西日本旅客鉄道













































































































西日本旅客鉄道株式会社
West Japan Railway Company

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JR西日本本社ビル(大阪市北区)

種類
株式会社
市場情報

東証1部 9021


名証1部 9021


福証 9021

略称
JR西日本、JR西、JR-West、JR-W
本社所在地
日本の旗 日本
530-8341
大阪府大阪市北区芝田二丁目4番24号
北緯34度42分26.8秒 東経135度29分42.4秒 / 北緯34.707444度 東経135.495111度 / 34.707444; 135.495111座標: 北緯34度42分26.8秒 東経135度29分42.4秒 / 北緯34.707444度 東経135.495111度 / 34.707444; 135.495111
設立
1987年(昭和62年)4月1日
業種
陸運業
法人番号
1120001059675
事業内容
旅客鉄道事業
旅客船舶事業
流通業
不動産業 他
代表者
来島達夫(代表取締役社長兼執行役員)
緒方文人(代表取締役副社長兼執行役員)
長谷川一明(代表取締役副社長兼執行役員)
二階堂暢俊(代表取締役副社長兼執行役員)
平野賀久(代表取締役副社長兼執行役員)
資本金
1000億円
発行済株式総数
1億9373万5000株
売上高
連結: 1兆5004億円
単独: 9478億円
(2018年3月期)
営業利益
連結:1913億円
単独:1443億円
(2018年3月期)
純利益
連結: 1104億円
単独: 807億円
(2018年3月期)
純資産
連結: 1兆1163億円
単独: 7617億円
(2018年3月期)
総資産
連結: 3兆72億円
単独: 2兆6593億円
(2018年3月期)
従業員数
連結:45,326人 単独:30,234人
(2015年3月31日現在)
決算期
3月31日
会計監査人
新日本有限責任監査法人
主要株主
日本マスタートラスト信託銀行 3.98%
三井住友銀行3.30%
三菱UFJ銀行3.25%
日本トラスティ・サービス信託銀行 2.68%
みずほ銀行 2.37%
JR西日本社員持株会 2.24%
日本生命保険相互会社 2.06%
三井住友信託銀行 1.65%
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 1.42%
THE BANK OF NEW YORK MELLON SA/NV 10 1.26%
(2015年3月31日現在)
主要子会社
嵯峨野観光鉄道
西日本ジェイアールバス
中国ジェイアールバス
JR西日本宮島フェリー
ジェイアール西日本伊勢丹
ジェイアール西日本デイリーサービスネット
JR西日本不動産開発
JR西日本レンタカー&リース
日本旅行(Tis)
関係する人物
村井勉(初代会長)
角田達郎(初代社長)
井手正敬(元社長・会長)
垣内剛(元社長)
歴代会長・社長の節も参照
外部リンク
https://www.westjr.co.jp/
特記事項:上記記載事項は 会社概要 及び データでみるJR西日本 による。
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西日本旅客鉄道株式会社[注 1](にしにほんりょかくてつどう、英: West Japan Railway Company)は、日本国有鉄道(国鉄)から鉄道事業および船舶事業を引き継ぎ発足した旅客鉄道会社の一つ。


北陸3県・近畿地方・中国地方を中心に鉄道路線網を持つ。本社は大阪府大阪市北区。通称はJR西日本(ジェイアールにしにほん)。英語略称はJR West[注 2]。コーポレートカラーは青色。東証・名証第一部、福証の上場企業。災害対策基本法における指定公共機関。


なお、本会社は同じく「西日本」から始まる社名を持つ鉄道会社で、福岡県福岡市に本社がある西日本鉄道とは一切無関係である[注 3]




目次






  • 1 概況


    • 1.1 営業概要


    • 1.2 経営環境


    • 1.3 鉄道運行面


      • 1.3.1 広域輸送


        • 1.3.1.1 山陽新幹線


        • 1.3.1.2 北陸新幹線


        • 1.3.1.3 在来線特急列車




      • 1.3.2 地域輸送




    • 1.4 車両面


    • 1.5 主な事故や災害、不祥事


      • 1.5.1 重大死傷事故


      • 1.5.2 阪神・淡路大震災の被害


      • 1.5.3 東日本大震災の影響


      • 1.5.4 労働災害


      • 1.5.5 平成30年7月豪雨の影響






  • 2 本社・支社等


    • 2.1 本社


    • 2.2 近畿統括本部


    • 2.3 その他の支社・支店


    • 2.4 建設工事機関


    • 2.5 研修施設


    • 2.6 付属医療機関


    • 2.7 展示施設


    • 2.8 在外事務所


    • 2.9 安全研究所


    • 2.10 駅業務


    • 2.11 その他




  • 3 歴代会長・社長


  • 4 歴史


    • 4.1 1980年代


    • 4.2 1990年代


    • 4.3 2000年代


    • 4.4 2010年代以降


    • 4.5 今後の予定




  • 5 路線


    • 5.1 現有路線


    • 5.2 廃止路線


    • 5.3 予定路線




  • 6 JR線の他会社分界駅


    • 6.1 新幹線の他社分界駅


      • 6.1.1 JR東日本


      • 6.1.2 JR東海


      • 6.1.3 JR九州




    • 6.2 在来線の他社分界駅


      • 6.2.1 JR東日本


      • 6.2.2 JR東海


      • 6.2.3 JR四国


      • 6.2.4 JR九州






  • 7 ダイヤ


  • 8 列車


    • 8.1 現行列車


      • 8.1.1 新幹線


      • 8.1.2 在来線




    • 8.2 廃止列車


      • 8.2.1 新幹線


      • 8.2.2 在来線






  • 9 車両


    • 9.1 沿線負担による新車導入


    • 9.2 新世代車体傾斜式車両の開発


    • 9.3 蒸気機関車の保存運転




  • 10 車両基地


  • 11 車両工場


  • 12 鉄道部


    • 12.1 地域鉄道部


    • 12.2 鉄道部




  • 13 一日平均乗車人員上位20駅


  • 14 取扱収入上位10位


  • 15 主な関係会社


    • 15.1 連結子会社


    • 15.2 持分法適用関連会社


    • 15.3 関連団体


    • 15.4 出資会社




  • 16 労働組合


  • 17 スポーツ活動


  • 18 JR西日本吹奏楽団


  • 19 広報活動


    • 19.1 CM


    • 19.2 一社提供番組




  • 20 備考


  • 21 脚注


  • 22 出典


  • 23 関連項目


  • 24 外部リンク





概況







営業概要


鉄道の営業エリアは、山陽新幹線、北陸新幹線の上越妙高駅 - 金沢駅間および、北陸3県・近畿地方(三重県を除く)・中国地方の大部分と信越地方・三重県・福岡県の一部の在来線であり、総営業キロ数は5,007.1 km[1][注 4][注 5]、駅数は1,197駅、社員数26,555人と日本の鉄道事業者では東日本旅客鉄道(JR東日本)に次いでそれぞれ多い。



経営環境


経営の中心となる京阪神地区の通勤・通学輸送では近畿日本鉄道・阪急電鉄・阪神電気鉄道・山陽電気鉄道・南海電気鉄道・京阪電気鉄道などの並行する私鉄各社と、山陽新幹線における都市間輸送では航空機や高速バスとの競争関係にある。他に京阪神地区以外の近畿地方や中国・北陸地方にローカル線を多数抱える。


これを受けてJR西日本では、発足直後から京阪神地区近郊路線を「アーバンネットワーク」と称して221系電車などの近郊車両の導入、東海道・山陽本線(琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線)の複々線を最大限に利用した列車の増発やスピードアップなどに取り組み、競合他社を猛追。国鉄民営化以前は「私鉄王国」といわれた牙城を崩して収益力を強化してきた。また「三都物語」キャンペーンを実施し、沿線ブランドの形成を図ってきた[注 6]


現状では、利用状況と収益性の観点から山陽新幹線や北陸本線の特急と京阪神近郊の路線を中心に設備投資しており、京阪神地区の路線と地方路線ではかなり差別化している。


赤字ローカル線への対応策は2010年4月5日の定例会見で当時の社長の佐々木隆之は「大変重要な経営問題」との見解を示しており、同時に「赤字ローカル線の一部を廃止し、バスに転換する方向で検討」と発表している[2]


こういった状況を踏まえ、2008年から2012年にかけての中期経営計画[3] においては、「持続的発展に向けた事業戦略の推進」として「山陽新幹線の輸送サービス」と「京阪神エリアにおける線区価値の向上」を重点分野として明確に打ち出す一方、10年から15年後を見据えた「長期的視点からの経営構想の構築」におけるローカル線にかかる取り組みとして「ローカル線の設備、システムのダウンサイジング」や「〈バス、デュアル・モード・ビークル (DMV) 等への輸送モードの転換も含めた〉地域にとって最適な形の輸送サービスの提供」を経営の方向性として打ち出している。


主力である鉄道や同じ旅客輸送であるバス・船舶事業に加えて、大都市圏での駅ビルを含む商業施設運営や小売業・飲食業、観光・ホテル、不動産開発、ベンチャーキャピタルなどを営む多くのグループ企業を擁している[4]
また地方路線の沿線地域振興を目指し、魚介類の養殖や販売などの一次産業にも参入している[5]



鉄道運行面



広域輸送


都市間輸送は主に山陽新幹線と北陸新幹線が担っており、在来線特急列車と京阪神地区での新快速ないし各種快速列車がそれを補完するような形態となっている。



山陽新幹線

山陽新幹線では、「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」が新大阪駅・新神戸駅・岡山駅・広島駅・小倉駅・博多駅の各都市間の輸送を担っており、「のぞみ」を中心に東海道新幹線への直通運転も行っている。また、一部の列車は博多南線へ乗り入れている。


加えて、新大阪駅と九州新幹線の鹿児島中央駅との間で直通運転も行っている。列車の種類が東海道新幹線と比べて多く、速達タイプの「のぞみ」、「みずほ」、準速達タイプの「ひかり」、「さくら」、各駅停車の「こだま」が運行されている。


直通運転を行う列車については、乗務員(運転士と車掌)の交代は主に新大阪駅、博多駅で行う。



北陸新幹線

北陸新幹線では、速達タイプの「かがやき」、準速達タイプの「はくたか」、富山駅 - 金沢駅間の区間列車である「つるぎ」が運行されている。


なお、乗務員(運転士と車掌、金沢新幹線列車区が担当)は北陸新幹線のうちJR東日本の管轄区間である長野駅まで越境乗務している。



在来線特急列車

大阪駅、京都駅を中心として都市間輸送を行っている。大阪駅 - 金沢駅間では特急「サンダーバード」が運行されている。京都駅発着の関西空港・南紀方面の特急「はるか」「くろしお」については、梅田貨物線を経由するルートを採っているため、大阪駅には発着せず、途中で大阪環状線に入って天王寺駅へ入る。


JR他社間では、金沢駅 - 名古屋駅間で「しらさぎ」が、大阪駅 - 高山駅間で「ひだ」が運行されている。



地域輸送


JR西日本の発足後、「アーバンネットワーク」を中心にした体系に改められており、普通列車もそれに準じて運行されている。


東海道・山陽本線では複々線を最大限に利用して新快速、快速、普通列車が増発・運行されている。新快速については網干駅ないし播州赤穂駅発着の列車は姫路駅までが各駅停車、快速についても複々線の西明石駅 - 京都駅間を除いた区間が各駅停車となり、これらの各駅停車区間は普通列車として運行されている。また、天王寺駅からの都市間輸送においての快速では、奈良方面発着は「大和路快速」、和歌山方面発着列車は「紀州路快速」が運行され、さらに福知山線での快速列車は「丹波路快速」が、奈良線での快速列車は「みやこ路快速」が運行されている。


京阪神地区以外では、広島、岡山、松江、米子、鳥取、金沢、下関といった主要都市近郊区間で普通列車を中心に運行されている。



車両面



山陽新幹線や京阪神発着の特急列車(北陸本線、紀勢本線、山陰地区)、近畿圏の在来線である「アーバンネットワーク」エリアでは列車の増発やスピードアップに対応した新型車両を積極的に導入している。山陽新幹線では500系電車を開発して日本国内初の300km/h営業運転を行い、東海道・山陽本線では、新快速列車に221系電車が導入されて以降は、新快速用車両と普通・快速用車両と新型車両が導入されてきた。また、221系電車は、他の路線にも転用されている。


一方で、それ以外の地域(中国地方や北陸地方など。アーバンネットワークの一部も含む)では厳しい経営環境を反映してか、国鉄から承継した103系・105系・113系・115系・201系・457系の各電車やキハ40系気動車などの車両に改装や延命工事を施して使用している例が多い[注 7]


アーバンネットワーク以外の地域では、JR西日本が投入した新製一般型車両で地元負担を伴わない(JR西日本独自の判断で導入した)車両は非電化ローカル線の体質改善用に1991年から1995年にかけて管内ほぼ全域に投入されたキハ120形気動車(89両)と、瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」用として2003年に岡山地区に投入された223系5000番台(14両)[注 8] の2系列103両にとどまっていた。近年は車両の老朽化が著しくなったため、北陸地区の419系・475系・457系置き換えを目的に配備された521系(2009年以降配備の2次車・3次車の98両)、広島地区の115系置き換えを目的に配備された227系(2014年以降の5年間で276両投入予定[6])など、JR西日本の経営判断に基づく地方線区向けの新製車両も登場している。


また、他のJRグループと共同で車両開発することも多く、JR東海とは東海道・山陽新幹線用700系/N700系およびサンライズエクスプレス用の285系を、JR九州とは九州新幹線直通用のN700系を、JR東日本とは北陸新幹線用のW7系/E7系をそれぞれ開発している。



主な事故や災害、不祥事



重大死傷事故



  • 1991年(平成3年)5月14日 - 信楽高原鐵道列車衝突事故(42名死亡)

  • 2002年(平成14年)11月6日 - 東海道線救急隊員死傷事故(1名死亡)

  • 2005年(平成17年)4月25日 - JR福知山線脱線事故(107名死亡)

  • 2006年(平成18年)1月24日 - 伯備線保線作業員死傷事故(3名死亡)



阪神・淡路大震災の被害



1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では大きな被害を受けた。


在来線では本線上で列車が8本脱線したほか、東海道本線(JR神戸線)六甲道駅を中心に高架橋や柱に大きな被害を受け、新長田駅付近の盛土が崩壊して駅設備が壊滅した。新幹線では、始発列車の前に地震が発生したため脱線などの被害はなかったが、橋脚が大きく損壊したり高架橋の崩落が発生するなど大きな被害を受けた。


在来線は同年4月1日に、山陽新幹線は同年4月8日に全線復旧した。



東日本大震災の影響


2011年3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって車両部品の調達にめどが立たず、列車の運転に影響が出た。


電車の電動機(モーター)に使用している車両部品を製造するメーカーが被災して製造の見通しが立たず、最終加工工場も福島第一原子力発電所の避難区域内に位置しているため操業することができないことから部品の調達ができず、使用できない車両が早くても2011年4月下旬に発生する恐れがあることから、2011年4月から間引き運転を実施すると発表した[7]


2011年4月2日から特急列車への増結中止および臨時列車の運転も取り止められ、金沢・和歌山・福知山・岡山・広島エリアでは普通列車の運転が一部取りやめられたが[8]、部品調達の見通しが立ったことから4月8日から通常ダイヤに戻し、京阪神地区での間引き運転は見送られることになった[9]



労働災害


2013年8月、尼崎労働基準監督署は、最長で月254時間残業し、2012年10月に過労自殺した社員の男性について労災を認定した。なお、2013年10月に遺族がJR西日本に対し1億9千万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴している[10]



平成30年7月豪雨の影響


2018年7月5日から8日にかけての平成30年7月豪雨によって、各線が被害を受け、2018年7月28日現在も山陽本線(三原駅 - 海田市駅間、柳井駅 - 徳山駅間)、姫新線(上月駅 - 新見駅間)、津山線(野々口駅 - 玉柏駅間)、因美線(智頭駅 - 津山駅間)、伯備線(豪渓駅 - 上石見駅間)、芸備線(新見駅 - 下深川駅間)、福塩線(府中駅 - 三次駅間)、木次線(出雲横田駅 - 備後落合駅間)、呉線、岩徳線は、運転を見合わせている。



本社・支社等




西日本旅客鉄道の位置(日本内)

金沢

金沢


西日本旅客鉄道

西日本旅客鉄道

西日本旅客鉄道

西日本旅客鉄道

西日本旅客鉄道


岡山

岡山



米子

米子



広島

広島


西日本旅客鉄道


福岡

福岡


西日本旅客鉄道


東京本部

東京本部




JR西日本 Red pog.svg 本社 Orange pog.svg 近畿統括本部 Blue pog.svg その他の支社


名称・所在地は公式サイトによる[11]



本社



  • 本社
    • 所在地:大阪府大阪市北区芝田二丁目4-24 JR西日本本社ビル (最寄駅:大阪駅)


  • 東京本部
    • 所在地:東京都千代田区丸の内三丁目4-1 新国際ビルヂング9F



  • 新幹線鉄道事業本部
    • 所在地:大阪府大阪市淀川区西中島五丁目5-15 新大阪セントラルタワー南館8階(最寄駅:新大阪駅)



2006年6月22日まで山陽新幹線は並行する在来線と同じ支社に属していたが、同年6月23日付で広島新幹線運転所の検修部門と岡山新幹線運転所を、博多総合車両所所属とする組織変更が実施された。


2007年7月1日付で、新幹線の現業機関を統括する組織として新幹線管理本部を新設した。これまで各支社に分散していた車両管理や施設保守など駅業務をのぞく新幹線関係の業務を一元管理するとともに、新幹線固有の技術力の維持向上を図るのが狙い。これに伴い、福岡支社は同管理本部の地方機関と位置付けられ、山陽新幹線小倉駅および博多駅の運転や設備管理、サービスなど駅業務全般を行うほか、九州エリアにおける同社の対外的な窓口としての機能も担う。


さらに2018年6月1日付で、本社鉄道本部の各部署の新幹線部門を統合した上で新幹線管理本部を組み込み、本社鉄道本部の内部組織である新幹線鉄道事業本部へと改組した[12]



近畿統括本部



  • 近畿統括本部

    • 所在地:大阪府大阪市淀川区宮原4-3-39 大広新大阪ビル (最寄駅:新大阪駅)


    • 京都支社
      • 所在地:京都府京都市南区西九条北ノ内町5-5 (最寄駅:京都駅)



    • 大阪支社
      • 所在地:大阪府大阪市阿倍野区松崎町一丁目2-12 (最寄駅:天王寺駅)



    • 神戸支社
      • 所在地:兵庫県神戸市中央区東川崎町一丁目3-2 (最寄駅:神戸駅)




京都・大阪・神戸の3つの支社が2010年12月に統合されて発足。



その他の支社・支店




  • 金沢支社
    • 所在地:石川県金沢市広岡三丁目3-77(最寄駅:金沢駅)


  • 福井支店(金沢支社傘下)
    • 所在地:福井県福井市大手一丁目201(最寄駅:福井駅)



  • 和歌山支社
    • 所在地:和歌山県和歌山市吉田94-1 (最寄駅:和歌山駅)



  • 福知山支社
    • 所在地:京都府福知山市駅前町415 (最寄駅:福知山駅)



  • 岡山支社
    • 所在地:岡山県岡山市北区駅前町二丁目1-7 (最寄駅:岡山駅)



  • 米子支社
    • 所在地:鳥取県米子市弥生町2 (最寄駅:米子駅)


  • 山陰地域振興本部(米子支社傘下)
    • 所在地:島根県松江市朝日町480-8 松江SKYビル (最寄駅:松江駅)



  • 広島支社
    • 所在地:広島県広島市東区二葉の里三丁目8-21 (最寄駅:広島駅)



  • 福岡支社(本社新幹線鉄道事業本部傘下)
    • 所在地:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 新幹線博多ビル6階(最寄駅:博多駅)




建設工事機関



  • 大阪工事事務所

  • 大阪電気工事事務所



研修施設




  • 社員研修センター
    • 所在地:大阪府吹田市片山町二丁目12-1


  • 実設訓練センター


  • 乗務員訓練センター

    • 神戸乗務員訓練センター(兵庫県・兵庫駅)

    • 新下関乗務員訓練センター(山口県・新下関駅)





付属医療機関




  • 大阪鉄道病院
    • 所在地:大阪府大阪市阿倍野区松崎町一丁目2-22


  • 大阪保健管理部


  • JR広島病院
    • 所在地:広島県広島市東区二葉の里三丁目1-36


  • 岡山検診センター

  • 米子検診センター



展示施設



  • 京都鉄道博物館

    • 所在地:京都府京都市下京区観喜寺町


    • 梅小路蒸気機関車館を拡張する形で2016年4月29日に開館。2014年4月6日に閉館した交通科学博物館から移された収蔵物も展示。




在外事務所


  • 上海代表処
    • 所在地:中華人民共和国上海市延安西路2201号



安全研究所


JR福知山線脱線事故を教訓に設立した同社の研究機関で、大阪支社庁舎内に研究所がある。ヒューマンファクターの視点を中心に、社内での様々な事故やトラブルの背景要因を分析し、安全の確保を一層の強化を図る目的により、2006年6月23日に設立した。人的ミスの要因や人間の心理に迫る「ヒューマンファクター研究室」、安全対策への評価手法や安全管理体制を研究する「安全マネジメント研究室」、ハード面での改善を研究する「保安システム研究室」を開設し、大学や鉄道総研など社外の研究機関、同業他社との連携により研究を行っている。


その研究成果は社外からも注目されており、社内用の教材の冊子が他社でも採用されたほか[13]、たびたびマスコミでも取り上げられている。



駅業務


駅業務は、他のJR各社と同様に直営駅(管理駅・被管理駅)と小規模駅を中心に業務委託・簡易委託とに分かれておりJR西日本では、業務委託駅と一部の簡易委託駅は子会社の株式会社JR西日本交通サービスや株式会社ジェイアール西日本メンテック(他にも、ジェイアール西日本金沢メンテック〈以下「金沢」を置き換え〉・福知山・米子・岡山・広島・福岡がある)に委託されている。また、地方自治体を通じて旧国鉄職員などに簡易委託されている駅もある。この場合、京阪神エリアと地方の一部の小規模駅にもマルス端末が設置され、直営駅同様にきっぷが購入できるようになっているが、払戻しやJR西日本インターネット予約「e5489」やJR東海・西日本エクスプレス予約のきっぷの受け取りに制限がある駅もある。これとは別に地方の小規模駅を中心にマルス端末が未設置の駅もあり、この場合乗車券類はPOS端末による発券を行い、指定席を伴うきっぷについては、大阪指定席計画(指定席管理箇所)から中継発券を行い料金補充券にて手書き発券を行っている。また、今後、団塊世代の大量退職が懸念されることから直営駅を中心に窓口・改札・案内業務の契約社員化やみどりの窓口の営業時間の短縮、一部の駅では昼間時間帯を中心に窓口を一時休止または廃止し、代替処置として一時休止駅を中心に指定席券売機「みどりの券売機」の設置、みどりの窓口廃止駅には「みどりの券売機プラス」を導入し人件費を抑制している。



その他


かつては、事業地域外の東京都内や名古屋市内のオフィスビルなどにも自社の営業窓口「TiS」が存在したが、グループの旅行会社である日本旅行に移管された。



歴代会長・社長






















































歴代の西日本旅客鉄道会長
代数 氏名 在任期間 出身校
初代 村井勉 1987年 - 1992年
東京商科大学(現一橋大学)
第2代 角田達郎 1992年 - 1997年
東京大学
第3代 井手正敬 1997年 - 2003年
東京大学経済学部
第4代 南谷昌二郎 2003年 - 2006年 東京大学経済学部
第5代 倉内憲孝 2006年 - 2012年
東京大学工学部
第6代 佐々木隆之 2012年 - 2016年
一橋大学経済学部
第7代 真鍋精志 2016年 -
東京大学法学部



























































歴代の西日本旅客鉄道社長
代数 氏名 在任期間 出身校
初代 角田達郎 1987年 - 1992年 東京大学
第2代 井手正敬 1992年 - 1997年 東京大学経済学部
第3代 南谷昌二郎 1997年 - 2003年 東京大学経済学部
第4代 垣内剛 2003年 - 2006年 東京大学法学部
第5代 山崎正夫 2006年 - 2009年 東京大学工学部
第6代 佐々木隆之 2009年 - 2012年 一橋大学経済学部
第7代 真鍋精志 2012年 - 2016年 東京大学法学部
第8代
来島達夫[14][15]
2016年 -
九州大学法学部


歴史



1980年代




  • 1987年(昭和62年)


    • 4月1日:国鉄が分割民営化され、西日本旅客鉄道発足[16]。初代会長に村井勉、社長に角田達郎が就任。


    • 7月1日:国内旅行業が開始[16]


    • 7月13日:信楽線が廃止(信楽高原鐵道に転換)。


    • 7月25日:岩日線が廃止(錦川鉄道に転換)。


    • 10月1日:和歌山支店(現在の和歌山支社)・福知山支店(現在の福知山支社)が発足。


    • 10月14日:若桜線が廃止(若桜鉄道に転換)。




  • 1988年(昭和63年)


    • 3月13日:山陽新幹線で「ウエストひかり」が運転開始。関西本線加茂駅 - 木津駅間が電化。京阪神地区で路線愛称が使用開始。


    • 3月25日:能登線が廃止(のと鉄道に転換)。

    • 4月1日:バス部門を分社化し、西日本ジェイアールバス、中国ジェイアールバスが発足。


    • 4月10日:本四備讃線(瀬戸大橋線)が全線開通[16]。快速「マリンライナー」が運転開始。

    • 10月1日:福岡支社が発足。




  • 1989年(平成元年)


    • 3月:「アーバンネットワーク」の呼称が使用開始。


    • 3月11日:100系新幹線「グランドひかり」[16]、221系電車が運転開始。片町線木津駅 - 長尾駅間が電化。日本の鉄道事業者で初めて本格的な前照灯の常時点灯が実施される。


    • 7月21日:寝台特急「トワイライトエクスプレス」が運転開始。


    • 12月6日:「三都物語」キャンペーン開始。





1990年代




  • 1990年(平成2年)


    • 3月10日:山陰本線京都駅 - 園部駅間が電化[16](嵯峨嵐山駅 - 亀岡駅間で線路付け替え、旧線は廃止)。

    • 4月1日:大社線・鍛冶屋線・宮津線が廃止。宮津線は北近畿タンゴ鉄道に転換。博多南線が開業。


    • 6月1日:ローカル線の経営効率化と活性化を目的とした「鉄道部」制度が発足し、第一次鉄道部として10鉄道部が設置される[16]




  • 1991年(平成3年)

    • 4月1日:第二次鉄道部(14鉄道部)が発足[16]


    • 4月27日:嵯峨野観光鉄道が営業開始[16](線路付け替えで廃止となった山陰本線旧線を利用)。


    • 4月30日:207系電車が営業運転開始。


    • 5月14日:滋賀県甲賀郡信楽町(当時)の信楽高原鐵道信楽線小野谷信号場 - 紫香楽宮跡駅間で、同社に乗り入れたJR西日本の臨時列車が同社の列車と正面衝突し、運転士と乗客を合わせて42名が死亡、614名が重軽傷を負う列車衝突事故(信楽高原鐵道列車衝突事故)が発生。


    • 9月1日:七尾線津幡駅 - 和倉温泉駅間が電化[16]。同線和倉温泉駅 - 輪島駅間の第1種鉄道事業を廃止し、同区間の第3種鉄道事業者になる。同時に同区間の運営をのと鉄道(第2種鉄道事業者)に移管[16]


    • 9月14日:北陸本線田村駅 - 長浜駅間が交流電化から直流電化になる。

    • 10月1日:山陽新幹線の施設を新幹線鉄道保有機構(現在の鉄道建設・運輸施設整備支援機構)から買い取る[16]




  • 1992年(平成4年)


    • 3月30日:本社を旧国鉄大阪鉄道管理局ビルから新本社ビルに移転[16]

    • 4月1日:第三次鉄道部(2鉄道部)が発足。


    • 6月24日:会長に角田達郎、社長に井手正敬が就任[16]




  • 1993年(平成5年)


    • 3月18日:山陽新幹線で「のぞみ」が運転開始[16]。管内の快速・普通列車が全面禁煙になる(ただし支社によってはそれ以前に全面禁煙となっていた)。

    • 4月1日:高校卒業者の社員登用を開始・初入社。

    • 6月1日:京都支社・大阪支社・神戸支社が発足。




  • 1994年(平成6年)

    • 4月1日:223系電車が営業運転開始。


    • 6月15日:関西空港線が開業[16]。同社初の空港連絡鉄道となる。


    • 9月4日:関西国際空港の開港で特急「はるか」が運転開始[16]。JRグループで初めて女性車掌が登場する[16]




  • 1995年(平成7年)


    • 1月17日:阪神・淡路大震災が発生し、甚大な被害を受ける(後述)[16]


    • 4月20日:山陰本線綾部駅 - 福知山駅間が電化[16]。北陸本線で特急「サンダーバード」が運転開始。


    • 8月19日:北陸本線米原駅 - 木ノ本駅間で「SL北びわこ号」が運転開始。

    • 10月1日:地域鉄道部(7鉄道部)が発足。




  • 1996年(平成8年)


    • 3月16日:山陰本線園部駅 - 綾部駅間が電化[16]


    • 10月8日:東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所などに株式上場[16]




  • 1997年(平成9年)


    • 3月8日:JR東西線開業[16]。JR西日本で初めての地下路線。片町線片町駅 - 京橋駅間が廃止。関西地区で自動改札システム「Jスルー」の運用開始[17]。新幹線および在来線の特急の禁煙車を拡大(禁煙率が60%から67%になる)[18]

    • 3月22日:500系新幹線電車が「のぞみ」として山陽新幹線で営業運転を開始[16]。同年11月29日には東海道新幹線でも運転開始[16]

    • 4月1日:会長に井手正敬、社長に南谷昌二郎が就任[16]。美祢線南大嶺駅 - 大嶺駅間が廃止[19]

    • 7月5日:梅小路蒸気機関車館がリニューアルオープン[16]


    • 9月11日:京都駅新駅ビルがグランドオープン[16]




  • 1998年(平成10年)


    • 3月14日:播但線姫路駅 - 寺前駅間が電化[16]


    • 7月10日:寝台電車285系(サンライズエクスプレス)が運転開始[16][20]




  • 1999年(平成11年)


    • 2月26日:Jスルーカードによるストアードフェアシステム導入[16]。東海道・山陽新幹線の第二指令所が大阪に完成[16]

    • 3月13日:700系新幹線電車が「のぞみ」として営業運転開始[16]


    • 10月2日:舞鶴線綾部駅 - 東舞鶴駅間が電化[16]





2000年代




  • 2000年(平成12年)

    • 3月11日:山陽新幹線「ひかりレールスター」が運転開始[21]

    • 3月31日:鷹取工場が閉鎖[16]。4月1日より網干総合車両所に継承。


    • 8月17日:新幹線で専門職としては初の女性運転士が誕生。




  • 2001年(平成13年)

    • 4月1日:七尾線穴水駅 - 輪島駅間(のと鉄道が第2種鉄道事業者)の第3種鉄道事業廃止。


    • 6月22日:改正JR会社法が公布(成立は2001年6月15日)。本州3社が本法の適用から除外され、JR西日本の純粋民間会社(非特殊会社)化が実現。

    • 7月1日:山陽本線(和田岬線)兵庫駅 - 和田岬駅間が電化。

    • 7月7日:山陰本線安来駅 - 益田駅間の高速化事業が完成[注 9]。キハ187系・キハ126系気動車が営業運転開始。

    • 10月1日:旅行業部門 (Tis) が日本旅行に譲渡される。




  • 2002年(平成14年)


    • 7月1日:大阪環状線・片町線(学研都市線)で、関西では初めて女性専用車が試験導入される[22]

    • 10月1日:大阪環状線・片町線(学研都市線)で女性専用車が本格導入[23]


    • 10月5日:「広島シティネットワーク」の呼称が使用開始。


    • 11月6日:東海道本線塚本駅 - 尼崎駅間で救急隊員死傷事故が発生。1名死亡、1名重傷。


    • 12月2日:女性専用車がJR京都線・JR神戸線などへ拡大[23]




  • 2003年(平成15年)


    • 3月15日:小浜線敦賀駅 - 東舞鶴駅間が電化。

    • 4月1日:会長に南谷昌二郎、社長に垣内剛が就任。


    • 10月1日:宇野線・本四備讃線(瀬戸大橋線)で運行されている快速「マリンライナー」を223系5000番台とJR四国の5000系電車に置き換えて運行開始(岡山エリアでの新型列車投入は約20年ぶり)。


    • 11月1日:ICカード「ICOCA」のサービスが開始[24]


    • 12月1日:可部線可部駅 - 三段峡駅間が廃止[25]




  • 2004年(平成16年)


    • 3月12日:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有していた株式がすべて売却され、完全民営化。


    • 7月18日:福井豪雨で越美北線が不通になる[26]


    • 8月1日:こどもICOCAのサービスを開始[27]。ICOCAとSuicaの相互利用が開始[28]


    • 12月19日:加古川線加古川駅 - 谷川駅間が電化。




  • 2005年(平成17年)


    • 2月18日:山陽新幹線に自動改札システムが導入。


    • 3月1日:桜井線全線へICOCAが導入[29]


    • 4月25日:福知山線(JR宝塚線)尼崎駅 - 塚口駅間で、運転士と乗客を合わせて、107名が死亡し、562人が重軽傷を負う列車脱線事故(JR福知山線脱線事故)が発生。宝塚駅 - 尼崎駅間が不通となる。この事故によりJR西日本にある様々な問題点が明らかになり、日本の鉄道業界にも大きな影響を与えた。同区間は6月19日に運転再開。

    • 10月1日:ICOCA電子マネーのサービス開始[30]

    • 12月1日:321系電車が運転開始[31]




  • 2006年(平成18年)


    • 1月6日:JR羽越本線脱線事故を受け、列車運転見合わせの風速規制値を30m/s以上から25m/s以上に強化。


    • 1月21日:ICOCAとPiTaPaの相互利用開始[32]


    • 1月24日:伯備線で保線作業中に作業員をはねる伯備線保線作業員死傷事故が発生。3名死亡、2名軽傷。


    • 2月1日:社長に山崎正夫が、倉内憲孝が会長就任前提で顧問に就任。J-WESTカードサービス開始。

    • 3月1日:富山港線廃止。富山ライトレールに移管(同年4月29日開業)。

    • 4月1日:新たな「企業理念」および「安全憲章」が制定。


    • 6月23日:岡山新幹線運転所と広島新幹線運転所(検修部門)を福岡支社博多総合車両所管轄に変更。一部をのぞき、新幹線と並行在来線の管轄を分離。

    • 7月1日:舞鶴鉄道部および可部鉄道部廃止。


    • 10月21日:北陸本線長浜駅 - 敦賀駅間および、湖西線永原駅 - 近江塩津駅間が直流電化される。新快速の運転区間が敦賀駅まで拡大。湖西線北小松駅 - 永原駅間と北陸本線虎姫駅 - 近江塩津駅間にICOCAが導入[33]

    • 11月19日:津山線玉柏駅 - 牧山駅間で土砂崩れによる脱線事故が発生。

    • 11月30日:交直流電車521系が営業運転開始。




  • 2007年(平成19年)

    • 3月18日:運行時間3時間以内の特急列車が全席禁煙となり、北陸・北近畿方面の長距離列車の禁煙席が増える。

    • 4月1日:駅員・乗務員などの制服が変更(工務系統などの技術服は10月1日から変更)

    • 6月30日:豪雨災害により全線で運休していた越美北線が全線で運転を再開[34]

    • 7月1日:N700系新幹線電車が営業運転開始。新幹線統括部・新幹線管理本部新設。これに伴い、直轄の新幹線現業機関や福岡支社および東京指令所が同管理本部の下部組織となる。

    • 9月1日:広島・岡山地区の135駅でICOCAのサービス開始。同地区でのICOCA電子マネーも同時に開始[35]




  • 2008年(平成20年)

    • 3月1日:広島地区のPASPYエリアにてICOCAとの片利用開始。

    • 3月15日:おおさか東線久宝寺駅 - 放出駅間が開業。寝台特急「なは」「あかつき」、寝台急行「銀河」廃止。

    • 3月18日:SuicaとICOCAの電子マネー相互利用が開始。

    • 3月29日:Suica・ICOCA・TOICAの相互乗車利用が開始。

    • 6月1日:津山鉄道部・備中鉄道部・出雲鉄道部が廃止。富山鉄道部が北陸地域鉄道部に、越前大野鉄道部が福井地域鉄道部に、府中鉄道部がせとうち地域鉄道部に統合される。


    • 9月15日:Jスルーカードの発売を終了。




  • 2009年(平成21年)

    • 3月14日:急行「つやま」廃止によりJRの昼行定期急行列車が全廃。姫新線姫路駅 - 上月駅間高速化事業にあわせてキハ122系・キハ127系気動車が運用開始[36]

    • 3月31日:関西本線貨物支線(阪和貨物線)八尾駅 - 杉本町駅間が廃止[37]

    • 4月1日:船舶部門を分社化し、JR西日本宮島フェリー発足。

    • 6月1日:高岡鉄道部と北陸地域鉄道部が統合され富山地域鉄道部に、山口鉄道部と宇部新川鉄道部が統合され山口地域鉄道部になる[38]。すべての在来線特急・急行列車(寝台特急およびきたぐにの一部寝台車両をのぞく)が全席禁煙になる。

    • 7月1日:加古川鉄道部が廃止[39]

    • 7月23日:JR福知山線脱線事故による当時の会長ら幹部26人と現場管理者3人の計29人を減給などの処分を発表。

    • 8月31日:社長に佐々木隆之が就任。

    • 9月25日:JR福知山線脱線事故の事故調査報告書の情報漏洩が発覚。山崎正夫が調査報告書の記載内容変更を要請していたとして10月23日に取締役辞任。

    • 11月18日:JR福知山線脱線事故の調査報告書情報漏洩問題で、社外有識者によるコンプライアンス特別委員会(委員長:高巌麗澤大学教授)の最終報告書と再発防止のための改善報告書を国土交通省に提出[40]。同時に垣内剛元社長(当時)ら計35人を報酬返上や減給などの処分とした(中心的な役割を果たした山崎元社長と土屋隆一郎元副社長は取締役を引責辞任しており、対象とならず)。





2010年代以降




  • 2010年(平成22年)

    • 3月13日:TOICAの電子マネー開始により、Suica・ICOCA・TOICAの電子マネーの相互利用開始[41]

    • 3月31日:緊急列車停止装置(EB装置)を取り外すなどした状態で列車を運行していたことが判明する。事態を重視した同社は、取り付け・取り外しを確認を徹底するよう運用方針を改正[42]

    • 11月7日:特急「はまかぜ」でキハ189系気動車が営業運転開始[43]

    • 12月1日:225系電車が運転開始[44]。京都支社・大阪支社・神戸支社を統合して近畿統括本部が発足[45]




  • 2011年(平成23年)

    • 3月5日:ICOCAとSUGOCAの相互乗車および電子マネーの相互利用が開始[46]

    • 3月12日:山陽新幹線が、博多駅まで延伸開業する九州新幹線と相互直通運転を開始[47]。「さくら」「みずほ」が運転開始。特急「こうのとり」「きのさき」「まいづる」「はしだて」で287系電車が運転開始。

    • 4月18日:女性専用車両を導入している路線において、実施時間帯を平日の一部時間帯から毎日終日へ拡大。

    • 5月4日:大阪ステーションシティ開業。




  • 2012年(平成24年)

    • 5月1日:会長に佐々木隆之、社長に真鍋精志が就任[48]

    • 5月10日:近畿車輛の株式を一部取得、業務提携を強化[49]

    • 9月24日:スペイン国鉄(Renfe)、スペイン鉄道インフラ管理機構(ADIF)と3社間連携協定を締結[50]




  • 2013年(平成25年)

    • 3月23日:交通系ICカード全国相互利用が開始され、ICOCAがPASMOなどとも相互利用可能に。

    • 12月11日:アジア航測の株式を一部取得、業務提携契約を締結[51]




  • 2014年(平成26年)

    • 3月27日:子会社のジェイアール西日本デイリーサービスネット(以下JRDSN)とともに、セブン-イレブン・ジャパンと業務提携。この後の5年間で、JRDSNが運営する既存売店のうち500店舗を「セブン-イレブン KIOSK」および「セブン-イレブン Heart・in」に転換する予定[52]

    • 10月13日:台風19号の接近に伴い近畿地方の全路線を午後から運休。前日から予告して全路線を運休したのは同社史上初のこと[53]

    • 10月28日:完全民営化後も指定が続いていた「世界貿易機関 (WTO) 政府調達協定の対象」から除外される[54]




  • 2015年(平成27年)

    • 3月12日:寝台特急「トワイライトエクスプレス」を廃止。

    • 3月14日:北陸新幹線(長野駅 - )上越妙高駅 - 金沢駅間が開業[55]。北陸本線金沢駅 - 直江津駅間を経営分離し、IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道に転換。227系電車が運転開始[6][56]。近畿エリアと広島エリアの各路線にアルファベット1文字で路線を表す路線記号を導入し、広島エリアについてはラインカラーを更新[57]

    • 8月30日:紀勢本線(きのくに線)宮前駅 - 海南駅間でICOCAサービス開始[58][59]

    • 10月31日:特急「こうのとり」「きのさき」「はしだて」「くろしお」で289系電車が運転開始。この4列車の381系電車が前日限りで運転終了。

    • 11月7日:山陽新幹線でラッピング列車「500 TYPE EVA」が運転開始(当初は2017年3月までの予定だったが、2018年春まで延長)[60]




  • 2016年(平成28年)

    • 1月18日:広島鉄道病院を新病院に移転。

    • 3月26日:姫新線播磨高岡駅 - 播磨新宮駅間、播但線京口駅 - 寺前駅間、加古川線日岡駅 - 西脇市駅間でICOCAサービス開始[61]

    • 4月29日:京都鉄道博物館が開業[62][63]

    • 6月22日:会長に真鍋精志、社長に来島達夫が就任[14][64]

    • 8月30日:日本信号と資本業務提携契約を締結[65]

    • 12月24日:大阪環状線で323系電車営業運転開始[66]。25日には桜島線(JRゆめ咲線)でも営業運転開始[67]




  • 2017年(平成29年)

    • 3月4日:可部線可部駅 - あき亀山駅間が開業。

    • 2月1日:三菱重工業の関連会社で不動産事業を営む「菱重プロパティーズ株式会社」の発行済株式の70パーセントを菱重ファシリティー&プロパティーズ株式会社より取得。

    • 4月1日:会社発足30周年を機に制服を10年ぶりにリニューアル[68]

    • 4月15日:北陸本線大聖寺駅 - 金沢駅間、城端線高岡駅 - 新高岡駅間、IRいしかわ鉄道線でICOCAサービス開始[69]

    • 6月17日:クルーズトレイン「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行開始。

    • 8月29日:大阪府堺市と包括連携協定を締結(百舌鳥古墳群を含む観光客誘致や街づくりなど)[70]




  • 2018年(平成30年)

    • 3月:近畿エリアの12路線、のべ300駅に駅ナンバー導入[71]

    • 4月1日:三江線が廃止[72]

    • 7月5日:平成30年7月豪雨の影響で、各線が運転見合わせとなり、中国地方の9線区(山陽本線・姫新線・津山線・伯備線・芸備線・福塩線・因美線・呉線・岩徳線)では7月11日時点で復旧まで1か月以上を要すると想定される被害[73]

    • 8月24日:新幹線のトンネル内に社員を座らせて、最高時速300kmの風圧を間近で体感させる研修を行っていたことが発覚。

    • 10月1日:PiTaPaによるポストペイサービスを開始[74]。またICOCAによるポイントサービスも開始[75]





今後の予定




  • 2019年(平成31年)
    • 春:おおさか東線新大阪駅 - 放出駅間が開業[76]。JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線の新快速のうち4本に有料座席サービス「Aシート」を導入予定[77]



  • 2023年
    • 春:北梅田駅(仮称)開業[78]。梅田貨物線のほか、事実上おおさか東線の延伸開業となる。



  • 2031年
    • 春:なにわ筋線北梅田駅(仮称) - JR難波駅間が開業[79]




路線





アーバンネットワーク路線図




  • 総営業キロ数:4,900.6 km[1][注 4][注 5](52線区・2018年4月1日現在)


    • 新幹線:812.6 km(2線区)[1]


    • 在来線:4,088.0 km[1][注 4][注 5](49線区)




  • 総駅数:1169駅(2018年4月1日現在)[1]


ラインカラー及び路線記号は「日本の鉄道ラインカラー一覧」を参照。





現有路線
















































































































































































































































































































































































































































分類
路線名
区間
営業キロ
愛称・通称
備考

新幹線

山陽新幹線

新大阪駅 - 博多駅
644.0 km

東海道・山陽新幹線
山陽・九州新幹線
新大阪駅はJR東海の管轄
実キロは 553.7 km

北陸新幹線

上越妙高駅 - 金沢駅
168.6 km


高崎駅 - 上越妙高駅間はJR東日本の管轄

幹線

北陸本線

米原駅 - 金沢駅
176.6 km

琵琶湖線(米原駅 - 長浜駅)
 

東海道本線
米原駅 - 神戸駅
143.6 km
琵琶湖線(米原駅 - 京都駅)
JR京都線(京都駅 - 大阪駅)
JR神戸線(大阪駅 - 神戸駅)
JR宝塚線(大阪駅 - 尼崎駅)

東京駅 - 熱海駅間はJR東日本の管轄
熱海駅 - 米原駅間はJR東海の管轄

吹田貨物ターミナル駅[1] - 尼崎駅

[1] 12.2 km

北方貨物線
貨物支線(旅客営業なし)
吹田貨物ターミナル駅[80] - 福島駅

[80] 10.0 km

梅田貨物線
貨物支線(旅客営業なし)

湖西線

山科駅 - 近江塩津駅
74.1 km
 
 

山陰本線

京都駅 - 幡生駅
673.8 km

嵯峨野線(京都駅 - 園部駅)
 

長門市駅 - 仙崎駅
2.2 km
仙崎線
 

草津線

柘植駅 - 草津駅
36.7 km
 
 

奈良線

木津駅 - 京都駅
34.7 km
 
 

大阪環状線

天王寺駅 - 大阪駅 - 新今宮駅
20.7 km
大阪環状線(正式名と同じ)
脚注参照[注 4]

桜島線

西九条駅 - 桜島駅
4.1 km
JRゆめ咲線
 

福知山線

尼崎駅 - 福知山駅
106.5 km
JR宝塚線(尼崎駅 - 篠山口駅)
 

関西本線

亀山駅 - JR難波駅
115.0 km

大和路線(加茂駅 - JR難波駅)

名古屋駅 - 亀山駅間はJR東海の管轄

片町線
木津駅 - 京橋駅
44.8 km
学研都市線
 

鴫野駅 - 吹田貨物ターミナル駅[1]

[1] 10.6 km

城東貨物線
旅客営業なし

正覚寺信号場 - 平野駅
1.5 km
旅客営業なし

JR東西線
京橋駅 - 尼崎駅
12.5 km
JR東西線(正式名と同じ)
JR西日本が第二種鉄道事業者
関西高速鉄道が第三種鉄道事業者

おおさか東線

放出駅 - 久宝寺駅
9.2 km
おおさか東線(正式名と同じ)
JR西日本が第二種鉄道事業者
大阪外環状鉄道が第三種鉄道事業者

関西空港線

日根野駅 - 関西空港駅
11.1 km
 

りんくうタウン駅 - 関西空港駅間 6.9 km は第一種鉄道事業者なし
同区間はJR西日本が第二種鉄道事業者
同区間は新関西国際空港が第三種鉄道事業者

阪和線
天王寺駅 - 和歌山駅
61.3 km
阪和線(正式名と同じ)
 

鳳駅 - 東羽衣駅
1.7 km

羽衣線
 

紀勢本線

新宮駅 - 和歌山市駅
204.0 km
きのくに線(新宮駅 - 和歌山駅)
亀山駅 - 新宮駅間はJR東海の管轄

山陽本線
神戸駅 - 下関駅
528.1 km
JR神戸線(神戸駅 - 姫路駅)
下関駅 - 門司駅間はJR九州の管轄

兵庫駅 - 和田岬駅
2.7 km

和田岬線
 

宇野線

岡山駅 - 宇野駅
32.8 km

瀬戸大橋線(岡山駅 - 茶屋町駅)
宇野みなと線(岡山駅 - 宇野駅)
 

本四備讃線

茶屋町駅 - 児島駅
12.9 km
瀬戸大橋線
児島駅 - 宇多津駅間はJR四国の管轄

伯備線

倉敷駅 - 伯耆大山駅
138.4 km
 
 

呉線

三原駅 - 海田市駅
87.0 km
瀬戸内さざなみ線(三原駅 - 広駅)
 

宇部線

新山口駅 - 宇部駅
33.2 km
 
 

美祢線

厚狭駅 - 長門市駅
46.0 km
 
 

博多南線
博多駅 - 博多南駅
8.5 km
 
実質的には新幹線路線[注 10]

地方交通線

小浜線

敦賀駅 - 東舞鶴駅
84.3 km
 
 

越美北線

越前花堂駅 - 九頭竜湖駅
52.5 km
九頭竜線
 

七尾線

津幡駅 - 和倉温泉駅
59.5 km
 

七尾駅 - 和倉温泉駅間はのと鉄道が第二種鉄道事業者
和倉温泉駅 - 穴水駅
28.0 km
 
のと鉄道が第二種鉄道事業者
JR西日本は第三種鉄道事業者

城端線

高岡駅 - 城端駅
29.9 km
 
 

氷見線
高岡駅 - 氷見駅
16.5 km
 
 

高山本線

猪谷駅 - 富山駅
36.6 km
 

岐阜駅 - 猪谷駅間はJR東海の管轄

大糸線

南小谷駅 - 糸魚川駅
35.3 km
北アルプス線

松本駅 - 南小谷駅間はJR東日本の管轄

桜井線

奈良駅 - 高田駅
29.4 km
万葉まほろば線
 

和歌山線

王寺駅 - 和歌山駅
87.5 km
 
 

加古川線

加古川駅 - 谷川駅
48.5 km
 
 

姫新線

姫路駅 - 新見駅
158.1 km
 
 

舞鶴線
東舞鶴駅 - 綾部駅
26.4 km
 
 

播但線
姫路駅 - 和田山駅
65.7 km
 
 

赤穂線

相生駅 - 東岡山駅
57.4 km
 
 

津山線
岡山駅 - 津山駅
58.7 km
 
 

吉備線
岡山駅 - 総社駅
20.4 km
桃太郎線
 

芸備線

備中神代駅 - 広島駅
159.1 km
 
 

福塩線

福山駅 - 塩町駅
78.0 km
 
 

因美線

東津山駅 - 鳥取駅
70.8 km
 
 

境線

米子駅 - 境港駅
17.9 km
 
 

木次線

備後落合駅 - 宍道駅
81.9 km
 
 

可部線

横川駅 - あき亀山駅
15.6 km
 
 

岩徳線

岩国駅 - 櫛ケ浜駅
43.7 km
 
 

山口線
新山口駅 - 益田駅
93.9 km
 
 

小野田線

小野田駅 - 居能駅
11.6 km
 
 

雀田駅 - 長門本山駅
2.3 km
本山線
 

航路

宮島航路

宮島口駅 - 宮島桟橋
1.0 km[注 11]
 
2009年4月1日にJR西日本宮島フェリーに移管
運航中のJR系唯一の国内航路



  • 東海道・山陽新幹線はJR東海の東海道新幹線との総称。

  • 山陽・九州新幹線はJR九州の九州新幹線(鹿児島ルート)との総称。


  • 琵琶湖線は北陸本線米原駅 - 長浜駅間と東海道本線米原駅 - 京都駅間の総称。


  • JR神戸線は東海道本線大阪駅 - 神戸駅間と山陽本線神戸駅 - 姫路駅間の総称。


  • 瀬戸大橋線は宇野線岡山駅 - 茶屋町駅間、本四備讃線全線、JR四国の予讃線宇多津駅 - 高松駅間の総称。



廃止路線
























































































































































分類
路線名
区間
営業キロ
通称
廃止年月日
備考
幹線

片町線

京橋駅 - 片町駅
0.5 km
 
1997年3月8日

JR東西線開業に伴い廃止

美祢線

南大嶺駅 - 大嶺駅
2.8 km
大嶺支線
1997年4月1日

船鉄バスに転換。

関西本線

八尾駅 - 杉本町駅
11.3 km

阪和貨物線
2009年3月31日
貨物支線

北陸本線

金沢駅 - 倶利伽羅駅
17.8 km
 
2015年3月14日
北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間開業に伴い廃止
IRいしかわ鉄道に転換
倶利伽羅駅 - 市振駅
100.1 km
 
北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間開業に伴い廃止
あいの風とやま鉄道に転換
市振駅 - 直江津駅
59.3 km
 
北陸新幹線長野駅 - 金沢駅間開業に伴い廃止
えちごトキめき鉄道に転換

東海道本線

京都貨物駅[注 12] - 丹波口駅
3.3 km
山陰連絡線
2016年2月28日
貨物支線
地方交通線

信楽線

貴生川駅 - 信楽駅
14.8 km
 
1987年7月13日

第1次特定地方交通線の指定を受けて廃止
信楽高原鐵道に転換

岩日線

川西駅 - 錦町駅
32.7 km
 
1987年7月25日

第2次特定地方交通線の指定を受けて廃止
錦川鉄道に転換

若桜線

郡家駅 - 若桜駅
19.2 km
 
1987年10月14日
第1次特定地方交通線の指定を受けて廃止
若桜鉄道に転換

能登線

穴水駅 - 蛸島駅
61.1 km
 
1988年3月25日

第3次特定地方交通線の指定を受けて廃止
のと鉄道に転換後、2005年4月1日に廃止(能登中央バスと奥能登観光開発に転換)

宮津線

西舞鶴駅 - 豊岡駅
83.6 km
 
1990年4月1日
第3次特定地方交通線の指定を受けて廃止
北近畿タンゴ鉄道に転換
2015年4月1日に運行をWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に移管

鍛冶屋線

野村駅 - 鍛冶屋駅
13.2 km
 
第3次特定地方交通線の指定を受けて廃止
神姫バス(現・神姫グリーンバス)に転換
野村駅は現在の西脇市駅。

大社線

出雲市駅 - 大社駅
7.5 km
 
第3次特定地方交通線の指定を受けて廃止
一畑電気鉄道バスに転換

七尾線

和倉温泉駅 - 輪島駅
48.4 km
 
1991年9月1日
第一種鉄道事業廃止
運行をのと鉄道に移管(第三種鉄道事業者として存置)
穴水駅 - 輪島駅間は2001年4月1日廃止(能登中央バスに転換)

可部線

可部駅 - 三段峡駅
46.2 km
 
2003年12月1日

広電バス・広島交通に転換。
2017年3月4日に一部区間再開(可部線参照)。

富山港線

富山駅 - 岩瀬浜駅
8.0 km
 
2006年3月1日

富山ライトレールに転換

三江線

三次駅 - 江津駅
108.1 km
 
2018年4月1日[72]

石見交通バス・大和観光バス・備北交通バスなどに転換


予定路線



























分類
路線名
区間
営業キロ
開業予定
備考
幹線

おおさか東線

新大阪駅 - 放出駅
11.1 km

2019年春
JR西日本が第二種鉄道事業者
大阪外環状鉄道が第三種鉄道事業者
新大阪駅からさらに梅田貨物線 北梅田駅(仮称)まで直通予定
未定

なにわ筋線

JR難波駅 - 北梅田駅(仮称)[79]


2031年春



JR線の他会社分界駅


(注)路線名はアーバンネットワーク内に関しては正式名称(愛称)の順で表記。
線区の所属会社は、JR西日本を[西]とし、同様にJR東日本・JR東海・JR四国・JR九州を[東]・[海]・[四]・[九]の例で表す。



○印:全面的に自社管轄

●印:全面的に相手側の旅客鉄道会社が管轄

△印:在来線部分のみ自社管轄、新幹線部分は相手側の旅客鉄道会社が管轄

▲印:新幹線部分(博多南線含む)のみ自社管轄、在来線部分は相手側の旅客鉄道会社が管轄



新幹線の他社分界駅



JR東日本


  • ●上越妙高駅 [西]北陸新幹線・[東]北陸新幹線


JR東海



  • △京都駅 [西]東海道本線(JR京都線・琵琶湖線)、山陰本線(嵯峨野線)、奈良線・[海]東海道新幹線

  • △新大阪駅 [西]東海道本線(JR京都線)、山陽新幹線・[海]東海道新幹線



JR九州



  • ▲小倉駅 [西]山陽新幹線・[九]鹿児島本線、日豊本線

  • ▲博多駅 [西]山陽新幹線、博多南線・[九]九州新幹線、鹿児島本線



在来線の他社分界駅



JR東日本


  • ●南小谷駅 [西]大糸線・[東]大糸線


JR東海



  • △米原駅 [西]東海道本線・北陸本線(琵琶湖線)・[海]東海道本線、東海道新幹線

  • ●亀山駅 [西]関西本線・[海]関西本線、紀勢本線

  • ○新宮駅 [西]紀勢本線・[海]紀勢本線

  • ○猪谷駅 [西]高山本線・[海]高山本線



JR四国


  • ○児島駅 [西]本四備讃線・[四]本四備讃線


JR九州



  • ○下関駅 [西]山陽本線・[九]山陽本線

  • ▲博多駅 [西]山陽新幹線、博多南線・[九]鹿児島本線、九州新幹線



ダイヤ



ダイヤ改正は3月に実施することが多く、他のJR各社に合わせて実施される。2000年代半ばまでは3月のほかに地域単位で独自にダイヤ改正を実施することもあった。



列車


JR西日本発足以降に同社の路線で運行されている、もしくはかつて運行されていた愛称付きの列車を挙げる。種別が変更された列車は変更後のもので記載し、他社の車両による運行のものはその会社名も記載する(廃止列車は廃止時点)。詳細は各列車の記事を参照。




現行列車



新幹線




  • 東海道・山陽新幹線


    • のぞみ(一部はJR東海)


    • ひかり(一部はJR東海・JR九州)

      • ひかりレールスター(正式列車名は「ひかり」)



    • こだま(一部はJR東海・JR九州)



  • 山陽・九州新幹線


    • みずほ(一部はJR九州)


    • さくら(一部はJR九州)


    • つばめ(一部はJR九州)[注 13]




  • 北陸新幹線


    • かがやき(一部はJR東日本)


    • はくたか(一部はJR東日本)


    • つるぎ(一部はJR東日本の車両を使用するがJR西日本線内のみの運行)





在来線




  • 特急列車

    • サンダーバード


    • ビジネスサンダーバード(臨時)

    • しらさぎ

    • ダイナスター

    • おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス

    • 能登かがり火


    • 花嫁のれん(臨時)

    • びわこエクスプレス

    • はるか

    • くろしお

    • こうのとり

    • きのさき


    • はしだて(一部は京都丹後鉄道)


    • まいづる(一部は京都丹後鉄道)

    • はまかぜ


    • スーパーはくと(智頭急行)

    • スーパーいなば

    • やくも

    • スーパーおき

    • スーパーまつかぜ


    • (ワイドビュー)ひだ(JR東海)


    • (ワイドビュー)南紀(JR東海)


    • しおかぜ(JR四国)


    • 南風(JR四国・土佐くろしお鉄道)


    • うずしお(JR四国)


    • サンライズ出雲(一部はJR東海)


    • サンライズ瀬戸(一部はJR東海)




  • 快速列車

    • 新快速

    • 関空快速

    • 紀州路快速

    • 大和路快速

    • みやこ路快速

    • 丹波路快速

    • とっとりライナー

    • アクアライナー


    • 山陰海岸ジオライナー(臨時)


    • みなとライナー(臨時)

    • ことぶき


    • マリンライナー(一部はJR四国)

    • サンライナー

    • 通勤ライナー

    • 安芸路ライナー

    • シティライナー

    • みよしライナー




  • 普通列車
    • 特急リレー号



  • 観光列車

    • ベル・モンターニュ・エ・メール(愛称:べるもんた)

    • みまさかノスタルジー

    • ラ・マルせとうち

    • ラ・マルしまなみ

    • ラ・マルことひら

    • SL北びわこ号

    • SLやまぐち号

    • 奥出雲おろち号

    • 瀬戸内マリンビュー

    • ○○のはなし

    • あめつち



  • クルーズトレイン
    • TWILIGHT EXPRESS 瑞風






廃止列車



新幹線


  • 東海道・山陽新幹線
    • ひかり(以下はすべて旅客案内上用いられた通称であり、正式列車名はすべて「ひかり」)

      • ウエストひかり

      • グランドひかり

      • シャトルひかり・ウィークエンドひかり・ファミリーひかり





在来線



  • 特急列車

    • 白鳥

    • 雷鳥・スーパー雷鳥


    • ゆぅトピア和倉(臨時)

    • 加越


    • (ワイドビュー)しなの(JR東海)[注 14]

    • 白山

    • きらめき

    • かがやき


    • はくたか(一部は北越急行)


    • 北越(JR東日本)

    • スーパーくろしお・オーシャンアロー

    • 北近畿

    • あさしお

    • たんば

    • 文殊


    • タンゴエクスプローラー(当時:北近畿タンゴ鉄道)


    • タンゴディスカバリー(当時:北近畿タンゴ鉄道)

    • エーデル丹後

    • エーデル北近畿

    • エーデル鳥取

    • はくと

    • いなば

    • スーパーやくも

    • くにびき・スーパーくにびき

    • おき

    • いそかぜ


    • 北陸(JR東日本)

    • つるぎ


    • トワイライトエクスプレス(臨時)


    • 日本海(臨時)


    • 出雲(JR東日本)

    • 瀬戸


    • 富士(JR九州)


    • はやぶさ(JR九州)


    • さくら(JR東日本・JR九州)


    • みずほ(JR東日本・JR九州)

    • あさかぜ

    • 彗星

    • あかつき


    • なは(JR九州)


    • 北アルプス(名古屋鉄道)



  • 急行列車

    • 銀河

    • きたぐに

    • 能登路

    • 能登


    • ちくま(JR東海)


    • くろよん(臨時)

    • たかやま


    • かすが(JR東海)


    • エメラルド(臨時)

    • 丹後

    • 但馬

    • わかさ

    • だいせん

    • みやづ

    • つやま

    • 砂丘

    • みささ

    • みまさか

    • ちどり

    • たいしゃく

    • みよし

    • さんべ

    • ながと



  • 快速列車

    • ホリデーライナーかなざわ

    • 関空特快「ウイング」

    • 備讃ライナー

    • 石見ライナー

    • やまぐちライナー

    • のぞみリレー号


    • ムーンライト九州(臨時)


    • ムーンライト山陽(臨時)


    • ムーンライト高知(臨時)


    • ムーンライト松山(臨時)


    • ムーンライト八重垣(臨時)

    • ホームライナー

      • びわこライナー

      • ほくせつライナー

      • はんわライナー

      • やまとじライナー





  • 観光列車
    • みすゞ潮彩







車両




東海道・山陽新幹線「のぞみ」に使われた500系。2008年からは「こだま」で使用。




北陸新幹線 W7系




サンライズエクスプレス 285系




TWILIGHT EXPRESS 瑞風 87系





321系





227系



2017年4月1日現在の保有車両数は6,562両で、内訳は次の通り[81]

























蒸気
機関車
電気
機関車
ディーゼル
機関車
電車 気動車 客車 貨車 新幹線
電車
合計
5 13 36 4,705 461 29 190 1,123 6,562

JR西日本発足後に設計された在来線車両は、221系電車が新設計された際に打ち出された「明るく静かで快適な車両」または「明るく静かで快適な乗り心地」というコンセプトによって製造されている[82]


かつてはJR旅客6社の中で唯一、自社保有の営業車両が定期的に他のJR旅客5社すべてに乗り入れている会社であったが、2015年に週4日運転の臨時寝台特急「トワイライトエクスプレス」が廃止されたため、北海道旅客鉄道(JR北海道)への乗り入れはなくなった。その他4社は毎日運転の列車が乗り入れている[注 15]。新幹線は、北海道新幹線が開業した2016年以降は、JR北海道を除く新幹線を保有する他3社(東日本、東海、九州)との乗り入れを行っている。


車両は大部分が近畿車輛・川崎重工業にて製造されており[注 16]、一部に日本車輌製造[注 17]・日立製作所[注 18]・新潟トランシス[注 19] 製が存在する。電車の制御装置は三菱電機・東芝製が大多数を占め、一部に日立製作所・東洋電機製造製のものが存在する。気動車のエンジンは小松製作所のSA6D125系・SA6D140系を標準としている。なお、JR西日本ではディーゼルエンジンに社内形式を付与していない。


221系以来、在来線車両の所属表記は妻面に記される(新幹線車両と同じ)のが通例であったが、521系3次車・227系以降は国鉄時代や他のJR旅客会社と同じように側面に記されるようになり、207系は体質改善工事で所属表記の位置を移動している。



沿線負担による新車導入


JR西日本管内の路線で高速化・電化事業を行う場合、受益者負担の一環として、高速化・電化に対応した新型車両の購入費用を地元自治体からの融資で導入しており[83]、運用区間は原則負担した自治体内あるいは自治体の受益にかなう範囲内に限定されるなどの特徴がある。このような形で整備された車両には以下のものがある(※印の車両は自治体からJRへの無利子貸し付けにより整備された車両)。


















































形式
導入年
対象事業
事業線区・区間
関係自治体
出典

キハ187系気動車
キハ121系気動車
キハ126系気動車
2001年
高速化

山陰本線安来駅 - 益田駅間[注 9]

島根県

[83][84]
2003年
高速化
山陰本線鳥取駅 - 米子駅間
因美線鳥取駅 - 智頭駅間

鳥取県

[83][85]

125系電車(1次車)
2003年
電化

小浜線敦賀駅 - 東舞鶴駅間

福井県
[86]
125系電車(3次車)
521系電車(1次車)
2006年
直流化
北陸本線長浜駅 - 敦賀駅間
湖西線永原駅 - 近江塩津駅間

滋賀県
福井県
[87]

キハ122系気動車
キハ127系気動車
2009年
高速化
姫新線姫路駅 - 上月駅間

兵庫県
姫路市
たつの市
佐用町
[88]

さらに、既存車両の設備改善においても、延命措置に伴うリニューアル以上の設備改善を行う場合に同様のスキームを適用している事例がある(和歌山県内で走行する105系への車いす対応トイレの新設、広島・山口地区向け観光列車に使用するキハ47形7000番台の改造費用など)。これは、管内の自治体の間でJRに対する支援を積極的に行うか否かでサービス格差を生じさせる結果となり、さらには経営判断に基づき自社負担で新造車両を多く導入しているアーバンネットワークを含めてサービス格差が生じている。


2016年11月現在、地元自治体の負担で投入された車両はキハ122系・キハ127系気動車が最後であり、金沢地区用の521系や広島地区用の227系はJR西日本の自己負担で導入された。



新世代車体傾斜式車両の開発


JR西日本では1993年12月20日に、新世代の車体傾斜式車両として「WEST-21」構想を発表したことがある[89]。これは、1両の車体長を従来車の半分の10mに、車体の高さを50cm低くして、連接台車ながら車輪は1軸として蛇のようにクネクネと動く車両を開発し、最高速度を120km/hから130km/hへの向上を目指すというもので、6年後を目処に伯備線や紀勢本線で運転を開始するとしていた(タルゴも参照)。


その後、JR西日本からの「WEST-21」構想に関する動向の発表はなく、紀勢本線で「くろしお」に運用されている381系(自然振り子式車両)の置き換え用としては、低重心構造ながら車体傾斜機能をもたない287系が導入されることになり[90]、上述の新世代車両の導入には至っていない。



蒸気機関車の保存運転


JR西日本は、国鉄時代に開館された蒸気機関車 (SL) の動態保存施設である梅小路蒸気機関車館(現在の京都鉄道博物館)を引き継ぐとともに、山口線をはじめとして、自社内や走行可能な蒸気機関車を保有していないJR東海・四国での蒸気機関車保存運転や、蒸気機関車を復活させたJR各社の運転士(機関士)の養成も請け負っている。



車両基地




車両工場



  • 在来線工場


    • 金沢総合車両所(松任本所) - 金沢支社


    • 吹田総合車両所 - 近畿統括本部


    • 梅小路運転区 - 近畿統括本部(蒸気機関車専門・鷹取工場閉鎖により業務移管)


    • 網干総合車両所 - 近畿統括本部(鷹取工場閉鎖により業務移管)


    • 後藤総合車両所 - 米子支社


    • 下関総合車両所 - 広島支社(元・国鉄幡生工場→下関地域鉄道部下関車両センター)



  • 新幹線工場


    • 博多総合車両所 - 新幹線管理本部


    • 白山総合車両所 - 金沢支社



  • 廃止された工場

    • 鷹取工場 - 神戸支社(2000年廃止)




鉄道部



JR西日本では、地域行事にあわせた臨時列車の設定や観光列車の運行、新駅開業、新車導入など地域のニーズに即したサービスを円滑に行うこと、地域の要望に沿った列車ダイヤ作成を目的に地方交通線を中心に鉄道部を設置している。1995年以降にはこの方針を幹線にも応用した地域鉄道部も設置している。各鉄道部・地域鉄道部によりその形態はさまざまに異なる。


なお、2004年以降は安全面に対する設備投資が抑制されてきたこと、いわゆる団塊世代の退職による技術力の低下が懸念されてきたことから、鉄道部制度の見直しに着手した。




地域鉄道部



  • 福井地域鉄道部

  • 敦賀地域鉄道部

  • 徳山地域鉄道部

  • 山口地域鉄道部

  • 下関地域鉄道部





鉄道部



  • 北陸広域鉄道部

  • 七尾鉄道部

  • 亀山鉄道部

  • 王寺鉄道部

  • 姫路鉄道部

  • 木次鉄道部

  • 浜田鉄道部

  • 鳥取鉄道部

  • 三次鉄道部

  • 長門鉄道部






一日平均乗車人員上位20駅


2016年度は データで見るJR西日本 より。それ以外は 大阪府統計年鑑、京都府統計年鑑、兵庫県統計書、広島県統計年鑑、岡山県統計年報 より。


増加減少は、右欄の乗車人員と比較して増(増加)、減(減少)を表す。





















































































































































































































順位
駅名
2016年度
2015年度
2010年度
2005年度
2000年度
特記事項
1

大阪駅

減少 431,543

増加 431,743

減少 394,503

増加 425,197
424,259

西日本の駅として第1位。
(梅田駅、東梅田駅、西梅田駅、北新地駅を含めた各社局線総合では世界第4位)
2

京都駅

増加 200,426

増加 200,044

増加 183,715

増加 176,403
164,712

京都府内の駅として第1位。
東海旅客鉄道(JR東海)の乗車人員を含まない。
3

天王寺駅

増加 145,100

増加 143,202

減少 132,066

減少 143,336
157,552
 
4

京橋駅

増加 131,800

増加 130,765

減少 130,359

減少 138,142
142,881
 
5

三ノ宮駅

増加 122,954

増加 121,332

増加 117,616

減少 115,115
118,957

兵庫県内の駅として第1位。
6

鶴橋駅

増加 98,201

増加 97,240

減少 94,407

減少 114,422
125,060
 
7

広島駅

増加 74,592

増加 73,218

減少 69,327

減少 69,796
71,444

中国地方の駅として第1位。
8

神戸駅

増加 70,301

増加 70,204

減少 68,002

減少 71,785
72,865
兵庫県内の駅として第2位。
9

岡山駅

増加 67,216

増加 66,238

減少 58,065

減少 59,475
61,568

岡山県内の駅として第1位。
10

新今宮駅

増加 64,614

増加 63,292

減少 62,200

減少 67,183
73,700
 
11

高槻駅

増加 64,094

増加 63,835

減少 61,575

減少 62,126
62,650
他路線と接続しない単独駅として第1位。
12

新大阪駅

増加 58,487

増加 55,756

増加 47,674

増加 45,218
42,631
東海旅客鉄道の乗車人員を含まない。
13

明石駅

増加 52,230

減少 50,895

減少 51,652

減少 52,036
53,485
兵庫県内の駅として第3位。
14

姫路駅

減少 51,086

増加 51,710

減少 45,924

減少 45,929
47,552
 
15

北新地駅

増加 49,702

増加 49,248

増加 47,842

増加 47,750
43,231
 
16

茨木駅

増加 48,626

増加 48,122

減少 44,387

増加 45,237
44,961
 
17

元町駅

減少 47,182

増加 48,327

増加 47,998

増加 45,093
40,206
 
18

尼崎駅

増加 44,733

増加 44,125

増加 40,085

増加 33,506
30,107
 
19

住吉駅

増加 35,979

増加 35,663

減少 35,164

増加 36,083
34,600
 
20

山科駅

増加 34,220

増加 33,912

増加 31,414

増加 29,786
29,263
京都府内の駅として第2位。

2010年度までは京都駅、新大阪駅、北新地駅など一部の駅を除いて全体的に減少傾向にあり、2000年度と比較しても乗車人員が減少している。特に鶴橋駅は減少傾向が顕著であり、10年間で乗車人員が2割以上減少した。


2015年度は全体的に増加傾向となり、上位10駅では全駅で5年前よりも増加している。京都駅はここ20年で増加傾向が続き、2015年度に乗車人員が20万人を越えた。岡山駅は2014年度に新今宮駅を上回ってベスト10入りを果たし、2015年度は高槻駅を上回った。



取扱収入上位10位


2014年度の1日平均の運輸取扱収入額は以下のとおりであった[91]



  • 1位 大阪駅 - 1億4526万4千円

  • 2位 広島駅 - 1億1404万8千円

  • 3位 新大阪駅 - 9999万2千円

  • 4位 岡山駅 - 9254万4千円

  • 5位 京都駅 - 9032万1千円

  • 6位 博多駅 - 7326万円4千円

  • 7位 新神戸駅 - 5793万7千円

  • 8位 姫路駅 - 4732万6千円

  • 9位 三ノ宮駅 - 3918万1千円

  • 10位 天王寺駅 - 3584万円



主な関係会社



連結子会社



  • 百貨店業
    • 株式会社ジェイアール西日本伊勢丹 京都市下京区


  • 不動産賃貸業


    • 京都駅ビル開発株式会社 京都市下京区


    • 京都ステーションセンター株式会社 京都市下京区

    • 株式会社京都駅観光デパート 京都市南区


    • 大阪ターミナルビル株式会社 大阪市北区


    • JR西日本大阪開発株式会社 大阪市北区


    • JR西日本SC開発株式会社 大阪市北区


    • ジェイアール西日本不動産開発株式会社 兵庫県尼崎市


    • 富山ターミナルビル株式会社 富山県富山市

    • 株式会社新大阪ステーションストア 大阪市淀川区

    • 株式会社和歌山ステーションビルディング 和歌山県和歌山市


    • 天王寺SC開発株式会社 大阪市天王寺区


    • 神戸SC開発株式会社 神戸市東灘区


    • 山陽SC開発株式会社 岡山市北区


    • 中国SC開発株式会社 広島市南区

    • 菱重プロパティーズ株式会社 東京都港区



  • 旅行業
    • 株式会社日本旅行 東京都中央区


  • 旅客自動車運送事業


    • 西日本ジェイアールバス株式会社 大阪市此花区


    • 中国ジェイアールバス株式会社 広島市南区



  • 鉄道事業

    • 嵯峨野観光鉄道株式会社 京都市右京区


  • 船舶事業

    • JR西日本宮島フェリー株式会社 広島県廿日市市


  • 日用品雑貨等小売業

    • 株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット 兵庫県尼崎市

    • 株式会社ジェイアールサービスネット金沢 石川県金沢市

    • 株式会社ジェイアールサービスネット岡山 岡山市北区

    • 株式会社ジェイアールサービスネット広島 広島市東区

    • 株式会社ジェイアールサービスネット福岡 福岡市博多区

    • 株式会社ジェイアール西日本ファッショングッズ 大阪市淀川区


    • JR西日本山陰開発株式会社 島根県松江市



  • 飲食業
    • 株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット 大阪市淀川区


  • ホテル業

    • 株式会社ジェイアール西日本ホテル開発 京都市下京区

    • 株式会社ホテルグランヴィア大阪 大阪市北区

    • 株式会社ホテルグランヴィア岡山 岡山市北区

    • 株式会社ホテルグランヴィア広島 広島市南区


    • 和歌山ターミナルビル株式会社 和歌山県和歌山市


    • 三宮ターミナルビル株式会社 神戸市中央区


    • 倉敷ステーション開発株式会社 岡山県倉敷市(2010年営業終了)



  • リネンサプライ業
    • 株式会社ジェイアール西日本リネン 大阪市淀川区


  • 各種物品等卸売業

    • ジェイアール西日本商事株式会社 大阪府吹田市


  • 広告業
    • 株式会社ジェイアール西日本コミュニケーションズ 大阪市北区


  • 車両等設備工事業

    • 株式会社ジェイアール西日本テクノス 兵庫県尼崎市

    • 株式会社ジェイアール西日本新幹線テクノス 福岡県春日市



  • 駅務機器関連
    • 株式会社JR西日本テクシア 兵庫県尼崎市


  • 建物管理・整備・清掃業
    • 株式会社ジェイアール西日本総合ビルサービス 兵庫県尼崎市


  • 清掃設備事業

    • 株式会社ジェイアール西日本メンテック 大阪市淀川区

    • 株式会社ジェイアール西日本金沢メンテック 石川県金沢市

    • 株式会社ジェイアール西日本福知山メンテック 京都府福知山市

    • 株式会社ジェイアール西日本岡山メンテック 岡山市北区

    • 株式会社ジェイアール西日本広島メンテック 広島市東区

    • 株式会社ジェイアール西日本米子メンテック 鳥取県米子市

    • 株式会社ジェイアール西日本福岡メンテック 福岡市博多区



  • 駅業務等運営業
    • 株式会社JR西日本交通サービス 兵庫県尼崎市


  • 建設事業

    • 株式会社レールテック 大阪市淀川区


    • 大鉄工業株式会社 大阪市淀川区



  • 電気工事業


    • 西日本電気テック株式会社 大阪市淀川区


    • 西日本電気システム株式会社 大阪市淀川区



  • 土木・建物等コンサルタント業

    • ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社 大阪市淀川区


  • 貨物自動車運送事業
    • 株式会社ジェイアール西日本マルニックス 大阪市淀川区


  • 経理業務受託業

    • JR西日本フィナンシャルマネジメント株式会社 大阪市北区


  • コールセンター運営業
    • 株式会社JR西日本カスタマーリレーションズ 兵庫県尼崎市


  • ゴルフ場運営

    • JR西日本ゴルフ株式会社 京都府船井郡


  • 情報サービス業
    • 株式会社JR西日本ITソリューションズ 大阪府吹田市


  • 貸自動車業

    • JR西日本レンタカー&リース株式会社 兵庫県尼崎市


  • 福利厚生施設等運営業
    • 株式会社ジェイアール西日本ウェルネット 大阪市淀川区




持分法適用関連会社



  • 鉄道事業


    • 関西高速鉄道株式会社 大阪市北区


    • 大阪外環状鉄道株式会社 大阪市中央区



  • 建設事業

    • 広成建設株式会社 広島市東区


  • 情報サービス業

    • 鉄道情報システム株式会社(JRシステム) 東京都渋谷区


  • 空間情報コンサルタント事業

    • アジア航測株式会社 東京都新宿区




関連団体


  • 財団法人交通文化振興財団


出資会社




  • 関西電力株式会社


  • 大阪ガス株式会社


  • 近畿車輛株式会社(近畿日本鉄道の子会社。JR西日本とも業務提携)

  • 株式会社JTB


  • 日本信号株式会社(業務提携)



労働組合


有価証券報告書によれば、JR西日本には6つの労働組合がある[92]。下記表のカッコ内は略称。































名称
上部組織

西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)

日本鉄道労働組合連合会(JR連合)

国鉄労働組合西日本本部(国労西日本)
国鉄労働組合(国労)

JR西日本労働組合(JR西労)

全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)

全日本建設交運一般労働組合西日本鉄道本部(建交労西日本鉄道本部)
全日本建設交運一般労働組合(建交労)
国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)

国鉄動力車労働組合総連合(動労総連合・動労千葉)

国鉄西日本動力車労働組合(動労西日本)


なお、上部組織が国鉄動力車労働組合総連合の動労西日本と上部組織のない動労西日本は別組合である。


組合員数が最大の労働組合は西日本旅客鉄道労働組合である。

各労働組合のうち、西日本旅客鉄道労働組合、国鉄労働組合西日本本部、JR西日本労働組合および全日本建設交運一般労働組合西日本鉄道本部は、会社との間で労働協約を締結している。



スポーツ活動




  • JR西日本レイラーズ - トップウェストA-1(旧・関西社会人リーグ2部)所属のラグビー部。本拠地は神戸市。


  • JR西日本硬式野球部 - 旧国鉄鉄道管理局野球部を引き継いだ本社所属の硬式野球部。本拠地は広島市。福知山線脱線事故の際の社外活動自粛を契機に休部していた[93]


このほか、大阪に本拠を置くJリーグ所属のガンバ大阪・セレッソ大阪にもオフィシャルパートナーとして出資している。かつてはアビスパ福岡にも出資していた。



JR西日本吹奏楽団


1959年(昭和34年)に創設された大阪鉄道管理局音楽隊を前身とする、JR西日本と関連会社の社員、およびOB・OGで構成されるバンドである。国鉄分割民営化により解散したが、1987年(昭和62年)10月1日、現在の名称で再発足した[94][95]



広報活動


西日本管内にとどまらず、他のJRグループ管内でもテレビCMを放送している。かつては、全国ネットの提供番組を含め、大規模に行われていたが、福知山線脱線事故後、長期にわたって広報活動を自粛したため、制作されながら一度も放映されなかったテレビCMも存在する。サウンドロゴは、発足時からのものを何度かアレンジして流していた。現在のサウンドロゴは、2005年の初めに作られた。福知山線脱線事故の影響で、その後一時省略されていたが、2014年秋頃からサウンドロゴが徐々に復活している。


九州新幹線開業後は、自社エリアでのCMは山陽・九州新幹線の利用促進を目的としたものが多くなり、DISCOVER WESTにみられるような自社エリアへの旅客誘致CMは首都圏や東海圏での放送が中心となっている(ただし、首都圏向けについては、2015年より北陸新幹線を中心とした展開にシフトしている)。



CM


※印のものはテレビでは一度も放映されなかったもの。



  • 国鉄からJRへの移行をアピール - 加納みゆき

  • JR西日本グループ紹介CM(1990年代初頭)[96]

  • 山陽新幹線(グランドひかり・ほっとタイム)、夏のリゾート、夏のWENS、アーバンネットワーク、Tis、シュプール号 - 南野陽子

  • 夏のリゾート、シュプール号 - 西田ひかる(西田は2006年から阪急電鉄PiTaPaCMに出演)


  • 三都物語、大和路快速、アーバンネットワーク、山陰本線園部 - 綾部間電化開業、京都駅ビル開業、JR東西線、きのくにシーサイド、ひかりレールスター - 賀来千香子

  • 三都物語、DISCOVER WEST、リメンバー九州(2013年度)、北陸新幹線開業 - 谷村新司(CMソングも担当する。DISCOVER WESTと北陸新幹線開業CMはCMソングのみ)

  • 三都物語、嵯峨野線電化開業、北陸本線長浜直流化開業 - 阿木燿子

  • シュプール号 - トニー・ザイラー

  • シュプール号 - V6

  • スーパーくろしお - 山口智子

  • フレッシュ近畿 - トトロ

  • 石川県キャンペーン - 村田雄治

  • 2003年夏の列車 - 吉川ひなの

  • 三都物語 - 阿久悠

  • レール&レンタカー - 田口浩正

  • ジパング倶楽部 - 三ツ矢歌子

  • ジパング倶楽部 - 井川比佐志

  • 三都物語、「5489」電話サービス、2004年夏の列車 - 鶴田真由

  • 三都物語 - 平松愛理(CMソングも担当する、阪神・淡路大震災後に「美し都〜がんばろやWe love KOBE〜」を使用)


  • Jスルーカード - 酒井美紀

  • ICOCA(ICOCAでいこか)、J-WESTカード、北陸新幹線開業 - 仲間由紀恵(北陸新幹線開業CMでは、谷村新司とのデュエットでCMソングも担当)


  • いい日旅立ち・西へ、DISCOVER WEST - 竹内結子〜仲間由紀恵

  • いい日旅立ち・西へ - 鬼束ちひろ(CMソングも担当する)

  • 2003年3月ダイヤ改正、2003年12月ダイヤ改正(礼二はいずれも車掌役で出演)、白浜ぐるりんパス(パンダ役で出演)、※2006年3月アーバンネットワークダイヤ改正、※321系デビュー(乗務員役で出演) - 中川家(後に山陽電気鉄道のCMに出演)


  • 山陽新幹線(再確認・新事実)、のぞみ(のぞみが走って、日本が縮む(縮んだ))、関空特急「はるか」(いつもの駅から、世界へつながる)、500系のぞみ(世界最速の道へ)、ひかりレールスター(賀来千香子とペアで出演)- 石坂浩二

  • 山陽新幹線 - 笑福亭鶴瓶

  • 山陽新幹線 - 愛里


  • ユニバーサルシティ駅開業、2001年夏の列車、2002年夏の列車 - 篠原ともえ

  • JR瀬戸大橋線開通(単独出演)、山陰本線園部 - 綾部間電化開業、京都駅ビル開業(いずれも賀来千香子とペアで出演) - 大西結花

  • 夏のリゾート、山陰本線綾部 - 福知山間電化開業、JR東西線、1999年夏の列車 - 大竹まこと

  • 500系のぞみ(石坂浩二とペアで出演)、2000年夏の列車、2002年秋の行楽列車(ナレーションを担当) - 田中美奈子

  • 味めぐり列車、かにかにエクスプレス、※京都デスティネーションキャンペーン、※2006年3月新幹線ダイヤ改正、※321系デビュー(中川家とペアで、乗客役で出演)、ぐるりんパス、山陰デスティネーションキャンペーン(ナレーションを担当)、エクスプレス予約 - 長澤まさみ

  • 山陽・九州新幹線直通運転開始(熊本・鹿児島観光誘致) - ゆず(CMソングを担当)

  • 東京行くなら新幹線(岡山・広島エリア)
    • のぞみは次々やってくる(広島エリア) - 高橋建


  • 大阪ぐるりんパス(広島エリア) - まなみのりさ

  • あしたセレンディピティ(山陽新幹線開業40周年記念) - 滝川クリステル

  • あしたセレンディピティ 関西ブランディングプロモーション京都篇(山陽新幹線全線開業40周年記念)- 倉木麻衣

  • おとなび(中高年向け会員サービス) - 伊藤蘭

  • マイ・フェイバリット関西、e5489 - 中条あやみ

  • 新幹線で、九州へ。スーパー早得きっぷ - コブクロ

  • 家族みんなでアツくなれ! Team 夏旅応援団(2016年夏のキャンペーン) - HKT48[97]



一社提供番組


2018年4月現在。テレビは関西地区ではスポンサークレジットを出していない。中国地区では下記以外の一社提供番組や複数社提供番組のスポンサーとなった際に、クレジットを出している。



  • テレビ


    • クチコミ新発見!旅ぷら(読売テレビ他) - エンドロールにて「協力 JR西日本」と表示されている。


    • おとな旅あるき旅(テレビ大阪他) - 2015年4月放送分より、エンドロールにて「提供 JR西日本」と表示されるようになったが、系列外地方局への販売用番組素材ではスポンサーが異なることに配慮して、提供表示のないエンドロールに差し替えている。



  • ラジオ

    • アリスのMBSヤングタウン(MBSラジオ) - 2018年4月開始。番組冒頭の提供読みとCM[注 20]。アリスのメンバーにテレビCM出演者の谷村新司がいる。



過去



  • 製作協力扱い:CMとスポンサークレジット表示はなし

    • 旅・スマイル(テレビ大阪・土曜日21:54 - ) - 2011年7月2日で終了


  • その他


    • 走れ!ガリバーくん(関西テレビ・岡山放送・テレビ新広島・山陰中央テレビ・テレビ愛媛・高知さんさんテレビ共同制作)- 共同制作局と福井テレビ・石川テレビで提供。それ以外の番販ネット局は別スポンサーまたはスポットCMのみ


    • 旅っきり!〜ふれあい紀行〜(関西テレビ他)- スポンサークレジット表示はなし


    • ニッポン!おもてなし旅(読売テレビ他)- スポンサークレジット表示はなし


    • ちょっとひと駅(読売テレビ)







備考



  • 在来線電車列車における車掌からの出発合図は知らせ灯式だったが、2010年3月20日より気動車列車と同様の車内ブザー式に変更した。

  • JR西日本の公式ウェブサイトのドメイン名はwestjr.co.jpであるが、これは他のJRに倣ったjrwest.co.jpは既に他社が取得していたためにこのドメイン名となったものである[注 21]

  • 本社内にりそな銀行の有人店舗「JR西日本出張所」がある。


  • KDDIと共同開発した列車接近警報装置の端末などとしてGPSが搭載された携帯電話を乗務員などに手渡している。

  • JR旅客6社の中で唯一、国際ブランド(VISA・MasterCard)のクレジットカードを三菱UFJニコスよりブランドの供給を受け自社で発行している(民鉄を含めても国際ブランドのクレジットカードを発行しているのはJR西日本・小田急電鉄の2社のみ[注 22])。また、JCBブランドのカードもジェーシービーに委託する形で発行している。

  • 現在は使用されていないが、1990年代中ごろまで「ハート&アクション」というキャッチコピーを使用していた。寝台特急「トワイライトエクスプレス」のカード式ルームキーに2015年3月の廃止までキャッチコピー入りのJRロゴが記されていた。


  • J-WESTカードの発行を自社で行っているため、貸金業登録を行っていた(近畿財務局長(2)00795)が、2011年9月末をもって金融商品(カードローン・キャッシング)の提供は終了した。


  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのコーポレート・マーケティング・パートナーズで、オフィシャルトレインでもある。

  • 『金田一少年の事件簿』(1996年から2000年まで)、『名探偵コナン』(2001年以降)などの作品を起用してミステリーツアーを実施している[98]。また、『名探偵コナン』については、作者の青山剛昌の出身地である鳥取県北栄町を通る山陰本線などで「まんが王国とっとり」などのPRを目的にキハ126系による登場キャラクターのラッピング列車を走らせている[99]



脚注


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  1. ^ ロゴの「鉄」の字は、金を失うという意味を避けるため「金偏に矢」という「鉃」の文字を使い、『西日本旅客鉃道株式会社』と表記している。ただし、登記上の商号は常用漢字の「鉄」の字を用いている。また、四国旅客鉄道以外の各社もロゴタイプで同様に表記している。なるほどJR (インターネットアーカイブ)も参照。


  2. ^ ただし、500系の先頭部など、自社の特急用車両に書かれている英語略称は「WEST JAPAN」。


  3. ^ 同社とは読みも異なり、本会社は「にしにほん」と読むのに対し同社は「にしにっぽん」と称すと言う相違点がある。

  4. ^ abcd天王寺駅 - 新今宮駅間 1.0 km は関西本線としてのみ計上し大阪環状線に重複計上していない。

  5. ^ abc七尾線の和倉温泉-穴水間 28.0 km(第三種鉄道事業区間)と梅田貨物線 10.0 km は含まず。北方貨物線は 12.2 km、片町線鴫野 - 吹田貨物ターミナル間は 10.6 km として計算。


  6. ^ 事業エリアから遠く離れた関東地方でも、谷村新司の『三都物語』のテーマソングに乗った221系電車が走るテレビCMが流された。


  7. ^ 国鉄からの承継車両のうち、105系・117系・クモハ123形・201系・381系を現在も運用しているのはJR西日本のみで、103系・113系は2018年初頭でも運行しているもののJR東日本・JR東海と同様にすべて廃車となる予定である。


  8. ^ 同時に新製されたJR四国5000系電車との併結運用を前提に新製されており、基本的に「マリンライナー」以外には充当されない。

  9. ^ ab高速化事業区間は安来駅 - 益田駅間であるが、同日のダイヤ改正で米子駅 - 安来駅間も同時に高速化されている。


  10. ^ 山陽新幹線の博多総合車両所への回送線を旅客線化したもので、新幹線車両で運行する。


  11. ^ 運航キロは 2.0 km だが、並行するほかの航路を考慮して営業キロを設定。


  12. ^ JR西日本の第一種鉄道事業においては旧称の「梅小路」表記。


  13. ^ 2017年3月4日のダイヤ改正で、山陽新幹線に乗り入れる定期列車が設定。過去にも2012年3月17日 - 2013年3月15日に山陽新幹線へ乗り入れる定期列車が設定されている。


  14. ^ JR東海管内では運転中。


  15. ^ 2006年までは「日本海」によりJR北海道への毎日乗り入れがあった。また、JR九州への乗り入れについては、2008年に寝台特急「あかつき」が廃止されて一時消滅していたが、2011年に山陽新幹線と九州新幹線が相互直通運転を開始したことにより復活した。


  16. ^ 2015年現在、近畿車輛と川崎重工業では東海道・山陽・九州新幹線用の車両は製造していない。また、北陸新幹線用のW7系も2015年現在は近畿車輛はW7・W10編成の合計2編成、川崎重工業はW1・W3・W5・W6編成の合計4編成に留まっている。


  17. ^ 2015年現在は東海道・山陽新幹線用の16両編成のみを製造している。在来線車両は683系2000番台(S編成)とキハ187系(10・500番台)のみ。


  18. ^ 2015年現在は新幹線車両のみを製造している。日立製作所は製造ラインをアルミ車体用に特化しているため、ステンレス車体を主体とした在来線車両の発注は見送っており、2015年現在、同社に発注した最後の在来線車両の形式である683系はアルミ車体だった。


  19. ^ 主に気動車を製造している。


  20. ^ CMはオープニング直後の15秒2本のみ、他社スポットCMなどもなし、エンディングは曲で終わり提供読み無し


  21. ^ 同様の例は中部日本放送(現在はCBCテレビ、CBCラジオに分社)がある。


  22. ^ 小田急電鉄は、もともとは子会社の小田急カードが発行していたのを、2005年に合併して自社発行とした。このほかJR東日本もかつては自社で発行していたが2010年にビューカードに分社化した。




出典


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  1. ^ abcdefghiデータで見るJR西日本2018 (PDF)”. 西日本旅客鉄道. pp. 54-55 (2018年). 2018年9月21日閲覧。


  2. ^ “JR西、赤字線をバス転換”. SankeiBiz (産経新聞社). (2010年4月6日). オリジナルの2010年4月18日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100418041712/http://www.sankeibiz.jp/business/news/100406/bsc1004060505004-n1.htm 2018年4月6日閲覧。 


  3. ^ JR西日本グループ中期経営計画2008-2012 (PDF) - 西日本旅客鉄道


  4. ^ グループ会社一覧西日本旅客鉄道ホームページ(2018年3月7日閲覧)


  5. ^ JR西が富山産サクラマス販売…沿線特産品、鳥取サバ、広島カキに続き産経新聞WEST(2017年4月14日)2018年3月7日閲覧

  6. ^ ab“227系近郊形直流電車の概要について” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2014年6月19日), https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/06/page_5790.html 2014年6月19日閲覧。 


  7. ^ “東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による列車運行への影響について” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2011年3月23日), オリジナルの2011年3月25日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20110325234446/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175264_799.html 2018年6月7日閲覧。 


  8. ^ “東北地方太平洋沖地震に伴う車両保守部品の不足による運転計画の見直しについて” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2011年3月25日), オリジナルの2011年5月1日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20110501041224/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175266_799.html 2018年6月7日閲覧。 


  9. ^ “車両保守部品の不足に伴う列車運転計画の見直しについて” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2011年4月6日), オリジナルの2011年4月10日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20110410221228/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175270_799.html 2018年6月7日閲覧。 


  10. ^ 【朝日新聞】2013年10月25日付 「「過労自殺」JR西を提訴」


  11. ^ 支社・事業所 - 西日本旅客鉄道


  12. ^ “新幹線の安全性向上の取り組みについて”. 西日本旅客鉄道. (2018年3月30日). オリジナルの2018年4月3日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180403101448/http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/03/page_12198.html 


  13. ^ 福知山線事故の教訓 JR西日本教材を関東の私鉄が活用 - 産経新聞

  14. ^ ab“代表取締役の異動について” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/05/page_8715.html 2016年5月18日閲覧。 


  15. ^ “JR西社長に来島副社長 福知山線脱線事故で遺族対応”. 産経WEST (産経新聞社). (2016年5月18日). https://www.sankei.com/west/news/160518/wst1605180062-n1.html 2016年5月18日閲覧。 

  16. ^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabacadaeafagah“JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日) 


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関連項目











  • JR

  • 日本の鉄道路線一覧

  • 日本の鉄道事業者一覧

  • 日本の鉄道

  • 西日本旅客鉄道の乗務員区所一覧

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    • e5489

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    • 西日本パス

    • TC-PAC

    • J-WESTカード

    • 瀬戸大橋高速鉄道保有



  • その他の関連事業等

    • JR西日本ホテルズ


    • ハート・イン・デイリーイン



  • その他の項目


    • 国土交通省 - 鉄道局

    • モラルハラスメント


    • 日勤教育(西日本旅客鉄道における再教育システム)





外部リンク



  • 西日本旅客鉄道株式会社 公式サイト

  • JRおでかけネット


  • West Japan Railway Company (英語)


  • 西日本旅客鐵路株式會社 (繁体字中国語)


  • 西日本旅客铁道株式会社 (簡体字中国語)


  • 서일본여객철도주식회사 (朝鮮語)


  • JR西日本公式チャンネル「次の一歩へ。地域と共に。」 - 公式YouTubeチャンネル


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