20世紀後半から急速に工業発展してきた。日本企業もデルタ地帯に工場を運営するなど進出している。「長江デルタ地域計画」に盛り込まれた発展目標によると、2015年までにこの地域の一人当たりのGDPは8万2千元となり、サービス業の割合が48%を占め、都市化レベルが67%となる。2020年までに、GDPは11万元となり、サービス業の割合が53%を占め、都市化レベルが72%となる。
主な都市
上海市 人口約2,426万人 (2014年)
南京市 人口約819万人 (2013年)
杭州市 人口約884万人 (2010年)
蘇州市 人口約1,058万人 (2013年)
寧波市 人口約764万人 (2012年)
無錫市 人口約637万人 (2010年)
南通市 人口約728万人 (2010年)
紹興市 人口約491万人 (2010年)
常州市 人口約459万人 (2010年)
金華市 人口約536万人 (2010年)
嘉興市 人口約450万人 (2010年)
台州市 人口約597万人 (2010年)
揚州市 人口約446万人 (2010年)
塩城市 人口約726万人 (2010年)
泰州市 人口約462万人 (2010年)
鎮江市 人口約311万人 (2010年)
湖州市 人口約289万人 (2010年)
淮安市 人口約480万人 (2010年)
舟山市 人口約112万人 (2010年)
衢州市 人口約212万人 (2010年)
馬鞍山市 人口約137万人 (2010年)
合肥市 人口約570万人 (2010年)
関連項目
- 中華人民共和国の経済
- 環渤海経済圏
- 珠江デルタ