南光太郎
南光太郎(みなみ こうたろう)は、仮面ライダーシリーズに登場する架空の人物。
『仮面ライダーBLACK』および、その続編『仮面ライダーBLACK RX』、『仮面ライダーBLACK』の漫画版である『仮面ライダーBlack』の主人公であり、仮面ライダーシリーズでは異例の主役続投を果たしている[1][2]。
本記事では、南光太郎が変身する仮面ライダーBLACKおよび仮面ライダーBLACK RXについても記述する。
目次
1 各作品での南光太郎
1.1 テレビシリーズ
1.1.1 『仮面ライダーBLACK』
1.1.2 『仮面ライダーBLACK RX』
1.1.3 テレビシリーズの設定を基にした作品
1.2 平成仮面ライダーシリーズ
1.3 コンパチヒーローシリーズ
1.4 漫画
1.4.1 『仮面ライダーBlack』
2 変身後の姿
2.1 仮面ライダーBLACK
2.2 仮面ライダーBLACK RX
2.3 ロボライダー
2.4 バイオライダー
3 専用マシン
3.1 バトルホッパー
3.2 ロードセクター
3.3 アクロバッター
3.4 ロボイザー
3.5 マックジャバー
3.6 ライドロン
3.7 その他の媒体に登場するマシン
4 南光太郎を演じた人物
4.1 俳優
4.2 スーツアクター
4.3 声優
5 関連キャラクター
6 脚注
6.1 注釈
6.2 出典
7 参考文献
各作品での南光太郎
テレビシリーズ
『仮面ライダーBLACK』
主人公。秋月信彦と同じく19年前の皆既日食の日の同時刻に生まれた。家族構成は父・正人、母・友子。3歳の時に両親と死別し[注釈 1]、父の学者仲間だった信彦の父・総一郎の養子となる。東星大学人文学部2年生で、サッカー部に所属。
19歳の誕生日パーティの最中に起こった不可思議な現象に疑惑を抱き、主催した総一郎の真意を突き止めるべく家に戻ろうとしたところを信彦共々三神官に連れ去られ、生体改造手術を経て世紀王ブラックサンとされたが、脳改造される直前に総一郎の手引きで脱出。以後、仮面ライダーBLACKを名乗り、ゴルゴムの陰謀に立ち向かうことになる。
改造人間として驚異的な筋力のほかに高い治癒能力や解毒能力[注釈 2]を与えられており、五感も赤外視、無指向性聴覚などが強化されている。一定の変身ポーズをとると、緑色のエネルギーを全身から放出し、バッタ男の姿を経てBLACKに変身する。
本作が「ライダー0号」として企画されたこともあり、事あるたびに「自らが改造人間にされたことへの苦悩」や「自らと同じ境遇ながら、自我をなくした信彦と戦う苦悩」などにさいなまれるシーンが描かれた。
性格は基本的には明るい熱血漢だが、女優である月影ゆかりのファンだったり、大井裕子の小悪魔的魅力を評価するなどのミーハーな面やサボテンに水をやりすぎる(しかし、それはサボテン怪人を倒すきっかけとなった)などがさつな面もある[注釈 3]。
一人称は平時は「僕」が多いが、ゴルゴムとの戦闘時はしばしば「俺」になる。
光太郎は些細な事件(マグロ泥棒など)であっても、「ゴルゴムの仕業か!」の台詞と共に調査を開始することがよくあり、「ゴルゴムの仕業だ!」は雑誌『ファンロード』誌上で流行語になった[3]。東映公認のカードゲーム『レンジャーズストライク』や『仮面ライダーバトル ガンバライド』でも「ゴルゴムの仕業」というカードが登場している。
シャドームーンとの戦いで敗れ一度死亡するが、クジラ怪人が用いた命のエキスで復活し、ゴルゴムを壊滅させる。しかし、当初の目的だった信彦救出には失敗し、杏子と克美は戦火を逃れて渡米後に連絡が取れず消息不明となり、戦友のバトルホッパーも喪うなど勝利の代償はあまりにも重く、最終決戦後は活動拠点としていた喫茶店「キャピトラ」(店のオーナー、東堂勝も日本を離れたのか無人になっていた)に立ち寄りそこでかつての仲間たちの写真と楽しかった日々を回想し過去に別れを告げるとバイクに乗り人知れず旅立っていった。
演じた倉田てつをは、「演技を自由にやらせてもらっているため光太郎には倉田の地が出ている」と述べている[4]。
『仮面ライダーBLACK RX』
前作より引き続き主人公として登場する。20歳。暗黒結社ゴルゴムを滅ぼして日本に平和を取り戻した後、叔父である俊吉の元にやってきた。俊吉によると当時は何かに打ちのめされたようにボロボロな状態だったようで、佐原家で茂やひとみと暮らすうちに次第に明るくなっていき、俊吉のすすめで佐原航空でヘリコプター操縦士として新しい生活を送り始めた。
新たなる侵略者であるクライシス帝国の襲撃を知りBLACKに変身しようとしたところを妨害されて捕えられ、BLACKへの変身機能を破壊されてしまうが、地球の影によって発生した太陽光線による日食の光を直接浴びた事によるエネルギーのオーバーロードとキングストーンの力により新たなる姿・仮面ライダーBLACK RXへと変身する能力を得る。
居候の身とはいえ家族を得て、新しい生活の中で本来の明るく陽気な性格を取り戻している[1]。ゴルゴムとの戦い、特に兄弟同然の秋月信彦(=シャドームーン)との戦いで負った心の傷が決して浅くないことを覗かせたり[注釈 4]、孤独になるということを極端に恐れたりすることがある。しかし、平和を守る強い決意と仲間達の支えの下、果敢にもクライシス帝国に戦いを挑む。策略を用いてクライシスを翻弄するというBLACK時代にはなかった一面も見せた。
改造人間故に変身前でも常人を上回る身体能力を有し、本作では落下する自動車に下敷きになる振り(この時点での変身機能はまだBLACKのまま)をしたり、5分間呼吸を停止することも可能であることが描写されている。
『BLACK』時代は一人称に「僕」を用いることが多かったが、本作では基本的に「俺」になっている。ただし年長者との会話では「僕」も用いる。
口癖は「冗談じゃないぜ!」。また前作同様に、玲子から預かったサボテンに水をやり過ぎてダメにしてしまうなど、花の栽培が苦手なところは全く変わっていない[注釈 5]。クライシス壊滅後、「人間が地球を汚すことで新たな脅威が生まれる」という言葉を胸に秘め、己を鍛える旅に出た。
テレビシリーズの設定を基にした作品
- 映画『仮面ライダー世界に駆ける』
- BLACKとRXが登場。クライシス帝国が過去に侵入したことで、BLACK RXが太陽の光を浴び、RXに進化する前に戻されたため、BLACKの姿に変えられたが、時間を超えてRX・ロボライダー・バイオライダーが現れる。
- 漫画『仮面ライダー11戦記』
- 若輩者に描かれ、以心伝心の本郷と一文字を見て二人の境地に達したいと思っていた。大首領との決戦ではキングストーンファイナルエクスプロージョンで突破口を開いた。
- 漫画『仮面ライダーZO』
- 仮面ライダーBLACK RXが登場。仮面ライダーZOと共にシャドームーンの体を奪ったジャーク将軍と戦う。
- ゲーム『仮面ライダー 正義の系譜』
- 仮面ライダーBLACKが登場。1988年、暗黒結社ゴルゴムとの戦いの最中、地熱発電所でブラック将軍と対決する。
平成仮面ライダーシリーズ
- 『仮面ライダーディケイド』
- テレビシリーズの第26話と第27話において登場。それぞれ別の世界に2人の光太郎が存在する。
- 映画『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- BLACKとRXが登場。
- 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- BLACKとRXが登場。ダブルライダーとNEW電王、オーズを助けるため、他のライダーたちと共に登場。
- ネット版『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 〜ガチで探せ!君だけのライダー48〜』
- 「Type29. つかめ! 王者のストーン! 〜おひつじ座O型の君へ〜」と「Type1. 太陽の子の花嫁! 〜いて座A型の君へ〜」にメインゲストとして登場。
- 『仮面ライダーフォーゼ』
- テレビ本編第2話にRXが登場。ネットで流れたライダー伝説のビデオ映像で兵士チャップと戦う様子が描かれる。
- 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- BLACKとRXが登場[注釈 6]。
- BLACKは当初、ゴーカイグリーン / ドン・ドッコイヤーの回想で、ゴーカイレッドにやられるライダー達の中に登場し、その後の最終決戦では光戦隊マスクマンと共に、ジャーク将軍とシャドームーンと戦った。
- RXは、最終決戦時のみ登場。BLACKと違い目立った出番は無いが、終盤戦ではディケイドや1号、クウガ、龍騎、ブレイド、電王達と共にカニレーザーと戦った。
- 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
- 最終決戦時のみRXが登場。
- ゲーム『仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ』
- BLACKとRXが登場[注釈 6]。
- 映画『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』
- BLACKとRXが登場[注釈 6]。
- 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- BLACKとRXが登場。本作では原典同様、明確にBLACKとRXが同一人物という設定になっている。
- 子供達の夢を守る為に、ショッカーに対し反旗を翻し仮面ライダーBLACKとして戦っていた。この行動が歴史改変を受けショッカーの一員となっていた泊 進ノ介 / 仮面ライダードライブがショッカーに反旗を翻すきっかけを作った。
- 一度、ショッカーの襲撃を受け行方をくらませるが、泊進ノ介という光を受け、仮面ライダーBLACK RXとして復活した。
コンパチヒーローシリーズ
- 『スーパー特撮大戦2001』
- BLACKとRXが登場。原典の『RX』では上記の通り、暗黒結社ゴルゴム壊滅後ヘリコプターパイロットとなっていたが、この作品では新命明(アオレンジャー)からのヘリコプターパイロットへの誘いを断ることで仮面ライダーBLACK RXになる。
- 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』
- BLACKとRXが登場。原典の『RX』と異なり、暗黒結社ゴルゴム壊滅後、クライシス帝国ではなくダイダル兵に変身機能を破壊され仮面ライダーBLACK RXになる。
- 『ロストヒーローズ』
- RXが登場。ジ・Oに捕らわれていた。
- 『ロストヒーローズ2』
- BLACKとRXが登場。前作ではRXとして登場していたが、本作では力を失いBLACKとして登場。
漫画
『仮面ライダーBlack』
仮面ライダーBlack#登場人物を参照のこと。
変身後の姿
仮面ライダーBLACK
- 身長:198.7センチメートル[5]
- 体重:87.0キログラム[5]
- パンチ力:3トン
- キック力:9トン
- ジャンプ力:ひと跳び30メートル[5]
- 潜水時間:10分[5]
南光太郎が変身を遂げるキングストーン〈太陽の石〉を体内に有したバッタの遺伝子を大神官ダロムによって埋め込まれた世紀王。生体改造人間の王に君臨する存在でありブラックサンの名を取る。肉体への改造が施された後、信彦の実父・秋月総一郎の妨害によって脳改造の寸前で脱出に成功し、人類を護る為に仮面ライダーBLACKを名乗って[5][注釈 7]暗黒結社ゴルゴムに孤独な闘いを挑む。
序盤は人知れず戦闘を重ねていたが、徐々に世間へも認知されていった[注釈 8]。終盤では人類の生死を託される唯一無二の存在にまで昇りつめ、彼の死は人々を意気消沈させ、また復活は生きる希望を与えた[注釈 9]。
ライダーパンチで殴打した後、すぐさまライダーキックで蹴り抜く連続攻撃を必殺技としてゴルゴム怪人を撃破する。
『RX』へは『BLACK』の映像を流用した回想シーン以外には登場していないが、第1話開始直後に変身ポーズを取っている。ジャーク将軍に変身機能を封じられ宇宙へ駆逐されるが、結果的にそれがRX誕生に繋がった。
強化筋肉・フィルブローンは常人の30倍の力を発揮し[6]、センシティブイヤーは500メートル先の囁き声を聞き取ることができる[6]。マルチアイはテレスコープ(望遠)・ブロードサイト(広視界)・ノクトビジョン(暗視)の能力を有し[6]、主に敵の動きや弱点を見抜く為に使われ、ロードセクターのコンピューターと連動させることで透視や部分拡大させることや、光太郎の姿のままでも使用が可能。
- 変身プロセスは以下の通り。
- 「変身」の掛け声と共に一定の変身ポーズを取る。
- キングストーン周辺の細胞が強烈な閃光と共に変身ベルトの形を創り、ベルト中心部のエナジーリアクターがエネルギーを増幅して全身へと送り込む。
- 特殊冬眠遺伝子・MBGの活動により、まず身体が奇怪なバッタ男[7][注釈 10]の姿へと変わる。
- 更にその上を強化外骨格状皮膚・リプラスフォーム[7]が包み込むことによって変身が完了する[注釈 11]。
- また、ジャンプ中に一定の動作をとりつつ「変身」の掛け声で変身することもできる。
- 肉体が徐々に変化していく変身シーンは、石ノ森章太郎が『仮面ライダーアマゾン』で構想していたイメージを踏襲している[11]。
- 主な必殺技
- バイタルチャージ[12] / キングストーンフラッシュ[12]
- キングストーンが生み出す体内エネルギーを増幅し、さらに攻撃の威力を上昇させる[6][注釈 12]。戦闘を重ねるたびに能力を上昇していたが、クジラ怪人が有する命のエキスの摂取により数倍のパワーアップを遂げる。
- 身体に付着した粘着物を払拭する、敵の幻術を破る[12]、呪縛の打破[12]、敵のエネルギー攻撃を跳ね返す[12]、強烈な閃光で敵を眩惑するなどの多彩な使用法がある。
- 第49話ではダロムの破壊光線との撃ち合いでダメージを与えた。最終回ではシャドームーンのシャドーフラッシュに隷属させられたバトルホッパーを解放した。
- ライダーパワーフラッシュ
- ジャンプした後空中からキングストーンフラッシュを放つ。
- ライダーキック[13][14]
- 足先にキングストーンエネルギーを集中させて30m以上ジャンプし、右足先にエネルギーを集中させ、30cmの厚さの鉄板を貫通させる破壊力を生み出し、繰り出す跳び蹴り。空気との摩擦で足先が赤熱するほどのスピードである[13]。ほとんどの戦いでとどめに用いられたBLACK最大の必殺技。
- 第13話よりキックの前に身体の屈伸の反動が加わり、威力が3倍になった[注釈 13]。さらにバイタルチャージによって威力をより強化できる。第18話ではビルゲニアの盾・ビルテクターにほぼ完全に防がれたが、第28話ではこれを損傷させ、かつビルゲニア自身にもダメージを与えるなど、その後も威力の向上が見られる。
- 『仮面ライダーバトル ガンバライド』ではブラックキックの名称が付けられている。
- バリエーション
- 様々なバリエーションがあるが、ライダーキックでまとめられている。
- 高速移動する敵をジャンプでかわし空中で回転[16]してからのライダーキック - 『BLACK』29話で使用[16]。
- 敵の両腕の付け根目がけて開脚ぎみに両足蹴り[16] - 『BLACK』38話で使用[16]。
- 『BLACK』29話の技の変則技[16] - 『BLACK』39話で使用[16]。
- 敵の攻撃を利用してからのライダーキック[16] - 『BLACK』40話で使用[16]。
- 延髄蹴り[16] - 『BLACK』47話でシャドームーンに使用[16]。
- 後から効果が出る回し蹴り[16] - 『BLACK』49話でコウモリ怪人に使用[16]。
- ライダーパンチ[13][14]
- 右の拳にキングストーンエネルギーを集中させ、相手に突撃するようにジャンプして繰り出す必殺パンチ。主にライダーキックへの繋ぎ技として使用するが、一部の敵にはこの技でとどめを刺したこともある。
- 第13話で従来のパンチをカニ怪人に破られたため、特訓の末にパンチの前に身体の屈伸の反動が加わり、威力が3倍になった[注釈 14]。バイタルチャージとの併用でさらに威力を強化できる。
- バリエーション
- 様々なバリエーションがあるが、ライダーパンチでまとめられている。
- 空中で高速回転して加速[16]を付けてのライダーパンチ - 『BLACK』11話で使用[16]。
- 前転してからのアッパー[16] - 『BLACK』17話でバク怪人に使用[16]。
- 敵の上空から急降下して[16]ライダーパンチ - 『BLACK』15話でイワガメ怪人に使用[16]。
- バイタルチャージして[16]連続ライダーパンチ - 『BLACK』劇場版でカメレオン怪人使用[16]。
- 投げられた力を利用しての反転パンチ[16] - 『BLACK』28話で使用[16]。
- ライダーチョップ[13][14]
- 右の手のひらにキングストーンエネルギーを集中させて、空中からチョップを決める。直径10センチメートルの鋼鉄を切り裂くほどの威力がある[13]。主に敵怪人の部位破壊に使用し、初期ではライダーキックと併用している。
- ゲーム『正義の系譜』ではバイタルチャージと屈伸のアクションを混ぜた強化版、及び派生技を使用している。
- バリエーション
- 様々なバリエーションがあるが、ライダーチョップでまとめられている。
- バトルホッパーに乗ってチョップ[17] - 『BLACK』4話で使用[17]。
- ライダージャンプから敵の脳天へチョップ[17] - 『BLACK』5話で使用[17]。
- 水平チョップ[17] - 『BLACK』18話でクロネコ怪人に使用[17]。
- ライダージャンプで敵を飛び越し背後からチョップ[17] - 『BLACK』49話で使用[17]。
- ライダー投げ[13]
- 敵を抱え上げて地面に叩きつける技。突撃する怪人をいなして巴投げのように投げ飛ばす形も多用する。
- ライダージャンプ[13]
- その場で垂直ジャンプする。バッタ怪人が原型であるライダーを上回るジャンプができる怪人は少なく、回避や状況の立て直しに使われる。身長の16倍の高さに飛び上がる[17]。
- センシティブイヤー[17]
- 500メートル先の囁き声も聴取可能な耳。上下2つの器官で、上部の三角形の穴で通常の音声、下部の四角い穴で超音波を聴きとることができる。
- パワーストライプス
- ベルトからではなく、首周り・手首・足首にある赤と黄のラインから蓄積されたキングストーンエネルギーを放出する。ストライプから全身に行き渡らせ、身体能力や必殺技の威力の上昇、また敵の拘束を解く際に使われる。
- ライダーセンサー
- 額のアラートポイントと連動して、周囲の空気や熱をキャッチして敵の動きをサーチする。目が見えない状況も敵の動きを捕らえられる。先端で温度、それ以外の部分で空気の流れや温度などの探知、敵の位置や動きの分析、周囲の状況を確認することが可能。マルチアイ同様、敵の動きや弱点をつかむために使われたが、使用したのは18、19話のみ。
- サタンサーベル
- シャドームーンが持つ、世紀王のみが持つことを許される剣。そのため本来世紀王であるブラックサンも当然使用できる。
- 最終回でシャドームーンが手放したものを奪って使用し、シャドーチャージャーを斬りつけ決定的な一撃を与えた。さらに、あらゆる攻撃をバリヤーで防御する創世王を倒す最後の手段として自分も世紀王だった事を咄嗟に思い出し、手許に召喚、とどめを刺している。
- 戦いの後、崩壊するゴルゴム神殿を脱出した光太郎の手にあったが、光太郎が空に向かって投げ捨てると、そのまま赤い光の粒子となって消滅した。
- シャドームーンとの決戦後は、サタンサーベルを渡してくれと懇願する瀕死のシャドームーンに迷いながらも渡すという優しさもみせていた。
- 『BLACK』本編でBLACKが武器として使用したのは最終話での2回のみ。
- バイタルチャージ[12] / キングストーンフラッシュ[12]
- デザイン
- デザインを担当した原作者の石ノ森章太郎はBLACKのコンセプトを「仮面ライダー0号」としている[18]。当初は昆虫の特徴を外見に押し出したバッタ男が強化服を纏うという設定であったが[19]、テレビで登場させるにはグロテスクではないかとの意見からスマートなデザインに変更された[18]。黒という色は、当時の流行のデータを基にしており、また原点回帰の意味合いも持つ[20]。石ノ森の世紀王のデザインラフでは体色が緑となっている[21]。
- 胸のマークは蛇とリンゴをモチーフとしている[18]。
仮面ライダーBLACK RX
- 身長:198.8センチメートル[22]
- 体重:88キログラム[22]
- ジャンプ力:60メートル[22]
- 走力:時速315キロメートル
- 水中での活動時間:30分[22]
仮面ライダーBLACKが地球の影から覗く太陽の光の日食の光のエネルギーを直接浴びた事でパワーアップした姿。クライシス帝国との激戦の中で、さらに後述する二つの変身形態を会得。当初は一旦RX形態を経由してのみ多段変身が可能だったが、展開が進むにつれ進化したのか、どの形態からでも別の形態に自由に変身することが可能となった。
当初は人知れずクライシス帝国と戦っていたが、BLACKの時と同様にやがて世間にヒーローとして認知されていく[注釈 15]。
太陽の子、光の王子の異名をもつ基本形態。BLACKに比べて細面かつガッチリとした体格となり、体色には一部濃い緑色が加わっている他、胸にあった蛇と宝玉の図案化された世紀王の紋章は太陽エネルギーによって「RX」と読める形のものであるRXエンブレムに変わっており、正義の心と力を表すものとなっており、変身に際して取るポーズもBLACKの時とは全く異なっている。
BLACKだった頃に顕著だったバッタのイメージは継承されつつも、生物的な意匠は抑えられ、一新された外見となっている。作中では名乗り以外でフルネームで呼ばれることは少なく、もっぱら「RX」と呼ばれる。稀に「仮面ライダーRX」という略称も用いられる[注釈 16]。一般人からは前作同様、単に「(仮面)ライダー」と呼ばれることも少なくない。
腹部に太陽光を取り入れて蓄積する新たな部位サンバスク[23]が備わっており、ここで取り入れられた太陽光とキングストーンのパワーが生み出すハイブリッドエネルギーによって、BLACK時代を上回るパワーを発揮する他、太陽光線を受けることにより、RXの受けたダメージをその場で回復させる。キングストーンも時に光太郎に神託のようにアドバイスを与えることもある(2・16話)。防御力もBLACK時より強化されており、様々な攻撃に対して強い耐性を見せるが、極端にダメージを受けるとサンバスクから煙が出て太陽エネルギーが不足する。
怪魔界など太陽光線の差し込む期間が限られるような場所で変身の制限を受けるという弱点が、序盤は特に強調されていたが、後に夜間でも支障なく変身している描写が見られるようになった。また、もう一つの致命的な弱点として、リボルケインを生成する際に、キングストーンが無防備になる点がある。この他にもサンバスクを破壊されると能力が一時的に大幅な減退を見せるが、太陽光線とキングストーンのエネルギーによって再生する描写が見られた。
太陽光線をエネルギーとするという設定は、時代に通用するヒーローとする為に太陽電池など当時の最新技術から取り入れられた[20]
- 専用ツール
- サンライザー
- 変身ベルト。サンバスクによって変換されたハイブリッドエネルギーを全身に送り込み、光太郎をRXへと変身させる。内部のキングストーンに怒りや哀しみのエネルギーが注がれることで、バイオライダーやロボライダーに変身する。変身ポーズもBLACKとは全く異なっている。変身ポーズは省略する事も多い。変身の描写も2クール以降は短縮されてしまう。BLACKと同様空中で一定のポーズをとり、「変身」の掛け声を発することでも変身できる。
- 変身時には第4話まではベルトの発光部分が赤く回転・点滅するエフェクトだが、第5話から、一方の発光部分が太陽が回転するような描写に変更された。
- ロボライダーとバイオライダーでも名称は同じだが[24]、形状は異なる。
- リストビット[23]
- 左手首に装着しているブレスレット。テレパシーを増幅し、専用マシンを呼び寄せる[23]。
- ロボライダー・バイオライダーでも装備されているが[24]、バンドの形状は異なる。アクロバッターをエネルギーによりそれぞれの専用マシンに変化させる。
- 玩具「アクションコントロールDXライダー変身ベルトでは、起動電波を発してサンライザーの変身ギミックを作動させる仕組みになっている。
- リボルケイン
- サンライザーによって太陽光の粒子を凝縮化することで生成される杖状のスティック[25]。体内のハイブリッドエネルギーによって光の粒子を凝縮して形成される。「リボルケイン!」と発声しサンライザーのRXから見てエナジーリアクターの左側から柄が出現し、それを左手で引き抜くと光エネルギーの波動に包まれた本体部分が出現し、右手に持ち替える[注釈 17]。主に後述のリボルクラッシュを放つ際に用いられるが、敵の光線を受け止める、弾き返す等の使用も見せた。劇中では基本的に相手を突き刺すための武器として扱われているが、最終話でクライシス皇帝の触手や、映画『オールライダー対大ショッカー』でガラガランダの鞭を切り落とすなど、斬撃も可能である。設定上は伸縮自在で鞭のようにも使えたり[25]、光弾を発射するなどの機能も有する万能武器だが本編での使用例はない[注釈 18]。
- リボルケインを得たRXの剣術自体も卓越しており、ボスガンやダスマダーといったクライシスきっての剣豪とも互角以上に渡り合った。
- 刀身が青白く光り輝いているのが特徴。しかし後年の客演では、光り輝いていない場合が多い[注釈 19]。
- ロボライダーやバイオライダーに姿を変えると、それぞれの専用武器に変化する。
- 必殺技や能力
- リボルクラッシュ[25][26]
- リボルケインで敵を突き刺し、光エネルギーを体内に拡散させて爆死させる、RXが最も多用した技にして最強の必殺技[25]。エネルギーの奔流により、敵を貫いた先から火花が噴出する[22]。標的からリボルケインを引き抜いた後にRXは標的から間合いを置き、リボルケインで「R」の字を描くように見得を切り、最後にリボルケインを振り下ろすタイミングで標的は爆死する。ほとんどの回で、クライシスの怪人はリボルクラッシュによって倒される。技名が劇中で呼称されることはない。高空にジャンプし、急降下とともに突き刺す、アクロバッターに乗って加速をつけて突き刺す、離れた敵に投げつけて貫くなどのバリエーションがある。
- 後年の客演では使用されてこなかったが、『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』で本編以来26年ぶりに使用した[注釈 20]。
- RXキック[25][26]
- BLACK時代のライダーキックの3倍以上の威力を持つ[25]高空からの必殺キック。空気との摩擦で足先が発光していたBLACKのライダーキックと同様、両足先が赤く発光するが、大きな違いは両足で蹴り込むようになったことと体内のハイブリッドエネルギーを打ち込む点。地面を右手で叩き、後ろ向きの宙返りの後に繰り出す、身体に回転を加えて放つ、またはこれらの動作をすべて組み込み使用するなどのバリエーションが存在するが、劇中での呼称は「RXキック」で変わらない[注釈 21]。リボルクラッシュの繋ぎ技として使用されたが、ガテゾーンとの最終決戦では、とどめの一撃となっている。また、足先を発光させない通常攻撃のキックでも、RXは基本的に両足で蹴り込むが、片足で蹴り込む場合もある。
- RXチョップ[26]、RXパンチ[25][26]
- ともに、RXキック同様、BLACK時代の3倍の威力を持つ[26]。
- RX投げ[25](RXシュート[27])
- 自身よりも重い敵を怪力で100m以上敵を投げ飛ばし、地面に叩きつける技[25]。
- マクロアイ[23]
- BLACKのマルチアイが強化された両眼。マルチアイの望遠、広視界、暗視の他、透視能力も備わっている。第42話ではゲドルリドルがエネルギーを補充する際の隙を見切る形で使用された。
- キングストーンフラッシュ
- BLACKから引き続いて使用できる、サンライザーからキングストーンエネルギーの閃光を放出する技。
- 幻術・妖術を打ち破る機能は健在で、第40話では幽霊に化けたチャップの正体を暴いた。第21話や27話などではサンライザーからの発光によって敵の実体を暴いたり、閃光で敵を怯ませたりしている。
- 再生能力
- 太陽の光の下で戦う場合、任意のタイミングで身体を一気に回復させる能力。
- RXを太陽の子たらしめる最大の特徴で、劇中でも幾度と無く使用されており、RXがピンチに追い込まれて大ダメージを負った際、大抵この能力によって形勢を逆転させている。
- 太陽エネルギーを蓄積するサンバスクの機能とされていたが、番組後半では、サンバスクが破壊されても太陽光とキングストーンの能力で回復するようになっていた。
- リボルクラッシュ[25][26]
ロボライダー
- 身長:198.8センチメートル[28]
- 体重:88キログラム[28]
- ジャンプ力:48メートル[28][注釈 22]
- 水中での活動時間:30分[28][注釈 23]
- 耐火力:3000度
『RX』第15話から登場する悲しみの王子と炎の王子の異名を持つ特殊形態。涙に秘められた再生能力で進化する。怪魔ロボット・デスガロンによって佐原ひとみの命を目の前で奪われた[注釈 24]際の深い悲しみに呼応したキングストーンが齎した。黒と黄色を主体としたボディカラーを特徴とし、胸の紋章は「R2」もしくは「Rr」と読める形に変化している。テレビシリーズでの登場回数は19回[注釈 25]。
ボディが耐熱・耐衝撃性に優れた金属質の装甲ロボフォーム[28]に変化し、敏捷性には欠けるが、RXを上回る1.2倍の防御力と剛力を発揮する。それを生かしたパワフルな肉弾戦や、ボルティックシューターを使っての射撃戦を得意とする。弱点は前出の跳躍力と行動速度の低下の他、ボディが金属分子を含むため、強い磁力によって動作が阻害されることがある。第35話では直接変身している。
歴代仮面ライダー史上、初めて専用の銃を装備したライダーでもある[30]。
- 専用ツール
- ボルティックシューター
- 「ボルティックシューター!」と発声し、右大腿部付近で光を結晶化させて出現させるリボルケインを変化させた高出力のレーザー銃。動力源はRXのエネルギーと連動しておりRXがエネルギー切れになると機能をしなくなる。ロボライダー初登場の第15話にて、RXの力では破壊できないとされた神殿牢獄の扉をやすやすと破壊する威力を見せた。ロボライダーの脳と連結した照準器で標的を狙うため、命中率は100%を誇る。グリップ部のボタンを押すことで、連射、拡散、熱線、火炎放射など光エネルギーを自在に変化させる。設定ではハードショット以外にポイントシュート、オープンシュート、サンシャインシュートなどの多彩な光線を発射できる。
- ロボライダー自身の射撃能力により、劇中では百発百中の命中率を示した。第43話では、クライシスきっての銃の名手・ガテゾーンとの銃撃戦で撃ち勝っている。
- また、ジャークミドラとの戦闘でロボライダーが落とした際に茂が拾って発射、正確に命中させたこともある。
- 必殺技や能力
- ハードショット[28][31][26]
- ボルティックシューターの破壊光弾で敵を撃ち抜くロボライダーの必殺技。グリップ部のボタンで破壊光弾の太さを4種類に変えることや連射が可能。初期には決め技として何度か用いられた。第19話を最後に決め技としての使用はなく、ボルティックシューターはもっぱら敵にダメージを与えるために使われていた。
- ロボパンチ[28][26]
- 「RXパンチ」の1.2倍の威力を持つ[28]、ロボライダー形態でのパンチ。両拳によるダブルパンチ[32]を打ち出すことが多い。また炎のエネルギーを吸収し、パンチの威力をさらに高めることもできる。メタヘビー戦にて使用。
- ロボキック[33]
- 全身の力を足に込め、強烈なキックを放つ[33]。
- 瞬間変身
- 光太郎は通常RXに変身してからロボライダーへと変身するが、瞬間的にロボライダーに変身し、ただちに元の姿に戻ることもできる。このプロセスはクライシスの怪人たちにも知覚できないほど瞬時に完了する。第20話でこの能力を利用して攻撃を防ぎつつ、絶命を装ってビャッ鬼の目を欺いた。
- ハードショット[28][31][26]
- 他にも設定のみだが、瞬間的な加速攻撃[34]やコンピューターへの超高速リンクが可能[34][35]。
バイオライダー
- 身長:198.8センチメートル[36]
- 体重:88キログラム[36]
- ジャンプ力:72メートル[36]
- 水中での活動時間:無限[36]
『RX』第17話から登場する怒りの王子の異名を持つ特殊形態。マリバロンの卑怯な策略により、茂と霞のジョーが処刑されそうになる中、ロボライダーでも脱出不可能な強力な電磁力を発生させる処刑室に閉じこめられた際、激しい怒りに呼応したキングストーンが齎した。青と銀、そして赤を基調としたボディカラーを特徴とし、胸の紋章は「R3」もしくは「RB」と読める形に変化している。テレビシリーズでの登場回数は19回[注釈 26]。
身体が液体分子構造を有しており、弾丸やレーザー等あらゆる物理攻撃、念力などの超能力も一切受け付けない。パワーは劣るが、身軽で瞬発力を生かした素早い動きが可能となり、ロボライダーとは対照的な俊敏な戦法を得意とする。また、水中での活動時間が無制限という特性もあるが[36]、これを生かす機会はなかった。
他の2形態に比べると高熱に弱い。本編ではシャドームーンがシャドービームで周辺地面を高熱化させるという方法で、ゲル化しているバイオライダーにダメージを与え、変身解除させている。第45話では直接変身している。
- 専用ツール
- バイオブレード
- 「バイオブレード!」と発声しベルトに手を当て、左腰付近で抜刀の仕種をすることで光の粒子を結晶化することで形成される[注釈 27]細身の剣。柄の上部にあるエネルギーチャージボタンを押すと、刀身に光エネルギーを纏わせ、切れ味を上昇させることや光エネルギーを変化させた破壊光線を放つことが可能となる。刺突に優れるリボルケインに対して切断能力に優れ、リボルケインではめったに行われない剣戟や斬撃はおおむねこのバイオブレードで行う。敵の放ったビーム攻撃を吸収と反射させる場面もみられた。
- 終盤では液化状態から実体化した時点ですでに抜刀していて、そのまま間合いから斬撃を決める戦法も用いた。
- 企画当初はバイオライダーは「忍者」というコンセプトで考えられていたため、小刀に似たデザインも描かれていた[37]。
- 必殺技や能力
- バイオパンチ[38]
- 秒間に50発以上のパンチを打ち込む。
- バイオキック[38]
- 超高速でキックを放つ[38]。
- バイオチョップ[38]
- パワーとスピードを兼ね備えたチョップを放つ。
- スパークカッター[36][39][26]
- バイオブレードのエネルギーチャージボタンを押し、刀身に青く発光させた光エネルギーを纏わせ、逆袈裟に敵を両断する必殺技。止めの一撃として使用するほかに連続での斬撃も可能。第45話では霊界怪人軍団(8体)を全滅させている。技名の呼称は無い。
- 漫画『宇宙の11 仮面ライダー銀河大戦』ではゴッド将軍を刺さったバイオブレードで切り上げて倒した技がこう呼ばれた。
- 液化・ゲル化[40](バイオアタック[37])
- バイオライダー最大の特徴である、バイオフォームの体細胞組織を液体ないしはゲル状に変化させる能力。自在に宙を飛び回ることもできる。
- 液化しているために物理的な攻撃でその肉体を傷付けることは難しく、その特性を活かして敵の攻撃を回避する・僅かな隙間から脱出や潜入を行う・拘束状態から離脱するなどの使用法がある。また、身体を水の粒子のレベルにまで分解し、その状態から復元することも可能。
- 液化とゲル化はRXやロボライダーの状態からでも瞬時に可能。またゲル化からいきなりRXキックを放ち、そのままRXの姿になって戦うなど、特にバイオライダーへの変身を介さずとも自在にゲル化する描写がある。
- この状態で宙を飛び回り、高速で敵に体当たりするバイオアタック[26][注釈 28]は高い攻撃力を誇る。
- 抗体精製
- 体内に取り込んだ毒素の抗体を精製する能力。第18話では、この能力によってムサラビサラの毒に対する解毒剤を作り出した。
- 細胞融合
- 自らの身体を細胞レベルにまで分解して、通常の人間の細胞と一体化する能力。その人間に超人的な戦闘能力を与えることが可能。他人の身体を乗っ取る行為であるため人道的観点から使用を控えていたが、第36話にて卑劣なバルンボルンの企みを打ち破るために、プロボクサー・沢田の了承を得て使用した。
- ミクロ化[40]
- 液化の後、等身大の敵の体内に侵入できるレベルまで身体を縮小することが可能。第45話にて、外部からの攻撃が一切通用しないグランザイラスを倒す最後の手段として使用。的場響子の能力と合わせたときのみ使用した。
- バイオパンチ[38]
専用マシン
バトルホッパー
- 全長:2220ミリメートル[注釈 29]
- 全高:1240ミリメートル[注釈 29]
- 重量:118.2キログラム
- 最高出力:415馬力[42]
- 最高時速:500キロメートル[42][43]
暗黒結社ゴルゴムが世紀王の専用車として開発したオフロードバイク型生体メカ。バッタの姿と能力が反映され、悪路の走行に長ける。モトクリスタルを動力源とし、リライブタンクに貯蔵された特殊物質・メガサイアロン[44]の作用で破損しても自己再生する[42]。自我・サイバネティックブレイン[45]を持つため、BLACKの危機に際しては指令がなくても独自の判断で行動する[42]。光太郎にとっては良き相棒でもある。
BLACKが搭乗すると体内にあるキングストーンとモトクリスタルのパワーが融合され、最大の力を発揮。この状態で超エネルギーを発生させ、放つ体当たり技ダイナミックスマッシュはコンクリートの壁をも容易く打ち破る[42]。
光太郎が神殿からの脱出時に奪取して愛車とした。普段は光太郎が隠れ家としている廃工場にロードセクターと共に待機し、BLACKがその名を叫ぶと現れる。市販車への偽装機能はないため、光太郎は普段は改造前から乗っていたスズキ・GSX-R400を日常の足としている[46]。
世紀王の命令以外は一切聞かない為、光太郎=BLACK以外ではシャドームーンしか操ることが出来ないが、タマムシ怪人のクローン虫が寄生して暴走した際には剣聖ビルゲニアが乗り、ヤマアラシ怪人事件ではBLACKの指示の下、少年戦士が乗って走行している。また、ムカデ怪人事件では自身の判断で杏子を乗せたこともある。
最終決戦ではシャドームーンに操られるも、共に戦ってきたBLACKを守る意思が消え去っていなかったことから、BLACKのキングストーンフラッシュを受けて反旗を翻し、サタンサーベルで切り付けられながらもリライブタンクを爆発させて、シャドームーンにダメージを与えることに成功、BLACKに勝機を与えた。そして、「ありがとう…ライダー」と初めて言葉を発した後、機能停止する。
- デザイン・造型
- デザインは、石ノ森章太郎による案を元にバンダイ側によって清書された[7]。
- 撮影車両のベース自体明確になっておらず、『仮面ライダー画報』などでは「スズキ・RM250のベースに、」と推測しているが、キルスイッチ形状などから正確にはスズキ・RA125と思われる。[46]
ロードセクター
- 全長:2100ミリメートル[注釈 29]
- 全幅:720ミリメートル
- 全高:1320ミリメートル[注釈 29]
- 重量:202キログラム
- 最高出力:1515馬力[47]
- 最高時速:960キロメートル[47][43]
暗黒結社ゴルゴムの研究費援助を受けた大門洋一博士によって製作されたオンロードバイク型文明破壊用マシン。完成直後に博士がゴルゴムによって殺害されたため、マシンは博士の息子である大門明が隠していたが、ゴルゴムに襲われた明とその子、輝一を光太郎が救ったことを機に大門から託され、BLACKの2台目のマシンとなった。
RSコンピューターで制御されておりバトルホッパーと違い意思はないが、物語終盤でバトルホッパーと共に光太郎を案じている。
プラズマイオンエンジンを搭載し、時速800キロ以上に達するとリアカウルがせり上がりマシン上部を覆うアタックシールドが自動的に展開。同時に前方ウィンドシールドが通常の透明フードからコンピュータ制御のスクリーンに変化し目視走行からモニター走行へと切り替わる。この状態になるとスパークリングアタック[47]という体当たり攻撃を行うことが可能となる。その威力はぶ厚いコンクリート壁等でも易々と突破できる。前後の二門のバーナーからプラズマジェットを噴射して敵を焼き尽くすダブルバーナーアタックという技を持つ[44]。バトルホッパーとの合同技マシンスクランブル[47]は片方が体当たりを行った後、もう片方が時間差で体当たりを行う。第19話でビルゲニア相手に使用した。また、バトルホッパーと共に自動操縦で敵に突撃した後、ブラックが必殺技を放つトリプルファイヤークロスという技もある[48]。プラズマジェットや妨害電波などの装備や機能も備え、走行時にはイオンバリヤーが発生する。
単純な馬力・時速などの性能はバトルホッパーを大きく上回り、オンロードで最大限のスピードを発揮。その反面、小回りが効かず、悪路走破性は皆無に等しい[注釈 30]。また、強力すぎるパワーゆえ、BLACK以外の者が乗ることは実質的に不可能で、世界モトGPのトップクラスライダーである大門明ですらまるで操れなかった。
最終話では、創世王の死と共に崩壊するゴルゴム本拠地からBLACKを脱出させた。
『仮面ライダーBLACK RX』には登場こそしていないが、第4話の冒頭でライドロン製作中のシーンで「もうすこしでお前の仲間ができるぞ」とアクロバッターに話しかけるシーンの背景にロードセクターらしいバイクが一瞬見えるが、放映終了後に雑誌『宇宙船』編集部が読者からの質問を受け、制作会社の東映にロードセクターの行方を質問すると、「ロードセクターは光太郎が大門明に返却した設定になっている」との回答があったことが誌面に掲載された[49]。
- デザイン・造型
- デザインは、石ノ森章太郎による案を元にバンダイ側によって清書された[7]。バッタをモチーフとしたバトルホッパーに対し、こちらは仮面ライダー1号・2号のサイクロン号をイメージしている[50]。
アクロバッター
- 最高出力:512馬力[51]
- 最高時速:750キロメートル[51][52]
- ジャンプ力:ひと跳び90メートル[51]
最終決戦の場に放置されたバトルホッパーの残骸が、RXの進化の際の太陽エネルギーを送り込まれ再生進化した光機動生命体[51]。RXの心強い相棒として活躍した。
流暢に言葉を話すテレパシー機能を持っていた。ライドロンが完成間近な際には嫉妬にも似た感情からか拗ねて情報提供を拒んでいる。二段変身したRXが搭乗することにより、自らもそれに応じて変形する能力も有する。市販車への偽装機能はバトルホッパー同様に持っておらず、普段は廃工場に待機しRXの呼び出しに応じて現れる。光太郎はスズキRGV250Γに乗り換えている[注釈 31][46]。主に移動手段として使われた。
動力源はバトルホッパーと同じくモトクリスタル。装甲はソーラジルコンと呼ばれる特殊強化物質に強化され[51]、光の粒子を噴射する推進器フォトンバーナーも新たに備わった[51]。バトルホッパー同様、ライダーが搭乗すると両者のパワーが融合し、ソーラジルコンにパワーを充填して放つ体当たりアクロバットバーン[51]によって障害物を粉砕する。
- デザイン・造型
- 撮影車両のベースは明確になっておらず、書籍『仮面ライダー画報』ではスズキ・SF13Aと推測している[46]。
ロボイザー
- 最高出力:550馬力[53]
- 最高時速:800キロメートル[53][40]
アクロバッターがロボライダーに合わせてリストビットから出るエネルギーによって姿を変えたもの。強固な超剛性ボディ[54]と尾觝部に後ろ向きについたロケット砲を備え[53][31]、ロボライダーの俊敏性低下をカバーする、アクロバッターをも凌ぐ最高速追跡能力が特徴。「攻撃要塞」とも呼ばれるが、小回りが利かず、水辺での走行を苦手とする。本編での使用はないが設定上はレーザービームキャノンも装備している。実際に使用されたのは、初登場である第16話のみだった。
撮影用車両は新規制作された物である[31]。
マックジャバー
- 最高出力:510馬力[55]
- 最高時速:700キロメートル[55][40]
- ジャンプ力:ひと跳び75メートル[55]
アクロバッターがバイオライダーに合わせて姿を変えたもの。スピードよりもオフロード走破性に優れる。劇中では初登場時を含めて3度使用され(第17、20、37話)、ロボイザーよりは出番があった。ダッシュアタック[56]という突進技を持つ。設定ではバイオライダーと同じく液体組成ボディで構成され、液化能力を有し、水圧を操作する事で水上や水中潜航も可能とされている[55][57]が本編での披露は無かった。
撮影用車両はロボイザー同様新規制作された[39]。
ライドロン
- 最高出力:2000馬力[58]
- 最高時速:1500キロメートル[58][52]
- ベース車:マツダ・サバンナRX-7(SA22C)[注釈 32]
『RX』第4話から登場する光の車、重装騎マシン[58]とも呼ばれる、RXの赤色の専用四輪車。クライシス帝国で皇帝の政策に反対し、僻地に流されていた元クライシス帝国大学の物理学教授・ワールド博士の設計図を託された光太郎が独力で設計図通りに製作した。当初は起動しなかったが、かつてゴルゴムのクジラ怪人がBLACKの命を救った聖なる海の洞窟に運ばれ、生命のエキスを得て起動し、自意識・ライドマインドを持ちライダーと会話もできるスーパーマシンとなった。
地上だけでなく水上・水中・地中も疾走し、ライディングアロー[58]と呼ばれる体当たり技や、地球と怪魔界を行き来する能力をも有する。ハイドロジルコン製の装甲を持つ。車体前部にグランチャー[58]という特殊金属製のアゴ、車体上部にパイルエッジ[58]という鋸状の突起を備え、地中を進む際の掘削機や、戦闘時の武器として活用する。サーチ機能や熱センサーを装備。普段はアクロバッターと共に廃工場に待機し、RXのコールでどこへでも駆け付ける。
- デザイン・造型
- 自動車型メカの登場は、従来のライダーマシンとは異なる方向性を目指した結果である[1]。
- デザインは、石ノ森章太郎によるデザインがバンダイ側で清書された[1]。デザインイメージは『海底二万里』のノーチラス号[59]。
- 他の作品への登場
- 映画『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
- CGで登場。復活したRXとともにグランプリに途中参戦し、同じく途中から参加した魔進チェイサーと戦った。
その他の媒体に登場するマシン
- ネオアクロバッター
- 『仮面ライダーSD』でRXが使用するバイク。なお、『仮面ライダーSD』でそれぞれのライダーが乗るバイクは、原典での名称に「ネオ」を付けたものとなっている。
南光太郎を演じた人物
俳優
- 倉田てつを
- 『仮面ライダーBLACK』
- 『仮面ライダーBLACK RX』
- 『仮面ライダーディケイド』第26話・第27話
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』
スーツアクター
- 岡元次郎
- 『仮面ライダーBLACK』 - BLACK[7]
- 『仮面ライダーBLACK RX』 - RX[1]、ロボライダー[31]、バイオライダー[39]
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』 - RX
- 『仮面ライダーBLACK』 - BLACK[7]
- 岩田時男
- 『仮面ライダーBLACK RX』 - RX(代役)[1]、ロボライダー[31]、バイオライダー(後期)[39]
- 『仮面ライダーBLACK RX』 - RX(代役)[1]、ロボライダー[31]、バイオライダー(後期)[39]
- 菊池寿行
- 『仮面ライダーBLACK RX』 - RX(代役)[1]、ロボライダー[31]
- 『仮面ライダーBLACK RX』 - RX(代役)[1]、ロボライダー[31]
- 今井靖彦
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』 - BLACK
声優
- 倉田てつを
- 『仮面ライダー 正義の系譜』
- 『仮面ライダーバトル ガンバライジング』
- 『スーパーヒーロージェネレーション』[60]
- 『ロストヒーローズ BONUS EDITION]] 』
- 『ロストヒーローズ2』
- 『仮面ライダー バトライド・ウォー 創生』
- 『 仮面ライダー ストームヒーローズ 新たなる覚醒』[61]
- 『仮面ライダー シティウォーズ』
- 『 仮面ライダー クライマックスファイターズ』
- 勇吹輝
- 『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 田中大文
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 平井啓二
- 『オール仮面ライダー ライダージェネレーション』
- 『オール仮面ライダー ライダージェネレーション2』
- 『仮面ライダー クライマックスヒーローズ フォーゼ』
- 『仮面ライダー 超クライマックスヒーローズ』
- 神谷浩史
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』 - BLACK
- 鈴村健一
- 『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』- RX
関連キャラクター
- シャドームーン
- ブラックサンと並ぶもう1人の世紀王。原典のみならず、客演作品などでも宿敵として対決することがある。
- 詳細は「シャドームーン」を参照
- ブラックダミー
- 漫画『仮面ライダーBlack PART X イミテーション7』の主人公。ゴルゴムがBlackを倒すための訓練の目的で生み出した訓練用の改造人間。
- 仮面ライダージョーカー
- 変身ポーズに仮面ライダーBLACKの要素が取り入れられている[注釈 33]。
- 詳細は「仮面ライダーWの登場仮面ライダー#仮面ライダージョーカー」を参照
脚注
注釈
^ 光太郎の父は暗黒結社ゴルゴムのメンバーに入ることを断るなどゴルゴムに反したことから。
^ コロコロコミック版では身体強度も桁外れであり、別種の生物との合成による再改造を施された際には合成されようとしたイグアナだけが破裂して死亡し、BLACKは無事だった。
^ 小説『仮面ライダーBLACK MADソルジャー計画』ではインテリな雰囲気が苦手であるという描写もなされた。
^ 死んだと思っていたシャドームーンを前にした時には敵対していたと分かっていながらも我を失い夢遊病者のように迂闊に接近したり、戦闘中にいつもなら取れる受身すら取れないほど動揺していた。
^ その時もバレないように、人の所有物であるサボテンを盗まれたことにして、あろうことかゴミ箱に捨ててしまおうとする図々しくもしたたかな一面まで見せた。
- ^ abc作中、明確に別人物とされる描写は無いが、『クライマックスヒーローズ』のように同一の声優を起用している作品から『仮面ライダー大戦』のように別の声優を起用している作品まで存在する。
^ 劇中ではフルネームや「(仮面)ライダー」と呼ばれるが、「BLACK」単体での名称は本編では未呼称。
^ 初めて人前で戦ったのは第5話。しかしその際BLACKに救出された子供が、既に名前と存在を知っていた。第18話では、杏子と克美がその存在を周知の事実であるかのように語る場面が存在し、その時点で完全に人々に認知されていることが窺える。
^ 復活の報は、アメリカへ渡った杏子と克美にも届いた。
^ 文献によってはバッタ人間[8][9]と称している場合もある。バッタ人間はデザイン検討中に石ノ森が描いた変身プロセスのイメージイラストが元となっている[10]。
^ その時、関節部から変身に使われたエネルギーが蒸気となって噴出する。
^ 第13話から。威力の上昇と共に、手足先から発する閃光はより激しくなる。だが1話からすでにバイタルチャージらしき動作を行っており、その際は赤い光がキングストーンから放出されている。
^ 書籍によっては強化後を新ライダーキックと表記される[15]。
^ 書籍によっては強化後を新ライダーパンチと表記される[15]。
^ 劇中で初めて人前に姿を見せたのは第3話だが、この時は居合わせた玲子や茂達は気絶していた。第5話にて玲子によって初めてその姿を目撃されるが、何故かその時点で既に名前と存在は周知の事実となっていた。
^ 第5話、29話、挿入歌『戦場のライダーRX』、明治製菓のCMなど。
^ 後年の客演ではサンライザーの右側で生成され、直接右手で引き抜くことが多い。
^ ただし、本作の海外版である『マスクド・ライダー』ではとどめを刺すときに光弾を発射している。
^ テレビ本編でもリボルケインの刀身が光っていないシーンがわずかだが存在する。またスチール写真等では、合成前の光っていないリボルケインであることがほとんどである。
^ ディケイド客演時や『オールライダー対大ショッカー』でも敵に突き立てるシーンはあるが、いずれもリボルクラッシュではない。
^ 呼称しないまま使用したことも何度かある。
^ 『仮面ライダー画報』では、40メートルと記述している[29]。
^ 『仮面ライダー画報』では、90分と記述している[29]。
^ 実はRXを陥れる為の替え玉だった。
^ 第15 - 17、19、20、22、25 - 27、31、34、38、40、41、43、45 - 47話
^ 第17、18、20 - 22、26、29、32、33、35 - 37、39、40、41、43、45 - 47話
^ 『超全集』では、リボルケインが変形したものと書かれている[36]。
^ 技名の呼称は第22話のみ。
- ^ abcd『超全集』ではセンチメートル表記[41]。
^ 第21話でタマムシ怪人のクローン虫で暴走しているバトルホッパーの代わりに、BLACKはロードセクターで砂利の斜面を登ろうとするが、悪路走破性の悪さから登れなかった。
^ 最終回ラストでは光太郎がRXになると同時にアクロバッターに変化している。
^ 書籍『仮面ライダー画報』ではRX-7(二代目、FC3S)と記載している[46]。
^ 仮面ライダーW東映公式サイト・最終話紹介ページや『運命のガイアメモリ』メイキングより。
出典
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^ “PS3/PS Vita用ソフト「スーパーヒーロージェネレーション」が10月23日に発売。Gジェネシリーズのトムクリエイトが贈る新作シミュレーションRPG”. 4Gamer.com (2014年7月14日). 2014年8月12日閲覧。
^ RIDERgameinfoのツイート(709688749181931520)
参考文献
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