ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)
![]() | |
SME六番町ビル(本社社屋) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | SME, SMEJ, Sony Music |
本社所在地 | ![]() 〒102-8353 東京都千代田区六番町4番地5 |
設立 | 2003年(平成15年)4月1日 ※創業 1968年(昭和43年)3月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010001082437 |
事業内容 | 株式保有による傘下会社の経営・管理 |
代表者 | 代表取締役最高経営責任者 水野道訓 |
資本金 | 1億円(2010年3月31日時点) |
売上高 | 連結: 3821億7200万円 (2018年3月期)[1] |
従業員数 | 約2,000名(グループ計) |
決算期 | 3月末日 |
主要株主 | ソニー 100% |
主要子会社 | グループ会社参照 |
関係する人物 | 酒井政利、丸山茂雄、大賀典雄 、岸栄司、盛田昌夫、北川直樹 |
外部リンク | https://www.sme.co.jp/ |
特記事項:1968年(昭和43年)3月1日にCBS・ソニーレコード株式会社として創業。 |

旧SME乃木坂ビル(2018年2月、ジャニーズ事務所に売却)
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(Sony Music Entertainment (Japan) Inc.、略称:SME)は、ソニーの100%子会社であり、ソニーグループの音楽系事業統括会社(中間持株会社)。
目次
1 概要
2 沿革
3 グループ会社
3.1 ミュージック&アーティストビジネスグループ
3.1.1 ソニー・ミュージックレーベルズ
3.1.1.1 レーベル(事業部門)
3.2 ビジュアル&キャラクタービジネスグループ
3.3 エンタテインメントソリューションビジネスグループ
3.4 その他
4 旧グループ会社・レーベル
5 脚注
5.1 注釈
5.2 出典
6 関連項目
7 外部リンク
概要
1968年(昭和43年)3月1日、「CBS・ソニーレコード株式会社」として設立され、1991年(平成3年)から現社名となっている。さらに2001年(平成13年)には、分離・子会社化したレコード製作部門、営業部門、製造部門の統括会社(持株会社)になった。現在の法人は2003年(平成15年)に非音楽部門を分離するために行った会社分割の際に、旧ソニー・ミュージックエンタテインメントの音楽事業を承継し設立された。
音楽系事業以外は、2003年(平成15年)の会社分割で同時に設立された株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントが統括会社となっていた。しかし、ソニーのリテール事業の売却に伴い、2006年(平成18年)5月17日に株式会社エスシーユーに商号変更したうえで、会社分割により新・株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントとリテール事業の統括会社の2社を子会社として設立。株式会社エスシーユーはソニーに吸収合併され、さらに株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントも2006年(平成18年)12月1日に株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントに吸収合併された。この様にソニーによるグループの解体・再編が行われていた(リテール部門の売却については、スタイリングライフグループも参照)。
アメリカのソニー・ミュージックエンタテインメント(CBSレコード(初代法人)が母体)は、2004年(平成16年)にBMGエンターテインメントと合併し、「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」が発足した。
2008年(平成20年)10月には、ソニーが「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」のベルテルスマン持分を取得し、「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」を完全子会社化した。同時にソニーの完全子会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)は、「ソニーBMG・ミュージックエンタテインメント」からBMG JAPANの全株式の譲渡を受け、BMG JAPANを子会社化した[2]。その後2009年10月1日、BMG JAPANの国内制作部門および洋楽部門以外の部門を吸収合併した(BMG JAPANの国内制作部門は新設の株式会社アリオラジャパンへ、洋楽部門はソニー・ミュージックジャパンインターナショナルへ、それぞれ承継した)。
音楽配信事業を巡っては他のレコード会社と比べて一曲あたりの値段が若干高く設定されている他、デジタル著作権管理(以下DRM)が厳しく、従来まではソニー製ウォークマンやパソコン用プレイヤーでしか再生が不可能なATRAC方式が主体であったり[3]、音源が配信されているウェブサイトが、子会社のレーベルゲートが運営しているmoraとその提携先に限られていた。
しかし、アリオラジャパンを始めとした旧BMG JAPAN系の会社やレーベルは、SME傘下になっても引き続きiTunes Storeなどで楽曲提供を行っていた。2012年に入ると、2月22日にiTunes Storeで主要洋楽アーティストの楽曲提供を開始。さらに、10月1日のmoraのサイトリニューアルで、DRMフリーのMP3とAACによる楽曲配信が開始されたことで、SMEもこのフォーマットで楽曲提供を行うようになり、11月7日より、主要邦楽アーティストの楽曲提供も開始している。
また、レコード人気が再燃している状況を受け2017年6月29日に日本国内でのアナログレコードの自社生産を再開すると発表した。1989年に生産を終了してからは海外企業を含め外注しており、自社での生産は29年ぶりとなる。当初はSME系所属アーティストが中心となるが、今後外部レーベルからの受注生産も受け付ける[4]。
その一方で2000年以降CD不況でレーベルビジネスが厳しいと言われているなかにおいて、グループ会社のアニプレックス(アニメーション企画・製作)が手掛けるソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』が記録的なヒットを達成し、リリースした2015年以降大幅に売上高を伸ばしている。2018年3月期のグループ全体の売上高のうち、半分をアニプレックスが占めるほど、グループ間でのビジュアルビジネスへの比重が高まっている。
沿革
1968年(昭和43年)
3月1日 - ソニー株式会社と米国Columbia Broadcasting System Inc.(現:CBS Inc.)との合弁契約に基づき、東京都品川区にCBS・ソニーレコード株式会社として設立。資本金720百万円。出資比率は50:50で、日本における資本自由化措置後第1号の合弁会社であった。創業当初から、当時最新鋭のレコード・カッティング・マシーンであるノイマン社のSX-68を導入し、レコードのカッティング及び生産を開始。
4月 - 本社を東京都港区に移転。
8月 - 第1回新譜を発売(サイモン&ガーファンクル「サウンド・オブ・サイレンス」(規格品番:SONG 80002)ほか)
9月5日 - 邦楽の制作を開始(第1回新譜は、フォーリーブス「オリビアの調べ」(規格品番:SONA 15001)・アダムス「旧約聖書」(規格品番:SONA 12002)の2作)
11月 - 静岡県志太郡大井川町(現:焼津市)に静岡工場(現:ソニーDADCジャパン大井川工場)を竣工。
1969年(昭和44年)
2月 - 第1回LPを発売(サイモン&ガーファンクルの映画サントラ盤『卒業』ほか)
12月 - カセットテープソフト生産開始。
1971年(昭和46年)7月 - 新レーベル「EPIC」発足。
1973年(昭和48年)8月 - 株式会社シービーエス・ソニーと商号変更。本社を東京都新宿区に移転。
1974年(昭和49年)8月 - 静岡工場をCBS・ソニーレコード株式会社として分離。
1975年(昭和50年)3月 - CBSソニーとワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)の共同出資でジャパン・レコード配送(現:ジャレード)を設立。
1977年(昭和52年) - ソニー社製PCMプロセッサーPAU-1602[注 1]と3/4インチUマチックVTRを使って、世界初の16ビットによるPCMデジタル録音を行う(盛田昭夫コレクションによるピアノ・ロールによる録音)。
1978年(昭和53年)
- 月日不明 - ソニー社製PCMプロセッサーPCM-1600[注 2]を導入、運用開始。
- 5月 - ビデオソフト発売開始。
- 8月 - 全額出資にて株式会社EPIC・ソニーを設立。
- 9月 - 東京都新宿区に信濃町スタジオを完成、運用開始。
1979年(昭和54年)
- 月日不明 - 音の良い高品質レコード「マスターサウンド」シリーズを発売開始。
2月1日 - ソニー社製24チャンネルマルチPCMデジタルレコーダー、PCM-3224[注 3]を使った世界初の24ch、16ビットによるデジタルマルチ録音を荒川区民会館にて行う(グリーグ作曲「ピアノ協奏曲イ短調」中村紘子(ピアノ)、大町陽一郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団)。尚、この録音の編集作業(於:同社信濃町スタジオ)から、ソニー社製の世界初の本格的デジタル音声編集機 (DAE-1000) の使用を世界で初めて開始する。
1980年(昭和55年)? - 後に於けるCDの発売も考慮して、ソニー社製PCMプロセッサーPCM-1610[注 4]を導入、運用開始。
1981年(昭和56年)8月 - SD事業部新設、アーティストの発掘・育成を強化。
1982年(昭和57年)
- 4月 - コンパクト・ディスク・ソフトの生産開始。
- 月目不明 - ソニー社製24チャンネルマルチPCMデジタルレコーダー、PCM-3324[注 5]を導入、運用開始。
10月1日 - 世界初のコンパクト・ディスク・ソフトを発売(ビリー・ジョエル『ニューヨーク52番街』ほか初回全50タイトル)[注 6]。
1983年(昭和58年)8月 - 株式会社シービーエス・ソニーグループと商号変更。又、企画制作部門を、株式会社CBS・ソニーとして分離。
1984年(昭和59年) - 自社制作の録音が、原則として全てPCMデジタル録音となる。
1986年 - ソニー社製PCMプロセッサーPCM-1630[注 7]を導入、運用開始。
1988年(昭和63年)
1月 - ソニー株式会社が米国CBS Inc.の所有していた全株式を取得。- 2月 - ソニー株式会社よりビデオソフト・カラオケソフトの企画制作・製造・販売会社である株式会社ソニービデオソフトウェアインターナショナルの全株式を取得。
- 3月 - 株式会社CBS・ソニー、株式会社EPIC・ソニー、CBS・ソニーレコード株式会社および株式会社ソニービデオソフトウェアインターナショナルの4社を吸収合併。
1989年(平成元年)
1月 - ソニー社製48チャンネルマルチPCMデジタルレコーダー、PCM-3348[注 8]を導入、運用開始。
11月 - レーザーディスクの生産開始。
1991年(平成3年)
- 4月 - 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと商号変更。
- 11月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
1992年(平成4年)
- 2月 - 静岡県榛原郡吉田町に静岡第2プロダクションセンターを竣工。
- 4月 - 新レーベル「キューン・ソニーレコード(Ki/oon Sony Records)」発足。
- 8月 - ミニディスク(MD)ソフト生産開始。
- 11月 - MDソフト発売開始。(マライア・キャリー『エモーションズ』ほか初回全88タイトル)
1995年(平成7年)3月 - 公式ホームページ「BIGTOP(現:Sony Music Online Japan)」スタート。
1996年(平成8年)
6月 - 静岡プロダクションセンターがISO「ISO9002」の認証を取得。- 9月 - 信濃町スタジオにて、世界初のDSD方式による録音を行う(トニー・ウィリアムス『ヤング・アット・ハート』)。
1997年(平成9年)
- 2月 - DVDソフト生産開始。(『ザ・シークレット・サービス』ほか)
- 4月 - 静岡プロダクションセンターが国際環境規格「ISO14001」の認証を取得。
1998年(平成10年)
- 4月 - 新レーベル「SMEJ Associated Records」設立。
- 7月 - 茨城県那珂郡那珂町(現・那珂市)に茨城プロダクションセンターを竣工。東京都港区に白金台ビル(白金台オフィスとも)を完成。
- 8月 - 社章を“Sony Musicロゴタイプ”に変更。
1999年(平成11年)
5月21日 - 世界初のスーパー・オーディオCDソフトを発売(マイルス・デイビス『カインド・オブ・ブルー』(SRGS-4501) ほか)。
12月 - 東京証券取引所における株式の上場廃止。- 12月 - インターネットによる邦楽新譜CDシングルタイトル曲の有料音楽配信「bitmusic(ビットミュージック)」を開始。
2000年(平成12年)
- 1月 - ソニー株式会社と株式交換し、同社の完全子会社となる。
- 2月 - コーポレイト・エグゼクティブ制度(執行役員制度)を導入。
- 4月 - 著作権侵害増加を危惧し、株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが中核となり音楽業界各社出資の下、株式会社レーベルゲート設立。
2001年(平成13年)
- 1月 - レコード制作の一部門を(株)デフスターレコーズとして分離。
- 3月 - 乃木坂ビル竣工。(B1-B3にソニー・ミュージックスタジオを併設)
- 5月 - ソニーミュージックグループ総合ECショップ「EGSTREET」(現在のSony Music Shop)オープン。
- 6月 - ブロードバンドマガジン「MORRICH」スタート(名称は「MORRICHは、リッチな盛田ではなくて、more richという意味」(SMEの盛田昌夫談))。 本社を東京都千代田区(SME六番町ビル)に移転。
10月 - レコード制作部門を(株)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル、(株)ソニー・ミュージックレコーズ、(株)EPICレコードジャパン、(株)キューンレコード、(株)ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズとして分離。営業部門を(株)ソニー・ミュージックディストリビューションとして分離。製造部門を(株)ソニー・ミュージックマニュファクチュアリング(2009年(平成21年)4月 (株)ソニーDADCジャパンに社名変更)として分離・持株会社化。
2002年(平成14年)
- 2月 - ソニーミュージックグループが環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得。
- 12月 - CD音源の携帯電話向け配信サービス「着うた」開始。
2003年(平成15年)
4月1日 - 株式会社SMEJと商号変更。新設分割により同社の完全子会社として株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントと、株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントの2社を設立(音楽事業とその他の事業を分離)。
7月1日 - 株式会社エスエムイージェーがソニー株式会社に吸収合併され解散。この結果、ソニー株式会社が完全親会社となる。
2004年(平成16年)8月1日 - 米ソニー・ミュージックエンタテインメントとBMGエンターテインメント(ベルテルスマングループ )が合併し、また双方の50%ずつの出資によってソニーBMG・ミュージックエンタテインメントを発足。
2005年(平成17年)2月 - 子会社・株式会社ソニー・ミュージックネットワーク設立 (MORRICH・bitmusicの事業承継)。
2006年(平成18年)
- 3月 - 「MORRICH」終了。
- 7月 - 保有していた白金台ビルを売却。
- 12月 - 株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントを吸収合併。
2008年(平成20年)10月 - 株式会社BMG JAPANを子会社とする。
2009年(平成21年)10月 - BMG JAPANの国内制作部門を新設の株式会社アリオラジャパンへ、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)をソニー・ミュージックジャパンインターナショナルへ承継し、残った法人をソニー・ミュージックエンタテインメントが吸収合併。
2011年(平成23年)- 株式会社ソニー・ミュージックアーティスツが株式会社ヴィレッジミュージックを吸収合併。
2012年(平成24年)4月1日 - ミュージック・オン・ティーヴィとソニー・マガジンズが合併し株式会社エムオン・エンタテインメントが発足。またホールネットワークが株式会社Zeppライブエンタテインメントに、キューンレコードが株式会社キューンミュージックにそれぞれ商号変更を行う。
2014年(平成26年)4月1日 - ソニー・ミュージックレコーズが7つのレーベル各社を吸収合併し株式会社ソニー・ミュージックレーベルズを発足。またソニー・ミュージックディストリビューションがソニー・ミュージックネットワークを吸収合併し株式会社ソニー・ミュージックマーケティングが発足。
2015年(平成27年)4月1日 - ソニーDADCジャパンを完全子会社(機能子会社)化[5]。また、レーベルゲートがクリップゲートを吸収合併[6]。
2017年(平成29年)
- 6月29日 - 29年ぶりとなるアナログレコードの自社生産再開を発表[7][8][9][10]
- 6月29日 - 29年ぶりとなるアナログレコードの自社生産再開を発表[7][8][9][10]
2018年(平成30年)
- 1月25日 - ソニー・ミュージックグループ内でアナログレコードの一貫生産が可能になった事を発表[11]。
- 2月15日 - SME市ヶ谷ビル(新宿区)とSME乃木坂ビル(港区)の売買契約締結を発表。売却に合わせて第2拠点を東京ミッドタウン(港区)のミッドタウン・タワー12〜15階に置く[12]。このうちSME乃木坂ビルはジャニーズ事務所に売却し、同社の新本社ビルとなることが分かっているほか[13][14]、同ビル内にあるソニーミュージックスタジオ東京は同社と賃貸借契約を締結した上でソニー・ミュージックグループが運営を継続する[12]。
- 3月1日 - 創業開始から50周年(半世紀)を迎えた。
グループ会社
※ …旧・ソニー・カルチャーエンタテインメント傘下の企業
ミュージック&アーティストビジネスグループ
- ソニー・ミュージックレーベルズ
ソニー・ミュージックダイレクト(旧ソニー・ミュージックハウス。旧作音源の再発、通信販売。レーベルとしてSMDR GT musicもある。規格品番はMH(Sony Music House)。)- ソニー・ミュージックアーティスツ
ミュージックレイン(レーベルとしての業務も兼営)
ソニー・ミュージックパブリッシング(音楽著作権の取得・管理・運用業務)
ソニー・ミュージックレーベルズ
![]() | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | SML |
本社所在地 | ![]() 〒102-8353 東京都千代田区六番町4番地5 |
設立 | 2001年10月1日(株式会社ソニー・ミュージックレコーズ) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010001082437 |
事業内容 | 音楽映像ソフトの企画・制作・発売 |
代表者 | 代表取締役 執行役員社長 辻野学 |
資本金 | 4億8000万円(2018年3月31日時点)[15] |
純利益 | 42億8494万2000円(2018年3月期)[15] |
純資産 | 260億2396万7000円 (2018年3月31日時点)[15] |
総資産 | 402億8802万2000円 (2018年3月31日時点)[15] |
主要株主 | ソニー・ミュージックエンタテインメント(100%) |
外部リンク | https://www.sme.co.jp/s/SME/company/SML |
特記事項:2014年4月1日に株式会社ソニー・ミュージックレコーズから株式会社ソニー・ミュージックレーベルズに商号変更。 |
2014年(平成26年)4月1日、SMEの傘下にある8レーベルが合併し、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ(Sony Music Labels Inc.)が新たに発足した。法人格上は旧ソニー・ミュージックレコーズの社名変更。
レーベル(事業部門)
ソニー・ミュージックレコーズ (Sony Music Records)- 1968年3月米国CBS社とソニーの合弁で創業のCBS・ソニーレコードからの流れ。SMEの制作部門分離で2001年10月に会社を設立。
規格品番はSR(Sony Records)。
エスエムイーレコーズ (SME Records)- 1998年発足。アイドルからJ-POPまでの実力派レーベル。発足当初はSMR内のレーベルだったが、2003年4月に会社を設立。
- 規格品番はSE(Sony Music Entertainment)。
- SACRA MUSIC
- 2017年発足。アニメ系のタイアップなどを多くこなし、国内のみならず海外でも活躍しているアーティストが所属するレーベル。
- 規格品番はVV。
アリオラジャパン (Ariola Japan)- 2009年発足。旧BMG JAPAN国内部門。J-POP中心の個性派レーベル。
- 規格品番はBV(BMG Victor。BMG時代の名残)。
エピックレコードジャパン (Epic Records Japan)- 1978年発足。旧EPIC・ソニー。J-POP中心の実力派レーベル。
- 規格品番はES(EPIC Sony)。
キューンミュージック (Ki/oon Music)- 1992年発足。旧キューン・ソニー。ロックからミクスチャーまでの個性派レーベル。
- 規格品番はKS(Ki/oon Sony)。
ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ (Sony Music Associated Records)- 1998年発足。アイドルからJ-POPまでの実力派レーベル。外部プロデューサーを起用して展開する。
- 規格品番はAI(Associated)。
- ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル (Sony Music Japan International)
- 2001年発足。洋楽やクラシック、ジャズ等。
- 規格品番はSI(Sony Music Japan International)。
ビジュアル&キャラクタービジネスグループ
アニプレックス※
A-1 Pictures※- CloverWorks
- Quatro A※
- リアルト・エンタテインメント
- Aniplex of America
ソニー・クリエイティブプロダクツ※
エンタテインメントソリューションビジネスグループ
ソニー・ミュージックマーケティング
- ソニー・ミュージック傘下の各レーベルの営業会社。2018年5月現在、アップフロントワークス(zetimaレーベルのみ)、およびジャニーズ・エンタテイメント(同系列のジェイ・ストーム含む)、コナミデジタルエンタテインメント、ドリーミュージック、よしもとアール・アンド・シー、バンダイナムコアーツ(Glory Heavenレーベルのみ)、タイトー(ZUNTATA RECORDS)、日音(Anchor Records・Kisspoint Records)、ワーナーミュージック・ジャパンなど他社の受託もしている。
ソニー・ミュージックコミュニケーションズ
- レコードジャケットデザイン・制作・印刷、ソニー・ミュージックスタジオの運営、CD-ROMやDVD-ROMのプレス、CD店の店舗設計、視聴機の開発販売など、音楽ビジネスを包括している。
- 近年は映像ソフトの製作委員会にも出資・参画している。(『異国迷路のクロワーゼ』・『神様ドォルズ』など)
ソニーDADCジャパン(レコードプレス子会社として設立後、当社との再統合と再分離を経てソニー完全子会社になった後、2015年4月1日付でSMEの完全子会社に)
ジャレード(1975年設立。商品配送関係)
エムオン・エンタテインメント(音楽専門チャンネル「MUSIC ON! TV」の運営、出版事業)※
ソラシア・エンタテインメント(CS放送を中心としたメディア事業(アジアドラマチックTV)、映像コンテンツ事業等)- レーベルゲート
Zeppホールネットワーク(旧ホールネットワーク→Zeppライブエンタテインメント、ライブハウス「Zepp」の運営)※
Zeppライブ(Zeppライブエンタテインメントから企画制作部門を分離。バックステージプロジェクトとの合弁)
その他
- ソニー・ミュージックアクシス(統括会社における経理・システム・人事・総務・法務の受託業務)※
乃木坂46合同会社(乃木坂46のマネージメント、コンサートの企画等)
Seed & Flower合同会社(Thinking Dogs、欅坂46、日向坂46のマネージメント、コンサートの企画等)
バズウェーブ合同会社(22/7のマネージメント、コンサートの企画等)
旧グループ会社・レーベル
DefSTAR Records(2000年発足。アイドルからJ-POPまでの個性派レーベル。規格品番はDF(DefSTAR)。2015年6月にレーベルがエスエムイーレコーズに吸収合併され運営終了)
SIREN SONG(Xが1989年にCBSソニーからデビューした際に設立されたX専用のレーベル)
Oo RECORDS(1997年に親会社に吸収)
TRUE KiSS DiSC(小室哲哉が主催したレーベル。2000年に活動休止)- Antinos Records(1994年 - 2004年 2002年7月までグループ会社だったが、エピックレコードに吸収合併され、2004年に運営終了)
- ソニー・ミュージックワークス
パームビーチ(2008年3月末でレーベル運営を解消し、事業解散)
ボイス&ハート(2008年4月にアニプレックス傘下から独立)- HIT STREET
BMG JAPAN(邦楽部門をアリオラジャパンに、洋楽部門(RCA/JIVEグループ)をソニー・ミュージックジャパンインターナショナルに承継の上、2009年10月1日に親会社に吸収合併され解散)
ソニー・マガジンズ(2012年4月にミュージック・オン・ティーヴィと合併、エムオン・エンタテインメントの出版メディア事業部門となる)
クリップゲート(2015年4月1日にレーベルゲートに吸収合併され解散)
閃光レーベル(ラジオ番組SCHOOL OF LOCK!のCD発売専用レーベル。2014年夏に閃光ライオットの終了に伴い運営終了)- スティーズラボミュージック
- オーガスタレコード(オフィスオーガスタのプライベートレーベルとしてアリオラジャパン(旧BMGファンハウス時代に発足)から販売。2017年1月にオフィスオーガスタがユニバーサルミュージックと資本提携したのに伴い、同年4月にレーベルごとユニバーサルに移籍)
- ソニー・ミュージックアーティスツに合併統合された芸能事務所(ヴィレッジ・ミュージック・ウエストサイドを除く5社は2009年4月1日に再合併して統合)
- Hit&Run
SMAエンタテインメント(レーベル事業を兼ねる)- SMAプレイヤーズ
ニューカム
ブルーワンミュージック(2006年4月1日よりニューカムに事業統合)
- ミュージック・タブロイド
ヴィレッジミュージック(ヴィレッジ・エーとヴィレッジ・レコードが統合して2006年に設立。レーベル事業も兼ねる。2011年4月にソニー・ミュージックアーティスツに吸収合併)
ウエストサイド(SME傘下に設立された後、2010年にソニー・ミュージックアーティスツの子会社となる。2012年10月1日に同社に吸収合併し解散)
- ultraCeep(ウルトラシープ)2014年4月に設立。
脚注
注釈
^ 16ビット直線量子化を実現した初のPCMプロセッサー。ちなみに、サンプリング周波数は44.056kHzだった。このプロセッサーは後に改良版が、PCM-1600として翌年に発売された。
^ 16ビット直線量子化、サンプリング周波数:44.056kHz。録音媒体には3/4インチのU規格VTRを使用。
^ 1インチテープ使用。16ビット直線量子化、サンプリング周波数は50.35kHzで、後に改良して44.1kHzにも対応できる様にした。
^ 16ビット直線量子化、サンプリング周波数は44.056kHzと44.1kHzと、記録用に使用するVTRによって自動認識するものである。
^ 当時、新たに開発したDASHフォーマットを使った初のPCMマルチレコーダーである。1/2インチテープ使用、16ビット直線量子化。サンプリング周波数は44.1kHzと48kHzの2つに対応している。値段は3300万円。
^ ちなみにCDソフト第1号は、ビリー・ジョエル『ニューヨーク52番街』(35DP1)だが、クラシック第1号は、ロリン・マゼール指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ベートーヴェン作曲交響曲第5番「運命」&シューベルト作曲「未完成交響曲」の日本デジタルライヴ録音(38DC1)、邦楽第1号は、大滝詠一の『A LONG VACATION』(35DH1)。ちなみに、発売当初の値段は、デジタル録音物が1枚3800円、アナログ録音物が1枚3500円だった。
^ 技術的スペックはPCM-1610と同一だが、前記発売時後のデジタル技術の発達により、A/D、D/Aの各コンバーター部分等が改良されている。
^ DASHフォーマットを使った48チャンネルマルチとしては初のPCMマルチレコーダーである。1/2インチテープ使用、16ビット直線量子化。サンプリング周波数は44.1kHzと48kHzの2つに対応、PCM-3324との互換性を有する特長がある。値段は3800万円。
出典
^ “概要”. ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2018年7月11日閲覧。
^ “(株)ソニー・ミュージックエンタテインメントによる株式会社BMG JAPAN 完全子会社化 (PDF)”. ソニー (2008年10月2日). 2014年4月2日閲覧。
^ のちにWMA方式も登場している
^ ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け,ITmedia,2017年6月29日
^ “SME、光ディスク製造のソニーDADCジャパンを完全子会社化”. AV Watch (インプレス). (2015年3月10日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/692046.html 2015年3月10日閲覧。
^ “レーベルゲートが4/1付でクリップゲートと合併、放送と通信を統合”. Musicman-NET (F.B.Communications Inc. & Magnet Co.,Ltd). (2015年2月25日). http://www.musicman-net.com/business/44831.html 2015年2月25日閲覧。
^ “ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け”. ニュースサイト. 2017年7月15日閲覧。
^ “ソニー、レコード国内生産を29年ぶり再開 人気再燃受け”. オリコン、ニュースサイト. 2017年7月15日閲覧。
^ “アナログ盤マシン導入。レーベル超えて柔軟なレコード制作に対応”. ニュースサイト. 2017年7月15日閲覧。
^ “アナログレコードの制作・製造を本格的にスタート”. ソニーミュージック・プレスリリース. 2017年7月15日閲覧。
^ ソニーミュージックグループ内でアナログレコードの一貫生産が可能に ディスク製造工場にアナログレコード用スタンパー製造設備を導入 自社生産復活第1弾は大瀧詠一作品集、ビリー・ジョエルの2タイトルに決定,Sony Music Group Company Site,2018年1月25日
- ^ ab当社所有の敷地・建物「SME 市ヶ谷ビル」及び「SME 乃木坂ビル」譲渡に関するお知らせ,Sony Music Group Company Site,2018年2月15日
^ 赤坂のSME乃木坂ビル、ジャニーズ事務所に売却,日刊スポーツ,2018年2月17日
^ ジャニーズ事務所が本社を移転へ…現在地から数百メートル,スポーツ報知,2018年2月17日
- ^ abcd株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ 平成29年度決算公告
関連項目
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント - 当社代表取締役会長の盛田昭夫が代表取締役を兼務
着うた/着うたフル/着うたフルプラス - 商標を所有している。
コピーコントロールCD(CCCD)- スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス
土6→日5(MBS)
アニメイズム(MBS)
ノイタミナ(フジテレビ)
HEY!HEY!HEY!(フジテレビ)
SMAP×SMAP(フジテレビ)
ショカツ(フジテレビ)
めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ)
GTO(フジテレビ)
モンスターハンター ストーリーズ(フジテレビ)
べるぜバブ→宇宙兄弟→金田一少年の事件簿R→まじっく快斗1412→電波教師(読売テレビ)
ウッチャンナンチャンのウリナリ!!(日本テレビ)
金曜ロードショー(日本テレビ)
THE夜もヒッパレ(日本テレビ)
ASAYAN(テレビ東京)
NARUTO -ナルト-(テレビ東京)
銀魂(テレビ東京)
BLEACH(テレビ東京)
キョロちゃん(テレビ東京)
ポケットモンスター(テレビ東京)
E!TV(TOKYO MX)- ブルースペックCD
- ジャニーズ・エンタテイメント
- ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
外部リンク
- ソニーミュージック オフィシャルサイト
- Sony Music Group Company Site
ソニーミュージック公式 (@SonyMusic_JPN) - Twitter
ソニーミュージック公式 (sonymusicjapan) - Instagram
ソニーミュージック洋楽 (sonymusic_jp) - Instagram
Sony Music(Japan) - YouTubeチャンネル
|
|
|
|
.mw-parser-output .redirectcatnav{margin:1em auto;border-style:none;text-align:left;font-size:100%;clear:both}.mw-parser-output .redirectcat ul{margin-left:0}
ソニー・ミュージックレーベルズに関するカテゴリ:
- ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)
- 日本のレコード会社
- 千代田区の企業
- 2014年設立の企業
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルに関するカテゴリ:
- ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)
- かつて存在した東京都の企業
- 2001年設立の企業