土屋嘉男
つちや よしお 土屋 嘉男 | |
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本名 | 土屋 嘉男 |
生年月日 | (1927-05-18) 1927年5月18日 |
没年月日 | (2017-02-08) 2017年2月8日(89歳没) |
出生地 | ![]() |
身長 | 173 cm |
血液型 | A型 |
職業 | 俳優・テレビドラマ |
ジャンル | 映画 |
活動期間 | 1952年 - 2017年 |
配偶者 | あり |
主な作品 | |
映画 『七人の侍』『地球防衛軍』 『ガス人間第一号』 『怪獣大戦争』『天国と地獄』 『太平洋奇跡の作戦 キスカ』『日本のいちばん長い日』 『連合艦隊司令長官 山本五十六』『怪獣総進撃』 『風林火山』『日本海大海戦』『薔薇の葬列』 | |
土屋 嘉男(つちや よしお、1927年5月18日[1] - 2017年2月8日[2])は、日本の俳優。本名同じ[1]。身長173cm、体重72kg。
山梨県出身[1]。旧制山梨県立医学専門学校卒業[1]。プロ方舟に所属していた[1]。
目次
1 来歴・人物
2 逸話
3 出演
3.1 映画
3.2 テレビドラマ
3.3 舞台
3.4 オリジナルビデオ
3.5 吹き替え
3.6 バラエティー番組
4 著作
5 脚注
5.1 出典
6 参考文献
7 外部リンク
来歴・人物
山梨県甲府盆地の北東で、大菩薩峠の登山口の七里村(旧塩山町、現甲州市)出身。戦国時代、甲斐・武田家に仕えた譜代家老・土屋昌続(昌次)の子孫といわれる(1969年公開、稲垣浩監督作品『風林火山』では、その土屋昌次当人を演じている)。医学生時代、半田市の中島飛行機工場で東南海地震で被災した。
1950年、俳優座養成所に2期生[1]として入り、1952年に映画デビュー。その後、俳優座のトイレで映画『七人の侍』のオーディションのために来ていた黒澤明監督に、土屋自身はオーディションに参加していなかったにもかかわらず着目された。養成所卒業式の当日には黒澤に呼ばれてテストを受け、『七人の侍』の利吉役に起用されるが、撮影中に火の粉を吸い込んで肺に火傷を負う。また、『七人の侍』撮影中は黒澤の家に下宿し、それ以降も公私共に交流を深め、『赤ひげ』までの黒澤作品のほとんどに出演している[3]。1953年には俳優座に劇団員として入団するものの、この『七人の侍』が契機となって1954年に退座し、東宝と専属契約を結んで映画界に転身した。
東宝特撮映画にも欠かせない存在で、『七人の侍』と同時期に撮影所では『ゴジラ』の撮影が行われていたが、土屋はそれに興味を持ち、黒澤の目を盗んでは本多猪四郎や円谷英二監督のいる特撮セットの見学に行くため、円谷組のスタッフの協力を得てトイレに行くと口実を作っては頻繁に通い(後に『ウルトラセブン』でゲスト出演した際も、特撮セットを熱心に見学していた)、この熱意に円谷は土屋の見学に合わせて本番を待ってくれるほどの仲だったという。そのため、東宝の俳優陣では唯一、黒澤組と本多組(円谷組)を多く行き来していた俳優でもある。
初めての特撮への出演は1954年の『透明人間』で、ゴジラシリーズは1955年の『ゴジラの逆襲』であるが、どちらも土屋にとっては印象が薄い作品であるという。というのも、土屋は一癖も二癖もある人物を演じるのが好みで、東宝時代はスマートな役柄が来ると会社に直訴して断っていたほどである。
1957年の『地球防衛軍』では、当初顔出しの主役級で配役されていたが、敵側の宇宙人の方が面白いと考え、「顔が見えなくてもいいから宇宙人をやりたい」と演技課に要望するも「顔が見えないからダメ」と止められ、「俳優は顔が見えればいいってもんじゃないんだ!」と抗議した後に本多へ直訴し(本多は土屋の言動に、いたく感激していたという)、地球を侵略する宇宙人・ミステリアン統領役に回った(この時、土屋が断った役は佐原健二が演じている)。この際、前もって黒澤に「今度宇宙人を演りたいんだけど」とうかがいを立てたところ、「おかしな映画に出るんじゃないぞ。たとえばゴジラとかな。」と釘を刺していた黒澤も「イノさん(本多監督)とこの仕事ならいいよ」と答えたそうである。日本人俳優として初めて宇宙人を演じた土屋はこのミステリアン役やのちのX星人役において独自に「宇宙語」を考案し、これに自動翻訳された片言の日本語の台詞を被せるというアイディアを出すことで、劇中のリアリティを高めた[4][5]。なお、その後日談として、某テレビ局から「『ワレワレは宇宙人ダ』という宇宙人のしゃべり方を最初に発明したのは土屋さんですか?」という問い合わせの電話に土屋が「そうです」と答えたことから、彼がこのフレーズの考案者ということになっている[6]。また、X星人の言葉は芥川龍之介の『河童』に出てくる河童語をもじったものを混ぜ、ミステリアンはこれにドイツ語とフランス語をさらに混ぜたものであるとも語っている。
他に特撮作品では『怪獣大戦争』のX星人統制官、『ガス人間第一号』のガス人間・水野役で知られる。『ゴジラvsキングギドラ』では、シリーズ初のゴジラと交流のある役(本人談)を演じている。また、岡豊、熊谷二良、渋谷英男らと並び、変身人間シリーズ全作出演者でもある。
これらSF特撮映画への出演から、日本国外にもファンが多い。アメリカでの講演ではファンたちがX星人統制官の手真似や、ガス人間での右手を懐に入れる仕草で出迎えたり、ホテルのボーイが「ガス人間水野!」と声をかけてきたという。イタリアでは、タクシーの運転手が運転中に『マタンゴ』の話題を出してきたと語っている。
UFOにも興味が強く、「日本宇宙旅行協会」という団体があったので、田中友幸や藤本真澄、本多、円谷といった面々を(事後承諾で)道連れに入会していた。昭和30年代中頃に銀座の百貨店ビル屋上で行われた、この協会主催のUFO召喚の集いに参加したこともある。この集いには、三島由紀夫や石原慎太郎らの姿もあったという。
東宝退社後は主にテレビドラマで活躍した。趣味は登山、フラメンコギター、釣り、モトクロスなど多岐に渡り、サンテレビ制作の釣り番組『ビッグフィッシング』では司会を務めた。また、かつては黒柳徹子のトーク番組『徹子の部屋』の常連ゲストでもあった。上岡龍太郎とも親交が深く、彼がよく珍エピソードを紹介していた。
フラメンコギターにまつわるエピソードでは、スペインに単独で旅行した際、とある小村にてギターの調べに吸い寄せられて訪れた宴たけなわの民家で、演奏に参加して歓迎されるまま数日間投宿したが、あとで人に聞いたところ、その家は盗賊の一族だったという。海外旅行の経験を豊富に持つうえに語学にも堪能で、日仏合作テレビドラマ『スパイ』(1966年)に出演した際には、フランス側の監督から「本当のフランス人のよう」と絶賛された。
2017年2月8日に肺癌で死去。その死が報じられたのは、約7か月後の9月6日だった[2][3]。
逸話
- 上記の通り、俳優座養成所出身であるが、俳優デビューは舞台ではなく、映画の『殺人容疑者』であった[7]。
- 黒澤明によると、本人は明るい性格なのだが笑うとどこか影のある笑顔になるとのこと。
- また、山が大好きで公演終了後の休暇を利用して山へ行くこともしばしばあった。しかし『七人の侍』のクランク・インに入ろうとしていた矢先に、土屋が勝手に山に行こうとしたため、それを知った監督の黒澤は「勝手な事をされては困る!!」と慌てて、土屋を自分の家に寝泊りさせたとの事である。
- 『ゴジラの逆襲』で初登場した怪獣アンギラスの名前が決まっていなかった時期、土屋は「ギョットス」という名前を考えて公募したことを、佐原健二、高島忠夫との対談で明らかにした。
- 『マタンゴ』では、出演者達が食べる劇中のキノコは蒸し菓子で米粉を練った和菓子素材で作られており、食紅などで色がつけられていた。菓子は風月堂が映画用に作っており、毎朝撮影所に蒸したてが届けられた。そのままでは、味気なかったため、彼の提案で砂糖を加えて食べやすくしたところ大変好評で、スタッフたちも撮影の合間につまみ食いをしており、水野久美は特に気に入って食べていたという。
ニック・アダムスとは特に息が合い、彼をからかい、女性に対しての挨拶は「もうかりまっか?」や朝のあいさつ「ああ、腹減ったなあ」などの日本語をあいさつとして教えていたが、そのうちに「誰が(アダムス)にでたらめを教えたんだ」と騒動になり、張本人の土屋は他人のふりをしてとぼけたという。アダムスの離日時、彼にサインをプレゼントし、「大事に家に飾っておくよ」と約束された。土屋は「すぐ捨てるんだろう」と本気にしていなかったが、数年後、田中友幸が訪米した際にアダムスの自宅を訪ねたところ、本当に自宅に飾ってあったという[8]。- 『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』といったウルトラシリーズにゲスト出演したのが縁で当初は『帰ってきたウルトラマン』の伊吹竜隊長の候補に挙がっていた[9]。
- 特撮映画においては、ナチュラルでかつシリアスな芝居を抑制して演じることを心がけており、当たり役となったガス人間では、自然体な言動を淡々とメリハリの利いた芝居に混ぜて演じることに終始し、『ゴジラvsキングギドラ』でのゴジラとの対面場面では敢えて微動だにしない芝居を行った。また特撮にありがちな顔の見えないキャラクターが大げさな身振りや手ぶりをしがちになることには懐疑的で、指先などの細かい部分での芝居が重要だとの自論を持っている。
1959年の『宇宙大戦争』撮影当時、まだアポロが月に行っておらず月面での正確な動きが分かっていなかったのだが、土屋は「月面は重力が地球の3分の1だから、フワフワした歩き方になる。役者はそう芝居しなきゃウソだ」と強硬に主張して、カッコ悪さや見栄えを懸念するスタッフを、最終的に本多監督が賛同したこともあって押し通した。10年後、実際に月面探査が実現した際、撮影中だった土屋はロケ先の六甲山ホテルのロビーで中継映像を鑑賞し、自説が正しかったことを見届けて「ブラボー(ざまぁみろ)!」と叫んだという[8]。
出演
映画
私はシベリヤの捕虜だった(1952年、東宝) - 永塚
殺人容疑者(1952年、新東宝)
ひめゆりの塔(1953年、東映) - 衛生兵
七人の侍(1954年、東宝) - 利吉
君死に給うことなかれ(1954年、東宝) - 小島昇一
密輸船(1954年、東宝) - 石川
透明人間(1954年、東宝) - 小松
続天下泰平(1955年、東宝) - 矢瀬龍太郎
不滅の熱球(1955年、東宝) - 天野軍医中尉
ゴジラの逆襲(1955年、東宝) - 田島隊員
男ありて(1955年、東宝) - 丸山選手
33号車応答なし(1955年、東宝) - お産する妻の夫
新鞍馬天狗 夕立の武士(1955年、東宝) - 松平善三郎
夏目漱石の三四郎(1955年、東宝) - 野々宮
朝霧(1955年、東宝) - 雄島教授
生きものの記録(1955年、東宝) - 中島鋳造所工員
彼奴を逃すな(1956年、東宝) - 白石刑事
見事な娘(1956年、東宝) - 高原信夫
愛情の決算(1956年、東宝) - 池田
鬼の居ぬ間(1956年、東宝) - 目崎勝次郎
妻の心(1956年、東宝) - 庄太郎
蜘蛛巣城(1957年、東宝) - 鷲津の郎党
柳生武芸帳(1957年、東宝) - 五升賀源太
東京だョおッ母さん(1957年、東宝) - 河村吉太郎
サラリーマン出世太閤記(1957年、東宝) - 丸尾
恐怖の弾痕(1957年、東宝) - 根府川
智恵子抄(1957年、東宝) - 小山
わが胸に虹は消えず(1957年、東宝) - 島田武
脱獄囚(1957年、東宝) - 木崎刑事
地球防衛軍(1957年、東宝) - ミステリアン統領
花嫁三重奏(1958年、東宝) - 小島
無法松の一生(1958年、東宝) - 高校の先生
太鼓たゝいて笛吹いて(1958年、東宝) - 左内
美女と液体人間(1958年、東宝) - 田口刑事
続ちゃっきり金太(1958年、東宝) - 松平新九郎
奴が殺人者だ(1958年、東宝) - 大利根徹夫
女探偵物語 女性SOS(1958年、東宝) - 岩田民夫
大怪獣バラン(1958年、東宝) - 勝本三佐
隠し砦の三悪人(1958年、東宝) - 早川方の騎馬の侍
コタンの口笛(1959年、東宝) - 中西先生
おしゃべり奥様(1959年、東宝) - 青木寒吉
社員無頼 怒号篇(1959年、東宝) - 組合委員長
奥様三羽烏(1959年、東宝) - 青木寒吉
潜水艦イ-57降伏せず(1959年、東宝) - 永井中尉
宇宙大戦争(1959年、東宝) - 岩村幸一
電送人間(1960年、東宝) - 岡崎捜査主任
ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年、東宝) - 航空参謀
大学の山賊たち(1960年、東宝) - 岩野部長刑事
男対男(1960年、東宝) - 吉沢刑事
悪い奴ほどよく眠る(1960年、東宝) - 事務官
ガス人間第一号(1960年、東宝) - ガス人間
背広三四郎 男は度胸(1961年、東宝) - 大川義男
背広三四郎 花の一本背負い(1961年、東宝) - 大河義男
用心棒(1961年、東宝) - 百姓小平
黒い画集 ある遭難(1961年、東宝) - 槙田二郎
香港の夜(1961年、東宝) - 同僚
大学の若大将(1961年、東宝) - 滝沢
新入社員十番勝負(1961年、東宝) - 鶴巻弘
ゲンと不動明王(1961年、東宝) - 信一
椿三十郎(1962年、東宝) - 広瀬俊平
続新入社員十番勝負 サラリーマン一刀流(1962年、東宝) - 鶴巻弘
虹の空(1962年、東宝) - 小松田刑事
どぶろくの辰(1962年、東宝) - 木田
地方記者(1962年、東宝) - 会田
忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962年、東宝) - 潮田又之丞
六本木の夜 愛して愛して(1963年、東宝) - 伊原検事
にっぽん実話時代(1963年、東宝) - トップ屋大塚
天国と地獄(1963年、東宝) - 村田刑事
五十万人の遺産(1963年、三船プロ / 東宝) - 山崎
写真記者物語 瞬間に命を賭けろ(1963年、東宝) - 山さん
マタンゴ(1963年、東宝) - 笠井雅文
秘剣(1963年、東宝) - 塩川正十郎
恐怖の時間(1964年、東宝) - 稲垣
赤ひげ(1965年、東宝) - 森半太夫
太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965年、東宝) - 寺井先任参謀
フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年、東宝) - 河井大尉
けものみち(1965年、東宝) - 桂木
悪の階段(1965年、東宝) - 第二課の刑事
怪獣大戦争(1965年、東宝) - 統制官
クレージーの無責任清水港(1966年、東宝) - 大瀬半五郎
ひき逃げ(1966年、東宝) - 黒金周一
ゼロ・ファイター 大空戦(1966年、東宝) - 菊村上飛曹
国際秘密警察 絶体絶命(1967年、東宝) - ルベーサ将軍
佐々木小次郎(1967年、東宝) - 市波兵介
日本のいちばん長い日(1967年、東宝) - 不破参謀
乱れ雲(1967年、東宝) - 江田宏
怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年、東宝) - 古川
100発100中 黄金の眼(1968年、東宝) - 黒川
斬る(1968年、東宝) - 松尾新六
怪獣総進撃(1968年、東宝) - 大谷博士
連合艦隊司令長官 山本五十六(1968年、東宝) - 黒島先任参謀
恋にめざめる頃(1969年、東宝) - 山本俊作
風林火山(1969年、三船プロ・東宝) - 土屋右衛門尉
日本海大海戦(1969年、東宝) - 秋山参謀
薔薇の葬列(1969年、ATG) - 権田
待ち伏せ(1970年、三船プロ・東宝) - 伊太八
ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣(1970年、東宝) - 宮恭一
激動の昭和史 軍閥(1970年、東宝) - 岡辺
新座頭市物語 笠間の血祭り(1973年、東宝) - 庄兵衛
西陣心中(1977年、ATG) - 吉田嘉助
サッちゃんの四角い空(1980年、松竹) - 小山田正
装いの街(1982年、東映) - 大館安造
軽井沢夫人(1982年、にっかつ) - 中川玄一郎
小説吉田学校(1983年、東宝) - 林譲治
ルージュ(1984年、にっかつ) - 土屋明雄
泰造(1985年、K&S) - 大木先生
帝都大戦(1989年、東宝) - 水野博士
ゴジラvsキングギドラ(1991年、東宝) - 新堂靖明
流れ板七人(1997年、東映) - 審判
奇談(2005年、ザナドゥー) - 三戸部孝蔵
北辰斜にさすところ(2007年、東京テアトル) - 赤木吾郎
Mifune:The Last Samurai(2015年、“MIFUNE:THE LAST SAMURAI” Film Partners) - 本人
テレビドラマ
松本清張シリーズ・黒い断層 / 一年半待て(1960年)
新選組始末記(1961年) - 山南敬助
無法松の一生(1962年) - 吉岡小太郎- 松本清張シリーズ・黒の組曲 / 詩人と電話(1962年) - 梅木欣一
百済の草(1963年)
風雪
- 「開化聖代」(1964年) - 白坂賢二郎
- 「草莽の微臣ありき」(1965年) - 幸徳秋水
- 「放送第一声」(1965年) - 石榑
青春とはなんだ(1965年) - 清三
大河ドラマ (NHK)
太閤記(1965年) - 宗湛
源義経(1966年) - 兵衛介義行
竜馬がゆく(1968年) - 大久保利通
春の坂道(1971年) - 大谷刑部
勝海舟(1974年) - 木村兵庫頭
春の波涛(1985年) - 井上馨
松本清張シリーズ / 張込み(1966年)
ウルトラシリーズ
ウルトラQ 第2話「五郎とゴロー」(1966年) - 小野技官 ※土屋嘉雄と誤クレジット
ウルトラマン 第18話「遊星から来た兄弟」(1966年) - 森田博士
ウルトラセブン 第14話、第15話「ウルトラ警備隊西へ(前編、後編)」(1968年) - 土田博士
三匹の侍 第3シリーズ 第27話「風雲を斬る」(1966年)
ポーラテレビ小説 / 三人の母(1968年 - 1969年) - 宮城鉄太郎
無用ノ介 第17話「おいらの好きな無用ノ介」 (1969年) - 民五郎(おさらば伝次)
東京バイパス指令 第32話「一匹おおかみ」(1969年)
大坂城の女 第27話「秀頼と千姫の結婚」、第28話「可憐な人質」(1970年) - 片桐且元
大江戸捜査網
- 第10話「天狗に踊る黒い影」(1970年) - 五條鋭之介
- 第29話「嵐を呼ぶ必殺剣」(1971年) - 田所甚内
- 第67話「三匹の用心棒」(1972年) - 酒井源十郎
- 第281話「雨の朝 江戸に死す」(1977年) - 半兵衛
- 第338話「追跡! 哀愁の子守唄」(1978年) - 加納彦四郎の父
- 第356話「身代り殺人の秘めた謎」(1978年) - 辰蔵
- 第422話「少年が明かす炎の殺人集団」(1979年) - 池田京之進
大忠臣蔵(1971年) - 土屋主税
水戸黄門
第2部 第21話「泣くものか -大井-」(1971年2月15日) - 伊達与作改め丹州
第8部 第19話「人情灘の生一本 -兵庫-」(1977年11月21日) - 正作
第9部 第8話「荒野の襲撃 -三戸-」(1978年9月25日) - 南馬之介
第11部 第9話「隠密津軽凧 -弘前-」(1980年10月13日)- 徳兵衛
第13部 第16話「死を賭けた裏切り -鳥取-」(1983年1月31日) - 日野隼人
第14部
- 第1話「水戸黄門 -水戸・江戸-」(1983年10月31日) - 岩泉蔵人
- 第30話「凄絶! 忍者の砦の決闘 -名張-」(1984年5月21日) - 嘉平次
第15部 第17話「美女を狙った天狗騒動 -熊野-」(1985年5月20日) - 福田屋
第16部 第14話「銃が知ってた血染めの罠 -彦根-」(1986年7月28日) - 喜右衛門
第17部 第13話「仇討ち阿波人形 -徳島-」(1987年11月23日) - 千造
第19部 第8話「過去を背負った男 -新庄-」(1989年11月13日) - 最上屋仙右衛門
第20部 第33話「意地比べ恋の友禅 -金沢-」(1991年6月24日) - 東吾
第21部(1992年)
- 第3話「頑固比べで縁結び -小浜-」 - 若狭屋
- 第19話「恋を実らす占い合戦 -龍野-」 - 彦兵衛
第23部 第21話「津和野銘菓は恋の味 -津和野-」(1994年12月26日) - 重吉
水戸黄門外伝 かげろう忍法帖 第9話「忍び文字の謎 -富山-」(1995年7月17日) - 名張の桃介
第24部 第31話「お銀の身替り花嫁 -弘前-」(1996年4月29日) - 仙蔵
第25部 第25話「罠を仕掛けた釣り天井 -高山-」(1997年6月16日) - 相五郎
第27部 第18話「勘当された兄の真実 -鶴岡-」(1999年7月19日) - 鷲神外記
徳川おんな絵巻 第40話「女相続人の恐怖」、第41話「闇に光る眼」(1971年) - 文三
木枯し紋次郎 第8話「一里塚に風を断つ」(1972年) - 北村直光
真昼の月(1972年)
荒野の素浪人(1972年)
- 第5話「獄門 関所破り」 - 三輪十内
- 第27話「死闘 賞金稼ぎの墓場」 - 乾源三郎
荒野の用心棒 第15話「賞金首に群狼が吠えて…」(1973年) - 内藤兵衛
太陽にほえろ! 第75話「仕掛けられた銃声」(1973年) - 佐山卓
傷だらけの天使 第12話「非情の街に狼の歌を」(1974年) - 逃がし屋
日本沈没 第22話「折れ曲がる、日本列島」(1975年) - 石黒泰造
俺たちの勲章 第9話「重い拳銃」(1975年) - 山之内刑事
鬼平犯科帳 第14話「高杉道場・三羽烏」(1975年) ※丹波哲郎版
渚より愛をこめて(1976年) - 木村修二
非情のライセンス 第2シリーズ 第118話「生贄」(1977年) - 島崎
同心部屋御用帳 江戸の旋風III 第7話「鯉のぼりの詩」(1977年) - 佐吉
大都会 PARTII 第29話「17番ホールの標的」(1977年) - 井上幸夫
新・木枯し紋次郎 第7話「四度渡った泪橋」(1977年) - 白井の伊兵衛 ※フラメンコギターによる劇伴も担当
江戸の渦潮 第6話「春風にのった母子」(1978年)
江戸の鷹 御用部屋犯科帖(1978年)
- 第18話「献上鷹! 危機一髪」 - 久保寺陣内
- 第30話「怪奇! 八ツ目洞窟の隠し金」 - まぼろし甚兵衛
特捜最前線
- 第56話「絞殺魔・ノクターンが呼ぶ街!」(1978年)
- 第400話「父と子のエレジー!」(1985年) - 的場軍三
吉宗評判記 暴れん坊将軍 第27話「柳生一族を斬る女」(1978年) - 柳生飛騨守
銭形平次 第629話「源太の証言」(1978年) - 貞吉
新幹線公安官 第2シリーズ 第16話「呪われたワイングラス」(1978年) - 石野
破れ新九郎 第2話「えん魔がくれた千両箱」(1978年) - 山名外記
西遊記 第6話「悟空破門! 三妖怪の罠」(1978年) - 宝象国々王
不毛地帯(1979年) - 原田空幕長
大空港 第46話「古傷・バクダン刑事に火がついた!」(1979年) - 山下英夫
大捜査線 第2話「男たちの挽歌」(1980年)
新五捕物帳 第103話「岡っ引きの運命」(1980年) - 音羽の増吉
大激闘マッドポリス'80 第1話「マフィアからの挑戦」(1980年) - 八代浩幸
文吾捕物帳 第6話「もうひとつの顔」(1981年)
ザ・ハングマンシリーズ
ザ・ハングマン(1981年)
- 第32話「死人を愛した女スパイ」 - 周明徳
- 第51話「死人たちは二度死なない」 - 高柳刑事(特捜部)
ザ・ハングマンV(1986年) - 前尾大輔
闇を斬れ 第9話「親の涙は血の涙」(1981年) - 桜木源兵衛
松平右近事件帳 第11話「結ぶえにしのわらべ唄」(1982年) - 井村弥十郎
大岡越前
第6部 第26話「謎の連続殺人事件」(1982年8月30日) - 米造
第7部 第20話「辞世に託した三千両」(1983年9月5日) - 駒羽の勘五郎
第8部
- 第5話「十手が消えた女風呂」(1984年8月20日) - 荒尾の庄兵衛
- 第25話「十手鈍らす過去の罪」(1985年1月14日) - 市兵衛
第9部 第2話「天下を狙った魔性の女」(1985年11月4日) - 源作
第11部 第22話「贋金を掏った女」(1990年9月17日) - 佐兵衛
第13部 第14話「辻斬りは三葉葵の紋所」(1993年2月15日) - 酒井総介
第15部 第5話「奥医師の娘」(1998年9月21日) - 天野宗仙
影の軍団III 第17話「満月の夜に鬼女が笑う」(1982年) - 奥平忠恒
春の傑作推理劇場 / 松本清張の薄化粧の男(1982年)
土曜ワイド劇場
三毛猫ホームズシリーズ 第4作「三毛猫ホームズの狂死曲」(1982年) - 浅倉
牟田刑事官事件ファイル 第3作「見合い旅行殺人事件」(1985年) - 大貫会長- 京都新婚旅行殺人事件(1986年) - 佐山専務
- 変身する女 桂木亜紀子(1988年) - 尾崎竜雄
真夏の女子高生連続殺人(1990年) - 秀さん
市毛良枝の美女探偵シリーズ 第5作「ドライバースクール殺人事件」(1991年) - 高峰清一
西部警察 PART-III 第27話「銃撃」(1983年) - 服部警部補
時代劇スペシャル / どくろ銭(1984年) - 銭ホオズキ
木曜ゴールデンドラマ / 密会(1984年)
金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?(1984年)
流れ星佐吉 第15話「昔なじみは大悪党」(1984年)
火曜サスペンス劇場
- さよならを言えない女(1986年)
サラ金業者の妻(1987年)- あしながおじさん殺人事件(1989年)
金曜日には花を買って(1986年) - レストランのマネージャー
恋に恋して恋きぶん(1987年) - バーテン
現代恐怖サスペンス / 誰かが夢を覗いてる(1987年)
江戸を斬るVII 第10話「瞼の父は大泥棒」(1987年) - 野仏の清兵衛
大都会25時 第9話「危険な落し穴! 女ハスラーの白い指」(1987年) - 池内和正
長七郎江戸日記 第2シリーズ スペシャル「千姫有情、母ありき」(1988年) - 牧野主馬
お待たせ必殺ワイド 仕事人vs秘拳三日殺し軍団 主水、競馬で大穴を狙う!?(1988年) - 平尾瀬兵衛
三匹が斬る! 第18話「父と娘の 生き血を絞る にせ大名」(1988年)
名奉行 遠山の金さん
- 第1シリーズ 第22話「花の吉原 遊女斬り」(1988年)
- 第3シリーズ 第14話「サギ師金さんの弟現わる!」(1990年) - 六右衛門
- 第5シリーズ 第3話「狙われた女盗賊」(1993年) - 霧の由兵衛
松本清張サスペンス / 年下の男(1988年)
鬼平犯科帳 第1シリーズ 第7話「明神の次郎吉」(1989年) - 櫛山の武兵衛
八百八町夢日記
- 第1シリーズ 第25話「しのぶ恋、忘れ貝」(1990年) - 牧野
- 第2シリーズ 第7話「灯明台の灯を守れ」(1991年) - 久米蔵
次郎長三国志(1991年) - 三好屋勘兵衛
東芝日曜劇場 / もう一度春(1992年)
月曜ドラマスペシャル / 突然離婚(1992年)
銭形平次 第4シリーズ 第11話「奇妙な約束」(1994年) - 嘉兵衛
ニュー・三匹が斬る! 第6話「葵の御紋の印籠で関所破りの大盗賊!」(1994年)
STATION 第4話「ポーダー激怒! 盲目の恋」(1995年)
南町奉行事件帖 怒れ!求馬 第12話「消えた死体」 (1997年) - 寺門仙右衛門
大江戸を駈ける! 第8話「人質は花嫁 -下谷-」(2001年) - 七五郎- かたりべさん(2014年)
舞台
- 化粧
- 花いくさ
高橋英樹公演「国盗り物語/遠山の金さん」
清水マリ公演/朗読劇「銀河鉄道の夜」(2010)
清水マリ公演/朗読劇「星の王子さま」(2010)
オリジナルビデオ
地球防衛少女イコちゃん 大江戸大作戦(1990年) - ミズノ博士- 最後の馬券師II(1995年)
吹き替え
ダーク・ボガード出演作
ベニスに死す(テレビ朝日)
遠すぎた橋(日本テレビ・特別版DVD収録)
愛の嵐(日本テレビ・BD収録)
シャーロック・ホームズの冒険「プライオリ・スクール」ホールダネス公爵(アラン・ハワード)(NHK)
個人教授(ロベール・オッセン)
バラエティー番組
ビッグフィッシング(サンテレビ) - 司会- 住まい自分流〜DIY入門(NHK)
著作
- 思い出株式会社(1993年、清水書院) ISBN 4389500155
- クロサワさーん! 黒沢明との素晴らしき日々
- (1999年、新潮社) ISBN 410432101X、(2002年、新潮文庫)ISBN 410-1213313
- (1999年、新潮社) ISBN 410432101X、(2002年、新潮文庫)ISBN 410-1213313
- 魚はゆらゆらと空を見る-釣りバカ放浪記(2002年、新潮社) ISBN 4104321028
- 続思い出株式会社(2009年、清水書院) ISBN 4389500376
脚注
出典
- ^ abcdef『日本タレント名鑑'83』 VIPタイムズ社、1982年、145頁。
- ^ ab“土屋嘉男氏が死去 俳優”. 日本経済新聞. (2017年9月6日). https://www.nikkei.com/article/DGXLZO20808650W7A900C1CZ8000/ 2017年9月6日閲覧。
- ^ ab俳優の土屋嘉男さん死去 黒澤映画の脇役として活躍 朝日新聞DIGITAL 2017年9月6日03時04分(2017年9月21日閲覧)
^ 高木圭介 (2014年8月3日). “468:「ワレワレハ宇宙人ダ」の元ネタは?”. 東スポWeb. http://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-takagi/1205/ 2017年9月6日閲覧。
^ 福永聖二 (2015年9月26日). “真っ正面からゴジラに向かう…本多猪四郎”. YOMIURI ONLINE. オリジナルの2015年9月27日時点によるアーカイブ。. https://archive.is/20150927034144/http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20150925-OYT8T50135.html 2017年9月6日閲覧。
^ 『ゴジラとともに特撮VIPインタビュー集』 別冊映画秘宝編集部 編、洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年、37頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
ISBN 978-4800310507。
^ 木全公彦. “鈴木英夫〈その11〉 インタビュー:土屋嘉男”. 木全公彦 コラム「日本映画の(ギョク)」. 映画の國. 2017年9月6日閲覧。
- ^ ab『怪獣大戦争』DVDのオーディオコメンタリーより。
^ 『不滅のヒーロー ウルトラマン白書』 朝日ソノラマ、1982年、85頁。
参考文献
- 中村深海/著『永遠の東宝映画俳優』土屋嘉男インタビュー くまがい書房、2014年
外部リンク
土屋嘉男 - 日本映画データベース
土屋嘉男 - allcinema
土屋嘉男 - KINENOTE
土屋嘉男 - Movie Walker
Yoshio Tsuchiya - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 土屋嘉男 - テレビドラマ人名録 - ◇テレビドラマデータベース◇
土屋嘉男のプロフィール/写真/画像 - goo ニュース - ウェイバックマシン(2013年1月2日アーカイブ分)