バーンダーラー駅
バーンダーラー駅 | |
---|---|
ชุมทางบ้านดารา Ban Dara Junction | |
所在地 | タイ王国 ウッタラディット県 ピチャイ郡 北緯17度22分57秒 東経100度4分58秒 |
駅番号 | 1137 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 三等駅 |
電報略号 | ดร. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1908年11月11日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 北本線 |
キロ程 | 458.31km(クルンテープ駅起点) |
◄ライオイ (4.33km) (3.49km) ターサック► | |
所属路線 | 北本線サワンカローク支線 |
キロ程 | (バーンダーラー駅起点) |
(8.01km) クローンラムーン► |
バーンダーラー駅(バーンダーラーえき、タイ語:สถานีรถไฟชุมทางบ้านดารา)は、タイ王国北部ウッタラディット県ピチャイ郡にある、タイ国有鉄道北本線の駅である。
目次
1 概要
2 歴史
3 駅構造
4 駅周辺の施設等
5 脚注
6 参考文献
7 関連項目
概要
バーンダーラー駅はタイ王国北部にあり、ウッタラディット県の人口約8万人が暮らすピチャイ郡にある。当駅はナーン川の西側に位置し、首都バンコクから458.31km地点にある。これは東京駅から滋賀県の河瀬駅までに相当する距離である。駅の正面側(東側)が、市街地であるが小さな町である。
三等駅で1日当たり14列車(7往復)の発着があり、特急列車停車駅でもある(全ての特急列車が停車するわけではない)。サワンカローク支線には前記列車の内1往復しか設定されていない。この列車は、クルンテープ駅発でありサワンカローク到着後折り返しシラアット駅行きとなる。この為当駅にて乗り換える乗客はチエンマイ方面よりサワンカローク方面及び、サワンカローク方面よりバンコク方面へ向かう乗客に限られる。クルンテープ駅より特急列車で6時間50分程度である。また当駅を含むロッブリー駅より終点チェンマイ駅までは、単線区間である。
当駅と前の駅(ライオイ駅)との間に、ナーン川に架かるポーラミン橋梁があるが北本線中最大の橋である[1]。
歴史
1897年3月26日にタイ官営鉄道最初の区間が、クルンテープ駅 - アユタヤ駅間に開業し[2]、1900年12月21日に当初計画のナコンラチャシーマ駅まで完成した。この頃北本線をチエンマイまで整備する事なり、少しずつ延伸開業の後1908年11月11日に当駅まで完成した。当初は終着駅であったが、9か月後の1909年8月15日にパントンプン駅まで延伸開業され、またサワンカローク支線が完成した事により分岐駅となった、当駅開業の約13年後の1922年1月1日に、チエンマイ駅までの全通完成を見た[3]。
- 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
- 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - バーンパーチー駅 (18.87km)
1901年4月1日 【開業】バーンパーチー駅 - ロッブリー駅 (42.86km)
1905年10月31日【開業】ロッブリー駅 - パークナムポー駅 (117.75km)
1907年1月24日 【開業】パークナムポー駅 - ピッサヌローク駅 (138.66km)- 1908年11月11日【開業】ピッサヌローク駅 - バーンダーラー分岐駅 (69.03km)
- 1909年8月15日 【開業】バーンダーラー分岐駅 - パントンプン駅 (51.05km)
- 1909年8月15日 【開業】バーンダーラー分岐駅 - サワンカローク駅 (28.83km)
駅構造
単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。
駅周辺の施設等
脚注
^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.160
^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25
^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.25-p.28
参考文献
- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5
関連項目
- タイの鉄道駅一覧
- タイ国有鉄道北本線
|