上野駅
上野駅 | |
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JR・正面玄関口(2008年7月) | |
うえの Ueno | |
所在地 | 東京都台東区 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細) |
乗換 | 京成上野駅(京成本線) |
上野駅(うえのえき)は、東京都台東区上野七丁目および東上野三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。
目次
1 概要
1.1 乗り入れ路線
1.1.1 JR東日本
1.1.2 東京メトロ
2 歴史
2.1 年表
3 駅構造
3.1 JR東日本
3.1.1 新幹線ホームにおける地下水の上昇とその対策
3.1.2 のりば
3.1.3 のりばの変遷
3.1.4 配線
3.1.5 発車ベル・発車メロディ
3.1.6 五ツ星広場
3.2 東京メトロ
3.2.1 のりば
4 駅弁
5 利用状況
5.1 年度別1日平均乗降人員
5.2 年度別1日平均乗車人員(1880年代 - 1930年代)
5.3 年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)
5.4 年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
6 駅周辺
6.1 広小路口 (JR)・4 - 6番出口(東京メトロ)
6.2 浅草口・東上野口 (JR)、1 - 3番出口(東京メトロ)
6.3 入谷口 (JR)
6.4 公園口 (JR)
6.5 不忍口(JR) ・京成線連絡通路(東京メトロ)
7 バス路線
7.1 入谷口
7.2 浅草口
7.3 浅草口浅草通り沿い
7.4 東上野口昭和通り沿い
7.5 不忍口・京成上野駅前
7.6 公園口
8 上野駅をモチーフにした作品など
9 隣の駅
10 脚注
10.1 記事本文
10.1.1 注釈
10.1.2 出典
10.2 利用状況
11 参考文献
12 関連項目
13 外部リンク
概要
当駅は、日本の鉄道黎明期に日本初の私鉄である日本鉄道が、上野 - 熊谷間の第一区線(現在の東北本線(宇都宮線)・高崎線の一部)開業時に合わせて、東京下町北端の山下町に東京方の起点駅として開業した歴史ある駅である。以来、日本を代表するターミナル駅として栄えてきた。
現在、当駅には北関東と東京を結ぶJR各線の中距離電車と東京都区部を走る各通勤電車(JR東日本・東京メトロ)各線が結節し、また東北、上信越方面の各新幹線、その他在来線各線の優等列車が発着するなど、東京の「北の玄関口」として機能している。
乗り入れ路線
当駅には、JR東日本の新幹線と在来線各線、および東京メトロの路線が乗り入れている。
JR東日本
このうち、JR東日本の新幹線は、線路名称上は東北新幹線のみである[1]が(詳細は路線記事および「鉄道路線の名称」参照)、東北新幹線経由で山形、秋田、北海道、上越、北陸の各新幹線が乗り入れている。
JR東日本の在来線に関しても、線路名称上は東北本線のみである[1]が、以下のように多岐にわたる各線が乗り入れている。スリーレターコードは「UEN」。
宇都宮線・高崎線 - 駅番号「JU 02」 : 列車線を走行する東北本線の中距離電車系統。赤羽駅までは尾久駅経由の支線を走行する。全区間に渡り東北本線を走行する列車が「宇都宮線」[注釈 1]、途中大宮駅から高崎駅方面へ分岐する列車が「高崎線」と案内される[注釈 2](一部では「宇都宮・高崎線」と一体化して案内される)。高崎線の一部列車は上越線・両毛線へ直通運転する。
京浜東北線 - 駅番号「JK 30」 : 電車線を走行する東北本線の近距離電車系統。赤羽駅までは王子駅経由の本線ルートを走行する。南行は横浜駅から根岸線への直通運転も実施している。
山手線 - 駅番号「JY 05」 : 電車線を走行する環状路線。京浜東北線と並行しない区間が線路名称上の山手線にあたる。
常磐線(快速)[注釈 3](■中距離列車も含む) - 駅番号「JJ 01」 : 線路名称上の起点は日暮里駅だが、東北本線上の専用線路を介して当駅まで乗り入れている[注釈 4]。一部列車は途中我孫子駅より成田線(支線)へ直通運転する(近年は「常磐・成田線」あるいは「常磐(快速)・成田線」と一体化されて案内されることが増えている[注釈 5])。
上野東京ライン:当駅・東京駅間の列車線(東北縦貫線)を経由して、宇都宮・高崎・常磐線が東海道本線列車線(系統路線名東海道線、一部は更に伊東線)へ直通運転する列車の運転系統愛称[注釈 6]。
宇都宮線と高崎線が同じ線路を共有しているほかは、原則として各系統ごとに専用の線路が割り当てられているが、上野東京ラインの開業により(常磐線が乗り入れるために平面交差を行うことから)宇都宮線・高崎線と常磐線の一部列車で線路が共有されるようになった。
JR東日本公式サイトにて記載されている当駅の「所属路線」は、京浜東北線、常磐・成田線、常磐線、高崎線、東北本線、山手線、秋田新幹線、上越新幹線、東北新幹線、北陸新幹線、山形新幹線の11路線となっている[2]。
上野駅の事務管コードは、▲441003となっている[3][備考 1]。
東京メトロ
東京メトロは銀座線と日比谷線の2路線が乗り入れている。
銀座線 - 駅番号「G 16」
日比谷線 - 駅番号「H 17[注釈 7]」
東京メトロ日比谷線は、終着駅である北千住駅より、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)を経由して日光線南栗橋駅まで相互直通運転を実施している。
歴史
日本鉄道は、上野 - 熊谷間の開業に先立ち、1882年(明治15年)11月に寛永寺の子院跡約29,800坪(約98,512m2)を東京府より借り受け、上野駅の用地とした。1883年(明治16年)7月28日には同線の仮開業に伴い上野駅を開設し、同年8月より貨物、10月より郵便物の取り扱いを始めた。1884年(明治17年)6月28日には仮駅舎で開業式が行われ、1885年(明治18年)に煉瓦造りの237坪(約783m2)の本駅舎が竣工した。この初代駅舎は三村周が設計、毛利重輔が監督を行い、中央の平屋部分に出札広場とコンコース、両翼に待合室を設置したH型平面の構造で、当時の汐留駅や横浜駅を踏襲した形となっている[4]。
1885年に途中大宮駅から宇都宮駅に至る区間(利根川渡河区間を除く)が開通すると、上野駅は東京側のターミナルとして繁盛するようになった。当初は1つの駅構内に旅客・貨物・車両基地の機能を併設しており、次第に鉄道輸送の需要が伸びてくると構内が手狭になってきた。また駅周辺の道路が狭隘で、ここに旅客を輸送する馬車鉄道や貨物を輸送する大八車が輻輳するようになったため、旅客と貨物の機能を分離することが計画された。1890年(明治23年)11月1日には南方に地上の貨物線を開通させ、新たに設置された秋葉原貨物取扱所(後の秋葉原駅)に貨物取扱を移転した。さらに1896年(明治29年)12月25日に開業した隅田川駅にも荒荷の扱いなどを分散移転して、上野駅は同年12月1日に旅客専用駅となった[5]。1900年(明治33年)には日本鉄道が駅前広場に飲食店、喫茶店、雑貨販売店の入った上野待合店を建設している。これは110坪(約364m2)2階建ての建物で、後に理髪店なども入居したが、1922年(大正11年)に撤去された[6]。
1905年(明治38年)4月1日に常磐線の三河島 - 日暮里間が開通し、それまで田端で折り返して運転していた常磐線の列車が直接上野駅へ乗り入れるようになった。同年には新橋 - 上野間の高架旅客線の建設とそれに伴う上野駅の改築が決議されている。1906年(明治39年)には日本鉄道の国有化に伴い、上野駅も国有化され、1909年(明治42年)10月には秋葉原 - 上野 - 青森間が東北本線と定められた。同年12月16日には山手線の烏森(後の新橋) - 品川 - 新宿 - 池袋 - 田端 - 上野間で電車の運転が開始され、上野駅はその一方の端となった。
このような状況下で上野駅の利用者は増加を続け、1917年(大正6年)には構内に事務所が9棟、倉庫が10棟、その他売店などが44棟も立ち並び、スペースが限界に近づいていた[7]。1923年(大正12年)9月1日の関東大震災では初代駅舎が消失し、同月23日に仮駅舎で営業が再開した[8]。同年からは鉄道省東京改良事務所により上野駅周辺の改良工事が始まり、1925年(大正14年)3月1日には新橋駅との間の高架旅客線が開通して山手線の環状運転が始まり、東京の都市内交通である同線の電車と、東北・常磐・高崎といった長距離の幹線との接続する駅として機能するようになった。
1930年(昭和5年)3月1日に地鎮祭が行われて改築工事が始まり[8]、1932年(昭和7年)4月2日に2代目の駅舎が落成し、同月5日より営業を開始した[8]。この駅舎では利用者の安全に配慮した動線設計がなされ、乗車客は1階の車寄せから列車ホームに、降車客は地下1階の車寄せに出るようになった。外壁は多胡石と小松石の砕石が入ったモルタル塗りで、臍壁には花崗岩が用いられている。また、構造上の大きな特徴として、本屋の中央に設置した30×20.3×13.25mの広間空間が挙げられる。この空間は正面玄関の機能を持ち、2階部には業務エリアの移動のための回廊が設けられていた[9]。また、秋葉原の貨物取扱設備が高架上に移転したのを受け、東西交通を遮断するなどの問題を引き起こしていた地上の貨物線は1932年7月1日に廃止されている。
年表
1883年(明治16年)7月28日:日本鉄道上野 - 熊谷間の始発駅として開業(国有化後、大宮以南区間は東北本線と定められる)。
1885年(明治18年)7月16日:初代本駅舎が竣工。
1890年(明治23年)11月1日:上野 - 秋葉原間が貨物線として開通。上野から貨物の取り扱いを秋葉原に移転して貨客分離。
1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
1909年(明治42年)
10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
12月16日:山手線の電車運転開始。
1912年(明治45年)1月8日:日本初の発車ベルを導入。
1925年(大正14年)11月1日:上野 - 東京間の高架旅客線が開業。
1927年(昭和2年)12月30日:東京地下鉄道(現・東京メトロ銀座線)浅草駅 - 上野駅間開通。
1932年(昭和7年)4月3日:新駅舎が落成[8]。
1941年(昭和16年)9月1日:東京地下鉄道、路線を帝都高速度交通営団(営団地下鉄)に譲渡。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
1961年(昭和36年)3月28日:営団地下鉄日比谷線の駅が開業。
1964年(昭和39年)10月1日:一部の急送品(郵便・新聞等)を除いて荷物の取り扱いを隅田川駅に移管。
1968年(昭和43年)9月30日:高架第6ホーム(11・12番線)が使用を開始。地上・高架のホーム改良工事が完成する。
1971年(昭和46年)10月:大連絡橋完成(12月20日から使用開始) 。
1977年(昭和52年):東北新幹線の駅建設が決定(当初は計画になく、地域からの建設請願運動があった)。
1985年(昭和60年)3月14日:東北新幹線の上野駅が開業。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)に継承される。
1991年(平成3年)6月20日:東北新幹線が東京駅まで延伸。
1993年(平成5年)11月4日:営団で継続定期券発売機を導入[10][注釈 8]。
1995年(平成7年):新幹線ホーム周辺の地下水上昇対策として、同ホームに37,000トンの鉄塊を設置。
1997年(平成9年)
- JR東日本の駅が「関東の駅百選」に認定される。選定理由は「いつの時代にもふるさとへの郷愁をそそる、首都圏の北の玄関口」。営団は認定対象外。
10月16日:新幹線乗換改札口に自動改札機を導入(JR東日本管内の新幹線各駅では初導入)[11]。
1999年(平成11年)
3月31日:駅レンタカー営業所営業終了[12]。
9月11日:地平に位置していた18番線が廃止[13]。
2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる。
2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化により、銀座線と日比谷線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される。
2007年(平成19年)3月18日:東京メトロでICカード「PASMO」の利用が可能となる。
2009年(平成21年)2月20日:銀座線上野駅に駅ナカ「エチカフィット上野」が開業。
2012年(平成24年)10月30日:銀座線上野駅に発車メロディを導入。曲は森山直太朗作詞・作曲の「さくら」[14]。
2013年(平成25年)7月28日:13番線に発車メロディを導入。曲は「あゝ上野駅」[15]。
2015年(平成27年)
3月14日
北陸新幹線が開業し、「かがやき」・「はくたか」が一部停車。
上野東京ライン(東北縦貫線)が完成し、当駅終着(始発)である宇都宮線・高崎線・常磐線(快速)の一部列車が東北本線本来の起点である東京駅およびその先の東海道本線への乗り入れを開始(再開)。- 5 - 8番線で行われていた出発指示合図が廃止され、乗降終了合図に統一される。
- 16・17番線の特急乗換改札口が廃止される。
寝台特急「北斗星」が当駅13日発車分と翌日14日到着分をもって定期運行を終了。これにより上野駅を始発・終着とする定期運行の寝台特急列車が消滅。
3月29日:東京メトロのお忘れ物総合取扱所が飯田橋駅へ移転。
7月21日:5番線から10番線に発車メロディを導入。
8月21日:寝台特急「北斗星」の下り最終列車が発車。
8月23日:寝台特急「北斗星」が上り最終列車到着をもって運行を終了。これにより、日本の「ブルートレイン」と呼ばれる寝台特急列車は全て消滅。
12月12日:山手線のホーム(2、3番線)でホームドアの使用開始、銀座線1番線でホームドア設置が発表される[16]。
2016年(平成28年)
3月19日:寝台特急「カシオペア」の下り最終列車が発車。
3月21日:寝台特急「カシオペア」が上り最終列車到着をもって運行を終了。これにより、四半世紀続いた当駅発着の寝台特急列車及び夜行列車は全て姿を消した[注釈 9]。
2017年(平成29年)
5月1日:クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が運行開始。これに伴い、専用ラウンジ「プロローグ四季島」と専用ホーム「13.5番線ホーム」の使用を開始。
12月20日:京浜東北線ホーム(1、4番線)でホームドアの使用開始[17]。
駅構造
JR東日本
JR 上野駅 | |
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特急(16・17番線)ホーム(2016年7月16日) | |
うえの Ueno UEN | |
所在地 | 東京都台東区上野七丁目1-1 北緯35度42分50秒 東経139度46分38秒座標: 北緯35度42分50秒 東経139度46分38秒 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ウエ←ウヱ |
駅構造 | 地下駅(新幹線) 高架駅・地上駅(在来線) |
ホーム | 2面4線(新幹線) 6面12線(在来線・高架) 3面5線(在来線・地上) |
乗車人員 -統計年度- | 187,536人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1883年(明治16年)7月28日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■東北新幹線 (北海道新幹線・■秋田新幹線・■山形新幹線・上越新幹線・北陸新幹線直通を含む) |
キロ程 | 3.6km(東京起点) |
◄東京 (3.6km) (26.7km) 大宮► | |
所属路線 | ■宇都宮線・高崎線 (東北本線列車線) |
駅番号 | JU02 |
キロ程 | 3.6km(東京起点) |
◄JU 01 東京* (3.6km) (4.8km) 尾久 JU 03► | |
所属路線 | ■京浜東北線 (東北本線電車線) |
駅番号 | JK30 |
キロ程 | 3.6km(東京起点) |
◄JK 29 御徒町 (0.6km) (1.1km) 鶯谷 JK 31► | |
所属路線 | ■山手線 (東北本線電車線) |
駅番号 | JY05 |
キロ程 | 3.6km(東京起点) |
◄JY 04 御徒町 (0.6km) (1.1km) 鶯谷 JY 06► | |
所属路線 | ■■常磐線(快速) |
駅番号 | JJ01 |
キロ程 | 日暮里から2.2km |
◄(東京)* (-km) (2.2km) 日暮里 JJ 02► | |
備考 | 直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 東京山手線内・東京都区内駅 |
在来線の正式な線路名称はいずれも東北本線 * 一部列車が上野東京ラインとして運行の上、東京方面に乗り入れ。 |
中央改札上には、1951年展示の猪熊弦一郎作の壁画『自由』が掲げられており、当駅を代表する光景ともなっている(1951年12月製作[8]、1984年6月修復、2002年12月修復)。その下にはLED式発車標が設置されているが、新幹線開業前は、東北・奥羽・磐越西線は緑(杜の都・仙台をイメージ)、高崎・上越線は黄(越後平野の稲穂をイメージ)、高崎・信越線はピンク(信州のりんごをイメージ)、常磐線は青(太平洋の海をイメージ)、東北新幹線大宮開業時に設定された「新幹線リレー号」はクリーム色と、方面別に色分けされた木製の発車案内板が使用され、ホームにも後から幕式の発車標が設置されていた。
グランドコンコースの中央改札内には、朝倉文夫作のブロンズ像『つばさの像』、改札外広小路口には同じく朝倉作の『三相』がある。『つばさの像』は1958年10月10日に初の東北特急「はつかり」運転開始と駅開業75周年を記念して台東区が寄贈したもので、当初は広小路口に設置された。『三相』は、1958年10月10日に駅開業75周年記念式に列席した朝倉が駅が朝倉自身と誕生を同じくしていることを知り、深く喜懌になり、記念に台東区を通じ贈られたもので、三相とは知、情および意である。また、券売機上壁面には、平山郁夫原画・制作のステンドグラス『ふる里日本の華』(1985年)が展示されている。これは東北上越新幹線上野駅開業を記念して制作された。豊かな水と緑を背景に四季折々の美しさを屏風絵ふうに配し、沿線各地の代表的な花・まつり・風物をあしらいふる里への思いを表現した、きわめて日本的なモチーフと構成に特徴がある。2002年6月駅改修に伴い現在の場所に移設された。
バブル期に磯崎新設計による地上300mの超高層駅ビルに建て替える構想があったが、その後のバブル崩壊と東北・上越新幹線の東京駅延伸による乗降客の減少などから、現在は立ち消えになっている。
南満州鉄道の大連駅と函館本線の小樽駅、および樺太庁鉄道(後の樺太西線→ロシア鉄道シャフタ=サハリンスカヤ─アルセンチェフカ線)の真岡駅(ホルムスク南駅、1992年に解体)は当駅を模したとされる。
コンコースは、地上と、公園口通路、大連絡橋通路、大連絡橋連絡通路(公園口通路と大連絡橋通路を連絡する)(以上3階)、新幹線地下コンコース(地下)がある。新幹線コンコースに行くには、地上の中央改札を入って右側の新幹線改札を利用する。
改札は、中央改札(地上)、不忍改札(中2階)、公園改札、入谷改札(以上3階)の計4か所である。また期間・時間が限定された臨時改札として、3階にSuica専用(簡易Suica改札機設置)の公園臨時改札(常設の公園改札はその名の通り御徒町駅寄りにある公園口通路の突き当たりにあるが、臨時改札は鶯谷駅寄りにある大連絡橋通路の突き当たりにある)があった。現在、公園臨時改札を閉鎖し、その跡地に正規の公園改札を移転させる工事を行っており、2020年7月に新改札を併用させる予定[18]。また、改札内改札として先述の新幹線改札があり、以前はそれに加え、在来線特急乗換(16・17番線入出場)改札が地上および3階にそれぞれあったが、元々寝台特急は13番線などを利用していたほか、2014年3月15日のダイヤ改正から高崎線特急が14・15番線に、2015年3月14日の改正(上野東京ライン開業)から常磐線特急のうち東京方面に乗り入れる列車が8・9番線を発着するようになり、特急列車の発着ホームが分散されたため、2015年3月13日を持って廃止され、自由に出入りできるようになった(また8・9・14・15番線ホーム上に高崎・常磐線の当日分専用指定席券売機が設置された)。
出口は、地上の中央改札正面の「広小路口」「正面玄関口」や同左手の「浅草口」、中2階の不忍改札からは地上の「不忍口」「山下口」、3階の入谷改札からは2階の「東上野口」、3階の「パンダ橋口」、地上の「入谷口」などが利用できる。同じく3階の公園改札からは3階の「公園口」に直結していて、上野恩賜公園へはここを利用するのが近い(前述の通り、公園改札の移転に伴い、公園口も移転となる予定)。正面玄関口および広小路口の出口からは、国道4号(日光街道)などを跨ぐ歩道橋が利用できる。また、駅を跨ぐようにパンダ橋が架かっており、自由に歩くことができる。パンダ像は2つあり、実物の倍の大きさはある巨大なジャイアントパンダ像はパンダ橋口を出て右の所に、もう一つの小パンダ像は大連絡橋コンコースにあったが、2017年12月に小パンダ像も大パンダ像のある場所に移設された。
京成電鉄の京成上野駅へは不忍口を経るように案内サインが設置されている。JRと京成線の連絡は、山手線・京浜東北線で北側に2駅進んだ日暮里駅が通常利用されている。ただし、上野駅と京成上野駅の両駅を連絡駅とした定期券を購入することはできる[19]。
地下鉄各線の連絡は、中央改札近くにある階段・エスカレータを利用するルートが主だが、入谷改札からの動線も案内されている。
在来線のトイレは中央改札口入って正面にある駅弁店・土産物店(洋菓子)の裏側(地上。頭端式ホーム14・15番線ホームおよび16・17番線ホームの延長線上)、3・4番線ホームへの階段と5・6番線ホームへの階段との間(中2階コンコース)、9・10番線ホームと11・12番線ホームとを連絡する箇所(2階)、大連絡橋通路(3階)、エキュート上野内1階に直結するエスカレーターの向かい側(3階)の計5か所である。
2009年3月16日、上野中央通り地下駐車場および周辺8駅(JR上野駅・御徒町駅、東京メトロ上野駅・上野広小路駅・仲御徒町駅、京成上野駅、都営上野御徒町駅)を結ぶ地下通路が東京都により整備され、供用開始された。これらの駅とは、同一駅としては認められていない。ただし、東京メトロ上野駅、京成上野駅は定期券の連絡駅としては認められている[19]。
新幹線開業以降JR駅内部の改装工事が始まり、1990年代後半には改札内部に「Dila上野」(駅ナカ)が完成した。その後、JR東日本ステーションルネッサンス「みんなのえきプロジェクト」と称して中央改札・不忍改札側の駅舎内部も改装され、東西自由通路(愛称:パンダ橋)や正面玄関「レトロ館」の「Breakステーションギャラリー」、中央改札の「グランドコンコース」、ショッピングセンター「七番街(アトレ上野)」などが整備され、2002年3月にグランドオープンした。同年2月22日開店のアトレ上野は「FUSION SQUARE 人が集まるeki融合空間」をコンセプトに駅周辺にない飲食・食物販・ファッション・雑貨など54店舗を「レトロ館・ガレリア」「グランドコンコース」および「七番街」の3ゾーンに配置し、20 - 39歳の女性をターゲットに新たなエキナカショッピングシーンを演出している。その後、2007年4月から9月にかけてリニューアル工事を行い、「ゴディバ」「日本橋屋長兵衛」「アール・エフ・ワン」「ベーグル&ベーグル」「ジンズ グローバル スタンダード」「サマンサタバサ プチチョイス」のオープンと既存9ショップの改装を行った。また、東京圏駅ビル開発は、同年8月に浅草口地下でカフェ・雑貨ショップなどを配置した新フロア「レトロゲート」を開設した。9月にはフロアリニューアルを行い、グランドオープンした。そして、2005年春に全体のリニューアル工事が完成し、全面が白で統一された外観となり、エレベーターの整備も行われた。完工時には「上野駅リニューアルキャンペーン」が開催され、JR東日本のイメージキャラクターであり、このイベントのCFにも登場した女優の国分佐智子を招いてのオープニングセレモニーが行われた。この大改装は品川駅や大宮駅などで展開されている、いわゆる「駅ナカ」の模範となっている。
東北・上越新幹線の開業に伴い並行在来線の特急列車が大方廃止され、地上ホームの19・20番線が廃止となり、1999年9月には18番線も廃止された。その跡地東京方と東上野口・入谷口には、2006年7月19日からフィットネスクラブ(ジェイアール東日本スポーツ)が入居している。その先中央付近も途中まで取り壊されて従業員専用通路となっている。さらに日暮里方は、ホームがほぼ原型を留めたままで従業員専用通路として使用されている(19番線側に建てられた事務所を行き来するのに使用)のが、他のホームから確認できる。
東北・上越新幹線開業前は、都内の北へのターミナル駅として北関東、東北・信越・北陸方面へ向かう東北本線、日光線、磐越西線、奥羽本線、高崎線、両毛線、上越線、信越本線、吾妻線、羽越本線、常磐線の各特急・急行など長距離優等列車が数多く発着していた。しかし、新幹線開業のため並行在来線の優等列車は次第に廃止、地上ホームも削減され、その削減された跡地が新幹線ホームに向かうコンコースとなった。その後は中距離電車が増発され、発着列車の大半が宇都宮線、高崎線、常磐線の北関東方面へ向かう近郊・中距離電車となっている。
当初、高架ホームは常磐線各列車主体に使用され、高架ホームを発着する東北・上信越方面各列車はごく一部であった。逆に地平ホームを発着する常磐線列車は皆無で、地平ホームは東北・上信越方面各列車の専用ホームであった。その後、特急・急行列車の増発に伴って、また、中距離通勤客の増加に伴い、地平ホームは特急中心で、高架ホームは各線普通列車中心で運用されるようになり、上野東京ライン開業直前の時期は宇都宮線と高崎線の普通列車は5 - 8番線の高架ホームと13 - 15番線の地平ホームのいずれかに、常磐線の普通列車は9・10番線、快速電車は11・12番線に発着するのが基本であった(いずれも、一部例外あり)が、9番線に到着する宇都宮線・高崎線列車、8番線や地平ホームに到着する常磐線普通列車もわずかに存在していた(以前は8番線発の常磐線列車や9番線発の高崎線列車もあった)。
新幹線ホームにおける地下水の上昇とその対策
戦後、周辺地域で地下水を汲み上げ過ぎたために地盤沈下が発生し、周辺の地下水利用が制限されている。地下30mに位置する新幹線ホーム周辺の地下水は、建設前である1970年代初めは地下38mであり、新幹線ホームより8m下にあった。しかし、前述のように地下水が余剰となったことで水位が上昇し続け、1995年に地下14mまで水位が上昇した。浮き上がりによる駅構造の変形を防ぐため、同年に新幹線ホームの床下に合計3万7000トンもの錘を設置した。さらに、2004年には地下12mまで水位が上昇したことを受け、全長17mのアンカーボルトを約650本打ち込んだ。これは、東京駅の総武快速線・横須賀線ホームに打ち込んだ本数の約5倍となる[20]。
一方で、地下水を不忍池へ流す導水管の敷設も行われ、これにより不忍池の水質保持・水量保持やJRの下水道料金負担の軽減につながっている[21]。
のりば
同一駅に3種類のホームがある。
- 高架ホーム
1 - 12番線(山手線・京浜東北線・宇都宮線・高崎線・常磐線・上野東京ライン)
- 緩斜面に建設された一部高架の島式ホーム4面8線(1 - 8番線)、切欠きホームと櫛形ホームが一体化した2面4線(9 - 12番線、平面で行き来可能)、合わせて6面12線で構成されている。
- 1‐9番線が御徒町・東京方面と鶯谷・尾久・日暮里方面が直結しており、直通する各線の列車が発着する(一部列車を除く)。櫛形の10‐12番線は日暮里方面(常磐線)のみ発着できる。なお、10 - 12番線は他のホームよりも日暮里方にある(中央改札正面の階段の先が終端部に当たる)。このため、常磐線ホームの中では9番線のみ車両の停車位置が大きく異なっている。
宇都宮線と高崎線、常磐線の列車が当駅に到着する際、「高いホーム」または「高架ホーム」と呼称される。
常磐線の案内は、中距離列車が青■、快速電車が緑■で表記されている。- 当駅に到着する際の京浜東北線の車内LCDにおける常磐線のラインカラーは、■青色となっている。
中央改札(2018年1月31日撮影)
1、2番線ホーム
山手線ホーム(2018年1月)
3、4番線ホーム(2018年1月)
8番線ホーム(2016年7月)
- 地平ホーム
13 - 17番線(宇都宮線・高崎線・常磐線)
地平にある3面5線の櫛形ホームで、ヨーロッパのターミナル駅の風情を漂わせている。尾久・日暮里方面へ発着する。- 到着の際は「低いホーム」または「地平ホーム」と呼称される(「地下ホーム」と誤解される場合もある)。元々16・17番線は特急専用ホームで、主に特急「ときわ」が発着するが、2017年10月14日のダイヤ改正で高崎線スワローあかぎ1本が、2018年3月17日のダイヤ改正からは、宇都宮線・高崎線の普通・快速列車の一部が発着するようになり[注釈 10]、代わりに13番線の発着が大幅に減少。かつては有人の中間改札口があり、乗車券・特急券・入場券の検札を行っていたが、2015年3月13日をもって撤去された。13 - 15番線は主に宇都宮線・高崎線普通列車が発着する他、13番線はかつて寝台特急「カシオペア」「北斗星」の出発ホームとなっていた。13番線ホームには寝台特急が廃止された2016年3月26日改正後に発着する特急の定期列車は消滅したが、現地標識では『カシオペア』と表記していた箇所が『特急』表記に差し替えられている。この他、常磐線の普通列車も到着扱いの列車が数本ある。到着後は回送となるため、発車はない。
- 13番線には、寝台列車待ちの際に休憩所として利用できる「五つ星広場」があった(後述)。
- 13番線と14番線の間には、かつて荷物を積み降ろしする専用ホームが存在していたが、これを2017年5月1日から運行を開始したクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の乗降専用ホームに改築して、通称「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」として整備した。また、同列車専用ラウンジ「プロローグ四季島」が13番線に整備され、列車帰着後には「この旅がまだ続く旅」である事を実感させるフェアウェルパーティを行う。
- かつて、地平ホームには18 - 20番線が存在し、東北・上越新幹線開業までは当駅を始発終着とする優等列車が多数発着していた。その後、新幹線の開業に伴い並行在来線の優等列車は削減、廃止されていき、東北・上越新幹線の上野延伸(1985年3月14日開業)に伴い、まず20番線(1980年5月31日廃止)が、続いて19番線(1983年7月1日廃止)が廃止となり、東北・秋田・山形・上越・長野(今の北陸)の全新幹線が開業(1997年)した2年後には18番線(1999年9月11日廃止)も廃止され、今に至るまで欠番となった。2011年現在、旧18番線の日暮里寄りにはわずかながら線路跡が残る。
- かつての「北斗星」など、客車列車の場合、機関車の付け替えができないため、車両基地である尾久車両センターとの間は機関車を後部にした状態で回送運転する。「尾久車両センター#推進回送」を参照。
- 13番線の真上に10番線、14・15番線の真上に11・12番線がある2階建てのホームとなっており、13番線および14・15番線ホームと3階コンコースを結ぶエスカレーターおよび階段は、9・10および11・12番線ホームを貫通し直結している(貫通地点に転落防止の壁があり、行き来不能だが、全面を覆っておらず、空間は開けている)。また、高架ホームと地上ホームを直接つなぐ階段・エスカレーターは無いが、地平ホームでは14・15番線ホーム上のみにあるエレベーターは3層を行き来できる。
- 当駅折り返しの宇都宮線・高崎線・常磐線中距離電車は当駅に到着・乗客降車後に車内清掃を行う。またこれらの列車では2013年(平成25年)12月1日より通年、始発から15時までに発車する列車は、ボタン式半自動ドア扱いとなっている。
- 新幹線ホーム改札の隣の旧18番線には、寝台特急「カシオペア」に使用されているE26系の模型モックアップが置かれていたが、2012年12月24日をもって撤去された。また、旧18番線ホームの壁面には、ヒノキアスナロ(アオモリヒバ)による青森ねぶたのレリーフ(デザイン:高桑エリカ、彫刻監修 : 高橋清)がある。
- 現在の番線になったのは1968年8月29日のことで、前日までは現在の13番線が0番線、同14番線が11番線、同15番線が12番線という順に、かつての20番線が17番線だった。
14・15番線ホーム
TRAIN SUITE 四季島専用ホームの通称「新たな旅立ちの13.5番線」と呼ばれる13.5番線ホームの入口に立つ専用のエントランス(2017年8月21日)
13.5番線ホーム全体の様子(2017年8月21日)
13番線ホームにある、TRAIN SUITE 四季島の専用ラウンジ「プロローグ四季島」のエントランス(2017年8月21日)
18番線ホーム。列車は17番線で発車待ちの「ひたち」(1988年4月10日)
13番線ホーム。この先撮影禁止のパネル(2015年3月24日)
- 新幹線地下ホーム
19 - 22番線(東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸(長野経由)新幹線)
地下5階にある2面4線のホーム。通過線はなく、可動式ホーム柵も設置されていないため、通過列車は減速する。- 上下線で番線をある程度明確に割り振ってはいるが、上野始発の下り新幹線は臨時列車のみだが全ホームを使用する。この他に、東京駅発の臨時列車が19・22番線で定期列車を待避する場合がある。1997年9月30日までは一部の定期列車と大部分の臨時列車が当駅始発・終着だった。また、北側に行くと新幹線の東京新幹線車両センターがある(在来線でいうと京浜東北線の上中里 - 田端間に隣接)。
- また、新幹線ホームの一層上階コンコース南方に、喫煙コーナーがある。
新幹線改札口(2016年7月)
新幹線コンコースのエスカレーター(2018年1月)
新幹線コンコース(地下3階、2016年7月)
新幹線ホーム(2016年7月)
新幹線ホーム(2018年1月)
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
在来線 高架ホーム | ||||
1 | 京浜東北線 | 北行 | 赤羽・浦和・大宮方面 | |
2 | 山手線 | 内回り | 田端・池袋・新宿方面 | |
3 | 外回り | 東京・品川・目黒方面 | ||
4 | 京浜東北線 | 南行 | 東京・品川・横浜方面 | |
5・6 | 宇都宮線(東北線)・高崎線 | 下り | 赤羽・大宮・宇都宮・高崎方面 | 品川・東京方面からの列車。 早朝・深夜の始発列車(一部7・8番線)。 |
6 | ■ 常磐線 | 柏・取手・土浦・水戸方面 | 品川駅始発の快速電車・中距離列車。 | |
常磐線(快速)・成田線 | 松戸・柏・取手・成田方面 | |||
7・8 | 上野東京ライン ( 東海道線) | 上り (南行) | 東京・品川・横浜・小田原・熱海方面 | 大宮方面から(一部当駅始発)の列車。 |
8 | ■ 常磐線特急「ひたち」「ときわ」 | 下り | 柏・土浦・水戸・いわき方面 | 品川駅始発の特急列車。 |
8・9 | 上野東京ライン | 上り (南行) | 東京・品川方面 | 常磐線の品川駅方面行き(特急含む)。主に9番線 |
9 - 12 | ■ 常磐線 | 下り | 柏・取手・土浦・水戸方面 | 当駅始発 |
常磐線(快速)・成田線 | 松戸・柏・取手・成田方面 | |||
在来線 地平ホーム | ||||
13 - 16 | 宇都宮線(東北線)・高崎線 | 下り | 赤羽・大宮・宇都宮・高崎方面 | 当駅始発 主に14・15番線 |
13.5 | 新たな旅立ちの13.5番線 | 「TRAIN SUITE 四季島」乗降専用ホーム | ||
16・17 | ■ 常磐線特急「ひたち」「ときわ」 | 当駅始発/主に17番線 | ||
新幹線 地下ホーム | ||||
19・20 | 東北・山形・秋田・北海道新幹線 | 下り | 那須塩原・郡山・仙台・盛岡・新青森・ 山形・新庄・秋田・新函館北斗方面 | 全定期列車20番線 |
上越・北陸新幹線 | 高崎・越後湯沢・新潟・長野・金沢方面 | 主に20番線 | ||
21・22 | 新幹線 | 上り | 東京行き | 22番線は一部上越・北陸新幹線の列車が発車 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 16番線は、宇都宮・高崎線と常磐線特急で重複しているが、混在はしておらず、日中は常磐線特急、夕夜間は宇都宮・高崎線が発着している。
- 案内の無い(ただし、電光掲示板の発車標では当然ながら案内される)高崎線特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」及び臨時特急「水上」は、14・15番線を中心に、スワローあかぎ1本のみ16番線から発車する。また、「草津」の上野東京ライン直通臨時列車は、北行(長野原草津口行き)が5番線、南行(大船行き)が8番線発となる。
- かつて、宇都宮・高崎線13‐16番線は、カシオペアなど寝台列車が定期運行されていた時は、昼間特急も含め、シンボルマーク・列車名が記載されていた。上野東京ライン開業時に案内を総入替した際に代わりに路線名・方面表記以外の空きスペースに“特急”と記載されるようになった。しかし、2018年3月17日改正以降に除去された。
- 「常磐線(特急)」として、案内されていないが、品川行きの「ひたち」「ときわ」は、9番線(と8番線)を発着。
- 臨時特急「踊り子」の発着ホームは、我孫子発着の南行(伊豆急下田行き)が9番線、北行き(我孫子行き)が我孫子行きが8番線。大宮発着の南行が8番線、北行は大宮行きが5番線となる。
- 宇都宮・高崎線普通・快速列車の始発専用13-16番線では、特急同様に14・15番線を中心に運用。2018年3月17日改正ダイヤでは、13番線は平日朝の高崎線終着普通列車数本・日中宇都宮線の終着普通列車/始発普通列車2本ずつでの使用。16番線は平日夕方以降の宇都宮・高崎線始発普通・快速列車数本、休日の高崎線快速アーバン1本、ごく一部の終着普通列車での使用。
- 記載は平常運転時のもので、上野東京ライン直通運転中止時や一部路線のみの直通運転実施時は変更される場合がある(例えば、宇都宮・高崎線と東海道線の直通運転を中止した場合、5‐7番線を宇都宮・高崎線の折り返しに使用し、品川始発の常磐線を8番線着発とするなどの変更が行われる。これは一例であり、直通運転中止時のホーム使用方法は固定化されておらず、使用ホームは臨機応変に変更される)。また、常磐線特急ホーム(当時)16番線から本来13-15番線の宇都宮・高崎線(主に特急・通勤快速)が発車するよう変更される場合もある。
- 13番線と14番線の間に「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」が新設された。これは、13番線の線路を発着するクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」専用のホームとして整備されたものである[22]。かつて、ここには14番線発着列車用の荷物を積み降ろしするホームがあり、近年ではこの工事が開始される直前まで新聞輸送列車への新聞の詰め込みを行っていた。この跡地を延長・改築する形での整備となっている[23](現在は旅客用の14番線ホーム上から新聞を積み込んでいる)。
- 宇都宮・高崎線下り(大宮方面)が遅延している場合、タイミングによっては高架ホームの列車と地平ホームの列車が同時発車される場合があるが、尾久駅手前の井堀信号所で後続列車が一時停車または徐行して調整する。後続列車を先に発車させてしまった場合も同様(なお、先行列車が先に発車できた場合でも、間隔が短ければ、井堀信号所で後続列車が信号待ちで必然的に停車あるいは減速する)。なお、常磐線を含む上り(東京方面/上野東京ライン)は、合流ポイントまでの距離が短く、同時発車できないため、後続列車は上野駅を発車できずに信号開通待ちとなる。また上り列車において上野駅の到着ホームに先行列車がまだ停車中であったり、平面交差で進路を支障しているなどすると鶯谷駅横付近で一時停車することとなり、場合によってには後続列車に追い越されて高架ホームに到着する列車と地平ホームに到着する列車で到着順序が入れ替わることがある(上野東京ライン開通で上野折り返しが大幅に減ったため頻度は下がったが、新たに品川行き常磐線が遅延していて宇都宮・高崎線からの先行列車が東京方面へと発車できない場合や、品川発の常磐線上りが6番線から発車して宇都宮・高崎線の上り線路を平面交差で塞いでしまった場合に起きるようになった)。
- 新幹線の駅が地下にあるのは当駅が唯一である。
のりばの変遷
この節の加筆が望まれています。 |
時期 | 高架1番線 | 高架2番線 | 高架3番線 | 高架4番線 | 高架5番線 | 高架6番線 | 高架7番線 | 高架8番線 | 高架9番線 | 高架10番線 | 高架11番線 | 高架12番線 | 地上13番線 | 地上13.5番線 | 地上14番線 | 地上15番線 | 地上16番線 | 地上17番線 | 地上18番線 | 地上19番線 | 地上20番線 | 地下19番線 | 地下20番線 | 地下21番線 | 地下22番線 |
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不明 - | ■京浜東北線(北行) 王子方面 | ■山手線(内回り) 池袋方面 | ■山手線(外回り) 東京方面 | ■京浜東北線(南行) 蒲田方面 | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 ■宇都宮線「ホームライナー古河」 ■高崎線「ホームライナー鴻巣」 ■常磐線 土浦方面(一部) | ■常磐線 土浦方面 ■宇都宮線・高崎線 大宮方面(一部) | ■常磐線 土浦方面 | ■常磐線(快速) 松戸方面 | ■寝台特急「カシオペア」 「北斗星」「あけぼの」 ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | 荷物ホーム (2016年11月頃 まで/以降工事) | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | ■高崎線特急「あかぎ」「ウィークエンドあかぎ」 「草津」「水上」 ■常磐線特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」 | ■常磐線特急「スーパーひたち」 「フレッシュひたち」 | 新幹線の改札 | 東北・山形・秋田・ 上越・長野新幹線 新青森・新潟・長野方面 | 新幹線 東京行 | ||||||||
2014年 3月15日 - | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | ■常磐線 土浦方面 | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 ■高崎線特急「あかぎ」 「スワローあかぎ」「草津」 | ■常磐線特急「スーパーひたち」「フレッシュひたち」 | |||||||||||||||||||||
2015年 3月14日 - | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 ■■常磐線・常磐線(快速) 松戸方面 | ■上野東京ライン 横浜方面 | ■常磐線特急「ひたち」「ときわ」 水戸方面 ■上野東京ライン 横浜方面 | ■上野東京ライン 品川方面 ■■常磐線・常磐線(快速) 松戸方面 | ■■常磐線・常磐線(快速) 松戸方面 | ■臨時寝台特急「カシオペア」 ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | ■常磐線特急「ひたち」「ときわ」 | 東北・山形・秋田・ 上越・北陸(長野経由)新幹線 新青森・新潟・金沢方面 | ||||||||||||||||
2016年 3月26日 - | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | 東北・山形・秋田・北海道・ 上越・北陸(長野経由)新幹線 新青森・函館北斗・新潟・金沢方面 | |||||||||||||||||||||||
2017年 5月1日 - | TRAIN SUITE 四季島 | ||||||||||||||||||||||||
2018年 3月17日 - | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 | ■宇都宮線・高崎線 大宮方面 ■常磐線特急「ひたち」「ときわ」 | ■常磐線特急「ひたち」「ときわ」 |
配線
在来線の駅から北方向には、西から順に、京浜東北線と山手線の方向別複々線(山手線が内側)、東北本線列車線(宇都宮線・高崎線)の複々線(尾久駅手前の尾久車両センター出・入庫部の先まで高架ホーム発が外側、地上ホーム発が内側の方向別)、常磐線の複線の計10本の線路が並行する。このうち、東北本線列車線と常磐線からは高架ホーム、地平ホームのほぼすべてへの発着が可能である[注釈 11]。このため、シングルスリップスイッチやダブルスリップスイッチを用いた複雑な配線となっている[24]。常磐線の高架線と地平線の分岐・合流点は隣の鶯谷駅付近となるが、これは1968年に立体交差化されたものである。
南方向には京浜東北線、山手線の複々線に加えてその東側に留置線群とそれらをつなぐ通路線が秋葉原駅まで続いている。これはかつて東京駅までつながっていた回送線の跡であり、2015年に上野東京ラインとして再び東京駅と結ばれた[25]。なお、これらの線路につながっているのは5 - 9番線であり、10 - 12番線と地平ホームの各線は行き止まりである。なお、下の図では反映されていないが、行き止まりとなっている10番線と11番線の先端(最後尾)部は両ホームを結ぶ通路となっており、9番線から12番線まで平面移動ができる。
東北新幹線上野駅開業時(1985年)の在来線の配線図を以下に示す。基本的にはこの配線が踏襲されている。主な変更点としては1999年に18番線は廃止されている。また、2015年度の上野東京ライン開業準備工事でに東京方で下り線路→6番線と7-9番線→上り線路へ両方向同時に転線できる配線にし、日暮里方で6番線から常磐線下り線路にスムーズに進入できるように一部付け替えたりなどしている(5番線からも常磐線には進入可能)。
← 東京方面 | → 大宮・取手方面 | |
凡例 出典:祖田(2006) 52頁 水色:京浜東北線 黄緑:山手線 橙:東北本線列車線(高崎線、上信越方面を含む) 青:常磐線 |
発車ベル・発車メロディ
5 - 10・13・16・17番線で発車メロディを使用する他は発車ベル(電子音)を使用している。山手線で発車ベルを使用している駅は当駅と新大久保駅のみである。これは、東北地方などから集団就職で上京した人にとって、発車ベルにこそ思い入れがあるからだという。2013年7月28日に13番線に発車メロディが導入され、『あゝ上野駅』が採用されている[26]。2015年7月21日に5 - 10番線に櫻井音楽工房製の発車メロディが導入されている。2016年11月1日に13番線と16・17番線の発車メロディが入れ替えられた。なお、2018年3月17日から夜間の宇都宮線・高崎線始発列車の一部が定期ダイヤで16番線発となるため、これらの列車の発車メロディに『あゝ上野駅』が復活する予定。
- 現在の発車ベル・メロディ
1・4 | ■ | ベル(高音ver) |
---|---|---|
2・3 | ■ | ベル(低音ver) |
5 | ■ | 線路の彼方 |
6 | ■■■ | シンコペーション |
7 | ■ | くるみあそび |
8 | ■■ | 瞬く街並み |
9 | ■■■ | see you again |
10 | ■■ | 遠い青空 (V1) |
11・12 | ■■ | ベル(高音ver) |
13 | ■ | Cielo Estrellado(低音ver) |
14・15 | ■ | ベル(高音ver) |
16・17 | ■ | あゝ上野駅 |
五ツ星広場
寝台特急列車が発着する13番線ホームには、寝台特急が到着するまでの待ち時間の際に休憩所として利用できる「五ツ星広場」があった(寝台特急の乗客以外も利用可能。普通列車4・5号車停車位置付近)。2015年に「北斗星」の定期運行廃止により、寝台特急列車の定期発着が無くなったことで解放機会がなくなり、案内板から消去され、設備等が撤去され、ホームの一部として復元された。代わりに13番線ホームの各所に常時使用可能のベンチが設置された。
開設当初はテーブルが設置され、オープンカフェ風の雰囲気を持っていた。2011年時点ではスペースを大幅に縮小し、椅子のみが置かれた南北2箇所のエリアに分割されている。北側エリアの壁は13番線から発着する「カシオペア」で使用されるE26系の車体を意識して作られており、同系列の車体に配されているものと同一の5色のラインが配されている。
五ツ星広場で迷惑行為があったため、2012年8月25日から、利用可能時間が制限された。寝台列車発車の約1時間前から列車の発車まで利用可能であり、利用時間は、15時00分 - 16時20分(カシオペア・運転日に限る)、17時50分 - 19時03分(北斗星)、20時00分 - 21時15分(あけぼの)である。これら以外の時間は、伸縮門扉によって閉鎖されていた。これに伴って15番線と16番線との間、石川啄木の歌碑の横にベンチが2脚、設置された。
2007年の五ツ星広場の壁部分
2012年7月の五ツ星広場 1
2012年7月の五ツ星広場 2
2012年9月の閉鎖時間の五ツ星広場 1
2012年9月の閉鎖時間の五ツ星広場 2
東京メトロ
東京メトロ 上野駅 | |
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東京メトロ・JR側の出入口(2005年4月6日) | |
うえの Ueno | |
東京都台東区上野七丁目1-1(銀座線) 北緯35度42分42.3秒 東経139度46分33.5秒 / 北緯35.711750度 東経139.775972度 / 35.711750; 139.775972 (東京メトロ銀座線 上野駅) 東京都台東区東上野三丁目19-6(日比谷線) 北緯35度42分41秒 東経139度46分37.8秒 / 北緯35.71139度 東経139.777167度 / 35.71139; 139.777167 (東京メトロ日比谷線 上野駅) | |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
電報略号 | ウエ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 各2面2線(計4面4線) |
乗降人員 -統計年度- | 213,020人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)12月30日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ●銀座線 |
駅番号 | G16 |
キロ程 | 2.2km(浅草起点) |
◄G 15 上野広小路 (0.5km) (0.7km) 稲荷町 G 17► | |
所属路線 | ●日比谷線 |
駅番号 | H17[注釈 7] |
キロ程 | 5.3km(北千住起点) |
◄H 16 仲御徒町 (0.5km) (1.2km) 入谷 H 18► | |
備考 | 直営駅・駅務管区所在駅 定期券売り場 有 両路線同士は改札外連絡 |
銀座線は相対式ホーム2面2線を有する地下駅。エスカレーターは設置されていないが、ホームから改札口までのエレベーターはホーム浅草方の端に設置されており、また浅草側に改札口からJR連絡階へ通じるエレベーターがある。銀座線には駅の至近に上野検車区があるため、ラッシュ時に当駅を始発・終着とする電車がある。1987年にホームの拡幅工事が行われ、渋谷方面のホームには、日本最初の地下鉄開業を告知するポスターのレプリカが煉瓦壁と共に設置されている。
日比谷線は相対式ホーム2面2線を有する地下駅。出口階段はホームの前後にあるが、ホームから改札口へ通じるエレベーターは中目黒方面が中央に、北千住方面が仲御徒町寄りにある。また、中目黒方面には別に改札口が設置され、前述のホームへのエレベーターに通じている(平日朝の通勤時間帯のみは階段も使用できる)。同じくホームから改札口へ通じるエスカレーターは、中目黒方面は北千住寄り、北千住方面は中目黒寄りに設置されている。中目黒方面ホーム中央には、発車標とは別に電車がどこにいるかをランプで知らせる装置が設置されている。2013年の一時期、行先のほかに直通電車について直通先会社のロゴも併せて表示する液晶ディスプレイを用いた案内装置が試験されたことがある。
銀座線の渋谷側改札口から地下の連絡通路を経由して、京成電鉄の京成上野駅、さらに上野中央通り地下駐車場と中央通りの地下連絡通路に接続している。
両線の改札口は各々独立しており、改札内で連絡していないため、普通乗車券や回数券で銀座線と日比谷線を乗り換える際には、改札を出る際に乗車券が回収されずに出口に戻る乗り換え専用のオレンジ色の自動改札機を通る必要がある。また、PASMO・SuicaなどのICカードでの乗り換えはどの自動改札機からもタッチできる。いずれも、30分の時間制限がある。
従来あった駅ナカ商業施設「メトロピア」は改装され、「エチカフィット上野」として2009年2月20日に開業した。リニューアル工事の為2015年3月に営業を一時終了したが、2017年12月に再オープンした。
日比谷線駅構内に、東京メトロのお忘れ物総合取扱所が設置されていたが、2015年3月29日に南北線飯田橋駅へ移転した。
駅務管区所在駅であり、上野駅務管区として上野地域、秋葉原地域、茅場町地域を管理する[27]。
のりば
銀座線と日比谷線のホーム番号(番線表示)は、続き番号ではなく、両線ともに1・2番線である。東京メトロの路線同士では大変珍しい例である(東京メトロ同士では大抵の場合ホーム番号を続き番号にすることが多いため)。これは東京都交通局(都営地下鉄)浅草線および大江戸線の蔵前駅も同様になっている。
両路線ともカーブ上にホームがある。
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
銀座線ホーム | ||
1 | 銀座線 | 日本橋・銀座・渋谷方面 |
2 | 田原町・浅草方面 | |
日比谷線ホーム | ||
1 | 日比谷線 | 秋葉原・六本木・中目黒方面 |
2 | 北千住・西新井・南栗橋方面 |
リニューアル前の銀座線ホーム(2016年1月)
リニューアルまで銀座線ホームに設置されていた接近標(2011年1月)
リニューアル前の日比谷線ホーム(2008年5月)
リニューアル後の銀座線1番ホーム(2018年10月14日)
リニューアル後の銀座線2番ホーム(2018年1月4日)
リニューアル後の日比谷線ホーム(2018年1月4日)
リニューアル前の昭和通り北方面改札口(2016年5月)
リニューアル後のJR上野駅方面改札口(2018年1月4日)
リニューアル後の1番線側上野公園方面改札口(2018年10月14日)
リニューアル後の2番線側上野公園方面改札口(2018年10月14日)
リニューアル後の昭和通り北方面改札口(2018年1月4日)
リニューアル後の昭和通り南方面改札口(2018年1月4日)
リニューアル後の5b出入口(2018年1月6日)
リニューアル後の4番出入口(2018年1月6日)
JR上野駅方面改札にある回転改札のモニュメント(2018年1月5日)
駅弁
主な駅弁は下記の通り[28]。
- 八戸真さば寿司
- 日本海真あじ寿司
- チキン弁当
- 鳥めし弁当
- 深川めし
- 30品目バランス弁当
- 五目わっぱめし
- 鯵鯖よくばり寿司
- おふくろの味 上野弁当
- 牛肉弁当
- ポケモン弁当(土曜・休日のみ)
- 鮭はらこ弁当
- 宮城県産黒毛和牛すき弁当
- こだわりのとんかつ弁当
- タレかつと豚重
- 日本のおもてなし弁当
- 国産牛ハンバーグ弁当
- 味噌カツ・ひつまぶし風弁当
- 伝承 鯵の押寿し
- まぐろいくら弁当
- 新幹線E7系弁当
- 八戸鯖棒寿司
- 季節の吹き寄せ弁当
- 50品目バラエティ弁当
- 北海うまいもん弁当
- あったかうなぎ弁当
- 大人の休日弁当
利用状況
埼玉県・千葉県北西部・北関東方面に直通する主要鉄道路線のターミナル駅であるが、その規模の大きさに対して統計上の乗車人員は少ない。ただし、改札を通らない乗客は乗降人員には計上されないため、実際は乗換客で混雑が見られる。
平日朝は当駅止まりの宇都宮線・高崎線・常磐線の列車から降車後に3・4番線ホームに流れる人の波が絶えず続き、同ホームを発着する山手線・京浜東北線電車に一斉に乗り込む[注釈 12]。山手線と京浜東北線の上野→御徒町間におけるラッシュ時の平均乗車率は200%程度を記録するのが常態化し、日本一の混雑区間となっていたが、2015年3月14日に上野東京ラインが開業したことにより、当駅での乗換客は大幅に減少して上野→御徒町間の混雑も170%程度に緩和した。
2017年度における各社合計の1日平均乗降人員は約61万人であり、年間に直すと約2億2300万人である(京成上野駅を含めた場合1日平均乗降人員は約66万人、年間で約2億4100万人)。
JR東日本
- 2017年度の1日平均乗車人員は187,536人である[利用客数 1]。
- 同社の駅では高田馬場駅に次ぐ第13位。1988年度にピークを迎えた後は20万人台を維持していたが、1993年度から2001年度にかけて減少傾向が続き、2000年度に19万人を割り込んだ。その後はほぼ横ばい傾向であるものの、1991年度には大宮駅に抜かれ、宇都宮線・高崎線で最も多い駅ではなくなった。また、2006年度には北千住駅に抜かれ、常磐線で最も乗車人員が多い駅ではなくなった。
- 全乗車人員に対する定期外利用客の割合が高く、全体の6割弱を占める。1日平均定期外利用客は10万人を上回っており、これは大宮駅や新橋駅に匹敵する。一方で1日平均定期利用客は9万人を下回っており、蒲田駅や船橋駅よりも少ない。
- 2017年度の新幹線の1日平均乗車人員は11,941人である[利用客数 2]。
- 同社の駅では宇都宮駅に次ぐ第6位。
- 2017年度の1日平均乗車人員は187,536人である[利用客数 1]。
東京メトロ
- 2017年度の1日平均乗降人員は213,020人である[利用客数 3]。
- 同社の全130駅の中では豊洲駅に次ぐ第9位であるが、この値には日比谷線・銀座線間の乗換人員を含まない。2001年度以降は21万人前後で横ばい傾向である。
- 銀座線・日比谷線間の乗換人員を含んだ、2017年度の路線別1日平均乗降人員は以下のとおりである[乗降データ 1]。
- 銀座線:165,261人 - 同線内では新橋駅、日本橋駅、渋谷駅、表参道駅、赤坂見附駅、銀座駅に次ぐ第7位。
- 日比谷線:129,983人 - 同線内では北千住駅、中目黒駅、茅場町駅、銀座駅、霞ヶ関駅、六本木駅、日比谷駅に次ぐ第8位。
- 2017年度の1日平均乗降人員は213,020人である[利用客数 3]。
年度別1日平均乗降人員
各年度の1日平均乗降人員は下表の通りである(東京メトロのみ)。
- 東京メトロの値には、東京メトロ線内の乗換人員を含まない。
年度 | 営団 / 東京メトロ | |
---|---|---|
1日平均 乗降人員 | 増加率 | |
1999年(平成11年) | 226,342 | |
2000年(平成12年) | 219,557 | −3.0% |
2001年(平成13年) | 209,567 | −4.5% |
2002年(平成14年) | 205,404 | −2.0% |
2003年(平成15年) | 202,981 | −1.2% |
2004年(平成16年) | 210,121 | 3.5% |
2005年(平成17年) | 207,129 | −1.4% |
2006年(平成18年) | 206,859 | −0.1% |
2007年(平成19年) | 211,749 | 2.4% |
2008年(平成20年) | 213,522 | 0.8% |
2009年(平成21年) | 207,635 | −2.3% |
2010年(平成22年) | 204,449 | −1.5% |
2011年(平成23年) | 201,602 | −1.4% |
2012年(平成24年) | 212,509 | 5.4% |
2013年(平成25年) | 211,539 | −0.5% |
2014年(平成26年) | 210,379 | −0.5% |
2015年(平成27年) | 207,240 | −1.5% |
2016年(平成28年) | 209,130 | 0.9% |
2017年(平成29年) | 213,020 | 1.9% |
年度別1日平均乗車人員(1880年代 - 1930年代)
各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。
年度 | 日本鉄道 / 国鉄 | 東京地下鉄道 | 出典 |
---|---|---|---|
1883年(明治16年) | [備考 2]528 | 未開業 | [東京府統計 1] |
1884年(明治17年) | 635 | [東京府統計 2] | |
1885年(明治18年) | 566 | [東京府統計 2] | |
1886年(明治19年) | 579 | [東京府統計 3] | |
1888年(明治21年) | 1,655 | [東京府統計 4] | |
1890年(明治23年) | 1,990 | [東京府統計 5] | |
1891年(明治24年) | 1,985 | [東京府統計 6] | |
1893年(明治26年) | 2,002 | [東京府統計 7] | |
1895年(明治28年) | 2,481 | [東京府統計 8] | |
1896年(明治29年) | 2,863 | [東京府統計 9] | |
1897年(明治30年) | 3,502 | [東京府統計 10] | |
1898年(明治31年) | 3,958 | [東京府統計 11] | |
1899年(明治32年) | 3,989 | [東京府統計 12] | |
1900年(明治33年) | 4,347 | [東京府統計 13] | |
1901年(明治34年) | 4,373 | [東京府統計 14] | |
1902年(明治35年) | 4,229 | [東京府統計 15] | |
1903年(明治36年) | 4,052 | [東京府統計 16] | |
1904年(明治37年) | 4,179 | [東京府統計 17] | |
1905年(明治38年) | 5,076 | [東京府統計 18] | |
1907年(明治40年) | 7,337 | [東京府統計 19] | |
1908年(明治41年) | 7,310 | [東京府統計 20] | |
1909年(明治42年) | 7,325 | [東京府統計 21] | |
1911年(明治44年) | 9,987 | [東京府統計 22] | |
1912年(大正元年) | 10,250 | [東京府統計 23] | |
1913年(大正02年) | 10,078 | [東京府統計 24] | |
1914年(大正03年) | 10,748 | [東京府統計 25] | |
1915年(大正04年) | 9,650 | [東京府統計 26] | |
1916年(大正05年) | 11,357 | [東京府統計 27] | |
1919年(大正08年) | 18,608 | [東京府統計 28] | |
1920年(大正09年) | 21,790 | [東京府統計 29] | |
1922年(大正11年) | 29,213 | [東京府統計 30] | |
1923年(大正12年) | 33,212 | [東京府統計 31] | |
1924年(大正13年) | 35,035 | [東京府統計 32] | |
1925年(大正14年) | 34,299 | [東京府統計 33] | |
1926年(昭和元年) | 35,155 | [東京府統計 34] | |
1927年(昭和02年) | 37,920 | [備考 3] | [東京府統計 35] |
1928年(昭和03年) | 43,519 | 13,584 | [東京府統計 36] |
1929年(昭和04年) | 39,398 | 11,956 | [東京府統計 37] |
1930年(昭和05年) | 33,580 | 8,561 | [東京府統計 38] |
1931年(昭和06年) | 30,976 | 8,347 | [東京府統計 39] |
1932年(昭和07年) | 30,326 | 8,327 | [東京府統計 40] |
1933年(昭和08年) | 31,884 | 7,644 | [東京府統計 41] |
1934年(昭和09年) | 32,662 | 11,166 | [東京府統計 42] |
1935年(昭和10年) | 33,039 | 12,620 | [東京府統計 43] |
年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)
年度 | 国鉄 / JR東日本 | 営団 | 出典 | |
---|---|---|---|---|
銀座線 | 日比谷線 | |||
1953年(昭和28年) | 88,169 | 未開業 | [東京都統計 1] | |
1954年(昭和29年) | 93,880 | [東京都統計 2] | ||
1955年(昭和30年) | 99,196 | [東京都統計 3] | ||
1956年(昭和31年) | 104,409 | 23,509 | [東京都統計 4] | |
1957年(昭和32年) | 105,830 | 24,527 | [東京都統計 5] | |
1958年(昭和33年) | 108,753 | 25,174 | [東京都統計 6] | |
1959年(昭和34年) | 115,233 | 29,505 | [東京都統計 7] | |
1960年(昭和35年) | 126,742 | 30,617 | [備考 4]6,656 | [東京都統計 8] |
1961年(昭和36年) | 127,495 | 36,099 | 4,333 | [東京都統計 9] |
1962年(昭和37年) | 137,716 | 45,952 | 18,692 | [東京都統計 10] |
1963年(昭和38年) | 149,958 | 37,557 | 16,826 | [東京都統計 11] |
1964年(昭和39年) | 160,820 | 44,833 | 23,784 | [東京都統計 12] |
1965年(昭和40年) | 160,204 | 43,637 | 27,556 | [東京都統計 13] |
1966年(昭和41年) | 163,538 | 40,536 | 26,251 | [東京都統計 14] |
1967年(昭和42年) | 167,358 | 42,894 | 29,549 | [東京都統計 15] |
1968年(昭和43年) | 175,062 | 65,373 | 47,633 | [東京都統計 16] |
1969年(昭和44年) | 173,364 | 74,023 | 51,163 | [東京都統計 17] |
1970年(昭和45年) | 169,951 | 77,964 | 53,493 | [東京都統計 18] |
1971年(昭和46年) | 181,489 | 76,732 | 54,555 | [東京都統計 19] |
1972年(昭和47年) | 176,186 | 75,066 | 57,419 | [東京都統計 20] |
1973年(昭和48年) | 185,496 | 74,255 | 54,838 | [東京都統計 21] |
1974年(昭和49年) | 186,732 | 93,329 | [東京都統計 22] | |
1975年(昭和50年) | 174,495 | 93,697 | [東京都統計 23] | |
1976年(昭和51年) | 172,244 | 53,553 | 38,942 | [東京都統計 24] |
1977年(昭和52年) | 165,279 | 54,197 | 39,063 | [東京都統計 25] |
1978年(昭和53年) | 163,608 | 53,737 | 38,477 | [東京都統計 26] |
1979年(昭和54年) | 162,409 | 55,607 | 38,822 | [東京都統計 27] |
1980年(昭和55年) | 161,178 | 57,945 | 39,137 | [東京都統計 28] |
1981年(昭和56年) | 158,986 | 59,595 | 39,885 | [東京都統計 29] |
1982年(昭和57年) | 154,460 | 59,868 | 39,753 | [東京都統計 30] |
1983年(昭和58年) | 154,743 | 59,781 | 41,213 | [東京都統計 31] |
1984年(昭和59年) | 157,912 | 62,860 | 42,792 | [東京都統計 32] |
1985年(昭和60年) | 171,044 | 64,540 | 42,438 | [東京都統計 33] |
1986年(昭和61年) | 169,534 | 66,693 | 44,540 | [東京都統計 34] |
1987年(昭和62年) | 170,792 | 70,120 | 45,940 | [東京都統計 35] |
1988年(昭和63年) | 224,962 | 73,532 | 49,666 | [東京都統計 36] |
1989年(平成元年) | 205,066 | 75,677 | 52,559 | [東京都統計 37] |
1990年(平成02年) | 216,899 | 79,200 | 54,940 | [東京都統計 38] |
1991年(平成03年) | 216,593 | 77,566 | 55,626 | [東京都統計 39] |
1992年(平成04年) | 216,244 | 78,200 | 54,332 | [東京都統計 40] |
1993年(平成05年) | 217,734 | 77,619 | 53,252 | [東京都統計 41] |
1994年(平成06年) | 210,636 | 75,452 | 52,405 | [東京都統計 42] |
1995年(平成07年) | 207,735 | 75,019 | 52,019 | [東京都統計 43] |
1996年(平成08年) | 207,636 | 74,063 | 51,058 | [東京都統計 44] |
1997年(平成09年) | 201,602 | 73,589 | 48,159 | [東京都統計 45] |
1998年(平成10年) | 195,482 | 71,699 | 45,918 | [東京都統計 46] |
1999年(平成11年) | [JR東日本 1]195,654 | 68,926 | 44,413 | [東京都統計 47] |
2000年(平成12年) | [JR東日本 2]189,388 | 67,085 | 43,827 | [東京都統計 48] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
年度 | JR東日本 | 営団 / 東京メトロ | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
在来線 | 新幹線 | 銀座線 | 日比谷線 | ||
2001年(平成13年) | [JR東日本 3]185,661 | 64,595 | 43,419 | [東京都統計 49] | |
2002年(平成14年) | [JR東日本 4]186,147 | 62,647 | 43,340 | [東京都統計 50] | |
2003年(平成15年) | [JR東日本 5]186,401 | 62,462 | 42,484 | [東京都統計 51] | |
2004年(平成16年) | [JR東日本 6]182,196 | 61,438 | 42,074 | [東京都統計 52] | |
2005年(平成17年) | [JR東日本 7]179,978 | 60,510 | 41,449 | [東京都統計 53] | |
2006年(平成18年) | [JR東日本 8]178,007 | 59,997 | 41,575 | [東京都統計 54] | |
2007年(平成19年) | [JR東日本 9]181,099 | 61,464 | 42,519 | [東京都統計 55] | |
2008年(平成20年) | [JR東日本 10]181,244 | 61,907 | 42,153 | [東京都統計 56] | |
2009年(平成21年) | [JR東日本 11]178,413 | 60,452 | 41,008 | [東京都統計 57] | |
2010年(平成22年) | [JR東日本 12]172,306 | 59,655 | 40,586 | [東京都統計 58] | |
2011年(平成23年) | [JR東日本 13]174,832 | 58,620 | 40,008 | [東京都統計 59] | |
2012年(平成24年) | [JR東日本 14]183,611 | [JR東日本 新幹線 1]10,696 | 63,079 | 41,148 | [東京都統計 60] |
2013年(平成25年) | [JR東日本 15]181,880 | [JR東日本 新幹線 2]10,917 | 62,419 | 41,421 | [東京都統計 61] |
2014年(平成26年) | [JR東日本 16]182,469 | [JR東日本 新幹線 3]10,943 | 61,808 | 41,273 | [東京都統計 62] |
2015年(平成27年) | [JR東日本 17]181,588 | [JR東日本 新幹線 4]11,633 | 59,689 | 41,667 | [東京都統計 63] |
2016年(平成28年) | [JR東日本 18]182,693 | [JR東日本 新幹線 5]11,779 | 59,879 | 42,545 | [東京都統計 64] |
2017年(平成29年) | [JR東日本 19]187,536 | [JR東日本 新幹線 6]11,941 |
- 備考
^ 一部では▲451003の事務管コードを使った補充券等も見られる
^ 1883年7月28日開業。開業日から1884年3月31日までの計248日間を集計したデータ。
^ 1927年12月30日開業。
^ 1961年3月28日開業。開業日から同年3月31日までの計4日間を集計したデータ。
駅周辺
広小路口 (JR)・4 - 6番出口(東京メトロ)
マルイシティ上野
- 上野駅前郵便局
- 上野駅前郵便局
アメヤ横丁(アメ横)へ
浅草口・東上野口 (JR)、1 - 3番出口(東京メトロ)
- 台東区役所
- 台東区役所東上野地区センター
東京地下鉄本社 - 1・2番出口と地下で直結している。- 昭和通り
- 浅草通り
入谷口 (JR)
学校法人 明昭学園
- 岩倉高等学校
- 上野郵便局
- 上野七郵便局
- 学校法人 都築関東学園
- 東京デジタルテクニカル専門学校
バイク街
日本交通技術 本社
公園口 (JR)
- 上野公園、いわゆる上野の森
- 上野恩賜公園
- 恩賜上野動物園
- 国立科学博物館
- 国立西洋美術館
- 東京都美術館
- 東京国立博物館
- 東京文化会館
- 東京芸術大学
- 上野の森美術館
不忍口(JR) ・京成線連絡通路(東京メトロ)
ヨドバシカメラ マルチメディア上野
京成上野駅(京成電鉄本線)- 西郷隆盛像
駅周辺、上野恩賜公園航空写真
日本藝術院
上野動物園
科学博物館本館正門
西洋美術館
都美術館
東京芸術大学赤レンガ1号館
東京国立博物館
西郷隆盛
JR 広小路口
JR 入谷口
JR 公園口
JR パンダ橋口
バス路線
入谷口
- 停留所名:上野駅
JRバス関東・西日本JRバス
- 夜行高速:富山駅・金沢駅・金沢工業大学前行 「グランドリーム金沢号」
- 夜行高速:富山駅・金沢駅・金沢工業大学前行 「グランドリーム金沢号」
以前は東京ディズニーランド行も運行していたが廃止された。
- 停留所名:上野駅入谷口
- 台東区循環バス「ぐるーりめぐりん」(京成バス)
- 循環バス:三ノ輪駅・吉原大門・清川一丁目・浅草駅・田原町駅・大江戸線蔵前駅・鳥越神社・新御徒町駅・台東区役所方面
- 台東区循環バス「めぐりん」(日立自動車交通)
- 東西めぐりん:上野桜木・谷中・千駄木駅方面
- 東西めぐりん:つくばエクスプレス浅草駅・浅草駅・新御徒町駅方面
浅草口
- 停留所名:上野駅前(都営)、上野駅(高速バス)
都営バス・国際興業バス・日の丸自動車興業 など
- 1番のりば
草39:金町駅行(浅草寿町・青戸車庫経由)(都営) ※平日昼間のみ- スカイホップバス「浅草・東京スカイツリーコース」(日の丸)
- 2番のりば
上23:平井駅行(浅草寿町・とうきょうスカイツリー駅入口・東墨田三丁目経由)(都営)
- 3番のりば
上46:南千住駅東口行・南千住車庫行(浅草寿町・奥浅草・吉原大門・南千住駅入口経由)(都営)- 夜行高速:酒田行(鶴岡経由)「夕陽号」(国際興業・庄内交通)
- 夜行高速:釜石・大槌・山田行(新花巻・遠野経由)「遠野・釜石号」(国際興業・岩手県交通)
- 4番のりば
学01:東大構内行(東大病院経由)(都営)
- 5番のりば
- 上23・上46・草39:上野松坂屋(上野広小路)行(都営) ※草39は平日昼間のみ運行
- 夜行高速:降車専用(酒田発、山田発)
- 1番のりば
- 停留所名:上野駅浅草口
はとバス
- 定期観光バス
浅草口浅草通り沿い
- 停留所名:上野駅
- 台東区循環バス「めぐりん」(日立自動車交通)
- 南めぐりん:新御徒町駅・浅草橋駅北・大江戸線蔵前駅方面
東上野口昭和通り沿い
- 停留所名:上野駅前
弘南バス
- 高速:青森行(弘前経由)「スカイ号」(昼行便)「パンダ号」(夜行便)
- 高速:青森行(弘前経由)「スカイ号」(昼行便)「パンダ号」(夜行便)
東北急行バス・山交バス
- 夜行高速:新庄行(山形・寒河江・村山経由)「TOKYOサンライズ号」
- 東北急行バス
- 夜行高速:山形行(米沢・上山経由)「レインボー号」
- 東北急行バス・近鉄バス
- 夜行高速:京都・大阪行「フライングスニーカー号」
- 東北急行バス・両備バス
- 夜行高速:岡山・倉敷行「ままかりライナー」
- 東北急行バス・北日本観光自動車
- 夜行高速:富山・金沢行「きまっし号」
- 停留所名:上野駅(降車専用)
JRバス関東、関東鉄道、茨城交通、日立電鉄交通サービスが運行する常磐高速バスのつくばセンター、筑波大学、水戸駅、常陸太田、常陸大宮、大子、日立、高萩駅からの東京駅日本橋口行とバスタ新宿(新宿駅南口)行が降車扱いのため停車する。
不忍口・京成上野駅前
- 停留所名:京成上野駅(日立自動車交通、京成他)
- 台東区循環バス「めぐりん」・京成バスなど
- めぐりん、京成バスのりば
- 東西めぐりん:つくばエクスプレス浅草駅・浅草駅・新御徒町駅方面
- 深夜急行:成田空港行(金町駅・松戸駅・北松戸駅入口・新松戸駅・常盤平駅・五香駅・六実駅・新鎌ヶ谷駅・西白井駅・白井駅・千葉ニュータウン中央駅・京成成田駅経由)(成田空港交通) ※毎日運行
- 夜行高速:長野駅行(中央道茅野・松本バスターミナル経由)(成田空港交通・アルピコ交通)
- 夜行高速:五位堂駅行(天理駅・近鉄奈良駅・JR奈良駅・王寺駅経由)「やまと号」(京成バス・奈良交通)
- 夜行高速:京都駅行(大津駅・山科駅・三条京阪経由)(千葉中央バス)
- めぐりん、京成バスのりば
- 停留所名:上野公園山下(都営)、上野駅(東武)
- 都営バス・東武バスイースト・東武バスセントラルなど
- 6番のりば
- 草39:金町駅行(浅草寿町・青戸車庫経由)(都営) ※土曜・休日以外の昼間のみ運行
- 上23:平井駅行(浅草寿町・とうきょうスカイツリー駅入口・東墨田三丁目経由)(都営)
- 深夜急行:我孫子駅行(三郷駅北口・流山駅前・柏駅西口経由)(東武バスイースト) ※土曜・休日は運休
- 深夜急行:春日部駅西口行(草加駅・新越谷駅・越谷駅・せんげん台駅西口経由)(東武バスセントラル) ※土曜・休日は運休
- 深夜急行:東鷲宮駅西口行[29](北春日部駅・姫宮駅入口・東武動物公園駅・和戸駅入口・久喜駅東口経由)(東武バスセントラル) ※土曜・休日は運休
- 7番のりば
- S-1:錦糸町駅行(菊屋橋、浅草一丁目、浅草雷門、リバーピア吾妻橋、とうきょうスカイツリー駅入口、押上に停車)(都営)
- 上46:南千住駅東口行・南千住車庫行(浅草寿町・奥浅草・吉原大門・南千住駅入口経由)(都営)
- 8番乗り場
- 上23・草39:上野松坂屋(上野広小路)行(都営) ※草39は土曜・休日以外の昼間のみ運行
- 9番乗り場
- S-1:上野松坂屋(上野広小路)行・東京駅丸の内北口行(都営)(東京駅行は上野松坂屋(上野広小路)、須田町、神田駅、日本橋三越に停車。土曜・休日のみ運行)
- 上46:上野松坂屋(上野広小路)行(都営)
- 6番のりば
- 停留所名:上野公園(都営)
上26:亀戸駅行(根津駅・上野桜木・入谷鬼子母神・奥浅草・とうきょうスカイツリー駅・押上・亀戸天神経由)
上60:大塚駅行・池袋駅東口行(根津駅・東大農学部・春日駅・白山二丁目・大塚駅・向原・池袋保健所前経由)
上58:早稲田行(根津駅・団子坂下・動坂下・千石一丁目・護国寺正門・江戸川橋経由)
上69:小滝橋車庫行(本郷三丁目駅・春日駅・伝通院・江戸川橋・早稲田・西早稲田・高田馬場駅経由)
公園口
- 停留所名:上野駅・上野公園
- スカイツリーシャトル(東武バスセントラル)
- つくばエクスプレス浅草駅・浅草ビューホテル・浅草寺北・東京スカイツリータウン行
上野駅をモチーフにした作品など
文学や歌謡曲の分野で当駅を扱った有名な作品がいくつかある。
石川啄木の短歌 - 「故郷の訛り懐かし停車場の」[注釈 13]で始まる短歌。15番線の中央改札寄りに歌碑がある。
上野駅殺人事件、終着駅殺人事件 - 西村京太郎の推理小説
あゝ上野駅 - 井沢八郎のヒット曲。歌碑が広小路口にある。
大和田建樹作詞の鉄道唱歌第三集では、当駅を始発として、青森まで東北本線で行き、岩沼駅から現在の常磐線で当駅に戻ってくる。第四集では、当駅を出発した後、高崎線と信越本線を経由して新潟県の沼垂駅を目指す。
石川啄木の歌碑
「あゝ上野駅」の歌碑
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸(長野経由)新幹線
東京駅 - 上野駅 - 大宮駅
宇都宮線・高崎線
- 特急「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」発着駅
■通勤快速
上野駅 (JU 02) - 尾久駅 (JU 03)
■快速「ラビット」「アーバン」
- 東京駅 (JU 01) - 上野駅 (JU 02) - 赤羽駅 (JU 04)
■普通
- 東京駅 (JU 01) - 上野駅 (JU 02) - 尾久駅 (JU 03)
常磐線(快速)
- 特急「ひたち」「ときわ」、臨時特急「踊り子」 停車駅
■特別快速・■■快速
- 東京駅 (JT 01) - 上野駅 (JJ 01) - 日暮里駅 (JJ 02)
京浜東北線
■快速
秋葉原駅 (JK 28) - (土休日は御徒町駅 (JK 29)) - 上野駅 (JK 30) - 田端駅 (JK 34)
■各駅停車
- 御徒町駅 (JK 29) - 上野駅 (JK 30) - 鶯谷駅 (JK 31)
山手線
- 御徒町駅 (JY 04) - 上野駅 (JY 05) - 鶯谷駅 (JY 06)
- 東京地下鉄(東京メトロ)
銀座線
上野広小路駅 (G 15) - 上野駅 (G 16) - 稲荷町駅 (G 17)
日比谷線
仲御徒町駅 (H 16) - 上野駅 (H 17) - 入谷駅 (H 18)
脚注
記事本文
注釈
^ 東北本線中距離電車としての愛称
^ 線路名称上は大宮駅-高崎駅間が高崎線と規定されているが、2019年現在の大宮駅発着全定期列車(湘南新宿ライン除く)が東北本線列車線を通じて当駅に乗り入れており、運転系統・旅客案内上は、大宮駅から当駅方面においても一部を除き「高崎線」と単独で案内される。これは、#概要にある通り、現在の高崎線となる路線が当駅を起点駅として開業した歴史的経緯の名残である。
^ 常磐線各駅停車は綾瀬駅から東京メトロ千代田線に直通しているため、当駅には乗り入れない。
^ 常磐線(各駅停車)は北千住駅での乗り換えを必要とする。
^ ただし、高崎線のように「成田線」と単独で案内する例は見られない。
^ 宇都宮・高崎線は東海道線との普通・快速列車の相互直通運転、常磐線は東海道線品川駅を発着駅とする普通・快速・特急列車の片乗り入れ。宇都宮・高崎線の品川駅終着・東京駅始発、東海道線の当駅発着もあり。2015年3月13日までは、宇都宮線・高崎線・常磐線は、当駅を運転系統の起点としており、東京駅方面へは山手線と京浜東北線のみが運行されていたが、上野東京ラインの開通により、これら3系統の路線が東北本線の本来の起点である東京駅に乗り入れ、さらに直通運転を開始した。なお、平日夕方運行の宇都宮線・高崎線の通勤快速、土・休日夕方運行の宇都宮線「ラビット」・高崎線「アーバン」に関しては、従来通り当駅発着となっている。
- ^ ab虎ノ門ヒルズ駅開業後はH 18に変更予定。
^ 銀座駅、霞ケ関駅、新橋駅、秋葉原駅、御茶ノ水駅、葛西駅と同時に導入。翌1994年に導入された後楽園駅も合わせて、営団では数少ない継続定期券発売機設置駅であった。
^ 一般利用できる寝台特急列車は東京駅を起点・終点とするサンライズ出雲、サンライズ瀬戸のみとなった。
^ 高崎線は2014年3月15日のダイヤ改正で16・17番線が常磐線専用ホームとなって以来、宇都宮線は2010年12月4日の改正で「おはようとちぎ」・「ホームタウンとちぎ」が廃止になって以来の定期列車の使用。
^ ただし、東北本線列車線からは10 - 12番線、常磐線からは5番線への入線が不可能である。
^ 逆に1・2番線へ流れる客は少ない。これは、両線の沿線のほとんどの駅へ宇都宮線・高崎線の場合は赤羽駅などで、常磐線の場合は日暮里駅で、というように上野駅よりも手前の駅で乗り換えられることによる。
^ 全文は
「ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく」
出典
- ^ ab『停車場変遷大辞典(国鉄・JR編I)』(JTB発行、1998年)
^ JR東日本公式ホームページ・上野駅情報
^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
^ 保坂秀人、他「停車場の変遷についての研究:その1.上野駅の成立」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.220、2001年
^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
^ 高橋晃久、他「停車場の変遷についての研究:その4.上野駅の成立(3)構内店舗の変遷に関する一考察」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.631、2003年
^ 保坂秀人、他「停車場の変遷についての研究:その2.上野駅の成立」『学術講演梗概集.F-2, 建築歴史・意匠』社団法人日本建築学会、P.305、2002年
- ^ abcde交建設計・駅研グループ、1996、『駅のはなし 明治から平成まで』改訂初版、 成山堂書店 .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
ISBN 4-425-76032-8
^ 町野東彦、他「停車場の変遷についての研究:その3.上野駅本屋1号の広間空間について」『学術講演梗概集. 計画系 2002(F-2)』、社団法人日本建築学会、P.307、2002年
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^ 平成11年 (PDF)
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参考文献
- 中川浩一「秋葉原貨物駅の記録」『鉄道ピクトリアル』No.808(2008年9月) pp.18 - 23 電気車研究会
- 祖田圭介「上野駅をめぐる線路配線 今昔」『鉄道ピクトリアル』2006年11月号 pp. 50-58 電気車研究会
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 上野・浅草副都心
- 上野東京ライン
外部リンク
上野駅(各駅情報) - 東日本旅客鉄道- 東京メトロ 上野駅
- えきから時刻表 上野駅
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乗り入れ路線と駅の一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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