ダリオ・フランキッティ







































ダリオ・フランキッティ

Dario Franchitti - 2015 Indianapolis 500 - Stierch 2.jpg
2015年のインディ500で

基本情報
国籍
スコットランドの旗 スコットランド
生年月日
(1973-05-19) 1973年5月19日(45歳)
出身地
スコットランド、ウェスト・ロージアン、バスゲート
親族
ポール・ディ・レスタ(いとこ)
マリーノ・フランキッティ(弟)
アシュレイ・ジャッド(妻)
ナオミ・ジャッド(義母)
ワイノナ・ジャッド(義姉)
過去参加シリーズ
1991
1992-1993
1994
1995
1995-1996
1997-2002
2002-2007
2007-2009
2008-2009
2007-2008
2007
2007-2008
2008
2009-2013

フォーミュラ・ヴォクソール・ジュニア
フォーミュラ・ヴォクソール・ロータス
イギリスF3
DTM
ITC
CART
インディカー
ALMS
ロレックス・スポーツカーシリーズ
ARCA
NASCARトラック・シリーズ
ネイションワイド・シリーズ
NASCARスプリントカップ
インディカー
選手権タイトル
2007,
2009,
2010,
2011

インディカー・シリーズ


シリーズチャンピオン
受賞
1992
2001
2009

マクラーレン・オートスポーツ・アウォード
グレッグ・ムーア・レガシー・アウォード
BRDCゴールドスター




























基本情報
国籍
イギリスの旗 イギリス

インディカー・シリーズでの経歴
活動時期
1997 - 2007, 2009 - 2013
所属
ホーガン・レーシング (1997),
チーム KOOL グリーン (1998-2002),
アンドレッティ・グリーン・レーシング (2003-2007)
チップ・ガナッシ・レーシング (2009-2013)
出走回数
203
優勝回数
30
ポールポジション
25

ジョージ・ダリオ・マリーノ・フランキッティGeorge Dario Marino Franchitti[1][2]、1973年5月19日 - )は、スコットランドのエディンバラ出身のレーシングドライバー。インディカー・シリーズでは3年連続を含む4度のシリーズチャンピオン、インディ500では3度の優勝を獲得している。2013年に引退。2001年にアメリカの女優アシュレイ・ジャッドと結婚したが、2013年1月に離婚。現在はテネシー州在住。




目次






  • 1 経歴


  • 2 レース戦績


    • 2.1 ドイツツーリングカー選手権


    • 2.2 国際ツーリングカー選手権


    • 2.3 アメリカン・オープンホイール


      • 2.3.1 CART


      • 2.3.2 インディカー・シリーズ


      • 2.3.3 インディ500






  • 3 映画出演


  • 4 参照


  • 5 外部リンク





経歴



  • 1991年にデビューし、フォーミュラ・ヴォクゾール・ジュニア選手権を制覇。

  • 1994年にはイギリス・フォーミュラ3選手権でシーズン1勝、シリーズ4位。

  • 1995年はFIA国際ツーリングカー選手権(ITC)で3位、ドイツツーリングカー選手権(DTM) では5位の成績を収める。

  • 1996年、ITCの最後のレースとなった鈴鹿サーキットの第1レースで優勝。

  • 1997年からはCART(現・チャンプカー)に参戦し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得する。


  • チーム・グリーンに在籍した1998年は3位、1999年は2位、2000年は13位、2001年は7位、2002年は4位と、安定した成績を残すも、今1歩タイトルには届かなかった。

  • 2003年からアンドレッティ・グリーン・レーシングに改名したチームごとインディカー・シリーズ(IRL)に転向するも、怪我により後半戦を欠場。

  • 2004年は開幕戦からレースに復帰、第9戦・第12戦では優勝を果たし、ランキング6位。

  • 2005年は第9戦(ナッシュビル)と第17戦(フォンタナ)で優勝、第7戦(リッチモンド)と第10戦(ミルウォーキー)では2位に入り、ランキング4位を獲得する。

  • 2006年も第2戦(セントピーターズバーグ)でポールポジション獲得、第13戦(インフィニオン・レースウェイ)で2位を獲得、6度のトップ10フィニッシュを果たし、ランキング8位。

  • 2007年には、インディ500で優勝するなどの活躍を見せ、最終戦(シカゴランド・スピードウェイ)ではラスト一周でトップとなりシリーズチャンピオンに輝いた。

  • 2008年にはチップ・ガナッシ・レーシングよりNASCAR・スプリントカップシリーズに参戦したが、全くいいところがなく、シーズン途中に下位カテゴリーのネイションワイドシリーズに降格。それでも成績が上向かなかった。

  • 2009年シーズンはNASCARから撤退しIRLへ復帰、自身がチャンピオンを獲得した2007年のライバルチームのチップ・ガナッシから復帰し同じく2007年にチャンピオンを争ったスコット・ディクソンがチームメイトとなった。開幕戦でチームメイトのディクソンがクラッシュする中4位フィニッシュ、第2戦のロングビーチで早くも復帰後初優勝を飾る。その後第3戦ではクラッシュに終わるが、第7戦アイオワ、第10戦トロントで勝利しチーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベス等がライバルとなったが、徐々にカストロネベスが脱落し、チームメイトのディクソン、ペンスキーの新鋭ライアン・ブリスコーとチャンピオン争いを繰り広げる。第15戦インフィネオンでポールポジションから1度もトップを譲らない走りでブリスコーを抑えきり、シーズン4勝目を挙げこのレースで13位に終ったディクソンを逆転しブリスコーに4ポイント差の2位に浮上した。しかし第15戦シカゴでブリスコーがチームメイトのディクソンとの争いを制してポール・トゥ・ウィンを達成、自身は4位に終わりブリスコーに25点差を付けられることとなった。しかし、残り2戦となったツインリンクもてぎでブリスコーが18位、チームメイトのディクソンはポール・トゥ・ウィンで自身は2位、この結果ディクソンがランキングトップに立ち、フランキッティは変わらずランキング2位ではあるもののポイントリーダーに5点差、3位のブリスコーに3点差で最終戦ホームステッドを迎え、最終戦での勝利によって逆転で2度目のタイトルを獲得した。

  • 2010年のインディ500で2度目の優勝、最終戦でウィル・パワーを逆転して3度目のタイトルを獲得した。

  • フランキッティはCART・IRLキャリアのほとんどをホンダエンジンで走行し、勝利とタイトルを獲得している。

  • 2010年度ドイツツーリングカー選手権チャンピオンで、2011年のF1世界選手権に参戦したポール・ディ・レスタとは従兄弟。

  • 2013年10月6日、インディ・カーシリーズ第18戦(ヒューストン)最終周で、デブリを拾ってコントロールを乱した佐藤琢磨のマシンに乗り上げ、宙を舞いフェンスに激突するクラッシュ。脳しんとうを起こし、脊柱と右足首を骨折する大けがを負った[3]

  • 2013年11月15日、インディ・カーシリーズ第18戦(ヒューストン)における怪我を理由に、レース引退を発表した[4]



レース戦績



ドイツツーリングカー選手権














































チーム
使用車両
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
順位
ポイント

1995年

D2 AMG-メルセデス

メルセデス・ベンツ・Cクラス V6

HOC1
3

HOC2
DNS

AVU1
Ret

AVU2
Ret

NOR1
6

NOR2
2

DIE1
2

DIE2
4

NÜR1
Ret

NÜR2
Ret

SIN1
2

SIN2
10

HOC1
Ret

HOC2
DNS
5位
74


国際ツーリングカー選手権







































































































チーム
使用車両
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
順位
ポイント

1995年

D2 AMG-メルセデス

メルセデス・ベンツ・Cクラス V6

MUG1
4

MUG2
1

HEL1
12

HEL2
DNS

DON1
2

DON2
2

EST1
5

EST2
3

MAG1
Ret

MAG2
DNS

















3位

80

1996年

D2 AMG-メルセデス

メルセデス・ベンツ・Cクラス V6

HOC1
3

HOC2
4

NUR1
2

NUR2
8

EST1
9

EST2
10

HEL1
17

HEL2
DNS

NOR1
5

NOR2
NC

DIE1
2

DIE2
2

SIL1
21

SIL2
14

NUR1
3

NUR2
3

MAG1
6

MAG2
4

MUG1
4

MUG2
2

HOC1
Ret

HOC2
7

SAO1
3

SAO2
10

SUZ1
1

SUZ2
Ret
4位
171


アメリカン・オープンホイール



CART







































































































































































































チーム
シャシー
エンジン
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
順位
ポイント

1997年

ホーガン・レーシング

レイナード・97i

メルセデス・ベンツ

MIA
25

SRF
9

LBH
12

NZR
13

RIO
27

STL
17

MIL
16

DET
13

POR
26

CLE
11

TOR
26

MIS
19

MDO
11

ROA
25

VAN
13

LS
13

FON
DNP




22位
10

1998年

チーム・グリーン

レイナード・98i

ホンダ
MIA
9

MOT
8
LBH
2
NZR
21

RIO
19
STL
27
MIL
4
DET
4
POR
21
CLE
3

TOR
20*
MIS
21

MDO
26
ROA
1*

VAN
1*
LS
4

HOU
1*

SRF
2
FON
22



3位

160

1999年

レイナード・99i

MIA
3
MOT
22
LBH
2
NZR
8
RIO
2
STL
3
MIL
7
POR
3
CLE
25
ROA
18

TOR
1*
MIS
5
DET
1

MDO
3*

CHI
2
VAN
10
LS
25
HOU
2

SRF
1*
FON
10


2位

212

2000年

レイナード・2Ki
MIA
11
LBH
23
RIO
11
MOT
2
NZR
23
MIL
6
DET
4
POR
9
CLE
13
TOR
25
MIS
3
CHI
20
MDO
22

ROA
12

VAN
2*
LS
3
STL
24
HOU
25

SRF
25
FON
23

13位
92

2001年

レイナード・01i

MTY
9
LBH
6

TXS
NH
NZR
8
MOT
17

MIL
9
DET
2
POR
6
CLE
1
TOR
24
MIS
2
CHI
15
MDO
16
ROA
19
VAN
9

LSZ
25

ROC
9
HOU
2
LS
19

SRF
23
FON
23
7位
105

2002年

レイナード・02i

MTY
2

LBH
9

MOT
3

MIL
12

LS
19

POR
3

CHI
3


TOR
13

CLE
14

VAN
1

MDO
17

ROA
12

MTL
1*


DEN
18

ROC
1

MIA
10

SRF
7

FON
10

MXC
5


4位
148


インディカー・シリーズ






































































































































































































































































































































チーム
シャシー
エンジン
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
順位
ポイント

2002年

チーム・グリーン

ダラーラ

シボレー

HMS

PHX

FON

NZR

INDY
19

TXS

PPIR

RIR

KAN

NSH

MIS

KTY

STL

CHI

TX2




44位
11

2003年

アンドレッティ・グリーン・レーシング

ホンダ
HMS
7
PHX
16
MOT


INDY

TXS

PPIR
4
RIR

KAN

NSH

MIS

STL

KTY

NZR

CHI

FON

TX2




25位
72

2004年
HMS
17
PHX
17
MOT
7

INDY
14

TXS
2
RIR
12
KAN
4
NSH
20

MIL
1
MIS
22
KTY
6
PPIR
1
NZR
3
CHI
20
FON
6
TX2
15



6位
409

2005年
HMS
22

PHX
4

STP
3
MOT
17

INDY
6
TXS
8
RIR
2
KAN
4
NSH
1
MIL
2
MIS
8
KTY
18

PPIR
7
SNM
8

CHI
12
WGL
3

FON
1


4位
498

2006年

HMS
4

STP
19
MOT
11

INDY
7
WGL
14
TXS
13
RIR
3
KAN
12
NSH
6
MIL
6
MIS
12
KTY
9
SNM
2
CHI






8位
311

2007年

HMS
7

STP
5

MOT
3

KAN
2

INDY
1

MIL
2

TXS
4

IOW
1

RIR
1

WGL
3

NSH
2

MDO
2

MIS
13

KTY
8

SNM
3

DET
6

CHI
1



1位

637

2008年

チップ・ガナッシ・レーシング

HMS

STP

MOT

LBH

KAN

INDY

MIL

TXS

IOW

RIR

WGL

NSH

MDO

EDM

KTY

SNM

DET

CHI

SRF1
16
NC
0

2009年

STP
4

LBH
1

KAN
18

INDY
7

MIL
3

TXS
5

IOW
1

RIR
2

WGL
15

TOR
1

EDM
5

KTY
6

MDO
3

SNM
1

CHI
4

MOT
2

HMS
1



1位

616

2010年

SAO
7

STP
5

ALA
3

LBH
12

KAN
2

INDY
1

TXS
5

IOW
18

WGL
3

TOR
2

EDM
3

MDO
1

SNM
3

CHI
1

KTY
5

MOT
2

HMS
8



1位

602

2011年

STP
1

ALA
3

LBH
3

SAO
4

INDY
12

TXS1
1

TXS2
7

MIL
1

IOW
5

TOR
1

EDM
3

MDO
2

NHM
20

SNM
4

BAL
4

MOT
8

KTY
2

LVS
C2


1位

573

2012年

ダラーラ・DW12

STP
13

ALA
10

LBH
15

SAO
5

INDY
1

DET
2

TXS
14

MIL
19

IOW
25

TOR
17

EDM
6

MDO
17

SNM
3

BAL
13

FON
2




7位
363

2013年

STP
25

ALA
25

LBH
4

SAO
7

INDY
23

DET1
6

DET2
5

TXS
6

MIL
8

IOW
20

POC
3

TOR1
3

TOR2
4

MDO
3

SNM
3

BAL
21

HOU1
15

HOU2
15

FON

10位
418


インディ500



































































































シャシー
エンジン
スタート
フィニッシュ
チーム

2002年

ダラーラ

シボレー
28
19

チーム・グリーン

2003年
ダラーラ
ホンダ
DNP

アンドレッティ・グリーン・レーシング

2004年
ダラーラ
ホンダ
3
14

アンドレッティ・グリーン・レーシング

2005年
ダラーラ
ホンダ
6
6

アンドレッティ・グリーン・レーシング

2006年
ダラーラ
ホンダ
17
7

アンドレッティ・グリーン・レーシング

2007年
ダラーラ
ホンダ
3
1

アンドレッティ・グリーン・レーシング

2009年
ダラーラ
ホンダ
3
7

チップ・ガナッシ・レーシング

2010年
ダラーラ
ホンダ
3
1

チップ・ガナッシ・レーシング

2011年
ダラーラ
ホンダ
9
12

チップ・ガナッシ・レーシング

2012年
ダラーラ
ホンダ
16

1

チップ・ガナッシ・レーシング

2013年
ダラーラ
ホンダ
17
23

チップ・ガナッシ・レーシング


映画出演



  • ターボ Turbo (2013)


参照





  1. ^ “Andretti Green Racing Team Profile”. Acura. (2007年1月3日). オリジナルの2008年8月29日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080829120418/http://www.hondanews.com/categories/1150/releases/3961 2008年12月2日閲覧。 


  2. ^ “Second star wedding for Highland town”. BBC News. (2001年12月7日). http://news.bbc.co.uk/1/hi/scotland/1697991.stm 2008年12月2日閲覧。 


  3. ^ F1-Gate.com: フランキッティ、佐藤琢磨との大クラッシュで骨折。観客にも負傷者(2013年10月7日)2013年10月9日閲覧


  4. ^ 『ダリオ・フランキッティ、事故の影響でレース引退を発表』(2013年11月15日 F1-Gate.com)



  • Greatest 33 Profile


外部リンク







  • 公式サイト

  • Driver details at www.indycar.com

  • Dario Franchitti Profile on Versus

  • The Greatest 33

  • IndyCar 11 in '11 video














タイトル
先代:
エリオ・カストロネベス

インディ500勝者
2010
次代:
ダン・ウェルドン
先代:
ダン・ウェルドン

インディ500勝者
2012
次代:
トニー・カナーン








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