法典教会




法典教会(ほうでんきょうかい)は、明治時代初期に法典村(現、千葉県船橋市)にあった、千葉県で最初に誕生したプロテスタントの教会である。


法典村の豪農安川家の分家筋にあたる安川亨(高橋亨)が、東京・横浜にいるときにアメリカ人宣教師デイヴィッド・タムソンに出会い1874年(明治7年)に洗礼を受ける。そして、郷里の法典村の伝道を開始する。


1875年(明治8年)12月に武藤長次郎と協力して、法典教会が創立する。アメリカ合衆国長老教会は法典地方一体に伝道を始める。2年後の1877年(明治10年)には大森(現、千葉県印西市)に大地主宮島家を中心に、下総大森教会を設立する。1877年10月には日本基督一致教会に所属し、戸田忠厚が両方の教会の牧師を務める。1878年(明治11年)には佐倉教会を設立する。


1889年(明治22年)には法典教会は日本一致基督教会を離脱して、普及福音教会に属する。さらに、1893年(明治26年)には宇宙神教(ユニバーサリズム)になり、その後に、普及福音教会に戻る。



参考文献



  • 『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年


  • 高橋昌郎『明治のキリスト教』吉川弘文館、2003年


  • 守部喜雅『日本宣教の夜明け』いのちのことば社、2009年




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