スター (衛星放送)




スターSTAR Broadcasting Corporation、Satellite Television Asian Regionの略)は、香港を本拠とするアジア向けの衛星テレビサービスである。2001年、スターTV(STAR TV)から改称。中国語名は星空傳媒だが、一般には旧名衛星電視有限公司に由来する衛視として知られる。ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下。




スター台湾本社ロゴ


2008年現在、60チャンネルを有する巨大ネットワークに成長。香港のほか、インドやオーストラリアにも番組送出拠点があり、各地域向けに編成・言語などローカライズを行い、AsiaSat 3S号機により、9言語・53カ国の3億人に向けて放送。1日当たり1億人が視聴しているとされる。




目次






  • 1 沿革


  • 2 主なチャンネル


  • 3 日本での展開


  • 4 外部リンク





沿革



  • 1990年 - 香港の実業家・李沢楷(リチャード・リー)により設立。

  • 1991年 - AsiaSat 1号機により放送開始。当時はアナログ放送で5チャンネル(Prime Sports(リバティメディアとの合弁、現STAR Sports)、STAR Plus、BBC World Service、Chinese Channel(衛視中文台)、MTV ASIA(現Channel [V]))を配信。

  • 1993年 - ニューズ・コーポレーションが親会社となる(1995年完全子会社化)。

  • 1994年 - BBC配信停止(中華人民共和国政府の意向が働いたとされる)。MTVがChannel [V]にチャンネル名変更(バイアコムとのライセンス料交渉決裂による)。

  • 1996年 - デジタル放送開始。

  • 2001年 - サービス名を「スターTV」から「スター」に変更。

  • 2013年 - ニューズ・コーポレーションの分社化により、21世紀フォックスの傘下となる。

  • 2019年 - ディズニーが、21世紀フォックスが所有する映画とテレビ資産の買収を完了。



主なチャンネル



  • Channel [V] - 音楽専門チャンネル(Australia、China、India、International、Taiwan、Thailand)

  • Fox Sports Asia - STARとFOXスポーツの合弁

    • Fox Sports

    • STAR Sports - 旧Prime Sports

    • STAR Cricket - クリケット専門チャンネル



  • STAR Chinese Channel(衛視中文台) - 台湾向け

  • STAR Chinese Movies(衛視電影台) - 中国語(香港チャンネルに広東語・台湾チャンネルと東南アジアチャンネルにマンダリン)映画専門チャンネル
    • STAR Chinese Movies 2(衛視電視2台) - 香港に広東語と北京語の放送で・シンガポール、インドネシア、アメリカ合衆国、カナダに北京語の放送で


  • STAR Movies - ハリウッド映画中心

  • STAR World - 英語チャンネル。旧STAR Plus


  • STAR Plus - 現在はヒンディー語チャンネル。旧Zee TV


  • STAR One - ヒンディー語チャンネル


  • STAR Gold - ヒンディー語映画チャンネル


  • STAR NEWS - ヒンディー語ニュースチャンネル


  • STAR UTSAV - ヒンディー語チャンネル(Free-to-air = ノンスクランブル放送)


  • VIJAY - タミル語チャンネル

  • XING KONG - 中国語(マンダリン)チャンネル

  • Phoenix Television(鳳凰衛視)

    • Phoenix Chinese Channel

    • Phoenix Movies Channel

    • Phoenix InfoNews Channel




  • National Geographic Channel

    • Nat Geo Adventure

    • Nat Geo Wild



  • SKY News

  • Fox News Channel

  • FOX Crime(日本ではスカパー!で「サスペンスシアター FOXCRIME」として放送)

  • FX

  • Baby TV(日本ではスカパー!で「Baby TV こどもえいごチャンネル」として放送)

  • The History Channel


太字は公式ウェブサイトで地域名「Japan」を選択すると視聴可能と表示されるチャンネル。



日本での展開


2008年現在、日本は放送の対象エリアからは外れているが、巨大アンテナを設置することで受信可能ではある。公式ウェブサイトで地域名「Japan」を選択すると視聴可能と表示されるチャンネルは、主にインド向けチャンネルである。


放送開始当初は、日本の放送法による放送ではなかったため、これを受信することは無線通信の傍受に当たり、ケーブルテレビなどでの再送信は窃用になり、不可能であった。しかし、1994年の放送法改正により、郵政省(当時)が外国の通信衛星を利用した不特定多数向けの音声・映像配信サービスを「放送」に該当すると確認されたサービスと定義し、確認されたチャンネルについては受信・再送信が解禁された。


1995年4月19日、スターTVの4チャンネル(Prime Sports、Channel [V]、Chinese Channel、STAR Plus)が「放送」に該当すると確認された。翌1996年4月、STAR Plusの日本向け放送が開始、ジュピターテレコム傘下の一部ケーブルテレビ局などで再送信された。


1996年、ニューズ・コーポレーションによるJスカイB計画の一環として、ソフトバンクとの合弁でスカイエンターテイメント(現ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング)を設立、翌1997年よりパーフェクTV!(現スカパー!)でSTAR Plus(スタープラス/アジアTV)、Channel [V]、およびSTAR MOVIE(のちに「スカイ名画座」に変更)の放送が開始された(2000年3月末で放送終了)。


Channel [V]については、ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(NBJ、現FOXネットワークス)により、2002年1月まで放送が続けられたが、音楽専門チャンネル・スペースシャワーTVを運営するスペースシャワーネットワークに事業を承継、同年3月末に放送終了した(同年4月よりスペースシャワーVideo Music Ch.(現100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス)が放送されている)。ちなみに、Channel [V]事業承継がNBJの会社分割の形を取ったことにより、NBJおよびスターTVの親会社であるニューズ・コーポレーションがスペースシャワーネットワーク株式の約10%を保有していた(2005年7月、スカイパーフェクト・コミュニケーションズ−現・スカパーJSATに売却)。


スペースシャワーTVはかつてChannel [V]の番組「Music Update Tokyo」を制作しており、スペースシャワーTVとChannel [V]のスタッフがアニメ専門チャンネル・アニマックスの開局当初のブランディングを担当していた。



外部リンク



  • Official website(English)


  • Channel [V]

  • FOX SPORTS ASIA













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