サミットウインドパワー鹿嶋発電所
サミットウインドパワー鹿嶋発電所 | |
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国 | 日本 |
所在地 | 茨城県鹿嶋市 |
現況 | 運用中 |
着工 | 2005年10月 |
運転開始 | 2007年2月 |
事業主体 | サミットウインドパワー株式会社 |
建設者 | 鹿島建設 |
タービン | |
タービン数 | 10基 |
製造元 | ガメサ |
型番 | G80-2.0MW |
ハブの高さ | 78メートル |
ローターの直径 | 80メートル |
発電量 | |
最大出力 | 20,000kW |
サミットウインドパワー鹿嶋発電所(サミットウインドパワーかしまはつでんしょ)は、茨城県鹿嶋市にある風力発電所。
目次
1 概要
1.1 発電設備
2 サミットウインドパワー株式会社
3 関連項目
4 出典
5 外部リンク
概要
住友商事の展開する再生可能エネルギー事業の一環として子会社のサミットウインドパワー株式会社により建設された発電所である。[1]発電所は鹿島灘に面した埋立地一帯に立地しており、10基の風車は平井浜(1号機)、鹿嶋市北海浜工業団地(2~5号機)、新日鐵住金鹿島製鐵所[2](6~9号機)、鹿島市営北海浜多目的球技場(10号機)に設置されている。[1]風車のタワーには、住友金属工業蹴球団が前身となった鹿島アントラーズロゴ(1号機、6~10号機)、および工業団地に入居する各企業のロゴ(2~5号機)が掲示されている。[1]
発電所の建設工事を受注した鹿島建設はフルターンキー契約により、設計、調達、建設、試運転を一括して担当した。[1]現地は太平洋に面しているため、建築基準法における基準風速は36メートル毎秒とされており、IECクラスⅠ認証を持つガメサ社製の風車を採用した。[1]ブレードおよびナセルはスペインから、タワーは韓国から調達され、鹿島港で陸揚げされた後、特殊トレーラで現地に搬入された。[3]タワー内部にはナセルへの昇降機が設置されており、点検の際に使用される。発電所の変電所は、新日鐵住金ステンレス鹿島製造所東側の東京電力の変電所に隣接して設置されており、総延長6kmのケーブルで各風車と接続されている。[3]
建設工事は2004年3月にサミットウインドパワー株式会社より鹿島建設へ発注され、2005年10月に着工した。[1]2006年5月に基礎工事が終了、その間に輸入されていた風車を6月から9月にかけて据え付けた。[3]平行して2006年3月から10月まで変電所の建設と送電ケーブルの埋設が行われ、9月に試運転を開始し、2007年2月に発電所全体が完成した。[3]
発電設備
- 出力:20,000kW(2,000kW × 10基)
- 使用風車:ガメサ社(スペイン)製 G80-2.0MW
- 営業運転開始:2007年2月[4]
年間総発電量は4,200万kWhを想定しており、発電した電力は全て東京電力へ売電されている。[1]
サミットウインドパワー株式会社
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 茨城県鹿嶋市粟生2303番地1-77街区9画地 |
設立 | 2003年12月 |
業種 | 電気・ガス業 |
事業内容 | 風力発電所の運営 |
代表者 | 竹下啓章(代表取締役) |
資本金 | 2億25万8000円 |
主要株主 | サミットエナジー |
外部リンク | サミットウインドパワー株式会社 |
事業主体のサミットウインドパワー株式会社は住友商事が100%出資するサミットエナジーの子会社である。2014年3月までは、山形県酒田市にあるサミットウインドパワー酒田発電所も運営していた。
関連項目
- サミットエナジー
- サミットウインドパワー酒田発電所
- 鹿嶋市
- 鹿島臨海工業地帯
出典
- ^ abcdefg“特集:まもなく完成,サミットウインドパワー鹿嶋発電所 事業計画の概要”. 鹿島建設 (2006年12月). 2015年2月8日閲覧。
^ 建設当時は住友金属工業鹿島製鉄所
- ^ abcd“特集:まもなく完成,サミットウインドパワー鹿嶋発電所 調達・建設・試運転”. 鹿島建設 (2006年12月). 2015年2月8日閲覧。
^ 事業概要 鹿嶋発電所
外部リンク
- サミットウインドパワー鹿嶋発電所